映画 「 理想の女(ひと) 」
2010年 08月 28日
土曜日はあっという間に終わる。日も短くなったし虫の声も聞こえる。秋風も吹くようになって、今夜はエアコンなしで過ごせそうだ。せっかくだ、コオロギかスイッチョンの伴奏つきで映画を見ることにしよう。 (あ、テレビでの話だけどね。)
AXMテレビで今夜観た『 理想の女(ひと)』、オスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』を映画化したものだ。「真珠の耳飾りの少女」で脚光を浴びた美人女優・スカーレット・ヨハンソンが主役のウィンダミア夫人メグを演じている。夫の浮気相手アーリン夫人はヘレン・ハントが、そのアーリン夫人にプロポーズする紳士タピィ役はトム・ウィルキンソンと、脇役は皆芸達者ばかり。社交界のきらびやかな雰囲気ファッション、イタリアのバカンス風景なども楽しめる映画だ。 ≪物語はこちらを参考にして欲しい。≫
色白で魅力的な唇のヨハンソン、相変わらずお美しい。ヘレン・ハント演じるアーリン夫人と彼女に一目ぼれした伯爵タピィがいい味だしている。最後はにっこりさせられる結末なのも憎いなあ。ちなみに本当の主役はアーリン夫人、ヘレン・ハントだと思う。
偶然つけたチャンネルだったので、はじめは退屈な不倫話かとおもっていた・・・が、中盤あたりから身を乗り出す展開。イタリアの高級リゾート地アマルフィが舞台なのもよかった。
なかでも面白かったのは、退屈な年寄り連中の蘊蓄あるお言葉。さすがオスカーワイルド、風刺のきいた喜劇チックなセリフがポンポン出てくる。
「悪女は厄介、良妻は退屈 」「男は攻めて、女は守りに入る。深追いすると痛い目にあうのは男」お気に入りのセリフはいろいろあるけれど、ブログでは差しさわりもあるので、割愛する。(笑) 最後の最後にどんでんがえし!? 大作とは言えない良作だけど、十分に満足する映画だ。あのウィットにとんだセリフをもう一度聞きたい。原作を読んでみたくなった。
無造作に生け込んだ花瓶の花は 今朝裏山に入り見つけたヤマイチジクと萩、トレニア、秋色紫陽花、金水引などなど・・・。 茄子紺のトレニアは 秋スミレとも言う。
野の花を 「降るように」生けたかった・・・。
( 日が沈むと インク色の秋空に星が瞬いていた。)
今朝は爽やかに目覚め、人体改造スープをゴクゴク、むしゃむしゃ、秋の虫たちに負けずと元気でおります。
いただいたふりかけ、美味しすぎてご飯が進みます、まずいなあ・・・あ、ご飯じゃなくて、食べっぷりがですよ。(笑)
真珠の耳飾りの少女、ぜひご覧になってみてください。 よくできています。こちらにもトム・ウィルキンソンが出ていますが、好きな俳優です。悪役も渋く演じるし、喜劇もイケる。ヨハンソンはその昔、ホームアローンでお姉さん役をしていますよ。あの頃から可愛かった、美人になるなあと思っていました。
裏山と言ってもお隣のおばさまのお宅の庭を横切って行くので、お庭の花も含まれています。 萩の花もきれいな季節、蚊が出て刺されますけどね。(笑)
ナゲイレさんに褒めていただけて、恐縮しています。ありがとうございます。きっと華道の世界では邪道かもしれませんね。すいません。
降るように生ける、 自己満足しています。
降るように生ける、野の花、良いですねー!!!
阿蘇の山奥で育ちましたので、野の花が一番好きです!!!
鎌倉にお住まいですね!
東京で学生時代、鎌倉の寿福寺に虚子先生のお墓参りに、何度も行きました。好きな街でした。
九州のご出身なんですね。四国以西へは足を延ばしたことがないんです。日本でまだ行ったことがない場所がいっぱい。野の花も あちこちを旅しながら 観て歩きたいと思っています。
寿福寺は鎌倉へ歩いてゆくとき通ります。高浜虚子先生のご親族も鎌倉にいらっしゃるんですよ。 先日仕事がらみでお会いしました。拙いブログですが、よろしくお願いします。
どこからこちらに飛んできたのか忘れてしまったのですが、すてきなブログ。。。って時折拝見しておりました。
野に咲くように・・ではなく降るようにって素敵ですね。
野の花は可憐にひっそり咲いているイメージですが、降るように入っていて秘めた力強さを表に出した印象を受けました。
鎌倉は近くて遠い場所で、最近は足を運んでおりませんが、こんなにもきれいな景色が臨めるんですね〜。空が広くてうらやましいです!
これからも楽しみにしております。
よろしくお願い申し上げます。
上の1番目の写真、わたしがバスク地方で見た空と同じだ~。そらはどこに行っても同じなんだよねぇ…。
なんだか、お母さんの最近のブログ見てると、すごく元気な感じがしてうれしいなぁ。
parisも日々、日が短くなり、肌寒さも増し、秋が近づいてきています。わたしもあと1日で長いヴァカンスも終わりです。
映画がお好きなのですね。私も大好きです。
理想の女・・・観たような気もしますが記憶が曖昧ですわ。
台詞がウ〜〜〜ン 大人ですね。是非観て、聞いてみたいです。
いつも素敵なブログですね。 またお訪ねいたします。
>「悪女は厄介、良妻は退屈 」「男は攻めて、女は守りに入る。深追いすると痛い目にあうのは男」お気に入りのセリフはいろいろある・・・・・
見ないでほっとけないですね。。。。
秋の虫の音が秋のショウコ、26度ぐらいの朝晩はしのぎやすくなっています。
拙ブログへのご興味は きっと小物やインテリア、またはステイショナリーの記事だとばかり思っておりました。オ―ドリーもだったのですね。ヘップバーンと言ったほうが誤解されないかも(笑)。
センスあるお気に入りの数々、足元にも及びませんが、共通する部分が多少なりともあるとすれば光栄です。
私の花は その道の方から見れば邪道かもしれませんが、私の気分のままに できるだけきちんと感やゴージャス感からかけ離れたものになるよう、粗野なままで生け込んでいます。性格が出るのでしょうね。
大雑把な暮らしぶりは直ぐにわかると思いますが、丹沢が見える夕方の風景は 自分と周りの景色だけとの対話の時間、ここにいる幸せをかみしめています。 何も手を加えていないのに、こんな空を目に焼き付けることができりので、他に何もいらないなあと 最近とみに痛感しています。よろしくお願いします。
バスク地方はどんなところなんだろう。 空は同じ?そうだよね。 同じ空を同じ時間に共有できる、それだけで繋がっているような気になります。 いろんな人も同じことを思ってくれているのかもしれない。
元気になるように 自分をコントロールしています。いい意味でね。これ以上心配かけないように、すべては自分次第。 今頃になってやっと大人になれたのかも。 秋はもうそこまで来ています。お洒落なパリッ子もきっと秋の装いなんだろうなあ。あ~、いつになったらパリに行けるんだろう・・・笑。
拙ブログはさもない記事を駄文で紹介しているのですが、貴ブログを拝見しますと、もっと丁寧に綴らなければと反省しきりです。 きっと暮らしぶりが文章にも出るのでしょうね。
野の花、木の花が好きで、できるだけ季節に逆らわずに生けているのですが、この日はたわわに盛られた果物のようにも見え、また拙宅から見える星空の様子にも感じられて、降るように生けると題しました。 自己満足の域から出られずにおりますが・・・。
オスカー・ワイルドの戯曲らしい、しゃれたセリフが多い映画です。物忘れが多いのと記憶力が退化し始めているので、映画の中のセリフ、書き留めておけばよかったと思うほどです。よかったらDVDでご覧ください。( あ、出てるかなあ・・・。)
予報では9月も暑い日が続くとか・・・九州は台風も接近していますね。お気をつけください。
この映画は全編いたるところに洒落た大人の台詞が出てまいります。 それも年配の紳士淑女がたわいない出来事を 蘊蓄交じりのセリフでやりこめる。 実に爽快な映画です。原作を探して読もうと思っています。
あ~、こう暑いと冷たいものが欲しくなりますが、さすがに東北はひと頃よりはしのぎやすくなっているのでしょうか? 実家の母は 家の中にいるのに熱中症になったとかで、エアコンをつけているにもかかわらず、今年は年寄りには酷な夏だったのだと実感しています。
庭の花はほぼ全滅と言っていいほど、水が足りずに雑草ばかりに栄養を取られてしまいました。残っているのはハーブのみ。裏山の野の花がいかに元気なのか、小手先で生けずに、その勢いを花瓶からこぼれるように生けました。 秋が楽しみです!
コメント欄が閉じられているので、読み逃げのようですが、素敵なブログ拝見していますよ。
うちもルーフバルコニーが欲しいな、なんてね。テラスの手入れ、涼しくなったら塗り替えもしないと。
秋の草花がそろそろ元気に咲き始めました。 トレニアの紫、キキョウにムクゲ、日本の草花が一番きれいに見える季節がやってきます。
ツイッターの件も解決しましたね。よかったです。
お友達のKさんのご紹介ですか…、ご無沙汰してるなあ。新しいブログにされたのかしら。探してみますね。
拙いブログですが、どうぞよろしくお願いします。