初秋の白 家の周りの草花から
2013年 09月 11日
あの暑い夏が遠い過去だったように、庭や畑を見渡せば、自然は暦どおり秋の訪れを知らせてくれます。まずは香り高くその姿も優雅なジンジャーから。
風にのって庭中に甘くエキゾチックな香りを放つジンジャーは、お隣のおばさまら根ごといただいたもの。南側の狭い通路のような場所でもひと際華やかにその存在感を表します。切ってリビングに飾りましたら、まるでベールを纏うようにジンジャーの香りが体に巻き付いてくるのです。花の命は短いのですが、充分楽しめます。
センニンソウです。まるでこぼれるように白い花が連なりながら流れて咲きます。蔓は秋の野草に絡まり、隠れ、そしてそれを超えて2メートルくらいに伸びていました。楚々として可憐な花ですが、強さも感じる秋の野花です。
タマスダレです。肥やしが足りなかったのか、それとも今年の猛暑のせいでしょうか、一輪しか咲いていませんが、その名の通り群れて並ぶ様は簾のよう。夏の終わりの雨が降った後に次々に咲く親しみのある野花です。こちらはおばさまのお宅のプランターでひっそり咲いていました。(おばさまも気づいていなかったんですよ。笑)
おしまいはシロシキブ。初めは緑色をしていますが、徐々に白くなります。背丈ほどに伸びたシロシキブはお花が好きなお仲間、もうひとりのおばさま(お隣のそのまた隣りのおばさま)の玄関先に植えられていて、ムラサキシキブと並んでいます。「いつでも切ってお使いになってね。」そうおっしゃって庭や家の前の小道にある草花を分けてくださいます。私は本当に恵まれているとお二人のおばさまに感謝しています。
以前より拝見させて頂きmikiさんのパーソナリティに共感しておりました。季節折々の暮らし方がとても素敵で少しでも取り入れられたら、と楽しみにしています。
秋を感じる花を散歩しながら探すことにします。
きっと私の眼は節穴で、大きくなったキクイモくらいしか見つけられないでしょう。楚々とした白い花たちのお写真はmikiさんの愛しみの心を感じました。
こちらは今日も残暑が厳しく、夏にもどったかのような日差しでした。そうはいっても夕暮れからは虫の声の大合唱。やはり秋です。すすきの穂が風に揺れたり、アズキ色のホトトギスの花を見つけたり、散歩は軽い運動がてら山歩きをしたり路地を歩いたり。。。ささやかですが北鎌倉暮らしの楽しみになっています。よろしかったらご一緒に歩いているつもりでお楽しみください。コメント、ありがとうございました。よろしくお願いします。
こちらもね、今日は30度。もうすぐ中秋の名月だというのに。。。週末は台風が心配。
ジンジャー、今年はもう終わり、でも香りをしっかり覚えています。届けられるならそうしたいくらい、この数日間、ひとりでうっとりしていました。
光沢のあるウェディングドレス> うまい表現ですねぇ。まさにそんな感じですね。すでに来年が楽しみ、大切にしなくちゃ。