淡竹とセリとクレソンと… セリと桜海老のご飯

淡竹とセリとクレソンと… セリと桜海老のご飯_b0083902_18400268.jpg



帰り道でD先生にばったり会った。山菜と温泉に詳しく、北鎌倉では、多分先生の右に出る者はないだろう。麦わら帽子がトレードマークで、いつもリュックを背負っている。今日は左手に長い淡竹を持ちながら歩いていた。
「淡竹いる?。」と先生。
「はい、いります!」と目を輝かせる私。
どうやら山歩きの帰りらしい。左手に握られたものを下さるかと思ったら、リュックから二本の淡竹を出し、その奥の物と一緒に差し出された。
「あげる。台峰のセリは美味いよ!クレソンも入ってるからね。」と、バサッとひとつかみくれた…いや、くださった。

淡竹は孟宗竹と違い、アクも少なく柔らかいから、糠もいらず水から茹でて、しばらくつけて置くだけ。そのまま料理すれば良い。先生は「皮を剥いたら下茹でなど要らんからね。そのまま料理すれば良い。」とおっしゃった。ワイルドな先生らしい。きっと生でも食べるだろうな、先生なら。

さてどうするかなあ。まあ、茹でながら考えれば良いのだ。シンプルに山葵醬油で食べてもよいし、山椒の実とラー油でメンマにしても美味しいだろう。

セリは混ぜご飯がいいかな。少し濃いめに味付けたお浸しをギュッと絞り、細かく切って炊きたての白飯に混ぜるだけ。おにぎりにしても美味いんだよね。ああ、こうして考えている間にもう茹であがった淡竹。いい匂いだ。しばらくおとなしくしておいでね。山椒の実を採ってくるから。


淡竹とセリとクレソンと… セリと桜海老のご飯_b0083902_00495403.jpg



雨漏り先生、セリと桜海老のご飯です。
淡竹は山椒の実を入れてお漬物に。
明日には美味しく漬かるでしょう。








Commented by amamori120 at 2016-05-16 23:36
miki先生   お晩です♪

良いお知り合いが多くて 浦山C~ (^^)/

料理は決まりましたか?
Commented by miki3998 at 2016-05-18 00:51
雨の火曜日、今日は家で仕事。
桜海老をいただいたので、セリと桜海老のご飯を作りました。淡竹は明日、朝ごはんの時には美味しく漬かっているでしょう。
持つべきものは、ものくるる友ですね!
Commented by 広島atsuko at 2016-05-18 11:20 x
山口円座教室の生徒です 先生、つぎつぎ記事のアップうれしい限りです 楽しませていただいております
Commented by froglady at 2016-05-21 00:07
mikiさま
子供の頃、祖母に連れられて山セリを摘みに行くのが楽しみでした。
あの香りが懐かしいです。
桜海老とセリのご飯、美味しそうで作りたくなりました。
毎日を、豊かに過ごされていて憧れています。
大好きな山法師…山に連なるお写真が新鮮で、幸せな気持ちになりました。
ありがとうございます。
Commented by miki3998 at 2016-05-21 20:25
atukoさん、お久しぶりです。コメント、ありがとうございます。
おっしゃる通り、忘れた頃に投稿していたので、皆様には呆れられていると思います(反省)。ぼちぼち動き出しましたので、覗いてみてくださいませ。6月の山口でお目にかかれますように。
Commented by miki3998 at 2016-05-21 20:30
frogladyさま、コメントありがとうございます。
拙宅の裏山にもセリやミツバ、自生の山菜を採りに行くのですが、この日はラッキーなことに頂き物を。しかも桜海老まで揃ったものですから、早々に調理しました。ぜひお造りになってみてください。香ばしい海老の香りとセリのシャキシャキ感がたまりません。山法師は東慶寺の大樹が有名ですが、北鎌倉を散歩すると、庭木にしているお宅が多く、しばらく楽しめます。初夏の散歩は楽しいですね。
by miki3998 | 2016-05-16 18:26 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(6)

森とラジオと食卓と…草花の仕事とラジオパーソナリティ、やってます。


by miki3998