梅一輪 一輪ほどの暖かさ

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お隣のおばさまに、実家から届いた干し柿と漬け物をお持ちして、そのまま裏の畑を見に行きました。畑と言っても持ち主のお爺さんがお亡くなりになってからは、誰も近づかないものですから荒れに荒れて足の踏み場もありません。春先にはセリやノビルを採りに入るのですが、いまや笹竹が覆い、小道がどこだったかも分からなくなりました。木瓜の低木もあったはずなのですが…それももう伐採されたようです。

その畑から見下ろしたところに、梅の木だけ3本植えられた原っぱがあります。まだ蕾は硬いのですが、近くに寄ってみましたら幾つか花を咲かせておりました。

梅一輪 一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪


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その古木の太い幹には灰緑色のウメノキゴケがびっしりと… おばさまがおっしゃるには50年前に越してきた頃から立派な梅の木だったとのこと。いまや太い枝や幹は何重にも絡まり、天に向かって伸びるもの、地を這うように枝を垂らすものと、まるでその存在を誇示するかのように太く大きくなって、高さ3メートル、幅は7メートルくらいまでに成長しています。花後は実をたくさんつけて、わたくしたちにまでそのお福分けをいただけるという、とてもありがたい梅の古木です。


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さて拙宅はというと、年末に植徳さんのお世話になり、サンゴジュやオオデマリ、ハナミズキの剪定をしていただきました。伸び放題の下草も抜いてくださったので、いまはこのオキザリスだけが青々とした葉を伸ばしております。花もなく殺風景な冬の庭ですが、硬くて冷たい地面に少しでも緑があると、そこに暖かいものが流れているようで、なんだかホッといたします。


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朝の散歩は、女学校を抜けて買い物がてら北鎌倉の駅までのんびり歩きます。校内には何種類かの椿が咲いていますが、校門近くのヤブツバキの生垣は、満開になると赤い壁のようになり、青空とのコントラストが見事です。
こちらは八重の白椿、花弁が透け始めています。いつ落ちてもおかしくない状態ですが、冬空の下、寒風に向かって咲く姿には、白い花の清々しさや優雅さより、凛とした強さを感じます。
明日は日曜、仕事もお休みです。足元からシンシンと冷え込んできましたが、晴れたらまた朝の散歩に少し遠くまで足を伸ばしてみようと思います。




by miki3998 | 2017-01-14 21:34 | | Comments(0)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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