花と器と空間と。。。

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  雨のしずくがしたたりそうなハナミズキ。 赤い実がわかりかすか? 
  火曜日はオフィストヨダを使ってのレッスン。
  内と外と繋がる空間、森もテラスもひとつの世界としてとけ込んでいます。
  花を飾るには 器と空間との関係も大切だということをお伝えしたくて。。。
  しばらくは数枚のスナップから 広がりの中の草花をご覧ください。



 
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   ハナミズキをひと枝、エントランス脇の木製のテーブル(BBQ用の竃です)に。
   テーブルが器の代わりになり、濡れた木目が色づいたハナミズキを鮮やかに引き立てています。


  
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   家があり、緑があり、それがバラバラではなく繋がっている空間になるよう、オーナーは植栽と色彩にこだわった家作りを心掛けたのでしょう。変わる季節を体全体で感じられることこそ本当の贅沢かもしれません。四季のある国に生きる喜びを再発見させてくれる家だと思います。 そして、だからこそ草花を生けるという行為は自然でありたい、このクラスはそんなことをお伝えしていこうと思っています。


  
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    同じ花でも置く場所が違うと。。。
    ヤマイチジクやスダチ、ハナトラノオの穂だけをシンプルな器に。
    光があたると 器は緑色のマーブル模様が浮き出ます。黒いストーブとマッチしますね。


  
  
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    コーナーにおかれた土ものの器の花。 さび色の器の存在感とジンジャーの白い花の凛とした姿は縦のラインを強調しました。木製のブラインドは幅のある落ち着いたもの。光を取り込む角度で、おかれた花も微妙にその色彩を放ちます。ハナミズキのひと枝と枯れ始めた秋色紫陽花、香り高いジンジャーの一花が 色づく秋をいっそう華やかに迎えているようです。


  
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    リビングからつながるテラスの下には、プライベートな森に繋がるデッキが。
    スギやクヌギ、ハナミズキやヤマイチジク、オーナーも気づかなかった珍しい樹木や蔓がいっぱい。11月のリース作りまでに私は何度この森に入ることになるのか、いまからわくわくしています。もちろん生徒さんといっしょに、冬のリースは森のリースにしようと計画中。木の香り、実の形、蔓のライン、それぞれ自然がいかに素晴らしいデザインそのものなのかを味わいましょう。



   
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    時間がたつと、テーブルの上に届く光も短くなり、影の表情も変化します。
    時折風が吹いて、木々を離れて枯れ葉が舞い降りるウッドテーウル。
    器は青銅色、ヤマウドや紫陽花が器にとけ込んでひとつに。まるで盛り鉢のなかの葡萄のようにも見えてきます。たとえお客さまを迎える花だとしても、インテリアや風景とかけ離れることなく、さりげなくその家らしさ、自分らしさをありのままにいけたほうが好感がもてるのではないでしょうか。


   
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   リビングのガラスドアをフルオープンにすると、内と外がこんなふうに繋がります。
   レッスンはゆったりと、日差しが入って 木々のざわめきがそのまま陽炎のように揺らいでます。すべての草花の名前を憶えなくても、今日の花材でお気に入りをひとつ、忘れられない秋の一輪として覚えていただけたら嬉しいです。


 
   
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  時間が経つのもわすれて レッスンの余韻にひたりながら軽い食事をご一緒に。
  遠路いらしてくださるみなさまのために、私がご用意させていただいております。
  季節の草花のお話や次回のご紹介などを。
  来月(秋のバラ)再来月(森のリース)と人気のクラスが続きます。
  恐れ入りますが定員がございますので、早めのご予約をお勧めいたします。

           以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。






       
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Commented by harunoyokihi06 at 2011-09-30 22:43
う~ん 暮らしの中に花が、自然が溶け込んでいる。
ホテルのロビーや大きなビルのエントランスでない限り 立派な仰々しい花は嫌いです。
光の当たり具合で葉の色が変化するなんて素敵ですね。

それにしても豊田邸ってあの方のお宅かな?
私の友人とよく似たお顔で雑誌でみて印象深く、彼女の仕事のファンでした。たぶんその豊田さんだと思います。
なんだか嬉しいです!
かなりお若いころ掲載された雑誌だと思いますが、あ~そうだとうれしいな~わくわく・・・・・・。
Commented by のどか at 2011-10-01 00:15 x
素晴らしい空間、
そしてお花。
ため息です!
Commented by yasukon20 at 2011-10-01 11:41
ご無沙汰していました。
やっと帰国して落ち着く暇もなくまた出かけますが その前にmikiさんのところへと思いました。
疲れた体が癒される思いです。
素敵なおうちでお花のレッスンなのですね。
ここの空間は本当に憧れですね♪
mikiさんのお料理も本当に心がこもって美味しそう。
いつか私もお客さまをお迎えの時はこんな心のこもったお料理を・・と
きっと 思うだけで終わりそうですがでも思っています(笑)
たくさんの方が胸わくわくでお出かけになることでしょう。
Commented by tonton at 2011-10-01 19:26 x
ありがとうございました。
さびの花瓶・・・お宅に溶け込んで、また美しいです。
10月もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

本当に、胸わくわくで鎌倉の山にうかがわせていただいています。

Commented by nageire-fushe at 2011-10-02 18:06
美しいですね~~~
やはり花・器・場の三位一体が大切なのですよね!!!
Commented by miki3998 at 2011-10-03 13:43
★ harunoyokihi06  momoさん、遅くなりました。

  そろそろ炬燵が欲しい頃でしょうか。今朝は北鎌倉も冷え込みましたね。今年は台風の影響でしょうか、塩害で紅葉やオオデマリの葉がチヂレて落ちてしまいました。
とびきりきれいなものをさがして歩くわけではなく、いまそこにある素材を活かしてみました。この時期の枯れて朽ちる寸前の紫陽花も好きです。

 TOYODA邸、あの建築家で景観デザイナーの豊田みきさんのご自宅です。 オフィストヨダのサイトもご覧になってみて下さい。違ったかな?
Commented by miki3998 at 2011-10-03 13:45
★ のどかさん、いいですよね。

   ここでレッスンができるなんて、私も夢のようです。
  ボサノバもジャズも違和感なく 落ち着いた佇まいの素敵なお宅です。
Commented by miki3998 at 2011-10-04 01:21
★ yasukon20  さん、こんばんは。

  お帰りなさいかな。
  でもまたご旅行なんですね。お気をつけていってらっしゃい。 ハナちゃんのお写真、お邪魔するたびに成長の様子がわかりますね。そしてお別れのときの淋しいお気持ち。 私も逆の立場で経験していますから、その時の切ない思いが伝わって来て じんとします。

 いつかお目にかかれる日がくるような気がします。なんの確証もないのにね。(笑) 北鎌倉でお待ちしておりますよ。
Commented by miki3998 at 2011-10-04 01:27
★ tonton さん、ありがとう。

   拙宅でのレッスンももちろん続けますが、TOYODA邸のレッスンは他所では味わえない緑の匂い、風の音、日差しの温かさを肌で感じながら草花と向き合える時間をご一緒できます。
 仕事がもっと深く広く 切り口もいろいろ見つけられそうな気がします。 来月もよろしくお願いします。
Commented by miki3998 at 2011-10-04 01:31
★ nageire-fushe さん、コメントありがとうございます。


  自由花といういわば我流ですが、自然の摂理的なものに憧れ 寄り添う草花を目指したいと思っています。私が出来ることは器と空間を花に聞くことでしょうか。  
by miki3998 | 2011-09-30 15:45 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(10)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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