実家にて 「 そろそろ帰るね・・・。」
2006年 09月 07日
鎌倉に帰る日、恒例の儀式があります。近くの食堂から出前を取ってラーメンをみんなで食べるのです。300円の支那そば、父も子供たちも大好き。食堂の小母さんも「 あら~、お孫さん帰でだのね~。」と言ってくれます。田舎では買い物に出る先々で、「 mikiちゃん、いづまでいるのっす?おどさん、よろごんでるべ~。」と声をかけられます。私もできることなら、長くいてあげたい。もしも具合が悪い時は、飛んで帰るからねと明るく言って、帰る仕度をし始めます。
息子も私も、4日間ずっと母の手料理を食べて、充分すぎるくらいのんびりさせてもらいました。弟夫婦が用意してくれたお土産を持って、マウイともしばらくのお別れ。そのマウイは部屋から出てきません。もう一日でいいから居てちょうだいよ、と駄々をこねています。
「じゃあね、また来るからね。おじいちゃんもおばあちゃんも元気で。」
そう言って息子とタクシーに乗るとき、
「 帰しだぐね~なあ・・・。おじいちゃん、おぐってがねえがらな。元気でな。困ったどぎは、かえってこよ~。」
声が震えて、涙で顔をくしゃくしゃにしながら手を振っている父。笑顔で見送ってくれる母。母は、今晩すぐ食べられるようにと、夕飯のおかずをかばんに詰めてくれました。ありがとう、感謝してます。
いつもながら、遠くに嫁いだことを後悔する瞬間です。
ご実家での様子がドラマを見るように伝わってきて・・・心温まります。
お父様、お母様にはもちろんのこと、エルちゃんにも元気で頑張ってほしいですね。
私もいつも同じ事を思います。
今度帰省する時まで元気で居てねーと祈るように故郷を後にします。
親孝行ってしたい時には親はなしなんて事にならないよう
帰省した時位目一杯大事にしたいですね!
娘としてのmikiちゃんの気持ちが伝わり、自分と重なりました。
感情を隠さずに 涙をこぼしながら見送ってくれるお父様。
娘の夕飯の気遣いまでしてくれるお母様。
いくつになっても 親ってありがたいですね。
部屋から出てこないマウイちゃんの小さな抵抗も可愛いわ。
あんなにお兄ちゃんに可愛がってもらったんだもの ずっといて欲しいよねぇ~マウイちゃん!
エルちゃん、ご両親、弟さん家族、mikiちゃん家…みんなの健康を心から願っています。
mikiちゃん いつも良いお話をありがとう~♪
束の間の里帰りでした。昔は一ヶ月も帰っていました。長いほうが両親にとって幸せなのか、どうせ帰っていくので、短いほうが気が楽なのかわかりませんが、いずれにせよもう年老いた両親ですから、できる限り顔を見せてあげたいと思います。
みんなそうなんですね。親のありがたさ、今頃身に沁みてます。親不孝な娘です。父も母も、いつも私たち親子のことばかり按じています。遠くにいるからこそ、マメに便りを出さなくっちゃとおもいます。
でも、父はほぼ毎日電話をくれるんですよ~。
「 そっちはあづぐねが~。けちんねで、ちゃんとエアコンつけろよ~。」
「 おがねあるが~。ねば、おぐるぞ~。」
いつまでたっても、可愛い娘(?)だと思っていてくれます、はい(笑)。
実は私も涙をこぼしながら書いてました。年取ったら、涙もろくてね。
マウイは感情豊かな子なのですが、この日は朝から一生懸命、息子にお願いしてました。「 Kちゃん、お願い!明日帰ってよ、ね、いいでしょ?」って。
また孫とじじばばとの竹取物語にもどります。
親はいつまでも元気でいてくれるもの・・・と勘違いしてました。久しぶりに会う父はすっかり痩せ、もともと障害があって引きずる足が、余計に細くなっていました 。
お母様の誕生日に亡くなるということ、何かを語っていますね。
失礼しました。本題に戻ります。
駆け落ちして一緒になった両親、聡明な母と情の深い父。この二人の娘として生まれて本当に良かったと感謝しています。
なのに、この私ときたら・・・。反省ならサルでもできる、トホホです。
私、なかなか親孝行していなくって。。。
たとえ少しの時間でも チャントお顔を お見せになっているんですもの。
ご両親も よくわかっていらっしゃいますよ!
そして お元気なご両親がいらっしゃるんですもの、、、mikiさん お幸せですね!
すてきなお話、ありがとう、mikiさん~*
優しくてとっても心配性で、どんなにかわいがってmikiさんを育てられたか、
痛いほど伝わってきます。
本当にすてきなご両親、大事な大事な故郷。。。
私も胸が詰まりました。
私は親不孝をしてばかり・・・反省です。
最後のmikiさんの言葉を読んでジ~ンとしてしまいました。
私はたまたま親のそばで暮らしてきていますが、今度は私の娘達が遠くにいって帰ってこないような気がしています。
子供の人生だから・・・と親はみなそう思って子供を遠くに出すんでしょうね。私もそう思ってますから。
毎日一緒じゃないけど、mikiさんはとっても密度の濃い4日間を過ごされたようですね。お父さんもまた帰ってくる楽しみを考えてきっと待っていてくれているでしょう。
うちから出て行った2人の子供達をそんな思いで見つめています、私も・・・・。
わたしも親元を遠く離れて暮らしていますので、とてもよくお気持ちがわかります。ご両親にお元気でいてほしいですね。
エルちゃん、実家のトイプードル(1月4日の記事に画像が出ていますが)に似ています。毛色も同じ感じで・・・余計にmikiさんの記事とダブらせて考えてしまいました。今回の帰省はご両親さまへの素敵な贈り物でしたね。
絶対に私を遠くに嫁がせないと口癖のように言ってました。
私自身は地元に未練はなかったものの、あんまり母が言うので、
それならば母の近くにいて幸せになろうと決心したのを覚えています。
でも近くに居すぎて少々しんどい事があります。(苦笑)
私なんか地元でずっと育っていると、こういう風景に出会う機会が少ないけれど、一人暮らしの子供たちが自分の住んでいるところへ帰っていくのでも寂しいですもの。
良いご両親ですね。
行くときは良いんですけどね、帰るときが辛いんですよね。
私の実家は家から車で30分くらいのところにありますがそれでも帰り際は父たちの見送りが切なくなります。
あと何十回、こうやって父母が見送ってくれるのかと思うと、この瞬間を
父母のことを、しっかり目に焼き付けておかなくっちゃと、思います。
つゆの
私の実家は、車で15分もあれば行かれる距離なので・・考えたら幸せなことです。
しょっちゅう顔を合わせていても、ちょっと来ないと淋しがる母です。
まして遠くに離れていればなおさらのことですよね。
行く回数としては、私の実家のほうにどうしてもウエイトが多くなってしまいますけど、夫の母に対しても同じように接しないといけないな・・・と反省する日々。明日・・顔を見せに行ってこようと思います。
海外へ転勤の時は、私の両親も、夫の両親も強く思ったようです。
エル君もご両親様を元気つけるために、頑張っているように見えてきます。お目目も白くなってきてますね。
今年の正月、ばぁちゃんと一緒に帰省して、そして3月にばぁちゃんは倒れました。今に至るまでの義姉さん達との話し合いの中に、そして在宅で看ることに関して続けている話し合いの中で、その背後にはずっと自分の両親の影があります。
孝行をしたい時にはなんとやら。悔いの残らないように日々を過ごしたいと思っています。
親も私も分かりやすい性格なのでしょう。悲しい時には涙して、楽しい時には大笑い・・・なかなか宮沢賢治のような、謙虚でつつましやかな人間にはなれません。
結婚した時、母は「どこにいてもお前が幸せなら、それが私たちの幸せでもあるのよ」と言われました。いまは何かあったら、いつでも飛んでいく覚悟でおります。何より大切な家族ですもの。それしか孝行できません。
ご両親のそばにいることが、どれだけ心強いことなのか・・・。そしてこれからはその親が味わった思いを自分たちもするわけですね。因果なものです。
STORYに載る方にお出でいただき、光栄です。セレブとは縁のない、あわてんぼうでがさつな私です。この親にしてこの子あり、ですもの。センスのいいライフルタイル、私も目指したいです。
Noodleさんの親御さんもお元気でいらっしゃるのでしょうか?海外ですと、帰りたいときにすぐ、と言うわけには行きませんね。親にはそのままでいいから、元気でいて欲しいです。
最近は特に、涙もろくていけません。親が自分より小さくなったと感じるとき、あ~、年老いたなあと寂しくなります。
うちのエルはもうオムツをしています。目も白内障になっていて、散歩もすぐに引き返すようになりました。でもエルには父同様、長生きして欲しいです。ワンちゃんのお写真拝見しました。ホント、おそろいみたいですね(笑)
花巻祭りは明日からです。どこから湧いてきたのか、お祭り期間中は人口密度が高くなります。いらしたことございますか?
近くにいすぎるのもね~、と言う気持ち分かります。特に母親との関係は、これからますます難しいかも。近いとお互いが甘えてしまうからでしょうか?年をとると頑固になりますしね。でもやっぱり幸せです。親ってありがたい存在ですもの。
もうお子様は大きくおなりなのですね。でも親からしてみれば、いつまでたっても子供。一人で苦労しているのでは・・・と心配するやら、さびしいやらですね。
そうですね、海外に暮らしていると以前にも増して親のことを考える機会も多くなり、また年齢が上がるにつれ、親の有難さを感じます。香港と関西は3,4時間の距離ですので、年に3度くらい帰るようにしています。遠くは離れていると、なかなか親孝行も出来ず、それが辛くも感じますが、夫と仲良く幸せにしていることも親孝行かと思っています。
ときどきブログに出てくるお母様、お近くにいらっしゃって羨ましいです。お元気で何よりです。お互いいくつになっても、母親を越えられませんね。(笑)うちは母よりも私のほうが涙もろいんです。ちなみに母はAB型、強い人です。
こちらこそありがとうございました。
そうなんです。エルは白内障です。もう流石に老いぼれてしまいました。オムツをしているところを見ると、悲しくなります。父が一番可愛がっているのですが、二人(?)はいいコンビです。エルが先に逝ってしまったら、父は立ち直れないでしょう
うちの義父も一人暮らしをしていて亡くなりました。最期を看取ってあげられず、主人も私も後悔しています。そんなことにならないよう、義母はスープの冷めない距離におります。グループホームのお話、どうぞがんばってください。
おっしゃるとおり、帰ってあげることばかりではなく、夫婦円満、家族が幸せであれば、親としてもそれが幸せであり、孝行をしていることになると思います。
こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。
私など海外にいて親不孝の典型って感じだなーと思いながら読みました。私も別れは苦手で、それは両親も同じらしく、わざとさばさば振る舞って、駅とか空港までは送って来ません。多分、泣いちゃいそうだからっていうのもあるんでしょう。
mikiさんは遠くてもしょっちゅう帰ってらっしゃるみたいだから、すごく親孝行されてると思いますよー。
帰省された時のお話を読んでお気持ちが凄くわかるので、涙が出てしまいました。私は空港に向かう高速バスが出発するまで涙をこらえるのに必死で、息子達に「あ~あ~今日も泣いちゃったね、お母さん。どこでもドア欲しいねぇ。」と慰めてもらっています。若い時は関東が良くて、故郷があまり好きではなかったのでこんな瞬間は想像できませんでした。
真剣にスポーツをされていて大きくなっても親類のお子さんと遊んであげたり素敵な息子さんですよね。私の息子達もスポーツをしているので
mikiさんの息子さんのようになってくれたらと思います。
もっと遠くにいらっしゃって、会いたくても会えない親子はたくさんいるのだと思います。その方から見れば、花巻なんて近いほうですね。心では隣にいるつもりです。 ズボラな私を見越して、母はいつもお弁当やおかずを持たせてくれるのです。いま宅配便で、里芋と玉ねぎが届きました。田舎のは美味しいんですよ。お届けしたいくらい!
しょっちゅう?ではないのです。子供が小さいとき、小学生まででした。今回は息子と3年ぶりです。部活が忙しくなり、なかなか帰れないのです。わたしも飯炊き女ですから、子供を置いて里帰りもできません。一度父が入院した際に2日間だけ帰ったことがありますが、それも2年前。
久しぶりに会うからでしょうか、年老いて行くのが、はっきりと分かります。寂しさで胸が切ないです。
家もそうでした。新幹線のドアが閉まるまでは、明るく振舞っているのですが、閉まって走り出した途端、父は号泣するのです。それはもう昔から。乗っている私も息子たちも一緒に泣きました。長男は今でも泣けるなあ、と言います。おじいちゃんっ子ですから。
きっと両親は、離れて暮らすこと自体は仕方ないと諦めていると思いますが、別れのそのときは娘の幸せを願う気持ちが涙となって溢れるのだと思います。
こんなブログですが、これからもよろしくです!
お父様の寂しい気持ち、お母様の暖かな気持ちが伝わってきて、涙がこぼれました。
前に書きましたが、幼い頃は毎夏母の田舎に遊びに行って、帰る時には別れを惜しんで涙ぐんだ祖父母のことを思い出しました。
そして、今年5月に亡くなった私の父も、私の息子をものすごく可愛がってくれていた。うちに遊びに来ると(寂しくなるのでしょう)「見送らなくていいから!」と。
近くに住んでいてもそうでしたから、mikiさん.息子さんたち.mikiさんのご両親の気持ち、暖かで心に染みます。次回の帰省が楽しみですね!
母ちゃんハウスもいいなぁ。
私は、実家からそう遠くないところに住んでいるので、
こんな経験をしたことがないのですが・・・。
遠くに嫁がれた方には、こんな思いがあるのかと、
今更ながらに、ハッとした思いです。
両親には、いつまでも元気でいて欲しいものですね。
エル君は、トイプーちゃん?!
きっとお父様の癒しになっているんでしょうね・・・。
ありがとうございます。皆さんの心の中にご家族との甘くてすっぱい思い出がよみがえったのですね。まして、お父様がおなくなりになってまだ1年では、寂しさも思いでも溢れるように押し寄せてきますね。
母ちゃんハウスいいでしょ!大船にも市場の通りがありますが、あれとは違います。もっと双方の気持ちが通う、穏やかで楽しい場所なんですよ。
ご両親はご健在なのですね。若い時には感じなかった、老いて行く身の寂しさを、年々痛感いたします。子供たちの元気な姿をできるだけ見せに帰りたいと思っています。もう物欲もない両親は、それだけが楽しみですから。
エルは、弟が東京から戻る時、一緒に連れて来た犬なんです。もう目も悪くなり、すっかり老いてしまいましたが,父や母の話し相手なんですよ。一方的に聞くだけの(笑)。
もう人が悪いなあ~、抱腹絶倒、またまた笑いのつぼにはまってしまいました。先生って、最高!それに比べて、このわたくし、まだまだ修行が足りません!きっと、ちかく『今月の人気ブロガー』に選ばれます。保障いたします。
きっとmikiさんの結婚式のとき、お父さんはもっと大変だったのではないでしょうか。普段クールな私の父でさえが、私が旅発った後、私の部屋に閉じこもって1日独りで泣いていた、と聞きました。
そうなの。父はね、結婚式の間中、ずっと顔をあげられなかったのです。食事も手につかず、披露宴が終わっても、体を小さく丸めて泣いていました。前日一緒のホテルで、母と私と父とで川の字になって眠ったのですが、そのときから声を殺して泣いていました。
父も母も、私たち子供二人のために一生懸命働いて育て上げてくれましたが、いまだに心配してくれています。家族の絆の強さを痛感しています。ありがたいです。
きっとcafe-Dさんのお父様も、同じだったのでしょうね。
遠いだけになおさらですね。
恒例の儀式があるのも、心の準備でもあるのでしょう。
わたしも一昨日実家から帰ってきました。
もうちょっといたかったなぁ。
リンクをいただいてよろしいでしょうか。どうぞよろしくお願いします。
そう、その通りなのです。ラーメンを食べることで、さあ帰るぞ、と心に言い聞かせるのです。父は猫舌なので、伸びたラーメンを食べるのですが、こちらに帰ってきても、ラーメンが伸びると息子たちが、おじいちゃんに食べさせたいね・・・と言います。ジント来てしまいます。
リンクの件、よろしくね。こちらももちろん、貼らせていただきます。
エルちゃんも、家族ですものね。長生きして欲しい!!我家にも17年家族をしていたワンちゃんがいましたが二年前になくなったのね。やはり父と仲好しでした。
マウイちゃんも楽しかったのネ。とってもわかるわ。甥っ子も私達が帰った夜、ずっと泣いていたそうです。
先生とブログのお仲間になれて、本当によかった。感謝いたしております。
家族の絆って、いまさらながら大切だなあと思いました。ソレイユさんちのワンちゃんも長生きだったのですね。エルもできるだけ長生きして欲しいです。父のためにも、私たちのためにも。
お父様のお話、読んでて切なくなりました。
マウイちゃんの気持ちもよ~~~く分かります。
私も小さい頃、大好きな従兄弟とバイバイするのが嫌で嫌で。。
夏休みは楽しいけれど、別れのときは辛いですね~。
朝顔の凛とした姿、よかったですよ。
父は昔から子煩悩な人で、自分が食べなくも、私たち子供にはお腹いっぱい食べさせてくれる人でした。働き者で、いまでも家族やご近所のためにつくしています。マウイは我慢強くて、寂しさを表に出さない子ですが、この時はよほどのことだったのでしょう。最後は半泣き状態、うちの息子を兄のように慕ってくれています。
こんな思い出をたくさん積み重ねて、大人へと成長していくのでしょうね。