干し柿とニシキギ

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  きたきた、実家からの宅急便。大きな段ボール4個。いつものお兄さんじゃなかったなあ。もう荷物が多くなって宅配便屋さんも大忙し。毎日のようにいろいろ届くので、何屋さんですか?と逆にこちらが問われるくらいに 新入りのお兄さんと仲良くなった。たぶん明日も荷物が届くからよろしくね、そんな会話も楽しむ時期なんだね。

  開いた箱にはそうっと新聞紙に包まれた箱があって、他に袋入りの柿と一緒に つぶれないような仕掛けがしてあった。袋の柿は焼酎で渋柿をさわしたもの。そしてこの箱は同じ渋柿を軒先に吊るして作った干し柿。ぷっくりとしていてふわっと柔らかい。干しては乾かし 固くならないように手でもむ。それを何度も繰り返す。しわの寄った手と節高な指の母が くるくると柿をもみながら甘くなれと思いを込める母。その干し柿をつぶれないように箱に並べる母。ひとつ口に入れながらそんな母を想像する。柔らかい舌触りは母のおかげ、こっくりとした甘さはお日様のおかげだ。

 
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 小さな庭で育てた南天の実。紅白で毎年たくさんの実をつけてくれる。
 私のリースには欠かせない素材。大きさもマットな感じのその色も 他の緑としっくりくるのが南天の実。白い南天の実は なかなか手に入らない。

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  そしてニシキギの枝。葉も見事に紅葉し、小さめのリースに使えるちょうどいい大きさだ。いつ見てもこの枝の不思議な形に感心する。そうだね、カミソリの刃のようだと言えばわかるだろうか。小枝のはじまで互い違いに形を変える。

  ニシキギの実も可愛いものだ。いつもなら早めに剪定して ところどころに小さくて可愛い鈴のような実(マユミの実に似てるかなあ)もついてくるのだけれど、体調が完璧でない母に あれこれ頼むことはできなかった。いいのだ、いまあるものでつくればいいのだから。これで十分。ありがとね、母さん。 
 そろそろ3時だ。暑い番茶を入れて 干し柿をもうひとついただくよ。


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( お昼は湯葉のまぜご飯。 こちらは焼酎でさわした柿。ジューシーだ)



 
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Tracked from 春のよき日に at 2010-11-23 20:46
タイトル : 野葡萄の葉
今日は24節季の『小雪』、でも寒くなく気温は17度もあった。 おひさまは照らなかったが、洗濯物も外で大体乾いたし11月としてはいい天気だった。 帰り道駐車場の奥の方が黄色に紅葉している! もう枯れているのかな?と思ったが近づいてみると きれいに黄葉になった 野葡萄だった。 なんとも美しい黄色!(黄色としか表現できない自分がもどかしい) 風が当たらないから葉が落ちずに紅葉したのだろう。 強く引っ張るとつるももろくなっていて 静かに、静かに蔓を引き、家で楽しむ分だけ いただいて帰った。 ...... more
by miki3998 | 2010-11-23 14:33 | 家族 | Trackback(1)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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