カテゴリ:リース( 27 )

リース教室のご案内 その1

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『リース作り』
それはまずリースの素材となる枝や蔓、落ち葉や木の実を集めるところから始まります。晩秋から冬にかけての山歩き、そのまま季節を切り取るようなリースを作ります。クリスマスだけではなく、新しいリースができるまで、暮らしの中で一緒の時間を過ごすリースです。
北鎌倉の森や小淵沢の林、岩手の里で集めた素材をだいじにだいじに。。。思えば一年中素材探しをしているような気もします。
12月2〜3日は岩手『無ら里』で、6〜7日は山口『円座』で、リース教室を開催します。
今日からその準備、小淵沢の山の家に行ってきます。
 



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by miki3998 | 2016-11-08 03:58 | リース | Comments(1)

 それぞれのリース

  
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  11月はまるで師走が一足先にきたかのように、あちこち走り回っておりました。いずれもリースの素材を集めに時間があれば山歩き。といっても高い山ではないのです。うちの裏の畑の周り、女学校のフェンス、森をぬける獣道、ラジオ体操の公園、、、etc。けして特別な場所ではなく、言わばどこにでもありそうな散歩道なのですが、そこからちょっと路地に入ったり、足元はもちろん空を見上げるように雑木林やフェンスの上まで目を凝らして歩き回ります。この季節、もうどこに何があるかだいたい分かります。もうここに住むようになって20年以上になるのですから、季節が巡るごとに景色が変わり、樹木や草花の変化を把握しています(まだまだ全部とは言えませんけれど)。


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  ブログを怠けている間にも、リースはひとつふたつと作っておりました。大きなものから小さいものまで、素材もデザインも、そしてイメージもそれぞれ違ったものが出来ます。私の場合、これがリースだというくくりもなく、目の前の果実や蔓、枝や枯れ葉によってイメージを膨らませるので、同じものが作れないのです。上のリースは直径20センチくらいのもので、マートルというハーブの枝を組みながらいろいろな実をのせました。今月お嫁にいかれるお嬢さんに贈りたいとおっしゃるお母様が、完成写真をご覧になりすぐにご予約を入れてくださったのです。お祝いにこのリースを飾るためのスタンドと真っ白いキャンドルを同梱してお届けしました。イメージは「森の妖精の髪飾り」だったので、ピッタリのクリスマスプレゼントになったなあと思っています。


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  教室の生徒さん達は、11月末までにリースを完成させましたので、お部屋にドアにテーブルにと、思い思いの場所に飾っていることでしょう。もう何年も通われている方でも、リースへの思いは特別のようで、毎年この日を楽しみにしていますとおっしゃってくださいます。そこには技術的な上達というよりも、ご自分が作りたいリースのイメージがはっきりと分かってきたような、、、迷うこと無く真剣な眼差しでひたすら手を動かしているのです。10人いれば10通りのリースが完成します。見本があって、同じように作りなさいというレッスンではないので、迷いながら悩みながらですが、最後には自分らしいリースになっていきます。 


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  今日から一日教室が始ります。初心者なのでうまくできるかどうか心配ですと、お申し込みの際に書き加えている方も何人かいらっしゃいますが、大丈夫です。まずは用意した素材をじっくりご覧になり、それが森や畑、フェンスや公園でどんな風に存在していたかをイメージしていただくのが大事かなあと思います。のびのびとした蔓や、色鮮やかな枯れ葉、形がユーモラスな木の実など、森からの贈り物をまずは受け取って、それを誰かにプレゼントしたい、、、そんな風なイメージで作るのも楽しいものです。 


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by miki3998 | 2015-12-04 02:52 | リース | Trackback | Comments(0)

山口も花巻も。。。12月のスケジュール

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  去年の今頃は、花巻教室のリースレッスンの為に、実家やレストランの周り、岩手山の麓まで足を伸ばして素材を探し歩いておりました。今年は11月のレッスンはうちの生徒さんのみ、一日教室も銀座教室も、山口も花巻も12月に集中してリースを製作します。(スケジュールをご参考になさってください)

  写真は「ウメモドキ」です。葉を落とした枝には、鈴なりの赤い実がびっしりついています。クリスマスだから赤い実、というわけではありませんが、この時期の庭も森も山も、赤い実の種類も豊富です。千両や万両、ガマズミにビナンカズラ、山に行けば野バラやツルウメモドキもきっと赤い実を付けていることでしょう。


 
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  野の花や山の樹木の四季を通して草花と暮らし、そして食との繋がりをだいじにしたいとの思いで教室を持っておりますので、冬のリースも単にクリスマスだけのために作っているつもりはないのです。もちろんひとりひとりの思いは大切にしたいので、ドアやリビングの壁、テーブルの上に飾られる時のリースはそれぞれの室礼にあったものになるでしょう。大切にしたいのはクラフトとしてではなく草花教室のリースであることです。言葉で説明するのは難しいかもしれませんし、リースの教室というだけでいらした方はあれ?と思われるかもしれません。でも少なくともこのブログをご覧になっていただける方には理解していただけると思っています。どうぞわからないところは遠慮なくご質問なさってください。


 
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  一日教室のお申し込み、おかげさまでぼちぼちご予約をいただいております。12月は出張教室が続き、いまその材料を集めることが私の仕事でもありますが、今月末から小淵沢に参りますので、これからお申し込みになられる方は、4、5、6日いずれかの日程を御検討くださいますようお願いします。山口の皆様も、ご自宅の周りを散歩される際に、今の季節の自然の様子を観察され、花巻の皆様はお寒い中、足元にも目を留めていただき、銀座教室にいらっしゃる方は、都会の冬の風景の中に小さな自然を見つけられますように。。。必ず発見する楽しみや、感じる喜びを見いだせるはずです。
 テーブルに並べられたリースの素材だけでお作りになってみてくださいと申し上げても、すぐには手が動かないものです。まずはイメージすること、冬のリース作りはそこから始るのだと思います。



 
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  <12月のスケジュール>
    3日(木) レザンジュサロン X'mas 特集(詳細は別途ご案内します)
    4、5、6日 拙宅での一日教室 11時からです。
    8(火)、9(水)日  山口円座にて 「野の花教室のリースについて」14時から
    11(金)、12(土) 岩手無ら里にて 今回からスタートは11時となります。
    19日(土) 銀座ルセットにて 18時スタートです。


   ※以上がリースの教室です。
   ※一般の生徒さんは月の後半にお正月の室礼についてレッスンします。 

   これから年の瀬に向けて、慌ただしい毎日になります。
   体調を整えて皆様をお迎えできるようこころがけます。
   なおご不明な点、質問等ございましたらメールでお寄せ下さい。
   高瀬美紀 mikitakase71@gmail.comまで。 よろしくお願いします。


  
    
by miki3998 | 2015-11-13 11:29 | リース | Trackback | Comments(4)

 雨の日はリース日和 

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ラジオが終わり、放送内容を日誌に書いて帰る準備。そろそろもうひとつの仕事場であるレザンジュ鎌倉本店のディスプレイが始ります。打ち合わせ方々ショップに立ち寄り、スタッフと日程調整。差し入れられた美味しいケーキと熱いコーヒーが朝一番の仕事の疲れを癒してくれます。さ、帰ろう、もう10時。


       前日は雨でしたが、この日は風も暖かく、コートがいらないくらいでしたので、帰り道はゆっくりゆっくり坂道を上りながらいつもと違う回り道を選んで樹木の様子や住宅街の庭など眺めながら目を凝らして木の実やタネを探します。
     ありましたありました。アオツヅラフジの紺色の小房の実です。笹竹や山茶花、フェンスに絡みながら蔓を伸ばしています。気をつけないと見つけにくいのですが、きっとこの辺にあるなあとキョロキョロ。。。仕事帰りですからパソコンや辞書、ファイルなどの荷物で重いカバンですが、道路に放り投げて手を伸ばします。(こうゆう時の自分の姿、あまり格好いいと思えませんね) 
    隣りにはカラスウリも。いつもお世話になっているご近所のおばさまのビナンカズラの青い実もいただきました。今日はこれくらいにしよう。。。とつぶやきながら家路を急ぎました。


 
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     先日のサロンは林檎の特集。スイーツに使われた林檎を丸ごとかじって行動開始。青い林檎はグラニースミス、ジャムにすると鮮やかな緑色になります。甘くて香り高い林檎がお好きなら黄色いシナノゴールドを。そしてどこか懐かしい味の紅玉。毎朝の林檎は医者いらずと言われるほどの果物ですが、最近は皮を剥くのが面倒だからと果物離れの傾向にあるのだとか。。。もったいないですね、こんなに美味しい食材を知らずに育つなんて。


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     朝の放送でおかけした小林啓子さんのアルバム「明日咲くつぼみに」を聴きながらリースを作る手を動かします。澄んだ声と美しい言葉が鏤められたタイトルの曲は永六輔さんの作詞です。今週末11月15日、鎌倉の欧林洞サロンで啓子さんのコンサートがありますが、残念ながら私は告井延隆さんのギターコンサートがあるので伺えません。ラジオにゲストで出ていただいた啓子さんは、大好きだったあの「ステージ101」のメンバーでしたね。日本のジョーンバエズと言われた啓子さんですが、とても気さくでお会いしてすぐに仲良くなり、レザンジュサロンにもいらしてくださいました。機会があったらレザンジュサロンでコンサートをしていただこうかなあと考えています。その時はぜひみなさまもご一緒してくださいね。

     写真のアオツヅラフジのリースは蔓が柔らかいので糸で結んで形にします。ビナンカズラの緑の実は添えるように。丸い形にこだわらず、蔓のラインを生かして、まるで結んだように見える茶色の乾いた蔓もリズム感があって楽しいリースに。自然の造形美にため息がでるリースに仕上がりました。 
今夜もまたリースを作っています。銀座教室や山口、花巻のみなさんのためにお見本を。。しばらくはリース三昧の夜になりそうです。



     
by miki3998 | 2015-11-10 17:36 | リース | Comments(2)

リース教室のご案内 

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      <枯れ草のリース センニンソウ、カントウヨメナ>



 仕事のない日はほとんど山歩きをして過ごします。知人が送ってくれたり、旅先で見つけたり...思えば一年中素材を集めているような気がします。この時期は冬を待ちながら、夜はリースの準備に追われます。そうたくさんは集められませんので、一日教室も人数を限らせていただくことになります。けしてゴージャスではありませんが、翌年の11月に新しいリースを作るまで、一緒に一年を過ごす森のリース。自然の造形の面白さや生き生きとした姿、美しさを集めては形にするような気持ちで作っています。ご興味がありましたらコメントをお寄せ下さい。詳細をお知らせします。

  『冬のリース、森のリース』一日教室をご希望の方へ下記の日程からお選び下さい。
    11/20日(金)、21日(土)、12/4日(金)、5日(土)、6日(日)
    いずれも午前11時から午後2時頃まで北鎌倉の拙宅で行ないます。
    ※一般の生徒さんはいつも通りの曜日日程です。



  
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            <茜と山椒の実のリース> 


   上記のリース2点は、いずれも採取したその場で作ったものです。
   先日ある植物の本に掲載されるということで取材を受けました。カメラマンと著者の方とで散歩しながら集めた素材です。一日教室は別の素材でベースを作り、蔓や木の実、花のタネや枯れ葉、いろいろ集めたものを使います。


  
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        <ドアに飾られたヘクソカズラのリース。撮影中> 

 
  普段教室では、レッスン後に生徒と一緒にお昼のまかない料理を作って食べますが、リース作成時にはリビングが素材で散らかっておりますので、近くのカフェで作成後に軽食を取ります。ホームページがありますのでこちらからご覧下さい。「阿園の庭」、オーナーのアサ子さんが作るスープやリゾット、美味しいんですよ。
では、晩秋の北鎌倉で。。。お申し込みは私のアドレスまでお願いします。くれぐれも阿園の庭さまにはご迷惑のかからないよう、お問い合わせも高瀬 080-5432-5870まで。お待ちしています。
 


 
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by miki3998 | 2015-11-06 01:50 | リース | Trackback | Comments(8)

Holy Night

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これが今年のラストリース、蔓とビナンカズラ、野バラの実だけで作りました。直径60センチほどの比較的大きなリースです。
 「冬のリース、森のリース」というテーマの中で、Xmasを意識したものはこれだけ、色が変わりにくい蔓(テイカカズラやウスユキカズラの仲間だと思います)を使いました。普遍の命を表す緑をたっぷりと、赤い実は強い意思を表現しています。


   
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 すっかり定着したXmasですが、果たしてイブの日に人々は何を思って仲間と集い、家族と共に過ごし、恋人と語り合うのでしょう。
 もしかしたら独りでロウソクの灯りとともに祈りを捧げる人もいるかもしれません。地球上のどこにいてもどんな風に過ごしていても、この日だけは思いを共有し平和な世界を望みたいものです。


 
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 お蔭さまで孫も2歳の誕生日を迎えました。イブの日を迎える2日前のことです。
 家族が健康で笑いの絶えない日々を送れることに感謝し、新しい年もまた人との繋がりを大切に過ごしてゆければと思っています。
 孫に送った私からの贈り物は「実りの赤い木」です。ニシキギやウメモドキ、ヒュウガミズキの枝に赤い実をメインに作りました。
 二葉という名前のとおり、植物に興味を持ってくれたらひとつひとつの実について教えてあげようと思っています。


 
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 聖夜の聖という文字には神の声を聞くという意味があるのだそうです。耳と口がそれを象徴しています。
 これは書道家永守蒼穹さんが書かれたものですが、薄墨の滲みに優しい気持ちが込められているような気がします。
 クリスマスイブは神の声を聞く日かもしれません。素敵なHoly Night(聖夜)をお迎えください。 


  
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by miki3998 | 2014-12-24 23:00 | リース | Trackback | Comments(0)

ヒカゲノカズラとヤドリギ (その2) 「新しい始まりの日のために」 

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 暮れも押し迫ってきました。列島は大寒波到来のようで、日が落ちるとじわじわと足元から冷え込んできます。
 草花教室のリースのレッスンも、先週の銀座教室で終了いたしました。現在オーダーリースの製作、発送の手配を着々と。20日には皆様の元に『冬のリース、森のリース」が届くと思います。どうぞお楽しみに。

 そして来週25日、26日、27日は「お正月のしつらい」のお稽古です。今年最後のレッスンがヒカゲノカズラを使ってということで、とても嬉しく思っています。それもすべて採集にご協力いただいた方々のお蔭です。なぜヒカゲノカズラにこだわるのか、そこからお話しなければなりませんが、けしてこれでなければということではありません。ヤドリギもそうですが、基本的には植物に甲乙つけることなく、まずは知っていただきたくてご紹介しています。それはまた一過性の流行に終わって欲しくないとも考えております。地方によってはお正月の迎え方やお飾りの素材、形、しつらえ方も違います。それぞれまずは知ること、そしてそこから興味が湧き、自分の暮らしに合ったしつらいが生まれるような気がします。慌ただしく時が過ぎても、これだけは自分のスタイルで迎えたいというこだわり、それが習慣となると暮らしはより美しくなるのではないでしょうか。 


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 リースに使いましたが、どちらかというとお正月に需要の多いヒカゲノカズラ。岩手山の麓近くの山奥まで採集に行き、どんな状態で生息しているのか見てきました。1メートル以上の長い状態で採取するのがどれだけ大変か身を持って知り、市場ではなかなか手に入りにくい(短い栽培種ならありますが)事情も理解できた気がします。地面を這うように生えていて、5センチ間隔くらいに根が生えていますから、丁寧に持ち上げながら途中切れないように採ります。しかも上には枯れ草が覆っていて、腰を屈めながら探すのです。関西ではお正月の蓬萊飾りとして2〜3メートルくらいのものを数十本束ねて飾ります。とてもそんな長いものを集めるのは大変です。写真のように色鮮やかでフワフワのモールのような質感のものが上等だと言えるでしょう。
 ヒカゲノカズラは日本の山に自生し、一年中青々と枯れないことからめでたいとされています。関西では、お正月に欠かせない『掛蓬莱』として床の間などに飾られます。青々と言えば松飾りもそうですね。昔は家長が山に入り、松を採ってきて自前で門松を作っていました。無病息災、商売繁盛や五穀豊穣、一族の繁栄を願い蓬萊飾りや松飾りなど、それぞれの暮らしに合ったお飾りが受け継がれて来たのだと思います。ちなみに実家では農家の方が作った注連縄や橙のついたシンプルなお飾りを玄関に飾ります。北鎌倉の拙宅は、お世話になっている庭師のお兄さんに頼んで小さな門松を据えてもらっています。神様は尖ったものをめがけて降りてくるのだとか。。。 


  
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  暦の上では13日の「事始め」にはすす祓い(大掃除)から始まりますが、お正月の準備よりクリスマスのプランをたてたリお歳暮のお届けや年賀状を書いたり。。。いつもながら大晦日まで走りっぱなしの師走。仕事の手をとめて一息ついて今年を振り返ると、病気もせず家族が仲睦まじく暮らし、笑って過ごせることのありがたさを改めて感じます。残りの半月を、つつがなく過ごせるよう、もうひと頑張り。
 昨夜完成したリースには、ヒカゲノカズラとドライになったヤドリギを使っています。今年出会ってお世話になったあの方に。。。
 今年最後のリースは新しい始まりの日のための贈り物として、カードとお気に入りのオーナメントを添えてお届けしたいと思っています。


   


         
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by miki3998 | 2014-12-19 18:57 | リース | Trackback | Comments(2)

ひよこ色の花 ヒュウガミズキ

   
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   リースは黒文字、青文字、サンゴミズキやヒュウガミズキを使います。他にもユーカリだったり、ヒカゲノカズラだったりいろいろですが、できるだけ素材が生きる樹木の枝を選んでいます。

   これはヒュウガミズキの枝、黄緑色の花芽がいくつもついていて、枝を丸めるだけでも繊細は印象のリースになります。レッスンのその日まで、枝は水につけて矯めやすい状態に保つのですが、今朝キッチンの端に置いていたひと枝にいくつかの花が咲いていました。外は寒風が吹いていても部屋の中は暖かい。。。。きっと春だと勘違いして咲き始めたのでしょう。まさにひよこ色、春を運んで来る色です。 この枝だけは、花瓶に挿してしばらくリビングに飾っておこうと思います。


 
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  花と言えばこちら。。。マヌカの花です。オーストラリアやニュージーランド原産、和名がギョリュウバイといって、梅に似た薄桃色の花を咲かせます。マヌカハニーはこの花を蜜源としています。
 一昨日、友人がこのマヌカやマートル、ローズマリー、レモンユーカリなど、リースに使えればと届けてくれました。毎年この時期になると気にかけてくれていて、近況報告がてら遊びに来てくれます。本当にありがたい。枯れ葉や木の実、蔓のリースだけではなく、こうした可憐な花のついた枝を差しこんだリースもナチュラルで香りも優しく、なかなかいいものです。 


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 ツリーもリースもクリスマスが終わると片付けられますが、森のリースはそのまま部屋のどこかに飾られ、翌年のリースができるまで一緒に時を過ごします。先月岩手の知り合いからいただいたヤドリギも、しばらくは切り花のように飾って楽しみます。水分を含んだ赤い実は、いずれ萎み、茎や葉も乾いて痩せてきますが、竹とんぼのような葉はユーモアスな形をしていて、遊び心のある楽しいリースができそうです。珍しい植物、初めてつかう植物は、乾くとどんな表情をみせてくれるのか、しばらく観察しながらリースのイメージを膨らませます。


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by miki3998 | 2014-12-06 21:26 | リース | Trackback | Comments(0)

 ぶどう畑のリース 

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 今年は『色』をテーマにリースを作っています。
それは単に「カラー」そのものではなく、その色の持つイメージや素材の特徴が生きるよう、リースの大きさや形、ベースとなる枝とのバランスなど、感じた印象を最後までブレないように心掛けています。

  『ぶどう畑のリース』は、10月に勝沼ぶどう卿に行った際の思い出をイメージして作りました。
黒文字は大好きな灌木で、枝を切ったときの香りは何とも言えない清々しさを感じます。シャリンバイ、ムラサキシキブ、ネズミモチなどをモチーフに、黒のグラデーションのようなリースになりました。グレイがかったネズミモチは、時間とともに水分が蒸発して形も色も変わります。シャリンバイも、初めは紫がかった黒で、一見ブルーベリーのようにも見えます。ムラサキシキブは色のないこの季節にとても貴重で大切にしたい素材です。差し色の役目だけではなく、どこかエレガントな印象を醸し出しているような気がします。


 
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  今日届いた栴檀の実です。鮮やかな黄緑色はまるで青リンゴのようなフレッシュな印象ですが、時間とともに色褪せていきます。でもそれでも美しい。手を加えたりせず、そのままの変化も楽しみます。まずはじっくり観察して、どんなリースにするか考えています。 


 
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by miki3998 | 2014-12-02 19:06 | リース | Trackback | Comments(0)

 シルバーグリーンのリース  (センニンソウ)

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    実は水曜日が苦手です。しかも外は雨。窓の外のユーカリの枝から大粒の雨だれが早いリズムでこぼれてゆきます。仕事がオフとは言え、整理しなければならない資料や書きかけの手紙、ちゃんとした衣替えもまだ...しなければならないことが山積みなのに、あまりの寒さに膝掛けを出して来て熱いコーヒーをすすりながら、ぼんやり遠くを眺めたり。。。休日はいつもの倍の早さで時間が過ぎて、あっという間に落ちてゆく砂時計のようです。
   
   前日の帰り道、いつもと違うコースで遠回りしたお蔭でセンニンソウを見つけました。夏の間、雪が覆うように白い花の群れを咲かせていたセンニンソウですが、花殻は落ち、タネとそこから伸びる銀色の髭が不思議な形を作り、薄暗い森の中でうっすら銀色に光って見えました。葉も蔓も冬を迎える準備ができていて、色濃く硬くなっていますが、タネの周りは雲のかけらのようにフワフワしています。垂れ下がるその蔓を引っ張って数本持ち帰りました。 



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    手早く蔓を絡めながらまとめると、ふんわりしたリースは、深い緑色と銀色の髭のせいでクールで力強い印象です。そんなリースも時間が経つとどう変るのでしょう。初めての素材なのでその色や質感がどう変化するのか興味あるところです。しおれても乾いてもかまいません。それなら他の枝ものと組み合わせてしっかりしたベースに透けるベールのように覆うのも素敵かもしれません。 


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  10月も残すところ1週間になり、11月、12月のスケジュールは、まとめてこの後お知らせします。年末にかけてイベントも盛り沢山、気ぜわしい季節となりますが、スケジュールをチェックして早めのご予約をお願いします。   

 
by miki3998 | 2014-10-23 02:41 | リース | Trackback | Comments(0)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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