小淵沢教室その1  まずは山歩きから...

  
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  小淵沢での3日間、無事終了しました。今回は遠く西宮からご参加くださった方を含め、全員初めての小淵沢でした。お一人は日帰りの予定で参加されましたが、楽しくて名残惜しくなり、結局一緒にお泊りになりました。初対面にもかかわらず、打ち解けて話ができ、山歩きやリースの製作に没頭しました。終わってみれば、2泊3日は短かったかもしれません。11月の晩秋の野外教室もより多くの方に山歩きの楽しさと、素材を探すことから始まる冬のリース作りを味わっていただきたいと思っています。 

  1枚目の写真、以前もご紹介しましたが、ご主人が時折尋ねてくる孫達のために手作りで建てたツリーハウスです。中に入ると、甲斐駒ケ岳や南アルプスの山々が正面に見える素晴らしい子供部屋。腰を屈めながらですが、童心に返って楽しめる空間でした。ご挨拶しようと思ったのですが、お留守のよう...ご高齢になられたので体調を崩されていなければいいのですが。



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 この風景に出会うとおおらかな気分になれます。つまらない悩み、ちっぽけな自分を忘れ、緑鮮やかな自然の匂いとどこまでも透明な空気、勇壮な山々に体ごと受け止められている気がしてくるのです。
 このエリアは町が買い、景色を隔てるような建物が建たないことになっているのだとか、景観は人々の努力無しには守れないのです。栗や胡桃の大きな木が自然を守る門番に見えてきました。
 鬼ぐるみがたわわに実をつけていました。岩手では、いえ北東北ではと言ってもいいかもしれません。農家の庭先や沿道の雑木林に胡桃の木が普通にあって、餅やゆべし、惣菜などに使われる胡桃は、砂糖醤油との相性もよく、焼きたての餅につけて食べたり、白菜のお浸しにかけて食べたり、家庭料理には欠かせない食材です。 
 こどもの頃、夕方になると母の手伝いで胡桃の殻から実をほじくる作業をさせられました。台所の土間で金槌を使い、尖ったほうをめがけてカチンカチンと金槌をふるいます。半分に割れたそこには、耳かきほどの実があって、千まい通しでこそげ取るのです。たくさん割ってもお茶碗ひとつ分あるかないか。。。それをすり鉢でつぶし、砂糖と醤油を加えます。だんだん乳化して白っぽくなった頃、美味しい胡桃醤油ができあがり、味見と称してこっそり舐めたものでした。いまはすり鉢のない家庭もあるそうですし、胡桃もすでに殻から取り出したものが売っています。こんなお手伝いをする小学生もきっといないんでしょうね。美味しいものは手間も暇もかかるの、そんな母の教えが懐かしいです。


 
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by miki3998 | 2014-08-24 09:51 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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