カテゴリ:花( 157 )

 2012. 8. 1 『 晩夏 』 

 
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 いつの間にか7月も終わり、毎日が夏休みのつもりでのんびりしていたら8月になってしまいました。
 こうしてきっと歳月の過ぎ行くのを追いかけるようにして毎日を過ごしてしまうようで、ちょっと焦ったりして。。。もともと暦よりも周囲の変化で季節を知るところがありますから、日めくりを一枚いちまい丁寧に破くより、まとめて4〜5枚一気に。。。そんな暮らしぶり。いけませんよね。


 明日2日は鎌倉レザンジュでのサロンの日、今月のテーマは『しのぐ夏』です。
 鎌倉の普段着のライフスタイルをご提案しています。先月も好評をいただき、すでに毎回同じメンバーになりつつありますが、ふとケーキを買いにいらしてこの会を知り、初めてご参加いただいた方もいらっしゃいました。よそゆきの自分より いつもの自分をもっと好きになろう。ワクワクする暮らしにしよう。そのためにはちょっとの工夫で暮らしはこんなに美しくなります。そんな気付きの会です。
 今回はどんなスィーツが用意されるのでしょう。パティシエの辻元さんが腕によりをかけてサロンの会員様だけのためにお作りします。ちなみに今月こだわるのは『生姜、ジンジャー』です。洋菓子と生姜のコラボ!?ヒント、わかります?ぜひ一度鎌倉駅のまん前にある『レザンジュ』にお出かけ下さい。


  
  
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  7月のレッスン『夏のリース』から。 Tさんの作品です。アイアンのスタンドにかけて。お客様が目を留められるエントランス付近に飾りました。緑がたっぷり、外の暑さも忘れさせてくれます。


  
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  庭のベリーも添えて。。。最後のひと枝でした。いく種類もの緑はしなやかですが、清々しさと強ささえ感じさせてくれます。花のないリースですが、葉の大きさや形、透け感や匂いまで感じていただけるような そんな夏のリースをお伝えしています。 


  
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  最後に私が大好きな利休草のリースを。
  針金のように細くて繊細な蔓にライム色の葉。野バラの実と利休草だけでふんわりとしたリースを作りました。作り込んだり出来映えを気にしたりせず、素材をそのまま活かしたリースです。もちろんその寿命は短い。。。でもたおやかに風に揺れる蔓と葉を見ていると、その向こう側の風景にとけ込むようなさりげさがなんとも言えず 毎年この季節にカーテン越しの景色と一緒に楽しんでいます。触りながら心も癒されるリースです。


  8月のレッスンの申し込みがまだの方。明日から小淵沢に参ります。コメント欄か、直接携帯アドレスにご予約をお入れ下さい。準備は一日ではできませんので、どうぞご理解いただけますように、よろしくお願いします。 (3ヶ月以上欠席の方、またはご連絡のない方に関しましては至急ご登録しないしていただきたく、ここにお願いします。レッスンのスムーズは運営にご協力いただけますよう、重ねてお願いいたします。)


 
 最後になりましたが、先月の「サロンド レ・ザンジュ」の写真を。。。


  
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   < たっぷりのブルーベリーをつかったスィーツの数々。ベリーも信州産と筑波産を食べ比べ>

 
  
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   < こぼれるほどのブルーベリー  タルトが隠れて見えません。> 


 
 サロンドレ・ザンジュはこちらからお申し込みください。9月も盛りだくさんの話題をお届けします。

  
  
by miki3998 | 2012-08-01 15:08 | | Comments(14)

 加筆版 「オオキンケイギク」(サニーオレンジを訂正しました)

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  春先の黄色は淡く、はかなく、溶けてしまいそうなパステルイエローをしている。
  私はその色を「ひよこ色」と呼んでいる。
  それが初夏から盛夏へと移り変わる季節のなかで、
  庭や野山で見かける草花の色にも変化が見られるようになる。
  もう淡い色合いではなく、オレンジがかった黄色、あるいは朱赤やショッキングピンクなど、
  濃い色合いの植物が増える。
  陽射しの強さと日照時間の長さをその花の色が教えてくれるようだ。
  
  南側の窓ガラスが熱くなる頃、太陽は頭上にあり、庭の緑がハレーションを起こす。
  そろそろ風を入れよう。
  花首がゆっくり動いて 椅子に座る私に挨拶をする。


 
  *** 訂正させていただきます。***
   サニーオレンジと思っておりましたこの花は『 オオキンケイギク 』ですと教えてくださった方がいらっしゃいました。ここにお詫びとともに 訂正させていただきます。
  なお文中のその部分を変えましたので ご了承ください。 
  
  
by miki3998 | 2012-06-13 19:49 | | Trackback | Comments(9)

 12月の銀座教室 『 思い思いのリース 』

 
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   今年も走ってます。師走、ほんとうに気ぜわしい毎日。銀座の写真を撮る暇もなく、クロモジの束をふたつ、道具をカートに入れキャビンアテンダントのように優雅ならいいのですが、他にも木の実や枝を入れた大きな袋を背負い、息子のラグビー練習用のバッグをパンパンにするくらい(こちらも身が入ってます)の大荷物を肩から下げて。。。想像してみてください。とてもクリスマスシーズンの銀座を歩く姿ではないのです。新橋からタクシーに乗ったのですが、ドライバーさん(女性でした)に「北鎌倉からよく来たね、その荷物で。。。」と半ば呆れられました。アシスタントが欲しい〜、昨日は痛感した次第で。 よし、頑張るぞ! これしかないのです、私の頭の中は。(笑)


  ということで、月食の夜、そんなことがあったとは顔にも見せず(いや、顔にでてました! 笑)、たくさんの生徒さんに少しでも多くの素材を紹介したくて、私の『森のリース教室』が始まりました。イメージを形にすることの難しさ、森って? 色の組み合わせは?ベースはどう作るの?。。。始めから基本の手ほどきはしますが、リースそのものはそれぞれ思い思いのデザインだったり、色合いだったりします。好きに作っていいといっても、それが難しい。たったひとつ言えることと言えば、『 複雑に、より複雑に。。。平面的にならないように。木の実や枝が、風に運ばれて重なり合っている表情を思い浮かべて。。。』です。

 
  ↑のリースはクロモジ(あの爪楊枝に使われる香り高い枝です)をベースに、枝の勢いを大切にして、ヘクソカズラ、ピンクベリー、サルトリイバラなどを組み込んでいったもの。ベースをタイトに結んで平面的にならないよう、ワイルドな面と繊細な実のあしらいが生きたリースです。今回が二度目のこの方が丁寧に作り上げてくれました。ありがとう、Sさん。ブログのお仲間ですが、一年ぶりの再会。ハグしてお互いの近況を話しているうちにウルッと来たりして。。。(涙もろくなったものだ)


  
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  同じリースをテーブルに飾るとこんな感じになります。素敵でしょ!?
  11名の生徒さんひとりひとりの個性がそのまま現れたリース。来年また新しいリースを作るまで、時間とともにリースの表情が変化するのも楽しめる、そんな森のリースたちでした。かわいがってあげてくださいね。


   
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   さて、レッスンが終了すると、お待ちかねのディナータイム。おいしいベリベリーカクテル。 バーテンダーの修ちゃん特製のカクテル、芳醇なイチゴの香り。奥にあるのがその修ちゃんが作ったリースです。いつも感心するのは、彼の潔さと大胆さと、でも素材を丁寧に組み込んで行く彼の真剣な目は、カクテルを作る時以上。。。かも(笑)


   
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   ルセットはお酒もおいしいけれど、料理も抜群。この日プロ並みの料理家の生徒さんもいらしたのですが、トマトと生ハムのテリーヌ仕立てにはため息をつかれていました。パンももちろん自家製。お店でサモサも揚げてくれたんです。お腹がぺこぺこの私はガッツリいただきました!完食!!


   
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  銀座教室は男性の生徒さんもいらして、この日もお土産持参で参加して下さいました。Nさん、ありがとうございます。今話題のプランタン銀座のケーキ。なんと生徒さん全員の分を買って来てくれました。もう、何から何まですみませ〜ん。これでもうお分かりだと思いますが、うちの教室は、先生より生徒が優秀だと言うことを。。。



  毎朝仕事をしながらこんなクリスマスソングを聴いています。
  12月、ワクワクな毎日にしたいですね。

  


  

    
by miki3998 | 2011-12-11 11:52 | | Trackback(1) | Comments(7)

 森のリース  (レッスンの中から)

 
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   一口にリースと言ってもいろいろある。
   12月に飾るのだから クリスマス色を使った グリーンのリースもいい。
   針葉樹の深い緑は 生命力を表し、赤い実は人間の血液を連想させ 命あるものへの感謝の意をあらわすのだろう。
   
   私のリースは一年中飾る。翌年また新しいリースを作るまで、リビングで、キッチンで、書斎や子供部屋でもいい。暮らしの中に山や森の香りがするリースが違和感なく飾られるのは、時間をかけて集めた素材が、時間とともに色が褪せ、痩せて形がかわり、セピア色の別の表情になっても、それもまた味わいがあるものだ。






   
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   ベースをクロモジで作る。
   木肌は黒く、切り口から芳香を放つ。 一見黒い枝は冷たい表情に見えるが、新芽がふくらみかけている枝は、想像とは別のしなやかさを持つ。 自由にのばした枝と、たわめた形のリースを、八ヶ岳で集めた季節の素材がちりばめられると、枝のイメージとは違った豊かで華やいだリースに変わる。 生徒の歓声とともに、森のリースが完成し、またひとり森のリースのファンが増える。山のファンと言ってもいいかもしれないね。 

   ちなみに上のリースはどちらも同じもの。
   壁に飾った表情と、キャンドルを真ん中にしてテーブルに飾ったそれとは、ガラリと印象が変わる。




   
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           こちらはサンゴミズキとネコヤナギをベースに使って。 
           色、形、ライン。。。複雑に複雑に組んで行く感じかな。
           シックがお好みの生徒さんです。
by miki3998 | 2011-11-27 16:50 | | Trackback | Comments(0)

 パンジーのマルシェ

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  昨日お約束した写真ができあがりました。
  さっきまで現場にいた私。拙い写真ですが、今日から始まった『オフィストヨダ パンジー&ヴィオラの販売会』のご案内をいたします。

  
  いままさに秋の草花の植え替え時ですね。11月から5〜6月までの長い時間、庭を彩り私たちの目を楽しませてくれるパンジーやヴィオラ。オーナーのセンスでセレクトされたシックな色合いや微妙なニュアンスの花たち。きっと他所と違う庭の演出を楽しんでいただけると思います。もちろん色や形だけではなく、苗自体がとても健康で元気なので、お手入れ次第では梅雨入り前までやさしい花次々とを咲かせてくれます。合わせて植えていただける草花も取り揃えております。


  開催期間は11月9日(水曜日)10時から約2種間です。なくなり次第閉店となりますが、ご希望があればお取り置きもいたします。またハンギング、寄せ植え等のオーダーも承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


  
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  マンション住まいの方も、一般的な寄せ植えではなく、大きな素焼きの鉢にミックスで植えられるのもよりナチュラルな印象になるのではないでしょうか。きちんと並べられたプランターの中の草花は、どこかよそよそしくありきたりになりがちですが、選ぶ植物の個性を活かした植え方で、高低差のリズム感を楽しんでみるのもいいと思います。


   
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     パンジーやヴィオラを活かす草花
       チョコレートコスモス、ディスコロールセージ、シロタエギク、ユーカリ、バコバ

     暖色系、寒色系、そして絵画にでてくるような独特のマットな色合いの庭。。。
    あなたの植え替えのお手伝いになればと思います。色彩や組み合わせ、植え方のご案内など、お気軽にお声をかけてください。

   
   
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                < パンジーのマルシェ >
      営業時間   11月9日(水)〜 約2週間  AM10:00~PM4:00
                 定休日    日曜日
      お問い合わせ先   Office TOYODA  0467−43−1670
                STUDIO PLANTS   080−5432−5870

      パンジー&ヴィオラ  1個 150円  ワンケース(20個) 2700円
      ハンギング(ケース付き) 4500円〜
      チョコレートコスモス(大きいです)  1000円
      ディスコロールセージ          350円 
      ユーカリ                250円
      シロタエ                200円
      アメジストセージ            250円
                             他〜

    ※ ブログのコメント欄からのご質問ご予約も承ります。お気軽にどうぞ。


 
 
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                看板犬のジャラもお待ちしています。
                         

      
           
by miki3998 | 2011-11-09 15:14 | | Trackback | Comments(6)

 オリーブの収穫 

 
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   毎日少しずつ手摘みでオリーブを採っていたけれど、そろそろ剪定がてらなんとかしなければ。 お昼過ぎに決まって現れるリスが2匹、食べてはその種を辺り一面にまき散らし、地面は食べ散らかされたオリーブがびっしり。。。あ〜あ、もったいないなあ。

   


   
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   西南に向いた庭のはしっこに植えたオリーブの木、本来なら実だけを振り落とすようにして収穫するのだろうが、下までは3メートルはあるコンクリート壁の上の我が家。夢中で実を摘んでいてフラっとよろめいて転んでもしたら大けがになりかねない。ここは剪定がてら高枝ばさみで枝ごと実を採るほうがいいと判断した。収穫後は、ふっくら大きくなった黄緑色の実は塩漬けに、黒く熟した実はオイルにするのがいいらしい。


  考えてみればここ数年まったく実をつけなかったオリーブ。もう実はならないものとあきらめていた。その枝のしなやかさと葉の裏表の表情が違うオリーブの木自体に魅力を感じていたのだから、それでいい。そこにあるだけで癒される存在になっていた。
  それが今年こんなにたくさんの実をつけ収穫出来るのだから、リスの一匹や二匹、毎日食べに来たってたいした量ではないのだ。そうさ、共有しよう、その代わりもっと丁寧に食べてくれよ。。。そう語りかけて 目の前に私がいても逃げることなくひたすら実を食べるリスに愛しささへ感じるようになっていた。いやそれにしてもよく食べに通ってくるものだ。多い日は日に10回はくる。


 

  
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  新築祝いにいただいたこの木を植えて10年、小さな苗木は家族の成長とともに大きくなり、今や3メートル近い大樹となった。雨風にさらされ、台風の時はいまにも折れそうなほどしなったのに倒れなかった。まるでオリーブそのものが私たち家族だったようにも思えてくる。よく頑張ったよね。
  そして今年、太陽と風の力を借りてたくさんの花を咲かせ、紫色の大粒の真珠のような実をたわわにつけた。宝物のようなオリーブ。丁寧に下準備をして、とびっきりおいしいオリーブの塩漬けをつくろう。
  
  オリーブには爽やかな風と抜けるような青空がよく似合う。 
by miki3998 | 2011-11-03 23:59 | | Trackback | Comments(8)

 文学館のバラ 

  
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  仕事中のテーブル、雑然としていてお恥ずかしいのですが、リビングのコーナーで左手にテラスがあり、時々丹沢を眺めながら手を動かします。散歩の途中でみつけた木の実や台風で飛ばされた小枝など、ポケットに詰め込んで持ち帰ったものはまずはここでどうしようか考えます。

  お茶の実です。そろそろ椿の実もはじけて落ちている頃でしょう。オフの日はもっぱら山にはいって 枯れ葉や木の実を集めています。見上げては樹木の色が変わっている様子をながめ、ちょっと歩いては地面のうえに落ちた実を探したり。。。お天気のいい日は森への散歩が特に気持ちよくて、どこまでも奥へ奥へと分け入っては歩き続けます。



  
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  昨日鎌倉文学館に行ってきました。ご近所のおじさんはシルバーボランティアで観光ガイドをされています。鎌倉の今をよくご存知で、「文学館のバラが見頃だったよ。」と教えてくださったのです。お天気もよく、汗ばむような陽気でしたが、広い庭にはスケッチを楽しむ人も。。。ハレーションを起こしそうな強い日差しを受けていまひとつ写真の出来はうまくありませんが、見頃のバラをご紹介します。



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            ( 左から マダムヴィオレ、 ブラックティ、 ジュリア  )



   地植えのバラ、秋は春に比べて一回り小さい感じもしますが、どのバラも色鮮やかで香りもほのかで上品。台風による塩害で、今年はイチョウも紅葉も葉っぱがちじれてしまって鎌倉の紅葉は期待出来ませんが、文学館のバラは11月初旬まで訪れる人の目を楽しませ、心を癒してくれることでしょう。新種のバラも増えて、「名前を覚えるのが一苦労ね。。。」そんな会話をかわしながら この日の生徒さんとバラ三昧の一日でした。
  どこまでも高く青く澄み切った秋の空を仰ぎながら、思わず深呼吸したくなるような爽やかな午後でした。来月はいよいよリース作りです。




   
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             朝日の指す窓  秋のバラにはこんな曲が似合います。最後の1分間が特に切なくなりますね。 私だけ?(笑) 


   
   <30日(日曜日)の被災地支援の会。>

  今月は『バラの会』と称して お昼間にお茶とスィーツで。。。お帰りにはとっておきのバラをお持ち帰りいただきます。 飛び入りでも大丈夫、日曜の昼下がり、気軽にお茶を飲みにいらして下さい。

     会費  1500円  全額寄付させていただきます。











 




   
by miki3998 | 2011-10-28 16:43 |

    『 薔薇と燭台 』

 


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             薔薇と燭台・・・ 柏葉紫陽花の焼けた葉が見えるでしょうか。
             TOYODA邸でのレッスン。豊田さんご本人が生けられました。
             花と器と空間と。。。 『しつらう』ということの大切さに気づかされます。







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           夕闇が訪れる時間と追いかけっこの毎日
           昼間の空が、青から蒼へ変わる瞬間、
           緑の森が漆黒の影絵の世界へと変わります。










 
by miki3998 | 2011-10-26 17:07 | | Trackback | Comments(6)

 秋のバラ 「 盛るように生ける 」

   
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  おっと。。。サンゴのような赤い実、ハナミズキです。
  気をつけて歩かなければ うっかり踏んでしまうところでした。
  今朝のように 強風と大粒の雨が降った後には イチョウやドングリ、栗の実やヤシャブシが落ちていることがあります。そろそろリースの素材を集め始めているので上を見上げたり、下を探したり。。。歩きながらキョロキョロ挙動不審のおばさんがいたら それは私です。(笑)



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  このまま額に入れておきたい。。。。アスファアルトにへばりつく落ち葉もアートに見える瞬間です。
  歩きながら何を考えているかというと こんな時はたぶん無心。何も考えていません。ただそこにあるものに目がいって 色も形もひとつひとつ違うことに小さな驚きや感動を覚える。ぐんぐん歩き 風の匂いをかいで 川の流れる音に耳を澄ませる。橋のたもとに槙の木をみつけ、紅い実と緑の丸い実が団子のように繋がっている様をみながら 後もう少しで食べられるなあ。。。なんて考えながらその先の空を見上げます。



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  ヘデラアイビーの花、まだつぼみです。花火のようにも見えるし 金平糖のようにも見える。色濃くなった葉とうぐいす色の花、よく使う花材です。山も里も庭先も 探さずとも季節を教えてくれる素材はたくさんあります。一年中花屋さんの店先を飾るバラをどう飾るか。。。秋はしっとりたたずむような、うつむきがちに咲く華奢なバラを盛るように生けるのが好きです。



 
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     バラ(ジュリア、 ブラックティ) 枇杷の葉  ブラックダリア ヘデラアイビー  器 コンランショップ


   
by miki3998 | 2011-10-22 23:30 | | Trackback | Comments(2)

中川運河キャナルアート その2 『水と光とコスモスと。。。』

   
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  忘れ去られた都市の風景 中川運河。キャナル=運河 水辺の空間の魅力と可能性に着目した新たなムーブメントです。
  イベントは主に10月8日(土)9日(日)の二日間ですが、プレイベントはすでに始まっていて、コンサートやシンポジウム、お茶会やワークショップなど、ビッグプロジェクトは綿密な計画のもと着々と実行されてきました。お手伝いする8日は、夕刻から始まるキャナルアートと子供たちによるバイオリンコンサートの準備。私は到着してすぐに会場の花関係を任されました。で、その花は?


 
   
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  土手のコスモスです。これはたぶん去年の種から育った分でしょうね。今年このイベントのために蒔かれたものはまだほんの蕾状態。この写真からはたくさんあるように見えますが、実はほんの数十本。さて、どうアレンジするか、、、です。「再生」がテーマですから、ビッグイベントとは言え季節感のないゴージャスなだけの花はいらないと考えました。力強さと優しさと、水辺のイメージをどう表現するかです。しかも素材はこの河原にあるものだけ。。。それも時間はあまりありません。


    
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   コスモス、エノコログサ、ニラ、そして名も知らぬ紫の花。。。スタッフのモエノちゃんを助手につけてもらい、川沿いをずっと探して歩きます。花器もこれしか用意されていません。さてどうするか。。。日差しも強く、気温はとっくに25度を超え夏日。川面を渡る風と切り取られた都会の青い空。テーマの『再生』という言葉が脳裏をかすめます。

  橋桁近くでイチジクの木を見つけました。その葉を剣山代わりにして魚を放すよう水槽に草花を放ちたい。。。野草もコスモスもこの川沿いを選んで咲いているのですから、よそ行きの顔を見せる必要はないのです。光と水を受けてのびのびと成長する姿をそのまま活かしたい。。。そう思ってこちらはお客様が一番に目にして下さる会場の受付に飾りました。 

  反応が見たくて陰から伺っていると、いらしたお客様が「きれい!」といって写真を撮ってくださっているのが見えました。よかった!来年は花器も持参します。コスモスも川沿いを覆うように成長していていることを願って。



    

    
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   小さい花生けはアーチストの控え室へ飾りました。ほんの少しでも緊張感が和らいで、穏やかでやさしい風が吹いてくれれば嬉しい。倉庫の入り口付近に咲いていたフウセンカズラを使って。。。


    
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   控え室に入って来たのは、未来のアーチスト、音楽家の卵たちです。可愛いでしょ?
  スズキメソードの大沢美木バイオリン教室の子供たちの演奏。これはリハーサル風景ですが、会場に響くバイオリンの音色は川風に乗って 対岸でスタンバイしている私たちの耳元まで届きました。長男が小学生だったときの発表会を思い出し、不覚にも目頭が。。。やっぱりいいですよね、音楽って。(じんわり浸りました。)
  コンサートは17時から17時45分まで。そろそろ日が沈みます。
  キャナルアートまであとちょっと。。。。



   
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by miki3998 | 2011-10-10 03:55 |

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


by miki3998
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