花巻花紀行
2017年 05月 19日
花巻での教室を終えて、助手のなっちゃん夫婦と一緒に、花巻東和町にあるイーサゴナーサリーガーデンを訪れました。あいにくその日曜日は休園日でしたが、私たちの訪問を特別に承諾していただき、お父様を始め息子さんもお忙しい中、広い園内を丁寧に案内してくださいました。圧倒されるほどのクレマチスの数と品種、手入れも大変だろうなあとため息まじりに眺めたビオトープやロックガーデン、山野草が咲き乱れる自然庭園をゆっくり散策しました。
ヤマシャクヤク
のんびりお茶でもいただきたくなるお庭です。
葉のヒダも見事なクマガイソウ
帰りに花巻温泉のバラ園に参りましたが、ピークは6月とのことでまだ蕾の状態でした。東北随一のバラ園は、宮沢賢治の南斜花壇があった場所で、賢治設計の日時計も残されています。広さ5000坪の山を登るように6000株の数々のバラが植えられており、満開の時期にまた訪れて見たいと思いました。
園内に燃えるように赤い木がありました。バラより一足先に満開を迎えた花桃でした。散った花びらが艶やかな絨毯のようです。帰りの車からりんご畑の白い花も見えましたし、北東北の5月は、初夏を告げる木の花が見送ってくれているようでした。
枝垂桂 (黄葉するとキャラメルのような甘い香りを放つ桂の木、400年も前に早池峰山麓で発見されたそうです)
イーサゴナセリーの様子を拝見できとても嬉しいです。
いつか出かけてみたいものです。
ここの熊谷草も見事ですね・
それから桂の木、大好きな木でしたが、黄葉するとキャラメルのような甘い香りがするのですか?知りませんでした。
クレマティスがきれいですね。
我が家のももうすぐ咲きそうです。
本当はもっと詳しく書きたいくらいなんです。ああ、文才があったらなあと最近富に感じます。
お父様と息子さんに案内していただいたのですが、素晴らしいですよ、知識もお人柄も、そして何よりクレマチスや草花への思いが熱い… ぜひ訪れて見てください。私もまた行きます。
桂の木はもともと甘い香りがしますが、この枝垂桂は本当に鼻先まで垂れてますから、その香りもはっきり感じられるのでしょうね。秋にまたいかなきゃ。国道4号線の花巻から北上に向かう境のあたり、この枝垂桂の並木道なんです。楽しみです、キャラメルの香り!