中原淳一 『 美しく生きる言葉 』
2009年 04月 05日
先週、銀座松屋に中原淳一展を見に行ってきました。 ちょうどその前の週の『日曜美術館』という番組で彼のことが紹介されていましたので、ぜひこの目で彼の作った人形やイラストを見たいと思ったのです。
行ってよかった。 心からそう思いました。雑誌「 それいゆ 」の表紙絵やスタイルブックにある女性像には、彼の日本人女性に送る特別な思いが込められていたのです。
会場には人形は勿論、生前彼と交流のあった著名人たちのポートレート、彼のデザインした洋服、大切にしていた小物など展示されていましたが、イラスト画や人形の横に添えられた彼の言葉に目がとまりました。
もしこの世の中に「風]にゆれる「花」がなかったら 人の心は もっともっと荒んでいたかもしれない。
もしこの世の中に「色」がなかったら 人々の人生観まで変わっていたかもしれない。
もしこの世の中に「小鳥」が歌わなかったら、人は微笑むことを知らなかったかもしれない。
日本中の人が、昨日より今日の方が少しでも美しくなったとしたら、
日本中は昨日より今日のほうが美しい国になるのです。
美しい楽しい暮らしは、他人に見せるためではなく、自分のために必要なのです。
あなたの毎日の生活は美しい心の人になるように心がける毎日にいたしましょう。
それは他の人から喜ばれるからというだけではなく あなた自身の幸福なのですから。
これはお説教ではなく、彼の愛すべき日本女性への願いだと思います。
『美しく生きる言葉』で彼は 生き方そのものが美しさを作り上げると言っているような気がします。
兵庫県芦屋市で活躍するお若い料理教室の先生へ、生徒さん達からのプレゼントとしてオーダーされたスプリングリース。
この季節らしさが出ていますでしょうか。
ベースは森の蔓(ベビーアイビー)を、そこに月桂樹の葉を巻きつけています。 キフジやヒメシャラ、ヘデラアイビーを使って4月の森を表現しました。 ピンクやブルー、イエローが入って春の暖かさが伝われば嬉しいです。
行けそうもないのですけれど。
母にたしか我家にも中原淳一の雑誌があるはずだけど・・・そうだった?との返事で終わってしまいましたが。
小学校の頃、学校の近くに「それいゆ」というブティックがあって、中原淳一さんのお店でした。
そこのウィンドを見るのが子供ながらに楽しみでした。
女の子の夢がそこにあったのです。
このチケットが知り合いから届いた日に 早速出かけました。 最終日の前日だったのですが、たくさんの中原ファンで熱気が伝わってくるようでした。お若い方もいました。きっと今でも通用するファッションであり、彼の独自のスタイルが受け入れられているのだと思います。
実家の母も 彼のスタイルブックを持っていて、子供服はそれを参考にして作ってくれました。 太くて濃い眉と、瞳の大きな女性の表情から 強い心と凛とした生き方が伝わってくるようですね。 私も夢を見させていただきました。 小学生の時、同じような人形のイラストを描いて遊ぶ子供でしたから。
中原淳一さんの言葉・・はずかしながら初耳でしたが、心に沁み入ります。
かつての首相が「日本を美しい国にする」などと言っていましたが、同じ言葉なのに、心の琴線に触れる意味合いの違いと言ったら・・
日々を大事に生きていきたいな・・と改めて思いました。
この本、よろしければ書店でお手にしてみてください。きっと心にしみる言葉が見つかります。 私も展示会で見つけて初めて読んだのです。 テレビの番組でも 彼のおしゃれについてや 美意識についての紹介をされていましたが、実際にこの本で一つ一つの言葉に重みがあって そして丁寧に語っています。 そして彼自身が実行していたのです。
宝塚出身で女優の葦原邦子さんが奥様です。
とても穏やかで温かい家庭だったと想像されます。
今頃mikiさん、無事「いってらっしゃ~い!」 で、
ホッとされてるころかしら 。。。
それいゆ ・・・当時の娘さんたちにとって
ワクワクの雑誌だったんでしょうね
美しく生きる言葉 ・・・読んでみよう 。。。
リース、 ステキです 。。。 春 ですね
リース、素敵ですねえ。ペールトーンの色合いが大好きです。気持ちを花に託して伝えるって、素敵ですね。
中原淳一さん…の奥様って、葦原邦子さんですよね。
昔、TVで葦原さんを見るたびに、母が中原さんの名前を
出していたのを思い出しました。
うちの母や伯母たちも「それいゆ」「ひまわり」の大ファンだった
ようです。母にこの展覧会のこと、教えてあげよう…と思います。
本当にとても素敵なリースを有難うございます。
私どもの先生もとても喜んでくださって、芦屋のギャラリーに
参りましても、皆さんがmiki先生のリースを写真に納めておられ
ました。(エヘン!と私も鼻高々でした♪)えへへ
何よりも私の不十分な説明メールを全てくみとってくださり
完璧なまでのイマジネーションと素晴しいセンスで作り上げて
くださったmiki先生。まるで魔法使いみたいです!!!
そういった言葉や温度をちゃんと包んで寄り添うことができる
方だからできることなのでしょう。
私もいつか自分の記念にお願いしたいです。そしてmiki先生みたいに
日々丁寧に穏やかに暮らしたいです。
それから、花巻東、菊池投手また夏、甲子園で見れますように!!
私たちの年代より 少し上の方が読まれた雑誌でしょうか・・・
自分のための 美しい暮らし。
う・・・・ん。猛反省。
もう少しきちんと美しく暮らさなくっちゃね。(-_-)
母はたくさん中原淳一のスタイルブックを持っていました。
子どものころはたまに見せてくれました。
ソレイユの表紙にね、そっくりなお友達がいるの。
ルリ子ちゃんには似ていないんだけど、でもまるで表紙絵の
ようなのよ♪
月桂樹のリースは気分もリラックスできるような気がします♪♪
日々の中での幸せを感じられる心は自分の中にあるように思います。私の場合美しく暮らせてるかどうかは謎だけど(笑)、楽しさや心地良さはまず自分が一番感じてこそ、周りの人にも感じてもらえるものだと思います。
秋の深い色のリースとはまた違って明るいトーンの
春のリースもいいですね~。
偶然と言うのか、拙もつい先日、「竹久夢二 正伝」なる本を読了したところです♪
「 行ってらっしゃ~い!」 は言えましたけどね。(笑)
美しく生きる言葉、 よかったら読んでみてください。 このシリーズはいろいろあって、本の装丁もかわいらしいんです。 もちろん中身は保証します! 読んだ後 すがすがしい気分になって、 美しくなれそうな誤解をしてしまいました。 努力しなければ・・・ですよね。(笑)
FM鎌倉の出力は 豆電球一個分くらいだそうです。 電波が届かないわけですよね。 トホホ~。 社長にもっと頑張ってもらわなければ・・・・。 その前に 私も頑張らねば…でした!(笑)
ご依頼の件、お返事が遅れましたが、了解しましたのでよろしくお願いします。
お若い方には 馴染みがないかもしれませんね。
独特の表情、はっきりした目鼻立ち・・・イラストは有名ですが、人形作家としての彼の作品を実際に見たのは初めてですし、この本も初めて手にしました。
美しく生きるとは、見た目がきれいということやリッチな生活というのではなく、日々努力して丁寧に暮らす、細やかな心配りで気持ちよく暮らせるということかもしれません。 美しい人はきっとそれができている人なのでしょうね。 ハッとさせられたのは この私です。
リース、お褒め頂き嬉しいです。 季節的に草花を自然乾燥するには秋冬よりも難しくなりますから、素材の種類は少ないのですが、 重くならないように、緑のグラデーションと 差し色の量に気を使います。 活き活きとした春の感じが出たらいいなあと思いました。
ご存じ、北鎌倉の有名マダムとご一緒しました! 帰りには新丸ビルのおでん屋さんで一杯。 美味しかったですよ~。 今度ご一緒しましょうね。
実はぎりぎりまで仕事してまして、電車に乗ったのが16時。 でも行ってよかったです。 本当にありがとうございました。
リースも最後までいろいろ迷いました。 使わなかった素材のほうが多いくらいです。 (笑) 喜んでいただけたようでホッとしました。
葦原邦子さんが奥様だったのは 今回知りました。 穏やかそうな方ですよね。 そしてこの本から感じたのですが、奥様こそ美しく生きた女性だったのだと思います。 お母さまやお姉さまもとてもお洒落だったようですしね。
残念ながら展示会は終わってしまいました。 トコちゃんのお母様もきっとモダンでお洒落だったのでしょう。 それいゆもひまわりも 今も通用する素敵なファッションのイラストがいっぱいありましたよ。 チャンスがあったら 次回こそお母様とご一緒にご覧になってみてくださいね。
今度ぜひ、本店の方へ♪風情があっていいんですよーーー
スプリングリース、お気に召していただけて嬉しいです。
私でお役にたてるようでしたら、いつでもどうぞ。
はい、今年こそリニューアルした甲子園に行ってみたいです。
花巻東も阪神も 心から応援していますもの。 その時にはぜひ大阪の街をご紹介くださいね。 よろしくお願いします。
あの頃のファッションも女性の生き方も いまよりずっと不自由だったかもしれませんが、活き活きと自分のスタイルを貫いていたような気がします。
今は自由ですが、みな同じ格好をして安心しています。そして本来自分の持つ長所を生かし切れていない。 差別ではなく 女性らしさは残してほしいと思います。
そう言う私も 美しく生きることができていないから この本を買いました!(笑)
ほんとはね、もっとストレートな言葉がいっぱいあるんです。
先日発刊された「暮らしのヒント集』もそうですが、 難しいことをこなすのではなく、 身近なこと、自分からまずは美しく生きる心がけひとつが積み重なっていくのでしょうね。
お母さまもきっとお洒落な方ではないかしら。
そうそう、表紙の女性って、オ―ドリー・ヘップバーンにも似ているし、日本人なら浅丘ルリ子という感じですよね。 目が大きくて太くてきりっとした眉で・・・。 お知り合いって、どんな方かなあ。
イラストに魂まで込められている、 まるでその女性の性格まで表情に出ますよね。 きりっとした強さをもった美人、憧れます。
美しいという言葉って、 理解するのが難しいですよね。 表面的ではないことぐらい誰でもわかるけど、 ではどんな言葉に置き換えられるかというと、丁寧に生きる・・・かなあ。
衣食住、すべてに関して完璧な満点はイヤミです。 でも昨日よりも今日、今日より明日と、ちょっとした工夫をしたり、努力をしたりすることが美しく生きるということにつながるのでしょう。
読むだけでは美しく生きられないけど、 気がつくことから・・・・かな、私の場合は。(笑)
竹久夢二ですか・・・彼もまた女性の美しさを描かれましたものね。 ぜひブログでご紹介ください。
恥ずかしながら 中原淳一はイラストだけしか知りませんでした。 知らないことだらけで 私もまだまだでございます、はい。