中川運河キャナルアート その2 『水と光とコスモスと。。。』

   
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  忘れ去られた都市の風景 中川運河。キャナル=運河 水辺の空間の魅力と可能性に着目した新たなムーブメントです。
  イベントは主に10月8日(土)9日(日)の二日間ですが、プレイベントはすでに始まっていて、コンサートやシンポジウム、お茶会やワークショップなど、ビッグプロジェクトは綿密な計画のもと着々と実行されてきました。お手伝いする8日は、夕刻から始まるキャナルアートと子供たちによるバイオリンコンサートの準備。私は到着してすぐに会場の花関係を任されました。で、その花は?


 
   
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  土手のコスモスです。これはたぶん去年の種から育った分でしょうね。今年このイベントのために蒔かれたものはまだほんの蕾状態。この写真からはたくさんあるように見えますが、実はほんの数十本。さて、どうアレンジするか、、、です。「再生」がテーマですから、ビッグイベントとは言え季節感のないゴージャスなだけの花はいらないと考えました。力強さと優しさと、水辺のイメージをどう表現するかです。しかも素材はこの河原にあるものだけ。。。それも時間はあまりありません。


    
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   コスモス、エノコログサ、ニラ、そして名も知らぬ紫の花。。。スタッフのモエノちゃんを助手につけてもらい、川沿いをずっと探して歩きます。花器もこれしか用意されていません。さてどうするか。。。日差しも強く、気温はとっくに25度を超え夏日。川面を渡る風と切り取られた都会の青い空。テーマの『再生』という言葉が脳裏をかすめます。

  橋桁近くでイチジクの木を見つけました。その葉を剣山代わりにして魚を放すよう水槽に草花を放ちたい。。。野草もコスモスもこの川沿いを選んで咲いているのですから、よそ行きの顔を見せる必要はないのです。光と水を受けてのびのびと成長する姿をそのまま活かしたい。。。そう思ってこちらはお客様が一番に目にして下さる会場の受付に飾りました。 

  反応が見たくて陰から伺っていると、いらしたお客様が「きれい!」といって写真を撮ってくださっているのが見えました。よかった!来年は花器も持参します。コスモスも川沿いを覆うように成長していていることを願って。



    

    
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   小さい花生けはアーチストの控え室へ飾りました。ほんの少しでも緊張感が和らいで、穏やかでやさしい風が吹いてくれれば嬉しい。倉庫の入り口付近に咲いていたフウセンカズラを使って。。。


    
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   控え室に入って来たのは、未来のアーチスト、音楽家の卵たちです。可愛いでしょ?
  スズキメソードの大沢美木バイオリン教室の子供たちの演奏。これはリハーサル風景ですが、会場に響くバイオリンの音色は川風に乗って 対岸でスタンバイしている私たちの耳元まで届きました。長男が小学生だったときの発表会を思い出し、不覚にも目頭が。。。やっぱりいいですよね、音楽って。(じんわり浸りました。)
  コンサートは17時から17時45分まで。そろそろ日が沈みます。
  キャナルアートまであとちょっと。。。。



   
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by miki3998 | 2011-10-10 03:55 |

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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