ミュージカル『メンフィス』を観て...

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 予報通り、関東地方は朝から雪。高台の拙宅には、北東の風がヒューヒューと音をたてながら大粒の雨を連れてきます。
 雨だれで窓が縞模様になり、ガスがかかったような北鎌倉の山々、春はまだ遠いと言いたいのでしょうか、景色も白くぼやけて見えます。
 
 今日が初日のミュージカル『メンフィス』、一足先に昨夜、赤坂のACTシアターで行なわれたゲネプロ(とおし稽古)を鑑賞してきました。
 主役の白人青年ヒューイ役の山本耕史さんは俳優としての演技しかしりませんでしたが、素晴らしい歌唱力もお持ちだったんですね。「ひとつ屋根の下」の文也役や、「新撰組」の土方役、「陽炎の辻」の磐音役(これ、とても好きな時代劇でした)の印象が強かったのですが、歌って踊れるミュージカルスターだったとは。。。息子に聞きましたら、山本さんはギターも相当な腕前(腕前というのかどうか。語彙が貧困ですいません)なんだそうで、まったくその方面に疎いと言うか、何も知らずに出かけただけに感動も一入でした。もう一人のヒロイン・黒人女性ファレル役の濱田めぐみさん(劇団四季出身)も(これまた初めて拝見)小さい体に似合わぬソウルフルな歌声と表現力、花のある役者さんで、ゴスペルを歌う場面では会場いっぱいに響くその歌声に鳥肌がたちました。切ないストーリーもエンディングを迎える頃には熱のこもった歌と演技も最高潮、思わず目頭が熱くなるほどの感動を覚えました。(最近富みに涙もろくなっていますが...) 

 実はつい先日も『プルートゥ PLURO』という森山未來さんや柄本明さん、永作博美さん出演のお芝居を観たばかりで、生の演技を堪能する機会に恵まれています。音楽もそうですがライブの醍醐味は、演奏者や演技者と一体になり、汗や呼吸、眼差しの先まで共有できることではないでしょうか。手を叩き体が一緒に動いてしまうほどその場面に入り込んだ昨夜のミュージカル。感動を素直に表すことがミュージカルの一番の楽しみ方だと改めて思いました。興奮はまだ続いています。


 
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Commented by hanamomo06 at 2015-02-01 15:03
こんんちは。
今朝、偶然目が覚めてテレビをつけたら延々とニュース。
あのオレンジ色を見るたびに心が締め付けられました。
ああ~お母様のことを思い、そして生まれたばかりの赤ちゃんを抱く奥様のことを思い。
悲しいですね。
最悪の事態になってしまいました。

生のステージは迫力がありますね。
私は昨日小さな落語会のチケットを買ってきました。
山本耕史さん、時代劇でしか知りません。多才な方ですね。
森山未來さんのダンスもすばらしいですよね。
お芝居やステージのあとって、体に元気が漲りますよね。
Commented by miki3998 at 2015-02-01 16:00
momoさん、こんにちは。
 休日の朝、ゆっくり起きて来たらあのニュース。悔しさと言いようのない虚しさが心と体を重くしました。何もできないけれど、知ることが大切なのだと思いました、今後のためにもね。
 このミュージカルは1950年代の人種差別の色濃いメンフィスが舞台です。分かり合うためには、まずお互いの違いを認め合うことから始まるのだと、今回の事件を含めて考えさせられました。日本のミュージカルのレベルってこんなに高くなっているということも再発見。素晴らしかったです。落語会、楽しんできてください。
by miki3998 | 2015-01-30 16:43 | お気に入り | Trackback | Comments(2)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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