カテゴリ:読書( 14 )

つるとはな

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  仕事の資料を集めに横浜へ。
  大きなバッグを両肩に振り分け荷物のように背負い、それでもまだ探している雑貨がありましたので、駅ビルの中をブラブラと。久しぶりに大きな本屋さんを覗いて見つけたのがこの本です。いつもは鎌倉駅前にある「たらば書房」というお店を利用していますから、あまり他で本を買うということもなくなっていましたが、「つるとはな」というタイトルに興味があってパラパラめくってみました。そこで目に留まったのが「初公開 須賀敦子からの手紙」という記事。しかも創刊号と2号が並んで置いてあります。特集は前編と後編に別れていて、これは2冊とも買わなくちゃと、他はあまり目も通さずにレジに直行。週末にじっくり読みました。なんとこの本、昨年11月に創刊号が発売になり、今月初めに2号が発行されるまで10ヶ月近くかかっているんですね。しかも裏表紙にそれぞれ「伊勢丹」と「とらや」の広告が載っている以外には、1ページも宣伝広告がないのです。内容はおよそ80代の国内外の女性の記事がメインです。センセーショナルな特集があるわけでもなく、ファッションや流行の話題が載っているわけでもない。マットな感じのグラビアがちょこちょこっと、はじめからおわりまで同じ温度という感じです。


  
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  最近の雑誌事情に詳しいわけではありませんが、趣味嗜好が細分化されているように、雑誌もジャンル別、年代別、地域別、さまざまなライフスタイルに合わせた週刊誌、月刊誌が続々と出ては消えていきます。女性に人気の料理本やファッション雑誌も売り場狭しと並べられ、積み重ねられている中から選ばれること自体、その本のアピール度は高いということになるかもしれません。それを考えれば表紙は大事。ジャケ買いという言葉がありますがまさにそれ、鎌倉在住の料理家ホルトハウス房子さんご夫婦の日常のひとこまを切り取ったような動きのある表紙に「あら?」という感じで目に留ったのでした。そしてこのタイトル、『つるとはな』。。。。


 
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「ねえねえ、おばあちゃんの名前ってなんだった?」という他愛ない会話から雑誌名が生まれたとあります。
本のテーマは「人生の先輩に聞く」。創刊号には二文字の名前のおばあちゃんたちが登場します。有名人でもなく、特別な人でもない、でもそれ一人一人味わいのある表情をされ、いくつかのドラマを経たおばあちゃんたち。りんさん、ますさん、サキさんにフヨさん、つねさんにエイさん。。。ほとんどのおばあちゃんが90歳代です。御髪が白かったり、額の皺が深かったりしていますが、みなさんお元気で気持ちいいくらいすてきな笑顔でご自分たちを語っているのです。海外のおばあちゃんも出て来ます。温かい眼差しとチャーミングな笑顔。赤いカーディガンがお似合いだったり、椅子に腰掛ける姿がかわいかったり。。。ページを進ませるのが愉しくなる本です。もちろんお目当ての『須賀敦子からの手紙』、前編も後編も一気に読んでしまいました。

  もしまだ見たことがない方がいらしたら、本屋さんで探して見て下さい。堅過ぎず柔らか過ぎず、媚びることなく穏やかでゆったりした本です。そしてよろしかったら持ち帰ってたっぷり時間をかけて読んでください。もしかしたら次の3号が出るまで、また半年かかるかもしれませんから。


  
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  そう言えばこの人も80代。人生の先輩は身近なところにも一人おりました。
  まだまだ元気でいろんなことを教えてもらわなくては。
  来週、帰ります、花巻へ。





 

by miki3998 | 2015-07-08 04:12 | 読書 | Trackback | Comments(10)

季節のうた 

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 『初しごと』

 読み終えても、季節ごとにまたページをめくりたくなる本がいくつかあります。なかでもこの佐藤雅子さんの『季節のうた』は、いつも手の届くところに置いてあって(時にはバッグの中に忍ばせたり)キッチンに近いところというより、暮らしに近い位置においておきたい本です。

 たとえば今日は1月11日は鏡開き、「初しごと」というページを開いてみましょう。
「こちこちにかたくなったお餅を砕いてお汁粉に入れたり、甘酒を作ったりいたしますが、これを上手に始末することは、年の初めの主婦の手際と教えられたものでございました。」とあり、甘酒を作った時の失敗談が載っています。気取らず丁寧に綴られたその文章の美しいこと…読むたびに頷きながら料理の過程を想像したり、道具を整えたり、思わずキッチンに立ってその料理を作り始めてしまう…そんな素敵なエッセイ集です。有名な「私の保存食ノート」は実家の本棚にもありました。母が好きそうな本だなあと若い頃はただ眺めていただけでしたが、家族を持ち、またその子供が家族の長となり子供を持った今、あの本の行間からくるあたたかさやしなやかさこそ大切な宝物のように思えて来ます。家族の健康を守るための心配りの大切さ、工夫された家事。。。つつましく、いつも清潔で整頓された雅子さんの台所を想像しながらページをめくる楽しさ。この本は、湯気の上がった鍋の側にいられる幸せをしみじみ感じさせてくれます。
 元人事院総裁佐藤達夫氏の妻として、お母様はもとより、お姑様の教えのとおり料理や家事をこなしてらした聡明な女性。明治生まれの凛とした強さと奥ゆかしさ、家族に注がれる愛情が、料理や暮らしぶりに現れている素敵な一冊です。


  



 眩しいほどの日差しで少し遅く起きた朝です。昨夜は週末の花巻教室の準備。ついあれもこれもと荷物が増えます。年老いた両親の好物も入れました。15日の小正月は女正月でもあります。思うように動けなくなった母の代わりに、この時期に作る豆餅や胡桃餅は私が作ろうと思っています。レシピはと聞いたら、きっと母はこう答えると思います。

「そんたなもの ねのっす。おら おんばさんがやるのみでおぼえだもんだ。失敗してもいいがら まんつやってみるごどだなは。」


 






 


by miki3998 | 2015-01-11 16:30 | 読書 | Trackback | Comments(0)

 『 偶然のチカラ 』  

 
  
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  7時からの授業を前にいくつか用事を済ませたい。横浜でひとつ、銀座でふたつ。。。タイトな一日のほうが効率よく動いている自分。乗った車両は客が他に誰もいなくて 車窓からの景色も独り占め。夕景はすっかり秋の空。雲はどこかアーティスティックで、自然こそ最高のデザインではないかとため息がもれる。冷えきってしまった思い出より、艶やかな夕日がとても温かく感じた。黒みがかったオレンジは10月の色だ。



   

  

  
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                       ( 植島哲司著 『偶然のチカラ』 )




  偶然ではなく必然だった。。。 何度そう思ったことがあっただろう。偶然を引き寄せるチカラが出来事を必然にするのだろうか。偶然は仕組まれるのだろうか。。。
  3・11のような大きな災害のあと、人はどうそれと向き合ってゆけばいいのか。。。
  東京芸術学舎の今回のゲストは宗教学者・植島哲司氏。 授業はギャンブルの話や旅の話から始まり、『偶然のチカラ』という著書を軸にして、学科長の松任谷さんとの対談形式ですすめられた。おだやかに分かり易く話される内容にぐいぐいと引き込まれ、2時間があっという間だった。著書には他にも興味深いテーマのものがたくさんある。徐々に読んでみようと思っている。
 お隣の教室では松平定知さん(NHKアナウンサー)の朗読の授業がまだ続いている。実はそちらの授業も受けたかったけれど、同じ時間帯で重なってしまい諦めた。次期には「朗読」も学んでみたい。 時刻はもう9時半を過ぎていた。帰らなきゃ。。。銀座教室の打ち合わせが待ってる。


 





  
 
by miki3998 | 2011-10-19 02:59 | 読書

『 コートインサイド 』

 
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 月曜日の午後、ラジオの日は花の仕事はオフにして一日ゆったりと過ごすことがほとんど。スタジオから帰り、一通り家事をこなして遅めの朝食。トーストをかじりながらスケジュールのチェックをします。し残したことはないか、出会った人の名刺の整理はすませたか、物忘れがすすんできたので、全てファイロファックスのシステム手帳に書き込んでいます。

 読みたい本(幸田露伴『 骨董 』)が気になって、図書館に行くつもりだったのですが、今日は休館日。おとなしく家で読書にいそしむことにしました。読みたい本はたくさんあるのに、本棚の上のほうに押しやられていたこの本、自然にすっと手が伸びていました。


 以前むさぼるように読んだ本なのですが、もう一度ゆっくり落ち着いて読んでみようと思います。
 初めて手にしたときはさらっと読んだだけで、内容をわかったつもりでいました。でも本当は、読んだという事実にだけ満足していたのかもしれません。当然主人公の生き方を理解していたかというとそうではなかった。いま再びページを開いて、もっと深く知りたいと思っています。読み手としてではなく、この本の世界にもっと深く入って行きたい、そんな感じでしょうか。あれから時間が経ち、私自身が変わったからかもしれません。今の自分なら心が震える何かがつかめるかもしれない、表面的なことだけではなく、もっと深いところの何かを。もがいているときこそ、そこからふっと浮き上がれる瞬間ががきっとあるはずです。
 秋の夜長は虫の声しか聞こえません。まして深夜はその虫さへも眠りにつく。。。もう音のない世界の中、時間だけがゆっくりと流れていくような気がして。。。
 今夜はひとり熱いお茶でも飲みながら書斎に籠ります。



  
    
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by miki3998 | 2011-10-18 23:08 | 読書

 今月も買いです! ミセス11月号

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 ただいま〜! 急いで帰宅した理由は。。。
 今月号のミセスが早く見たくて 安全運転の超特急でこの坂道を上ってきました。
 以前もウィリアムモリスをご紹介したことがありましたが、今日発売のミセス、ぜひご覧になってみてください。別にミセスの回し者ではありませんが、創刊50周年記念として、特別付録が挟み込まれているのです。それはこちら。。。



 
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 シックでしょ? ウィエイアムモリスの人気の布地です。大きさは68センチ×48センチ、工夫次第でいろいろ楽しめる提案も載っています。クロスとしても素敵だし、小振りのクッションもできそうです。お気に入りのフレームに入れて、一枚の絵のように額装してみても素敵かも。いま開いたばかりで読み込んでいませんが、もうわくわくしています。
 もちろん付録だけではないのです。今月号は私の大好きなユキパリスさんの『私をそだてた北欧』という特集も掲載せれています。95ページから135ページまでですから、大特集ですね。ミセス編集部のみなさま、本当にありがとうございました。ユキさんのファンとして、この特集には大感激。グラビアいっぱいに北欧ならではの佇まいが。美術館の話題、骨董や工芸品、暮らし方。。。ユキパリスさんのご自宅も紹介されていて、見応え、読み応えのあるテーマばかりです。まずはここにきてくださるブログのお仲間にもお知らせしたくて、パソコンのキーをタップしていますが、どうも指も浮かれ気味で。。。(笑) よろしければあなたも 本屋さんにいらしてみてください。 



  
 
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by miki3998 | 2011-10-07 17:51 | 読書 | Trackback | Comments(14)

考える人 「 書かれなかった須賀敦子の本 」 

 
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「 あっ・・・。」 
   思わず歓声ともため息ともつかない〖音〗が、私の口から出てしまいました。
   エクスパックで送られてきたその荷物は、私が欲しかった本、読んでみたかった本だったのです。

   『 ・・・ 一番好きな やわらかい知性です。・・・ プレゼントです!』

   気に留めていてくださるだけでもありがたいのに、ご自分はもう読み終わったからどうぞ・・・と、優しさにあふれたお手紙が添えてありました。選ばれた便箋もTさんらしい 温かい印象のもの、 本当に嬉しい、Tさん、ありがとうございます。 心からの感謝とともに、読み終えたらぜひご一緒に須賀さんのお話がしたい、そう思いました。


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『考える人 2009冬号  書かれなかった須賀敦子の本』は 新潮社からの季刊誌で、須賀さんの死後、妹さんや元編集者へのインタビュー、最後の旅アルザスの記録、創作ノートなど、幼い頃やご家族の写真をとり混ぜて書かれていて、とても興味深く読んでいます。

   
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夫ジュゼッぺ・ペッピーの氏と。 ↑の表紙もそしてお二人で写るこの写真も、聡明な女性はこんな素晴らしい笑顔を浮かべるのですね。 まだ途中ですが、ワクワクしながら頁をめくっています。

   
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元担当編集者である湯川 豊氏による『須賀敦子を読む』は、今読んでいる須賀さんの本を読破してから、改めてゆっくりその魅力を教えてもらうつもりです。
  







   

   
by miki3998 | 2010-01-15 21:40 | 読書 | Trackback | Comments(12)

この人に出会えて・・・ 

 
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 一月は前半がのんびりムードの生活を送れそうです。 巣ごもり生活というそうですが、さほど外に出かける用事もないので、家でゆっくり本を読んで過ごすことに・・・。


 
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    昨年、NHKアーカイブズのETV特集
 「須賀敦子 霧のイタリア追想~自由と孤独を生きた作家~」を見て以来、彼女の本を読み漁っています。 
    しばらくはこの人の世界に浸りたいと思っています。

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                             ≪ 夜の鎌倉駅 ≫


  
by miki3998 | 2010-01-06 17:18 | 読書

 『園芸家12カ月』

 
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  矢野君に借りて読んでいます。 実に面白い!
  この本がきっかけで、こんな本を注文しました。

 
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  いとうせいこう氏が影響を受けたというこちらは 
  カレル・チャペック著 『園芸家12カ月』です。
  なんとも愛おしくなるような表紙です。
  チャペック短編集は読んだことがありますが、こちらは初めて。
  古本屋さんからのお届です。100円也。送料340円。(笑)
  今夜はこの本を読破するぞ!

 
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  ちなみにこちらの本、多少なりとも 私が影響を受けた本です。
  猪本典子著 『 FRESH 』

  けして生けるとか アレンジするとかの類の本ではありません。
  その部屋の雰囲気や置く場所、目線はどこからなのか・・・。
  器との関係も含めて 花だけが独り歩きしないような、どこか遊びの部分もある、
  猪本さんならではの世界が広がっている本です。
  特に私は、彼女の花をみる視点が好きです。
  
  ところどころシミがあったり、ページがよれていたり・・・。
  何度も何度も好きなページを見つめ、読み返した本。
  もう10年も本棚で待っていてくれる本です。

  
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こんな感じや

  
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  こんな感じ。

  モザイクの壺に生けた紫陽花やライラックの絶妙な色彩の配分・・・好きです。
by miki3998 | 2009-06-26 00:52 | 読書 | Trackback | Comments(16)

中原淳一 『 美しく生きる言葉 』

 
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   先週、銀座松屋に中原淳一展を見に行ってきました。 ちょうどその前の週の『日曜美術館』という番組で彼のことが紹介されていましたので、ぜひこの目で彼の作った人形やイラストを見たいと思ったのです。
  行ってよかった。 心からそう思いました。雑誌「 それいゆ 」の表紙絵やスタイルブックにある女性像には、彼の日本人女性に送る特別な思いが込められていたのです。

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会場には人形は勿論、生前彼と交流のあった著名人たちのポートレート、彼のデザインした洋服、大切にしていた小物など展示されていましたが、イラスト画や人形の横に添えられた彼の言葉に目がとまりました。

  もしこの世の中に「風]にゆれる「花」がなかったら 人の心は もっともっと荒んでいたかもしれない。

  もしこの世の中に「色」がなかったら 人々の人生観まで変わっていたかもしれない。

  もしこの世の中に「小鳥」が歌わなかったら、人は微笑むことを知らなかったかもしれない。

  日本中の人が、昨日より今日の方が少しでも美しくなったとしたら、
  日本中は昨日より今日のほうが美しい国になるのです。

  美しい楽しい暮らしは、他人に見せるためではなく、自分のために必要なのです。
  あなたの毎日の生活は美しい心の人になるように心がける毎日にいたしましょう。
  それは他の人から喜ばれるからというだけではなく あなた自身の幸福なのですから。

 これはお説教ではなく、彼の愛すべき日本女性への願いだと思います。
 『美しく生きる言葉』で彼は 生き方そのものが美しさを作り上げると言っているような気がします。

  
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  兵庫県芦屋市で活躍するお若い料理教室の先生へ、生徒さん達からのプレゼントとしてオーダーされたスプリングリース。
  この季節らしさが出ていますでしょうか。
  ベースは森の蔓(ベビーアイビー)を、そこに月桂樹の葉を巻きつけています。 キフジやヒメシャラ、ヘデラアイビーを使って4月の森を表現しました。 ピンクやブルー、イエローが入って春の暖かさが伝われば嬉しいです。 
  
  
by miki3998 | 2009-04-05 23:07 | 読書 | Trackback | Comments(28)

葦駄天 お正

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   ラジオのお話をいただいてから、不規則な生活を改善して、
   夜も早めに休むようにしていました。
   今週はオフが続くので、ちょっとだけ読書の夜を。
   数日前に気になることがあって、眠れない日もありましたから、
   そんな夜は開き直って本と仲良くしていました。

  
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   写真の本は先日『白洲次郎・正子展』で求めたものです。 
   一冊で二度美味しい本。右から読むと「白洲正子 美の世界」で、
   左から読むと「白洲次郎 プリンシパルのある人生」となるのです。
   ここ数年、二人への人気は高まる一方ですね。でもそれも分かる気がします。 
   以前次郎についてブログに書きましたが、今回は正子についてちょっとだけ。

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         私は骨董についてはまったくわかりませんが、
        お洒落で独自の価値観を貫き、次郎を愛した自由人として
        生き抜いた正子がすきです。
        見たい、知りたい、会いたいとなったら、どこでも駆けつける、
        あの時代を駆け抜けた、その名も葦駄天・お正が好きなのです。
        あれだけ多くの著名人に愛され交流があっても、
        おかしな噂ひとつ立たなかったのは、
        正子が男勝りで気風がいい女性だったからでしょう。
        持っている魅力に引き付けられて集まってくる人との関係は、
        生きてゆく上で刺激を与えあうもの。 いい関係です。
         きっと天才イチローは、本当は秀才だったように、
        正子も育ちの良さや美貌といった天性の魅力とともに、
        負けず嫌いの努力の人だったと思います。
        目利きといわれるまでには、相当な勉強が必要ですものね。
         
          そんな彼女が彼女らしく生き抜いてこれたのは、
        夫が他の誰でもないあの次郎だったからかもしれません。
        白洲次郎流行りですが、正子のような女性もこれから先、
        お目にかかれないと思います。まさに ベストカップル。       
          
        彼女の快活でまっすぐな生き方、好きです。
        葦駄天お正は無理だけど、楽天お美紀なら!? なんてね。 (笑)  



     ***  2月28日土曜日から、NHKで「 白洲次郎 ]のドラマが始まります。
          次郎役は なんと伊勢谷友介君、 フフフ、ファンです。 見なくては!
          そして正子役は、中谷美紀さん。 あれれ、美紀ですって。(笑)
          土曜日の夜、また忙しくなりますね。
         9時からは『白洲次郎』で、10時からは『美の巨人たち』でしょ、 
          これは侘び助でゆっくりしていられませんね。(爆)                
by miki3998 | 2009-02-12 00:41 | 読書 | Trackback | Comments(30)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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