カテゴリ:鎌倉・北鎌倉( 141 )

ちょっと旅 『暮らすように歩く』 


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北鎌倉に越してきて25年、早いものですね。
   2006年4月23日に初めたブログも気がつけば昨日でちょうど丸10年、今日から11年目に入ります。拙い文章ですがこれからもどうぞよろしくお願いします。
振り返ればこの10年の間にたくさんの方と出会い、いろいろなことを教えていただき、自分自身の世界も広がった気がいたします。雑誌ミセスに掲載していただいたり、二子玉川高島屋のカルチャーセンターのお仕事をいただいたり、鎌倉FMのパーソナリティとして番組を担当したり...思いがけない出来事が数多くございました。関係者の皆様そしてブロガーの皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。



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前回のブログの続き『山口から博多へ その2』を綴る前に、皆様にお知らせがございます。
この度セブンカルチャークラブ様からのご依頼で、「旅の学校」の講師を務めさせていただくことになりました。そのご案内のフライヤーが届きましたのでここに紹介させていただきます。
テーマは『暮らすように歩く北鎌倉』です。

観光地としての北鎌倉ではなく、生活する街としての北鎌倉についてご紹介します。季節ごとに表情を変える路地の野草や、つい立止まってしまう建物や佇まい、挨拶を交わすあの街角、お気に入りのお店のエピソードや、教えたくない散歩道など、お話させていただこうと思っています。初夏を迎えた北鎌倉で五感を研ぎ澄ませて歩くと思いがけない発見があります。見えるものだけではなく、聞こえるものや匂いを放つものから何かを感じていただける幸いです。
ご予約開始しました。ご案内の詳細をお送りしますので、ご希望の方はコメント欄から連絡先を明記の上お申し込みください。よろしくお願いします。 

申し込み先  セブン旅デスク 電話 0570-010711
営業時間 月〜土 10:00〜18:00(日祝10:00〜17:00)
※インターネットでのお申し込みは「セブン旅ネット」で検索してください。


おかげさまでたくさんの方からお申し込みをいただき、5月26日締め切りとさせていただきました。ありがとうございました。









by miki3998 | 2017-05-27 01:00 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(4)

始める4月、生まれる4月

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いよいよあと一週間になりました。

やっと暖かい日が戻って来そうです。
冬に逆戻りしたかのような天気が続き、膨らみかけた蕾も固く、満開のその日が先送りでしたが、鎌倉の桜もやっと五分咲き七分咲き。どうやら4月10日((月)は、終わりの桜を愛でながらの夜活になりそうです。
始める4月、生まれる4月…期待に胸が弾むのは、新入生や新社会人だけではありません。ワクワクは自分で作る大人の夜活、その第一回目は「思いを文字にして…」と題して、経験と知恵を重ねた人生の先輩と共にする倶楽部活動。おかげさまでお問い合わせも多く、現在お申し込みいただいている部員(倶楽部ですのでこうお呼びします)は10名、期待に胸を膨らませその日を待っておられます。単に聞くだけの受け身ではなく、ゲストと一緒に話し、動き、活かす夜活、きっと何かが生まれます…そんな予感がするのです。
(お申し込みの締め切りは4月7日です)


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by miki3998 | 2017-04-03 02:30 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(2)

1月の北鎌倉散歩 2017 

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 大晦日から仕事始めの前日まで、実家に里帰りをしておりましたので、今年初めての散歩は、年明け10日の午後から、郵便局への用事を足しながら、女学校経由でのんびりご近所を歩いてみました。散歩と言ってももっぱらよそ様のお庭拝見という感じですが、歩くのは路地から路地の細い道ばかり。まず目に入ったのは、プランターで育てられたエンドウ豆の花でした。自由自在に伸びた茎は太くて葉も大きく、花芽もたくさんついており、これぞ露地物という感じです。(それにしても早いですね、咲くのが)




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 坂を上りながらそのまま冬休み中の女学校へ。誰もいない校舎の生垣はすべて椿で、蕾の固いものや満開を迎えた紅白の藪椿が艶やかに咲いておりました。椿は葉も美しく、日に照らされた葉脈が光沢を得てより一層生き生きと見えます。椿餅なる和菓子がありますが、道明寺生地に餡を入れ椿の葉で挟んでおり、冬から初春にかけての京菓子として茶席などで振る舞われたそうです。なんとも優雅なお味の季節菓子です。




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 白い藪椿はシベを見てとばかりに花弁を反らせて咲いており、痛んだ花弁は寒風の中でのありのままの姿で、ことさら愛おしく思えました。
 1月は蝋梅や木瓜、青文字などの枝物とシンビジウムを加えて、冬の椿を生けてみようと思います。20日の大寒を過ぎる頃、今年最初のお稽古が始まります。一年の中でもこの月ほど厳かな気持ちで草花に向かう月はないかもしれません。新しい年にふさわしい、どこか緊張感の漂う花あしらいもなかなかいいものです。



 

by miki3998 | 2017-01-11 04:36 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(0)

淡竹とセリとクレソンと… セリと桜海老のご飯

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帰り道でD先生にばったり会った。山菜と温泉に詳しく、北鎌倉では、多分先生の右に出る者はないだろう。麦わら帽子がトレードマークで、いつもリュックを背負っている。今日は左手に長い淡竹を持ちながら歩いていた。
「淡竹いる?。」と先生。
「はい、いります!」と目を輝かせる私。
どうやら山歩きの帰りらしい。左手に握られたものを下さるかと思ったら、リュックから二本の淡竹を出し、その奥の物と一緒に差し出された。
「あげる。台峰のセリは美味いよ!クレソンも入ってるからね。」と、バサッとひとつかみくれた…いや、くださった。

淡竹は孟宗竹と違い、アクも少なく柔らかいから、糠もいらず水から茹でて、しばらくつけて置くだけ。そのまま料理すれば良い。先生は「皮を剥いたら下茹でなど要らんからね。そのまま料理すれば良い。」とおっしゃった。ワイルドな先生らしい。きっと生でも食べるだろうな、先生なら。

さてどうするかなあ。まあ、茹でながら考えれば良いのだ。シンプルに山葵醬油で食べてもよいし、山椒の実とラー油でメンマにしても美味しいだろう。

セリは混ぜご飯がいいかな。少し濃いめに味付けたお浸しをギュッと絞り、細かく切って炊きたての白飯に混ぜるだけ。おにぎりにしても美味いんだよね。ああ、こうして考えている間にもう茹であがった淡竹。いい匂いだ。しばらくおとなしくしておいでね。山椒の実を採ってくるから。


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雨漏り先生、セリと桜海老のご飯です。
淡竹は山椒の実を入れてお漬物に。
明日には美味しく漬かるでしょう。








by miki3998 | 2016-05-16 18:26 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(6)

ちょっとそこまで… 北鎌倉散歩

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家の中にいるのがもったいないような金曜日。テラスからの眺めもいいけれど、外の方が気持ちよさそうだ。
郵便局までの道は5月の草花でいっぱいだ。手入れされた芝生、外壁とマッチするように選ばれた洋花、お寺さんの垣根から飛び出すように伸びるつるバラ…どれもゴバルトブルーの空に映える。女学校の坂道のナワシロイチゴの花が終わりかけ、実をつける準備をしていた。石垣の下には桃色月見草が列をなして咲いている。ふぅっと心地よい風が顔を撫でる。もう夏なんだなあとニントウの匂いにひたりながらゆっくり坂を上る。つい帰り道は長くなるのだ。

by miki3998 | 2016-05-13 17:37 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(0)

 『かまくらパン』発売です。 

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      ご無沙汰です。
      昨年末大ケガをしたことを理由に怠けていました。
      立春を過ぎ、さすがにそろそろ腰を上げねばと自分に喝を入れたところです。
      今頃と言われそうですが、ブログのお仲間にはここで新年の挨拶を。。。
      今年もどうぞ宜しくお願いします。




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      ブログ復活記念、オススメの本のご紹介です。
      2月3日できたてホヤホヤ、本屋さんで湯気がたっている素敵な本です。
      地元鎌倉の出版社港の人の『かまくらパン』
      先日の「おはよう鎌倉」のゲストが、この本の編集者井上有紀さんでした。
      小さくともこだわりを持ってパン作りに励む22のお店を丁寧に取材され、
      選ばれたエピソードなども伺いました。
      パンにこだわることは食にこだわること、パンへの思いなどなど。。。
      鎌倉ってパンの街だったことを改めて発見するインタビューでした。
      
      もちろん早速買いましたよ。中身?ここでお話ししたいのはやまやまですが、
      是非お手にとって一味違うパンを、いえこの本を味わってみてください。
      「かまくらパン」ほんと、おいしいですから!


       A5判 本文80頁 オールカラー 1200円でっす。




      
      
by miki3998 | 2016-02-06 04:20 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(0)

玉紫陽花 <ラジオ体操、続いてます>


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  往路は体操の時間に間に合うように、森を抜けて目的地まで早足で歩くのですが、終わるとどこかホッとしたような気分で復路につきます。朝の空気を胸いっぱい吸いながら、時々空を見上げたり、遠く丹沢の稜線を目で追ったり…青い空と群青の山並みを撫でるように白雲が流れる風景もなかなかです。



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10分ほどのラジオ体操ですが、帰りは急ぐ必要はありませんから、ゆっくり植物観察を楽しみながら歩きます。地面には昨夜の雨風で折れた小枝や黄色や茶色に色付いた葉っぱが落ちていますし、道端には米粒より小さいミズヒキやヌスビトハギが咲いてます。眺めたり近寄ったり…ついには仲間の歩調とは合わなくなり、置いてけぼりになりますが、それもまた良しでして、片道15分が帰りは倍の時間がかかる日も。
途中ゴミの集積所近くで見つけたタマアジサイです。この藤色がなんとも魅力的。ラジオ体操は楽し!なのであります。 

  
  
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by miki3998 | 2015-08-19 00:12 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(2)

ラジオ体操始めました。

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ご近所のイラストレーターのご夫婦に誘われて、ラジオ体操を始めました。
子供の頃は、夏休みの風物詩だったラジオ体操、息子達も毎朝近くの空き地で子供会の仲間達と一緒に体操で目覚めることを日課にしておりました。つい仕事で遅くまで起きていることが多い私ですが、体操のお蔭で夜更かしをひかえるとともに、硬くなった体がほぐれ気持ちのいい朝を迎えております。
場所は葛原岡神社。拙宅から裏の森を抜けて、佐助稲荷につながる道の途中、鎌倉の高台に位置する鎮守の森です。30人くらいいらっしゃるでしょうか、毎朝集まるお仲間たちは、みなさんお元気なプラチナ世代、ぐうたらな私は集まりに加えていただくだけで背筋が伸びる思いもしております。


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その道すがら、路傍の草花を眺めて歩くのも楽しみのひとつ。晩夏から初秋を感じさせるのは吹く風だけではなく、緑濃くなる葉や絡まる蔦、実を付け始めた木々など...季節の野草を観察する時間にもなっています。ラジオ体操の効果効能は想像以上なのでございます。
写真は帰り道で見つけたヤブミョウガです。翡翠色から鼠色、あるいは焦げ茶色、そして玉虫に輝く黒色へと変ります。集めて冬のリースに使います。



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by miki3998 | 2015-08-15 17:38 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(0)

滴る季節に


  
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 夏至まであと数日、ご近所の庭の梅も収穫の時を迎えた。
 お世話になっている北鎌倉の駅前にある「たまごや」(屋号)さんが今月いっぱいで閉店する。野菜や肉、魚、酒類や日用品まで揃う昔からのお店で、思えばコンビニの元祖と言えるかもしれない。ご用聞きもされているので、山の上や町外れで買い物に出るには不便な場所のお宅まで注文された品物を届ける。お年寄りや体の不自由な方、小さい子供がいて買い物に出かけられなかったり、重いものをまとめて届けてもらうには便利な店として長年愛されてきた店だ。私ももちろん利用していたので、閉店するというニュースには正直驚いた。たまごやさんもか...2年前には活きのいい魚で評判の『魚作」さんが、老齢になり跡継ぎがいないという理由で店を閉めたばかりだった。残っているのは、肉屋ともう一軒の八百屋のみになる。
 この日は梅ジュースを作るための砂糖を買いに。閉店まであと10日あまり、店に並ぶ商品が少なくなっているのが分かる。棚の上の酒類やお買い得な菓子類など、いつもならびっしり並ぶ品物がカスカスになリ始めた。生鮮食品以外は仕入れないのだろう。北鎌倉に越してから20年以上になるが、肉屋も魚屋もそして八百屋もそれぞれ専門のお店とは、世間話をしながらその日のオススメを聞いたり調理法を教わったり、向かい合って会話を交わしながら買い物をする楽しみがあった。そんな店が少なくなるのがなんとも寂しい。 


 

by miki3998 | 2015-06-19 02:02 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(0)

庭師「植徳」さんのお年賀

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 今日1月7日は七草、至る所で創意工夫された「七草粥」を拝見しています。うちは今朝から昨日のカレーと味噌汁代わりの天かす入り煮麺。裏の畑で採って来たセリだけが『七草粥』ちょっとだけ参戦!という感じ、胃の強い家族で本当によかった。。。そうゆう問題ではないですね、七草は。

 写真は門松をお願いした北鎌倉の植徳さんからのお年賀です。毎年7日に外しに来てお年賀を置いて行かれます。
 今年はこちらでした。(ちょっと見えてますね。。。) 

 
 
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日影茶屋のあぶずり餅と甘藷焼きでございました。いずれも好物です。まだお若い(たぶん30代前半)のにお品選びが上手だといつも感心します。ちなみに昨年は一保堂のほうじ茶でした。庭の設計、植栽、お手入れ、大きな仕事以外は、なんでもひとりでこなしています。日頃から研究熱心でお茶もお花も習っていらしてセンスだけではなく、実力もあります。どうぞご興味のある方は、来春の門松は北鎌倉の植徳さんにお願いしてください。え、鬼が笑うって? そうですよね、まだ1月7日ですものね。失礼しました。


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 仕事初めの5日、打ち合わせとクライアント様へのご挨拶がてら銀座にまいりました。華やいだ銀座が大好きで、クリスマスとはまた違った印象でした。銀座の門松は煌びやかな色を加えず、どっしりと存在感のあるものが多かったですね。写真は鳩居堂の門松と和光のショーウィンドウを飾る羊たちです。羊はウィンドウ中央のボタンを押すと、その中の一頭がくるりと振り向く仕掛けになっています。いかがでしょう?大人の銀座のお正月迎えです。


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鳩居堂も和光も伝統を重んじた歴史ある老舗です。ちなみに老舗とは創業30年以上事業を行っている企業(東京商工リサーチによる)だそうですが業界にもよりますよね。九州熊本のかるかんでお馴染みの明石屋さんは安政1854年創業ですから160年の歴史ある老舗です。また京都では100年以上の老舗はたくさんあって、3代以上続いているのがその条件のひとつになっているようです。いずれも伝統を築くにはその出発点があります。お若い植徳さんはこれからの人、跡継ぎのお話をするにはまだ早い(何しろ結婚されたばかりですし)のですが、いいお仕事をする職人さんや絶えず努力を惜しまず改革を重ねながら伝統を守る老舗には、これからもずっと続いて欲しいと思います。最近その『伝統』と『伝承』について考える機会がありました。まだ勉強中で詳しいことはここでお話できませんが、年の初め、寿ぐ季節ならではのテーマかなあと。。。実は明日のレザンジュサロンでお話させていただくテーマのひとつなのです。創業33年目のレザンジュも老舗への道を確実に歩みはじめています。それでは、明日鎌倉で。 






by miki3998 | 2015-01-07 19:42 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(6)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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