カテゴリ:美術・芸術( 17 )

 Antiques, Contemporary Art and More.

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 今日は画家の久保田潤さんと一緒に、横浜美術館で開催中の『村上隆のスーパーフラットコレクション』の取材を。キュレーターの庄司尚子さんの解説付きという贅沢なアート観賞でした。
いきなりのキーファーに静かな感動を覚え、博物館並みの骨董やアンティーク、現代アートなどなど、、、それらの膨大な蒐集品(4〜500点あるらしい。。。)に圧倒され、アーチスト村上隆ではなく、コレクター村上隆としての怪物ぶりを体感してきました。




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魯山人のコレクションのほんの一部。(このエリアに一番長く居たかなあ)
すぐにでも使いたい漆器や陶器にうっとりです。

 




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週末の美術館は学生、家族連れ、カップルなどで賑わっていましたが、さほど混んでいませんから、今ならゆったりご覧になれます。開期は4月3日の日曜日までのロングラン(春休みは混むかも)。溢れるようなコレクションの「スーパーフラット」の意味をご自分で確かめてみてはいかがでしょう。

詳細は2月8日月曜日の鎌倉FM「おはよう鎌倉」で特集します。
ゲストはもちろん久保田潤さん。取材の後、お茶を飲みながら、ああだこうだと感想を言い合うのも実はとっても楽しいのです。
by miki3998 | 2016-02-06 23:34 | 美術・芸術 | Comments(0)

『日本の伝統色について』 北鎌倉円覚寺夏期講座

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  7月21日日曜日、この日も暑い日でした。かねてから尊敬する染織家吉岡幸雄さんの講座が開かれるとあって、レッスンを午後にまわし、生徒さんと一緒に受講してまいりました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、吉岡さんは江戸時代から続く染屋「染司よしおか」の五代目当主で、伝統的な植物染めを受け継がれていらっしゃいます。興味深い染色のお話を聴けるとあって、会場は満員。私たちは会場とは別室に通され、スクリーンによる講義を拝聴いたしました。


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   「挑戦するんですよ、昔の人に。」
  染色について、分かり易くかつユーモラスにお話されながら、時折お見せになる笑顔は、以前観たドキュメンタリーの中の吉岡さんとは違う柔らかい表情をされていました。新しいものを生み出すためには古いものを学ばなければ、、、昔の人がそうしたように。日本の伝統色を守り育てて行くことは想像以上のご苦労があることを、(だからこそ魅了されるのだと思いますが)あらためて教えていただきました。


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  方丈前にそびえるビャクシンの木です。建長寺のビャクシンは樹齢750年以上と言われ有名ですが、こちらは樹齢何年なのでしょう。残念ながら痛みが激しく、外科的な処置をされたようですが、鎌倉市指定の天然記念物となっています。 


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  思えばお昼間の円覚寺は久しぶりです。毎年8月のお盆には山門を囲むようにして盆踊りが行なわれ、私も必ず三日間のうち一日は参加しております。提灯の明かりの下、浴衣姿の若い人や家族連れがあつまり、輪になって踊る様は叙情的であり幻想的でもあります。そして北鎌倉にこんなにたくさん住んでいるのかなあと、いつも驚かされるのです。夏祭りや盆踊りを楽しみにしながら大切に守って行こうとする街の人たちの思いを感じます。(写真はその山門です。) 


 
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  講座の帰り道、東慶寺近くで見かけた紫色のギボウシの花です。
  紫色は吉岡さんが一番お好きな色、「紫は一番苦労する色だから。。。」とおっしゃっています。
  高貴な色であり、どこか神秘的な感じもする紫。キキョウ、アガパンサス、イワタバコ、クレマチス、ツリガネソウ。。。紫色の花をあらためて思いだしますと、どれも楚々として清々しく、凛とした姿の花が多いと気づかされるのです。 
by miki3998 | 2013-07-28 06:00 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(4)

 代官山 DAIKANYAMA TーSITE

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   大人がゆったりとラウンジで好きな本を読みながら食事をし、酒を飲み、時には大昔のバックナンバーを手に出来るブックストアー。。。しかも夜中2時まで。

   PCからそのサイトに行けば諸々は分かると思うので、ここでの紹介は省略します。
   50代〜60代以上をターゲットにしているということ、エリアが代官山の大使館方面、、、あのヒルサイドテラスの隣であり、レストランASOのまん前ということもあって、渋谷が近い割には年齢層は確かに高い気がします。本好きにはたまらない、できれば一日いて、スクリーンや平凡パンチのバックナンバーをめくりながら、昼飯は軽くローストビーフサンドで、夜は好みのカクテルでも飲みながら仕事の打ち合わせ、それが終わったら持ち帰るCDでも物色しながら、終電までいてもいいなあ。。。なんて店です。


   
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   実は前回行った時に、フロアーでかかっていた曲が気になって電話で問い合わせてみました。ここには音楽コンシェルジェが6名もいて、1号館から3号館までそれぞれジャンルの違う音楽をかけているのだとか。。。。俄然興味がわいて取材を申し込み、蔦屋書店、二度目の訪問。

   お話をうかがった鈴木さんは専門はジャズ。その日の天候、お客様の年代、時間帯によって選曲をなさるそうです。それを聴いてアルバムを買い求めるお客様も多く品切れ中もでているとか。この日館内にかかっていたのは鈴木さんの個人所有のものでした。音響環境も素晴らしく、レンタルのCDをその場で試聴もできます。これはやっぱり一日ここにいることになりそうですね。



  
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 帰りにラジオ用にCDを5枚レンタル。返却は専用のバゲージにいれてポストインするだけ。どこまでもスマートです。さてと、来週のラジオ、何かけよう。。。音源セレクト中。


 


   
by miki3998 | 2012-02-11 02:31 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(6)

   温故希林 『百徳きもの』

 
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          (  ヘクソカズラには小さな花が。 カラスウリの蔓と一緒に。 )


  オンタイムでみられなかった番組が嬉しいことに今週再放送になっています。
  BSで8月に放送されていた『温故希林』(午後7時から30分4回シリーズ)で、「樹木希林の骨董珍道中」というサブタイトル通り、希林さんと古民芸研究家尾久彰三さんとのとぼけた会話も楽しい番組。月曜から毎日7時になるのが待ち遠しくて、早々にテレビの前にスタンバイしています。

  <番組紹介> 
   アンティーク着物の着こなしのプロ・女優の樹木希林さんが、古民藝研究家の尾久彰三さんと日本の骨董聖地に、古いものをあたためて旅をします。庄内で古伊万里(第一回 器)を、佐渡で船箪笥(第二回 家具)を、金沢で着物(第三回 着物)を、京都で蒐集家のお宅(第四回 骨董と暮らす)を見て歩き、 世にもユニークなコレクター達の世界に耳を傾ける珍道中。古いものをいつくしむ日本人の美意識をあらためながら、個性派大女優の、知られざる、妙味たっぷりの人生論も注目。(HPから) 



  昨夜は「第三回 着物」についてでした。大阪、京都、金沢と、アンティーク着物を探す旅のお話。お二人とも足腰がしっかりしていらっさるのでしょう。なんとも元気に、そして楽しそうに歩き回ります。
  なかでも私が興味を持ったのは、金沢市東山の古寺で、端裂(ハギレ)を縫い合せた母たちの「百徳きもの」という古い着物でした。生まれてきた子供のために、ご近所の人たちから貰い受けた着物の端切れ100枚を集め、それを縫い合わせて着物を作り、子供の無事の成長を願うのです。金沢では江戸時代から伝わる風習なのだとか。どの布も高価なものではありませんが、新しい命の誕生を聞きつけて、自ら布を集めて届けてくれる人もいたとか、、、ひと針ひと針に母親たちの思いが込められている着物は襟も袖もバラバラの色柄ですが、何とも味のある温かい印象でした。
  そういえば実家の母も、長男が生まれた時、私の子供時代に着ていたブラウスやワンピースを小さく切ってパッチワークで子供の布団を縫ってくれました。いまでもその布団はとってあります。孫が生まれたら。。。母にとってはひ孫になりますが。。。その布団に寝かせてあげたいと思っています。

  女性の針仕事は、愛する人への思いがこもった『大切な手仕事』のひとつだと思います。それがボタン付けだったり、裾あげだったり、大きな着物でなくても、針を動かしているときは無心になって着せる人のこと、あるいは使ってもらう人のことを考えながら手を動かします。お腹に子供がいるときから、靴下を編んだり、おくるみを縫ったり、おしめも昔は布で作ったものです。そこには百徳着物同様の子供への深くて厚い愛情がこもっていたのだと、改めて懐かしく思いました。


  番組の最後、希林さんのご自宅が映され、お手製の端切れを縫い合わせた炬燵布団が紹介されていました。震災の際、停電で電気が使えなかった時、その布団のおかげで寒さをしのいだそうです。毛糸をほどいて編んだブランケットも色合いがとっても素敵でした。時間が経つと独特の風合いもでてくるのでしょう。編み物もいいですよね。ちょっとした時間にコツコツと編み上げたブランケット。さぞ温かいだろうなあと。。。

  さて今夜の温故希林も楽しみに、7時になるのを待ちましょう。


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    (キッチンには紫色のトレニアを。 別名秋スミレ)








     ※ 9月のレッスンスケジュールは8月31日のブログにアップしています。生徒さん、入会希望の方はそちらで日程をご確認ください。よろしくお願いします。













  

  
by miki3998 | 2011-09-02 01:09 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(8)

古賀 春江展  神奈川県立近代美術館・葉山館

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  先々週のこと、そう、葉山での取材の帰りのお話。
  神奈川県立近代美術館・葉山館で開催中の 古賀春江展に立ち寄ってみた。侘び助の菅さんにチケットをいただき、一人で(残念なことに)ぶらっと・・・。行ってよかった。久々に心が震える作品の数々、時間を忘れてしばし鑑賞タイム。若くして亡くなった彼の力みなぎる絵画と、詩の世界に浸ってしまった。


  
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絵画も詩も、ひとそれぞれ感じるところは違ってくる。 彼の生い立ちや子供の死、友人関係・・・知れば知るほど その時の彼のキャンバスに向かう気迫と失望と悟りのようなものが胸を締めつけてくる。 よろしければ・・・11月23日までの開催。


  これから銀座教室なので、また加筆はあとで。
by miki3998 | 2010-10-15 22:08 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(8)

 「ルーシー・リー展」  六本木界隈、今昔物語?

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 国立新美術館の裏通り、(詳しい場所は内緒)
 

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 この階段を上って・・・・ミッドタウンにつながっている。

 
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六本木の片隅にも 紫陽花は咲いていた。 これは「おたふく」という額がプックリと膨らんだ、愛らしい紫陽花。 

 
 
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 ミッドタウンも国立新美術館も、競うようにしてそびえたつコンクリートの塊のようで、空が切り取られて行く様は まるで味のないガムをずっと噛んでいろと言われているような気がする。建物好きな私で、あちこち歩き回ったけど、最近の都会は街の色が同じに思えてならない。

 昔の六本木は 昼の顔にはあまり魅力がなかったけれど、夜は大人の街だった。渋谷でもなく新宿でもなく、六本木は独特の匂いがした。防衛庁そばのラーメン屋、アマンド裏の外人バーやロアビル、背伸びして入ったキャンティ・・・飯倉や西麻布あたりもおしゃれな大人ばかりで子供が入る隙間はなかった。今はもうあのつっぱっていた時代の危なっかしさはなく、優等生なビルがそびえ立つとりすました街となってしまった。

 


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ルーシー・リー展、やっと行けた。
  オルセーと一緒のチケットを買って2800円なり。 日本の入館料は高い。(眼帯をしていたのだから、半額にして欲しかった。笑)

  彼女に関しては 以前ブログにも書いたしラジオでも紹介した。作品への思いも今更という感もぬぐえないけれど、今回作品を目の前にしてため息が出たのは ボタンとまるで化石のような型の数々だった。


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こんなボタンがついた洋服、このボタンのためのドレスはどんなものだったろう・・・まるでよそ行きの洋服を新調する時のワクワク感を抱きながら、ボタンの一つ一つを愛おしく眺めてしまうだろうなあ。手元に置いておくだけでも まるで宝石箱のようなそんなショーケースの中のボタンたち。

  
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  これは親友ハンス・コパーとの共同制作による ピッチャーとグラス。機能的でシンプル、色合いも風合いも当時にはないような斬新さが魅力、大好きな作品の一つ。夏草を集めて生けてみたい力強さを感じるピッチャーだ。



  
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  明日は気の置けない友人達がやってくる。 こんな器があったらどんな料理を盛ろうか・・・なんてことを考えながら、あれこれレシピを掘り出してみた。暑くなりそうならゴ―ヤと豚肉のサラダ仕立て。さっぱりとカブのレモンマリネもいいなあ。器の色彩も考慮して、素材を選ぶ。エビと生麩、オクラも添えた煮物もいい。
  しまっておいた大鉢を出す。あのピッチャーとお揃いのような黒い鉢。よし、これにしよう。
  土曜の昼は 何故か食欲が旺盛になる。すでに料理を作って盛り付けている。明日まで残っているだろうか・・・。

  
  
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by miki3998 | 2010-06-12 10:30 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(12)

ぶらり東横線の旅?  「 自由が丘→渋谷→銀座 」

 
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   連休中は無理のない程度にちょっとそこまでを繰り返す予定だった。鎌倉路地フェスタはお天気がいいときにと思って、30日に予定していたが、珍しく次男坊が高熱でダウン。二十歳も過ぎたのだから、飯の支度以外は自己管理をさせているのだが、今回は全く動けないくらいの喉風邪にやられたようだ。たぶん疲労が重なっていたのだろう。春休みもどこにいくでもなくアルバイトと就活。夜遅く あの急坂を息を切らせながら帰宅、泥のように眠り、また出かけていく。ストレスも重なっていたかもしれない。ま、家で一番のまじめな勤労学生。病気の時ぐらいは面倒みてあげよう。って、アイスノンを取り替えて 水を運んでやるくらいだけど・・・。

  1日はやや回復。一人で寝ていられると言うので、予告していた刺繍展に行ってきた。自由が丘は久しぶり。日吉に住んでいた頃、ベビーカーを押して、ウィンドーショッピングを楽しんだ街だ。
写真はキャトルセゾンの前で一枚。 息子が2歳だったろうか・・・。よく通っていた雑貨屋さん。私の部屋が一般ウケするとしたら、キャトルセゾンは少しだけマニアックで、フランスの香りがぷんぷんしていた。今は あちこちに似たような店があるけれど。当時は小さい店ながらも、置かれた品物は その華奢でクールなニュアンスを大人だなあ・・・なんて 勘違いしていたものだ。(笑)この日はゴールデンウィークともあって、親子連れの客でごった返していて、とても中に入れないくらい・・・。割れものやレースの洋服など、棚に一杯並べられた店内で いろいろ触ったり、走り回る子供がいたのにはビックリ、母親同士でおしゃべりしていて、子供を見ていないんだなあ。コラッ!はお母さんに言いたいな。


 
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  お目当てのビルはこのお店の向い側のビルにあった。ちなみにこのお店、昔はアンナミラーズだった。ピンク色のユニフォームも可愛らしく アメリカンサイズのパイを食べながら 美味しくないコーヒーを飲んだっけ。 なぜか覚えているんだから不思議。 この店を左に曲がるとデプレだったし・・・今はありません、念のため。



  
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by miki3998 | 2010-05-03 01:09 | 美術・芸術

寒露  「 雨の武相荘 」

    
  今日10月8日は「寒露」(かんろ)、露も冷たく寒くなってきた頃で、露が氷になると霜になる。そろそろ岩手の実家では 炬燵を出す頃だろうか・・・。「晩秋」は 暦の上でこの日からを言う。

  
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  京都はこの人と一緒に旅をしているつもりで わがままなぶらり旅を楽しんだ。
  昨日はその続き、鶴川の「武相荘」を訪ねてみた。

  
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  あの白洲次郎は もう政界にも都会にも未練などなく、一農民として田舎暮らしを思う存分楽しんだのだろう。どこまでも続く田舎道。 いまでこそファミレスや流行りの輸入住宅が並んでいるが、ちょっと横道を入れば、あたり一面 畑が広がり、庭の大きな地主だろうか・・・大きなお屋敷が点在する鶴川。 長閑な町並みが続いている。

  
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長い時間をかけて 次郎と正子が育ててきたこの家は 以前は農家だった。 がっしりとして存在感のある武相荘という名にふさわしい、武骨でいて繊細、古風でいてモダン。 いまだに奥から正子が現れて、書斎にどっかりすわったまま、外を眺めながら執筆している姿を想像できてしまう。 温かさと気高さを感じさせる暮らしぶりが そのままそっくり保存・展示されているのだ。 
 ドラマで次郎が 真っ白いTシャツにジーパン姿のまま囲炉裏のまえのソファーに座っている場面があった。正子を「マサ」と呼び、なにがあっても慌てることなく 自分流にこなしてゆく・・・彼ほどスケールの大きな人間は未だに見たことがない。たぶんずっと 現れないような気がする。

  
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玄関前の迎え花、  ドウダンツツジ、ビバーナム、ケイトウ・・・などなど。 ダイナミックだが、どこか温かい。 

  
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雨に濡れる楓。 キラキラして まばゆいばかりに見える。

  
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    鈴鹿峠と名付けられた次郎と正子の庭。 これが 庭というのだろう。

  
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    室内は撮影禁止だが、次郎の作業小屋は ドラマの資料館となっていて、その外階段の天井につるされた照明。 持ち帰りたくなった灯りだ。

   
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    襖は正子が選んだ「唐長」の唐紙をつかっていた。 (先日土産に買った 京都の唐長のカード)

    入口付近の塀。 和のテイストを持ちつつも、どこか現代風なデザイン。 

    
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   ショップのそばに生けてあった草花。 大文字草ににているけれど、なんという名前だったか・・・思い出せないなあ。

   他にも ゲンノショウコや白式部、盗人萩にホトトギスなどなど、いろいろな草花が。

   季節を変えて もう一度来たい。 春には春の表情、冬には冬の温かさがきっとある。
   その時はまた次郎と正子に会いに来よう。

 

   
by miki3998 | 2009-10-08 01:01 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(22)

ルーシーリーのうつわ 《 Ⅱ 》 孤高の色彩  揺らぎの形



 
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  『 美の巨人たち  ルーシーリー 』 の続きです。

  ある方のコメントにもありましたが、30分番組では足りませんでしたね。あの番組は毎回興味深い内容で、楽しみにしていますが、まさに『美の巨人たち』を30分でまとめること自体に無理があるような気がします。 もっと深く追求して欲しい部分と、徹底した取材の裏側など、深く掘り下げて紹介してほしいものです。 まるでダイジェスト版のようで、物足りなかったですね。

 特に彼女の作品に向かう姿勢や、エピソード、作品一つ一つを丁寧に見せて欲しかったのですが、残念、ササッと軽く流した感じで終わってしまいましたね。今年はリィー関連のイベントが目白押し。その会期に合わせてまた取り上げられる番組があることを期待したいです。 でも一番いいのはやはり目の前で実物を見ることでしょうか。
 
  昨日発売の『ミセス 3月号』でも彼女の特集記事が掲載されています。先月号の予告でチェック済みでしたので、ワクワクしながら早速発売日に本屋さんに走りました。
   記事の中で目を引いたのがこちらです。

 
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                          ≪ ルーシー・リィーの作業中の手です。≫

   「 僕はうつわの原型はもしかしたら 手じゃないかとおもうことがあります。
    両手で水をすくってのんだりするでしょう? 」  by  三宅 一生
  


  「 三宅一生さんと うつわ 」というタイトルでの特集ですが、 六本木にある 21_21 DESIGN SIGHT 「 U-Tsu-Wa/うつわ」展(2・13~5・31開催)の企画をしている三宅一生氏が、リィーの魅力について語っています。この写真と三宅さんのおっしゃった意味、確かにと頷いてしまいました。 世界最古の器は 人間の手だったのかもしれませんものね。 それにしても あの小柄で華奢なリィーのものとは思えない、節高のごつごつした男性の手にも見えます。 生涯ずっとろく炉の上で土をこね続けた彼女の手です。

  
  
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   釉薬の0.5グラムまで厳しく調合した彼女の作品の色は、どこにもない孤高の色彩であり、その形は、ろく炉の中心からずらして置かれることで、微妙なバランスをはずした、まるで水の流れを感じさせるような揺らぎの形をしています。 華奢で薄いフォルムと独特の色彩、たおやかな女性を連想させます。 可能なら、一度彼女の器に草花を生けてみたい。 椿や三俣、モクレンもいい。 まずはこの目でその作品を見たいのです。 
   そして来週、いよいよその日がやってきます。 

  
by miki3998 | 2009-02-08 00:53 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(6)

ルーシーリーのうつわ 《Ⅰ》

 たくさん、たくさん書きたいことがあるのですが、もうすぐ興味深い番組が放送されるのです。
 それは 『 美の巨人  陶芸革命 誰もできない ルーシーの色彩と形 』(テレビ東京 午後10時~)
 以前ブログで紹介したことがありますが、私は彼女、Lucie Rieの器が好きです。その彼女についてどんな番組なのかも興味深いものがありますし、彼女のエピソードや作品を、例え画面上とはいえ、見ることができるだけでワクワクしてきます。 

 観終わったら、また投稿を再開します。ここに遊びにいらしたかた、ぜひご一緒にご覧になりませんか? 10時からです。 あともうちょっと・・・。 12チャンネルですよ。(地方の方、ごめんなさい。)


     
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by miki3998 | 2009-02-07 22:04 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(16)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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