実りの季節へ。。。 (スケジュールのお知らせ)
2014年 09月 01日
夏が逝きました。カーテン越しに入る日差しは短く、賑やかだった蝉の声は虫の音に変わり、残照を浴びた草花は深みを帯びた色へと変化します。華やいだ水色の季節が終わり、迎える秋は茜色。過ぎ去る季節への寂しさを感じるのもつかの間、燃えるような色彩を放つ実りの秋の到来です。
<今月のスケジュール>
9月4日(木) レザンジュサロン AM10:30~
9日(火) 草花教室 @豊田邸 AM11:00~
12日(金)花巻教室 @無ら里 PM2:00~
13日(土) 同上
17日(水)草花教室 @拙宅 AM10:30~
21日(日)草花教室 @拙宅 AM10:30~
26日(金)草花教室 @拙宅 AM10:30~
28日(日)草花教室 @拙宅 AM10:30~
30日(火)草花教室 @豊田邸 AM11:00~
庭のサンゴジュの木の下、枝にぶら下げる感じでグリーンネックレスを育てています。糸でつないだビーズのようなそれは、垂れ下がる性質があり、まるで緑の首飾りです。他にもポーチュラカリアやセダムなど家の中で育てているものもあります。すべて多肉植物です。8月のレッスンは、その多肉植物の寄せ植えをしました。植え方はもちろんですが、草花教室のレッスンですから、生けるようにデザインします。形や色合い、向きを考えて、器を選ぶのか、器に合わせて多肉植物を選ぶのか...写真はTさんの作品。リビングのパーテーションの上に飾り、天窓からの光と風を感じるしつらい。ガラスのキャンドルボックスをランダムに並べて周りに軽さを感じさせています。使われた器はアフリカで作られた木製の小鉢です。泥染のアフリカのテーブルランナーを持っていますが、花のない植物を活かす布をどれにしようか考えるのも楽しいものです。
形や色、性質もいろいろ、たくさん種類がありますから自由に遊べるところも面白い多肉植物。インテリアとのバランスも考えながら、寄せ植えの器も個性的なものを選びたいですね。飾る場所がキッチンならデザインの素敵な外国の空き缶(紅茶やクッキーの缶など)を。化粧室やバスルームにはシンプルなガラスのボール、寝室にはシックなボックスや桐の箱に並べるのもいいかもしれません。ただしチープな印象にならないように留意する事も必要です。センスとはこだわり。なんでもいいというのは失敗の元です。
9月のレザンジュサロンのテーマカラーはブラウン。茶色のバリエーションを集めたエアプランツや多肉植物のご紹介をしながら、季節と植物の色彩変化のお話をさせていただきます。描くように作る辻元パティシエのオリジナルスィーツもお楽しみに。
※4日木曜日のサロン、若干名でしたらお席をご用意できます。お申し込みは直接レザンジュ鎌倉本店まで。 電話0467−23−3636
※9月25日木曜日、山梨のレザンジュの指定ブドウ園にご一緒します。詳細はサロンでご案内いたします。