2014年 01月 03日 ( 1 )

新しい年を迎えて 

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         「 明けまして おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。」


 新春早々嬉しい贈り物が届いた。馴染みの宅配便のお兄さんと年始の挨拶をすませ、いそいそと鋏を取りに書斎へ。
 開ける時のワクワク感は何とも言えない。きっと顔はニヤけているだろう。たぶんあの人からのアレだなあ。。。そう思いながら開封する。それは毎年年末に届くカレンダーで、一緒にオーガニックキャンドルが入っていた。お花の教室の生徒からで、私の好みを知って、毎年同じ作家のカレンダーを送ってくれている。それは生けるというより あしらうと言ったほうがいいかもしれない。『花と果実』というテーマの12枚のカードのようなカレンダー。月ごとにさりげない花あしらいのそれらは、どこかピーンと張りつめた空気感と草花や果実から匂い立つ香りが伝わってくるシンプルな写真集とも言える。壁に飾るカレンダーとしてではなく、ときどき眺めては草花に向かう自分の気持ちを確かめるような道具になってしまっている。Junちゃん、ありがとう。またこの12枚から温かい気持ちをもらって今年も頑張れるよ。 

  
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              < 大晦日のリビング。みんなが起きてくる前に準備。 >

 元旦は家族揃っておせちをいただき、一日のんびり家で過ごした。長男夫婦、次男坊、そして1歳になった孫がいる正月は初めてで、久しぶりに賑やかな食卓だった。家の中に家族の笑い声や幼い子供のむずかる声がするのはいいものだ。しあわせは探すものではなく、すぐ目の前にあるのだとつくづくそう思った。多忙な年末の私を気遣って、実家からおせちがお重ごと届き、大晦日までなんの手間もかからずに、仕事にうちこめたのは両親のお蔭。相変わらず頭が上がらない。新春の挨拶をと電話をすると、父は「元気ならいいんだ、元気なら。」と声を詰まらせた。気丈な母は、鍋用の海産物が届いているか確認するだけ。私より孫の声、(あ、母からしたら曾孫だ)を聞きたいようだった。

  
   
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 二日は嫁さんの実家に長男夫婦で挨拶に出かけた。次男は仕事、初売り初日で早々に出勤。私ひとりになったので、今年初めての散歩に出た。穏やかな日差しが竹林や山茶花の生け垣を照らす。ミツマタも蕾をつけていた。春を待ちかねて咲くので昔の人は「さきさく』とも呼んだらしい。毛羽立ったような銀色の蕾はどこか品格のある姿をしている。
 花を眺めながら、通りで出会った人と新年の挨拶をするのも気持ちがいい。「今年もよろしくお願いします。」と立ちどまり、頭を下げる。。。実にいい光景だ。

 
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  慌ただしく去った年の終わりに、感謝の気持ちを込めて除夜の鐘をつき、迎えた新しい年を、日の出を拝みながら希望の年にとひたすら願う。毎年同じように過ごしても、確実に何かが変わり、変らない何かが続いてゆく。 


 
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< 浄智寺で除夜の鐘。温かいお汁粉もいただいた。>

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<稲村ケ崎から望む初日の出> 








by miki3998 | 2014-01-03 06:03 | 今日のつぶやき | Comments(8)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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