
このブログをアップする前に、実は「 品位と品格 」というテーマで投稿していましたが、携帯から訂正個所を直したつもりが、アップしたらキエテシマイマシタ。(トホホ~)。 せっかく文中リンクのためにある方に了解を得たのに、申し訳ありません。あ~~~、やる気も損ねてしまい、しばし呆然!!!最近とみに感じることですが、集中力がないなあ・・・持久力も・・・。 年のせいにはしたくないのですが、皆さんはいかがでしょう?
気を取り直してまずは昨日の放送のご報告から。
例によってオープニングからニュースまでの前ふり「おはトーク」の話題は、「バレンタインの思い出」でした。私でも作れる簡単チョコレートフォンデュの紹介と、DEAN & DELUCAで話題のチョコ、「ハード&ボレロ」のお話を。 なんとトウガラシ入りのチョコレートですって。苦手な上司への義理チョコにいかがでしょう?なんちゃって。(笑) 正直言って 私にはバレンタインはあまり力の入らないイベントですが、せめて自分のために美味しいチョコをチョコっと。 お後がよろしいようで・・・。(爆)

「鎌倉ちょっといい話」のコーナー、毎回鎌倉の話題のお店や話題の人、イベントなどを紹介しているのですが、この日は北鎌倉にできた、「たからの庭」というアートヴィレッジを取り上げました。 コンセプトは「鎌倉の歴史・文化を感じる場を活かして、アートやライフスタイルの発信地を創りたい」です。古民家を再生し、庭を整備して2009年10月にオープンしたばかりのレンタルアートスペースです。
今回は2月13日(土曜日)に開催される 『 和たから講座 らくらくお抹茶ワークショップ 』のご紹介。
正式なお手前は難しそうだけど、お抹茶は好き!という方へ、簡単なたて方、飲み方、お菓子の盛り方などなど、盛りだくさんな内容で、11時と14時の2回、1講座10名の募集だそうです。会費は3000円で、お抹茶と上生菓子、お持ち帰り用お懐紙セットも含まれます。 興味のある方は 『 たからの庭 』で検索してみてください。北鎌倉駅から歩いて10分。浄智寺脇の参道の奥にあります。

「 暮らしのエッセンス 」のコーナーは、≪お茶と和菓子≫についてのお話をちょっと。 ケーキ教室は相変わらず盛んだけれど、できれば和菓子も自分で作って見たい。買って食べているあの和菓子、案外簡単に作れるんです・・・ということで金塚 晴子さんの「 人気の和菓子 基本の基本 」を中心におしゃべりをしました。 簡単なみたらし団子や水ようかん、どら焼きにきんつば・・・。金塚さんのシンプルでわかりやすいレシピで、和菓子作りが病みつきになりそう、そんな楽しい本です。 電子レンジとフードプロセッサーを使って、美味しい季節の和菓子が作れるのです。油も使わないし、洋菓子よりもヘルシー。 さあ、今日からあなたも和菓子職人に!・・・なれるかも?

2月8日にかけた曲
1. 空も飛べるはず スピッツ
2. Butterfly 木村 カエラ
3. リルラ リルハ 木村 カエラ
4. 桜会 ゆず
5. マイライフ ゆず

最近の番組中、音が小さくて聴きにくいというリスナーからのご指摘があり、以前から調子が悪かったミキサーが一新しました。それが2月1日月曜日の私の番組から代わるということで、いつもよりも1時間早く出勤し、ぶっつけ本番で、なんとか新しい機材と悪戦苦闘しながらのオンエア。右手左手がフル回転、頭も・・・フル回転だったかなあ???(笑) 何はともあれ、無事放送が始まりました。

そろそろ街にはチョコレート祭り、いえ”バレンタインデー”に向けて お菓子業界が一年分の売り上げを競うかのようなチョコレート商戦が繰り広げられていますが、みなさんはいかがでしょう? もしかして乗っかっちゃってます?
今日の「鎌倉ちょっといい話」のコーナーでは『手紙』について特集しました。まずは北鎌倉・籐源治ラボの手紙カフェが主催する「 ラブレター展 」を紹介。カフェを訪れるお客様にも、以前もらった(あるいは書いた)ラブレターを募集し、開催中約10点が展示されるそうです。同時開催として、期間中鎌倉在住の二人のアーチストによるポーセラーツとカルトナージュのワークショップも行われます。興味のある方はこちらにお申し込みくださいね。バレンタインデーにチョコレートではなく、ラブレターが添えられた手作りグッズを渡すなんてのも 他の誰よりも一歩リード・・・なんてことになるのでは。

番組後半では 同じく手紙特集から 「手紙を書くために」をテーマに滋賀県東近江市を拠点に活動をされている照明作家・村井賢治氏を紹介しました。 ↑のランプがその作品の一部です。
「 空間になじむような照明器具を作り続けたい」と、温かく安らぎを与えてくれるような銅製の照明器具と作っています。もともと電気工事士として、銅線や銅板を扱っていたことから、「 白熱球の光と銅の色合いが温かみのある雰囲気を醸し出してくれる。」と、オリジナルの照明器具を作るようになったのだとか。
以前から手紙カフェのオーナーのアヤちゃんがこのランプにほれ込んでいるのは知っていましたが、今回改めて作品を手にして、私も銅の持つ独特の色や風合いとでも言うのでしょうか、すっかりファンになってしまいました。

村井さんは徹底的に手紙にこだわる方で、便箋や封筒、絵はがきまでオリジナルを作ったかたでもあります。会場ではこのレターセットも販売中。どうです、微妙なインクブルーのイラストや、マスの数にこだわった原稿用紙タイプの便箋、素敵だと思いませんか? 思い切って好きな人に思いのたけを書いて送って見るのもいいかもしれません。 今年のバレンタインデーはラブレターデイに・・・。
なお開催期間は 2月11日から毎週金、土、日曜、2月21日 までです。(午後12時から午後18時)
籐源治ラボ・手紙カフェのブログもご参照ください。

≪ 庭の椿、梅、松を 勝間田千恵子さんの器に ≫
2月1日にかけた曲
1. セロリ スマップ
2. Happy Birthday To You 松任谷 由美
3. 切手のない贈りもの DEEN
4. DEAR・・・ 押尾 コータロー
5. 永遠のメモリー 今井 美樹

銀座が好きだ。それは小学生の頃から変わらない。みゆき通りにスズラン通り、並木通りに電通通り・・・東京の叔母にせがんで「銀座に連れて行って!」と言ったのは、確か小学校の6年生の時だったと思う。もちろん今ほどブランドショップなどなかったし、歩いているのは叔母や母の年代のご婦人がたが圧倒的に多かった。かりんとうや最中、あんぱんの老舗、おおきな肉まんを土産に買った中華料理店、履き心地のいい靴屋、粋な雰囲気の呉服屋、シャーリングも可愛い子供服の店・・・どこを見てもあこがれの店ばかりが建ち並び、新宿や渋谷にはない独特の匂いがする、まさに大人の街、それが銀座だった。

伊東屋も子供の頃から大好きな店の一つ。文房具好きな私は、銀座に来たら必ず立ち寄る、というよりも伊東屋に来るために銀座に行こうと思うのかもしれない。 この日も幾人かの友人への贈り物を探しに、目的地はここと決めて、電車に乗った。
建物の上から順にエレベーターを降りては物色。写真好きなあの人にはこれ、伊東屋オリジナルのアルバムかな・・・。贈り物上手なあの方にはクレイン社のイニシャルカードを。う~ん、色の好みはなんだろう・・・などなど、なかなか決まらない。贈り先の人のイメージや好みの色、普段の持ち物から判断して、あれこれ候補を決める。最終的には 自分自身が欲しいものにした。うん、それがいい。気にいってもらえるかなあ・・・ちょっと心配。

ありとあらゆる文房具が揃う専門店だけあって、一日中いても飽きないほどの商品数。中でもペン好きな私は、必ず万年筆のコーナーを覗く。買う買わないにかかわらず 必ず覗いてみる。そして以前から気になっているものを、この日もショーケースの上からじっと眺めていた。それがこのガラスペンとカラーインク。ペンはドイツ製「CIPIN」社のもの、インクはフランスの「J.HERBIN」社製だった。いつもお世話になっているあの人、気にいってもらえるだろうか・・・。 彼女のために選んだインクは、紅茶色。ガラスペンの色も彼女の好きな色ならいいな。
よい贈り物はタイミングが大切だと思っている。(わるい贈りものなどないかもしれないが・・・)
ところが今回の贈り物はそのタイミングから大きく遅れてしまった。手紙を書いてはそのままバッグの中にしまい、送ることを躊躇してしまったものもある。本当は手作りの品物を・・・なんて思っていたのに、時間だけが過ぎてしまい、何もできずにいたことを後悔もしている。
心を込めて選んだ品物が気に入ってもらえるかどうかよりも、間の抜けた頃に届くこと自体、相手の気持ちを損ねるかもしれないのだ。同封した手紙にお詫びの気持ちを書きながら、弁解がましいなあ・・・と、ほとほと今の自分が嫌になった。
やはり贈りものは 贈る心とタイミングだと思う。

長野県飯田市に86歳のおばあちゃん、清水サキエさんがいます。おばあちゃんは17年間ずっと、冬の間(12月~3月まで)委託郵便配達員として、雨の日も風の日も働いています。大雪の今年元旦も、年賀状を配達に、一軒一軒雪深い村を歩いてまわるのです。腰まで雪に浸かりながら、時には前にも後ろにも動けないような山もあります。それでも待っている人がいるから頑張ると自らを励ましながら前に進むのです。時々嫌になるよと言いますが、「ご苦労様、ありがとう…。」の言葉でまた明日も続けられる、そうくったくのない笑顔で話すサキエさん。雪のため買い物もままならない山村で一人暮らしをしながら、夏の間にため込んだ大切な野菜を食べながら長い冬を越すのです。ひっそり暮らす86歳は、雪かきもお手のもの。まだまだ若いものには負けないと、凛とした強さを持つスーパーおばあちゃんです。普段は一人寂しく夕飯を済ませていましたが、娘さんやお孫さんがきて賑やかな食卓で自家製カリン酒を飲むサキエさんは、とっても幸せそうでした。
坂が多い雪の村を登っては配達し、帰りにはソリに乗って滑り降りるサキエさんは、まるで無邪気なおてんば娘のようでした。つらい仕事だということを微塵も感じさせないあのエネルギー、どこから湧いてくるのでしょう。
高齢者ばかりの山村、配達先の老人とこんな話しをされていました。
「年だからと諦めちゃだめだね。私は郵便配達のお陰で元気でいられる。ちゃんと食べて、毎日歩くこと。それが元気の秘訣。希望はもちつづけなきゃ。」
サキエさん、体が続く限り、みんなが待つあの村へ、郵便物を届けてくださいね。
私もそんなサキエさんから元気をいただきました。

何度観てもいいなあ。
「ねえ、今夜いい映画やるよ。」と息子たちに話し、夕食後はゆったりホームシアター、ならぬホームテレビ(?)となりました。
私「 最後にマナブが屋根の上にのせた大きな雪玉は、母親の病が少しでも軽くなるように願って置いたんだろうね。」
息子 「そうだよ。」とあっさり。(汗)
私「あぁ、タイトルにはこんな意味があったのね。雪に願うことかぁ…なるほど!」鈍感な私ですが、兄と弟の微妙な関係や、痴呆症の母親と泣きながら踊る弟の場面ではぐっとくるものがありました。根岸吉太郎監督『雪に願うこと。』を鑑賞しての親子の会話でした。
この映画は、伊勢谷友介くんの役者としてのターニングポイントになった作品だそうです。彼の横顔、血筋のいいサラブレットのよう、まっすぐで鋭い眼差し、声もなかなか、実にいい男です。華のある男優だなあと思います。(前から注目してましたが)佐藤浩市に伊勢谷友介、私のためにあるような映画でした。((笑)
最近伊勢谷くんにはまってます。先日はハリウッド映画『ブラインドネス』も観ました。完璧な英語と個性的な役柄をこなしてましたよ。彼、芸大で何を専攻していたのでしょう?興味あります。

毎月第4月曜日は、「暮らしのエッセンス」のコーナーで、準レギュラーの矢野君のお薦めの本を紹介しています。生憎今朝はお仕事が忙しくて、生出演は叶いませんでしたが、誠実な彼はきちんと準備していてくれて、彼からのコメントと大切なおススメ本(もちろん矢野君の蔵書の中から)を預かってきました。その本が↑にある写真集 YOSHIKI HASE 『 The Happiness Within 』です。
矢野君からこんなメッセージが送られてきました。
「 今回は、≪幸せ≫をテーマに選びました。他にも何冊かありましたが、できればこの一冊から話を広げてもらえればと思います。というのは、この本(写真集)は自費出版で、HAND TO HAND で広めていこうと いう、他の本とは異なるスタンスだからです。
ここ数年、働くことや、子供のこと、暮らしについて考えていて、この写真集は、気がつくとめくっています。・・・」
彼は日頃からとても穏やかでポーカーフェイスな印象の、今の言葉で言うなら草食系男子(違うかな?!)ですが、幅広いジャンルにわたって本を読んでいて、その豊富な知識と旺盛な好奇心をもっています。もちろんそれだけではなく、心地よい暮らしとは何か、自分にとっての大切なものをしっかり持っている若者でもあるのです。母親ほど年の離れた私が、息子のような彼に教わることも多く、一緒に番組を構成してゆくにあたって、どれだけ彼からのアドバイスをもらったかわかりません。 もしかしたらこの私が一番、毎月第4月曜日を楽しみにしていたのかもしれません。
「 数年前まで、ニューヨークで活動していた写真家の長谷 良樹さん。ある日、イーストビレッジにある「ハウジングワークス」というHIV感染者が暮らす施設を訪れるようになります。そこにはHIV以外にもそれぞれが身体的、精神的、社会的問題を抱えて生きる人たちばかりでした。しかし初めて会った彼らに悲壮感はなく、明るく今を生きている姿が印象的だったと言います。そんな彼らのポートレートを撮影してプレゼントすることを一年半続けた記録がまとめられたのが、この写真集です。
一枚一枚のポートレートから感じる力に、幸せとはなんだろうかと、考えさせられます。 それは決してお金があることでも、物質的に充たされていることでもないということが伝わってくるはずです。・・・・・自費出版という形をとってでも伝えたかったことは、ページを繰った人には確実に届くのではないでしょうか。」

今私の手元にこの写真集があります。
この本を取り上げると言われたとき、正直言って、もっと暗くて重い表情の被写体を想像していました。ところがそんな先入観を抱いていたことが恥ずかしくなるくらい、みんな生き生きとした笑顔で、個性あるポーズや表情をしていて、苦しさのかけらも感じられないのです。そして写真に添えられた自筆の詩も、どこにも荒んだ言葉は見当たらず、こちらのほうが元気づけられるようなフレーズが・・・。まさに「死」に向き合った彼らから「生」の喜びを教えられるかのようです。自分にとっての幸せの意味をもう一度確認したくなるような写真集でした。

長谷 良樹さんからのメッセージです。
「 多くの困難と挫折がありながら、自分への探究心や向上心を失わない人たち。静かな誇り。『幸せな自分』という存在を失わずに心に持ち続けること。そして幸福の絶対的な肯定。・・・・・・・ 写真を見た方にも僕が触れた彼らの大きなエネルギーを感じていただければと思います。友人のロナルドが言いました。
「 I am the happiest man in the world.」
1月25日 放送中にかけた曲。
井上 陽水トリビュートアルバムから
1. 夢の中へ トライセラトプス
2. 心もよう 平原 彩夏
3. 東へ西へ 布袋 寅㤗
4. いっそセレナーデ 小野 リサ
5. とまどうペリカン 松任谷 由美
※ 小野リサのこの曲、 一度お聴きになって見てください。 いいですよ。

1月18日月曜日、この日はいつもよりも30分早めにスタジオに入りました。探したいCDがあったからです。いつもなら息子のCDラックにある数百枚の中から選ぶのですが、一曲だけどうしてもかけたい曲があり、それは息子は持っていませんでした。
5時前のスタジオは暗くて寒くて・・・、あ、ありました。 よかった、やっぱり早く来てよかった!
局のCD室は十分に揃っているとは間違っても言えませんが(笑)、探しだしました!
それはアンジェラアキさんの「手紙」という曲でした。
今日の放送はいつもと趣向を変えて、≪暮らしのエッセンスのコーナー≫は「あれから15年、阪神淡路大震災に思う」とし、あるドキュメンタリーを見た感想やそれにまつわる曲をかけました。
前日の17日、NHKではドラマ『その街のこども』を、そして日本テレビでは『ドキュメント’10 百合の贈りもの』という特集番組を放送していました。前者は 震災を経験した若者が15年ぶりに神戸に帰り 追悼の集いに出るまでの一夜のドラマで、佐藤恵理子さんと森山未来くんが素晴らしい演技をしていました。お二人とも 実際に震災を経験しているそうです。
私がラジオでお話したのは後者のドキュメンタリー番組『百合の贈り物』でした。いまここでうまく表現できるかどうか分かりませんが、あるご家族の震災後の生き方を追った内容に感じたことをラジオでそのまま話しました。
兵庫県西宮に住む中北 富代さん(57歳)は 震災で長女の百合さん(14歳)を亡くしました。前の日お友達と楽しそうに電話でおしゃべりをしていて、「じゃあね、また明日。」といつおどおりの会話を交わしたのに、お嬢さんには明日はこなかったのです。翌1月17日午前5時46分のあの大地震で、家は倒壊、5人家族のうち 百合さんだけ 帰らぬ人になってしまいました。絶望に打ちひしがれ、しばらく悲しみの日々を過ごされたのでしょう。残された二人の息子さんは お母さんのやつれた姿を見て 心を痛めました。 建築家のご主人も 自分の家が地震で崩壊した様を目の当たりにして、建築に携わる仕事をしている責任感から、長い時間苦しまれたそうです。
その富代さんが昨年大学受験にトライし、見事神戸外語大学に入学、中国語を勉強しています。日本の歴史に大きく関係する中国について学びたかったのだそうです。そして中国の二胡を習っています。あの優しい音色の楽器で百合さんの追悼音楽会で弾いた曲が『手紙』でした。
富代さんは「 いつか百合とまた出会えるなら、その時娘から お母さんの娘でよかった、そう言われたい。だから前を向いて進みます。」 そんなことをおっしゃっていました。とても穏やかな表情で、強さとしなやかさを併せ持った女性だと感じました。 ご主人がお建てになったのでしょう。 ご家族が集うリビングには百合さんのお写真とお位牌が飾られ、同級生が毎年命日に集まってきます。もう29歳、結婚し、子供を持っている人もいます。そんなお嬢さんのお友達と まるで愛しい娘を見守るような眼差しで対話をする富代さんは 輝いていてとても美しいと思いました。乗り越えるには並大抵の決意が要ったことでしょう。 震災で失ったものは大きかったけれど、得たものもたくさんあり、それは百合さんからの贈りものだとおっしゃっていました。
最後に 一生懸命練習をして 当日真剣に二胡を奏でるお母さんを温かい目で見守りながら、ご二男さん(医学部学生)がこう呟きます。
「 今の自分を育てた両親に感謝しています。そして私たちを支えてくれた周囲の人たちにも感謝しています。また そんなつながりを生んでくれた姉(百合さん)に 感謝したいと思っています。」と。
苦しみも悲しみも、母だけではなく父だけでもない、ご家族のみんなが 失ったもの、得たものをそれぞれ一緒に共有していたのでしょう。 この日を迎えられたこと、本当によかったと心からそう思いました。

長くなりましたが、よろしかったら もう少しお付き合いください。
実は私も大きな地震を何度か経験しています。一度目は中学1年の時 1968年の十勝沖地震、二度目はそれから10年後の宮城県沖地震です。どちらもマグニチュード7・9と7.5で、じっと立っていられないほど、地面も盛り上がり、電柱はゆらゆら大きく揺れて倒れ、ブロックベイも粉々に壊れました。家の中もあちこちひび割れたり、ものが落ちてきたり・・・でも幸い怪我もせず 家族もみな無事でした。あの恐怖感は体で覚えていますから、いまでもちょっとした揺れでもすぐにわかります。最近は小さな地震が頻繁に起こりますし、ハイチを襲った大地震も他人事ではありません。
1・17 ひょうご安全の日宣言をご存知ですか?
「 伝えよう、もっと伝えよう。」 「 備えよう、もっと備えよう。」を合言葉に、震災の教訓はすべての災害に通じる、知恵と伝承や発信の大切さを訴えています。 私たちひとりひとりが明日起こるかもしれない災害のために、人の命の尊さを伝え、万が一の災害のために備えを万全にしなければならないのだと思います。
アンジェラアキさんのこの歌は 以前にももちろん耳にしていて、いい歌だなあと思っていました。この日のラジオでこの話の間にかけたのですが、不覚にも聴きながら涙があふれてきてしまって、放送の中で言葉が詰まることが何回かありました。たぶんお聞きのリスナーさんも気がつかれたかもしれませんね。 もし私が来年のこの日も この番組に携わっていられたら、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今命があることに感謝をこめて、またこの曲をかけたいと思います。
*** この日は もうひとつ 東大野球部3年 安原選手のお話もしました。彼もまた震災を経験しています。生きていることを「運」だと言い切り、だからこそ 今できることに真剣に向き合う。野球と勉強を両立させ、震災でお世話になった人たちへ恩返ししたい、と 医学部で勉強中です。将来はガンの発生のメカニズムを研究したいそうです。 以上、朝日新聞 1月17日の記事から***
最後までお読みいただき、感謝いたします。 ありがとうございました。
1月18日にかけた曲
1. 春夏秋冬 レミオロメン
2. ケンとメリー 愛と風のように 山崎 まさよし
3. 会いたい 沢田 知可子
4. 手紙 アンジェラアキ
5. 東京にもあったんだ 福山 雅治

「 あっ・・・。」
思わず歓声ともため息ともつかない〖音〗が、私の口から出てしまいました。
エクスパックで送られてきたその荷物は、私が欲しかった本、読んでみたかった本だったのです。
『 ・・・ 一番好きな やわらかい知性です。・・・ プレゼントです!』
気に留めていてくださるだけでもありがたいのに、ご自分はもう読み終わったからどうぞ・・・と、優しさにあふれたお手紙が添えてありました。選ばれた便箋もTさんらしい 温かい印象のもの、 本当に嬉しい、Tさん、ありがとうございます。 心からの感謝とともに、読み終えたらぜひご一緒に須賀さんのお話がしたい、そう思いました。

『考える人 2009冬号 書かれなかった須賀敦子の本』は 新潮社からの季刊誌で、須賀さんの死後、妹さんや元編集者へのインタビュー、最後の旅アルザスの記録、創作ノートなど、幼い頃やご家族の写真をとり混ぜて書かれていて、とても興味深く読んでいます。

夫ジュゼッぺ・ペッピーの氏と。 ↑の表紙もそしてお二人で写るこの写真も、聡明な女性はこんな素晴らしい笑顔を浮かべるのですね。 まだ途中ですが、ワクワクしながら頁をめくっています。

元担当編集者である湯川 豊氏による『須賀敦子を読む』は、今読んでいる須賀さんの本を読破してから、改めてゆっくりその魅力を教えてもらうつもりです。

母 「 明日かえるがらねぇ。 ママのごど たすけでやってやぁ。 たのむよ。」
母は息子達にそう言って、手際良く自分の荷物をまとめ、宅配便の手配をした。
息子が北鎌倉駅まで車で送る。 運転している後ろ姿を じっと見守る母。
息子 「 おばあちゃん、またね。」 満面の笑顔で手を振る息子。母も手を振る。
私だけ母のボストンバッグを持ち、寄り添うように電車に乗った。
東京駅までの一時間余り、無言の母と文庫本を読む私。
会話がないほうが悲しくならないような気がして・・・。
私は本に目をやるけれど、まったく頭に入らない。
無機質な景色にしか見えない東京駅。人ごみに埋もれそうな母。
母 「 ここでいいがらっす。 おめはんも しごどあるんだがら かえって は。 」
せっかちな母は 余裕を持って家を出て、発車時刻の30分前には東京駅に着く。
10分前まで改札口そばの待合室で過ごし、その後一人でホームに上がるのだ。
もしこれが父なら、心配で車両の中まで付き添って行くのだが、
まだ足腰もしっかりして旅慣れた母だから、私は改札口の手前で帰されるのだ。
元気でいてほしい。 心からそう思った。
私 「 わがったがらっす。 かえるがらね。 ありがと、かあさん。 またね。」
母 「 まだくるがらっす。 いっこど やぐに ただねんで もさげねがったよ。
なにがあったら いっつでも よんでやぁ。 えんりょするごどねがら。わがったっか?」
私 「 わがってる。 わがってるがら・・・じゃあね。」
そう言うのが精いっぱい。 (20日間、ありがとうね、かあさん。)
この笑顔に救われた。

出勤途中、午前5時の八幡様付近です。 お正月の間、段蔓はお祭り提灯が灯され、夜でも賑わいを見せています。 さすがに早朝ですから歩く人はいませんが、この提灯のおかげで いつもよりも街の温度が高いような気がします。
今朝の「おはよう鎌倉」は三連休の最終日、「成人の日」の放送になりました。6時45分のスタートですが、まだベッドの中という人も多かったかもしれませんね。式典に出席されるお嬢さんは 美容院に行く途中でしょうか・・・。 羽織袴の男子も最近は増えましたね。 生憎今朝は曇り空ですが、胸を張って、背筋を伸ばして歩いてくださいね。
20年間、無我夢中で子育てをしてきたご両親へ、お疲れさまでした。子育ては終わったわけではありませんが、まずはひと段落ですね。これからは社会人の一人として、自立に向けて歩み 自信をつけていってほしい、親としてはもう見守ってあげるしかできませんが、いつまでもあなたの応援団長でいるからね、そんな信号さへ送っていれば、きっと大丈夫、信じましょう、自分力。
そして、成人となったみなさん、おめでとうございます。よくここまで大きくなってくれました。(笑)でも 一人で大きくなったなんて思わないでくださいね。 家族や先生、友人たちにささえられての今日があるのです。まずは周囲の人に感謝のできる人になってください。お願いしますね。
今日セレクトした曲は
1. 果てしない夢を ZARD & WANS & 長島 茂雄 (歌ってます、確かに)
2. 青春の光と影 ジュディ・コリンズ
3. プット ユア レコーズ オン コリ―ヌ ベイリー レイ
4. 浪漫飛行 米米クラブ
5. はるまついぶき BANK BAND
底冷えのする今日、お天気はもちそうですが、明日は雪になるかもしれません。どんなに便利でデジタルな社会になっても、心の中のアナログな部分を大切にしたい。 学生時代に聴いた曲、「青春の光と影」 こんな曲に胸が震える自分でいたいです。 そして 『はるまついぶき』 今日のあなたに贈ります。
♪♪ 時の流れが 『生きてる意味』に目隠しする理由は
プラネタリウムとおんなじ
暗闇がくれる光を知るため
心に形なんかない 逆を言えば自由自在に姿を変えていけんだ
くらい海の底に沈んだ日でも 青空をとんでいる
・・・・・・
・・・・・・
降り積もる雪に覆われた 春待ついぶきのように
かすかでも光に向かう強さを抱きしめ
いつの日にか 向かい風だろうと翼にして
きっと 僕らも羽ばたけるはず
暖かな春の空に・・・

( 数日前の北鎌倉。 夕映えに紅く染まる町並み。)
≪ 鎌倉ちょっといい話 ≫は 七福神巡り・本覚寺 十日夷の話題を。
≪ 暮らしのエッセンス≫ では、 お正月のしきたりから、『折形』を紹介。
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