カテゴリ:花( 163 )

 5月のバラ 『黒真珠』 


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  庭の一番バラです。狭い庭ですから、バラは数株しか育てていませんが、このバラは家を構えた時記念に植えたもので、かれこれ10年になります。名前に魅かれて買い求めました。最初の年は3輪、その後少しずつ花芽を増やして咲くようになりました。四季咲きで秋のほうがより黒が冴えているような気がします。正直言って花の数は問題ではなく、深い黒色をしている蕾や、ふっくら咲き始めた時のベルベットのような花弁、反り返った終わりの花姿、すべてがドラマチックで、名前に負けない魅力をもったバラだと思います。欠点と言えば、香りがほとんどないことでしょうか。


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 庭に出ると、つぎからつぎへと仕事が見つかり、日が暮れるまで土いじりをしたくなります。そういえば昔息子たちが選んでくれた庭仕事の本があったなあと思い探してみました。幼いながらにも母親が興味をもっていることを気に留めてくれていたのでしょう。母の日のプレゼントにと、神田の古本屋さんで見つけて来た本です。もう10年以上前のもの。ヨレヨレの表紙でしたが、中はしっかりしていて、内容もやさしい実用書、読んでいるとワクワクしてきて、また庭に出てみたくなる本なのです。


 
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       <ローズゼラニウムと横山美枝子著 「ウィークエンドのバラ」>


 来週はレザンジュサロンがあります。5月のテーマは『バラ』、拙宅での教室はもちろん、銀座教室や一日教室も含めると、バラの準備はいつもの倍は必要です。庭のバラがタイミングよく咲いてくれることに期待しながら、もうひとつ準備しているのがこの「ローズゼラニウム」です。ご存知の通り、ゼラニウムの一種ですが、こちらは甘い香りを放ち、ケーキやクッキーにも使われます。名前がローズですから、レッスンではテーマにちなんでこちらもご紹介するつもりです。挿し芽で増えるので生徒さんに差し上げられるよう、只今苗作り中です。育てる楽しみをを知れば、花の見方、飾り方も変わります、きっと。 



 
by miki3998 | 2013-05-05 05:00 | | Trackback | Comments(0)

 落ち椿 

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  まどろむ朝に落ち椿
  
 凍てつく季節にひと枝見つけると、その凛とした姿に胸がしめつけられそうになります。
 花の少ない冬、堅い蕾は咲くその日をじっと待っている姿がけなげで、深緑の照葉がそれを守っているかのようにも見えてくるのです。初めの花、盛りの花にも魅かれますが、その終わる姿のいさぎよさも椿の魅力のひとつだと思います。
  
 椿は日本原産で野生種は「藪椿」と「雪椿」ですが、園芸種は数千種もあり、いまでは世界中で愛される花になりました。「椿」の文字が示すように、2月から3月には次々と開花してまさに春の代表と言える美麗な花です。

  この皿は1998年、Villeroy&Boch の250周年を記念して作られたものらしいのですが、椿の絵柄に一目惚れして連れて帰りました。季節を選ぶ皿ですが、しばらくは楽しめそうです。


 
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by miki3998 | 2013-02-17 11:33 | | Trackback | Comments(10)

 もう9月。。。小淵沢教室 その4 ラストです。

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  最終日の朝です。山の家に泊まると、朝早く目が覚めるのはなぜでしょう。寝ているのがもったいないから、ですよね。朝日が昇る気配を感じて体が自然に起き上がる感じ、不思議です。北鎌倉も山の上での生活で、夏は早朝4時くらいからセミの声が聞こえます。なのに寝られるものならいくらでもベッドの中にいたくなる。なのに小淵沢では早くから起きたくてウズウズする、そんな朝なんです。


   
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  朝食前に付近を散策。水引きの勢いが違います。黄色い金水引きやギボウシやヨメナ、葛の花やワレモコウも咲いています。紫色のヤブランも秋らしい色です。散歩から帰る頃には,抱えるほどの草花になり、そのまま初秋のブーケに。山ではこんな過ごし方がやっぱり好きです。これは北鎌倉と同じかな。


  
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  朝食のパンとコーヒー、そして昨日リゾナーレで買い求めたリンゴ、もちろん丸かじり,私はですけど。(笑)今年初もののサン津軽。酸味があって実が少し硬めなので、かじるとカシュッと音がします。子供の頃、実家の父は果物好きなので、リンゴを箱で買う人でした。学校から帰ってお腹がすいている私は、その箱一杯のリンゴ(たぶん国光だったと思います)をガブリ。今のような甘くて蜜がいっぱい入ったリンゴではありませんでしたが、美味しいと思って口一杯にほうばったものです。 
 

  
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  さあ、時間です。9時から乗馬がまっています。知り合いのいる牧場で1時間、あの馬の道をホースライディング。普段は足元の草花や見上げる樹木を自分の身の丈でしか知りませんでしたが、馬に乗るとそれがぐっと高い位置から見ることが出来ます。場所によっては伸びた枝が顔の前に迫ってきます。利口な馬は手綱さばきさえしっかりしていれば ゆっくり安全に私達を運んでくれます。私も馬に話しかけながら「よしよし,偉いぞ、その調子。」なんて言いながら森を抜け 林をくぐってすすみます。ぜいたくな1時間ですが、手が届かないわけではありません。おススメです。


  
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  小淵沢はこれから晩秋まで楽しめます。都内からだと2時間。電車も同じくらいでしょうか。リゾナーレは夏休みの家族連れで賑わっていましたが、9月に入れば空いてきます。昨年の11月に音連れた時はほぼ貸し切り状態でクリスマスのイルミネーションで飾られたホテルを満喫できました。この教室はこれからも定期的に行ないます。それは特別な草花を探すのではなく、いまそこにある季節を切り取るようなレッスンであればいいと思っています。生徒さんと散策しながら見つけた野バラの実はまだ緑色でしたが、次に訪れる頃には赤く色づいているでしょう。もう9月ですが、きっとあっという間に11月になり クリスマスリースの準備に入ります。今回参加できなかった方も、ぜひ冬のリースをご一緒に作りましょう。お待ちしています。 


  
  
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by miki3998 | 2012-09-04 00:11 | | Trackback | Comments(2)

 もう9月 小淵沢教室 その3

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  もうひとつ、あのパン屋さんの魅力。お店の脇にこんな小川が流れているのです。
  幼い頃、と言ってもたぶん小学生の低学年くらいだったと思います。母の実家のそばにもこんなせせらぎがあって、ちょっとした洗い物を手伝いました。漬け物用の白菜や泥のついたゴボウに里芋を、まるでもうひとつの台所のような役目をしていた,そんな思い出があります。それはうちだけではなくて、その小川がのそばの家はみんなそうで、夕方になると母親や娘が裏木戸からでてきて小川で洗い物。。。相当昔の話ですが。。。(笑) そうそう、もうひとつ懐かしかったのは、この小川の真上にクルミの木があったこと。岩手や秋田に行くとめずらしくはないのですが、家の庭や雑木林にクルミの木があります。まるで葡萄のように丸くて大きな実が房のように垂れ下がるクルミの木です。その実が落ちる頃にまた来ようと思いました。

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 さて,リースも完成し夜の食事です。主婦が5人もいるのですから手際のいいこと。あっという間に準備完了。地物の野菜や果物を大げさに飾ることなく、食べやすく美味しく,何よりのごちそうは一緒に楽しくいただくこと、山の家の宴はシンプルなほうが格別に旨いのです。(笑)


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 初秋の夜空には、星の瞬きと雲間を泳ぐ月がこちらを照らしてくれます。灯りは薄くぼんやりでいい。膝を突き合わせるという言葉があるように、丸いテーブルを囲んでの食事はより親しみやすくそして和やかになります。明日は馬に乗る予定。今日は早めに休みましょうか。。。なんてつきない話をおしみながら二晩目の夜を過ごしました。 


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 <続きます。次がラスト>





 



 

 
by miki3998 | 2012-09-03 21:39 | | Trackback | Comments(0)

 もう9月 小淵沢教室 その2

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  スモークツリーです。別荘からすぐのところに朝早くから開いているパン屋さんがあります。ソコで売られているパンはどれも美味しくて、それを知っているお客様がオープンと同時に買いにくる、そんな山のパン屋さんの庭先にシンボルツリーのように。小淵沢ではよく見かけます。フワフワとして色づくとうっすらとしたえんじ色になりやがて白くなります。まさに煙の木ですね。


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  さあ、生徒さんの夏のリースができました。思い思いの緑のリースをごらんください。


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   山の家は空気も澄んでからっとしていますが暑さは関東並み。清々しい朝のうちに素材探しがてら散歩に出ます。だからできれば一泊はしていただきたい。もちろん日帰りでもかまいません。11時集合で山歩きをし、お昼を食べてからのレッスン。夕方地元の市場にでかけて新鮮な野菜を買って簡単な夕食。夜はリゾナーレのブックカフェで読書。。。。そんなゆるりとしたスケジュールです。
 旅は知らない自分に会いに行く、そんなイメージでいらしていただければ。レッスンの目的は200パーセント達成です。


  
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 今日中に自宅にもどれればいいというKさんも一緒に夕食の買い出しにでかけ、この日は山の家で素麺と冷しゃぶパーティー。さて、もう少しおつき合い下さいね。
  <続きます>


  
by miki3998 | 2012-09-03 17:52 | | Trackback | Comments(0)

 もう9月。。。小淵沢教室 その1

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  ひと月ぶりのブログ、ちょっと長くなりますが,おつきあいいただければ幸いです。

  8月の小淵沢教室のため2度八ヶ岳の麓まで車を走らせました。タイトなスケジュールではなく、のんびりリフレッシュできる時間を持つこと。『夏のリース』作りは素材ありき、山の家の周りの散策から始まり、緑あふれるリースを気持ちよく作っていただけるよう準備し、小淵沢での一日を生徒さん達とご一緒に満喫しました。写真は集合場所の小淵沢リゾナーレ。まずはブックカフェで冷たいジンジャーエールで喉を潤します。


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  写真は小淵沢の馬道です。牧場が多くホースライディング用に自然そのままの散歩道が用意されているのですが、クヌギやカラマツに混じってクロモジやアケビの新芽、シダ類や山椒などが豊かな土壌に自然生え状態。生徒さんには、ひとつひとつが新鮮な発見になったようです。11月になれば樹木もそろそろ冬支度。風で落とされた木の実や松かさ、野バラの実も色づき始めて、絶好の散策コース。いつ来ても魅了される緑いっぱいの森です。


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 クロモジ
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 アケビ 


  朝早く電車でいらした方、横浜から車を飛ばしていらした方、それぞれ10時半にはリゾナーレ到着でしたので、充分時間はあります。散策しながら見つけた路傍の草花に目をやりながら、初秋の八ヶ岳や甲斐駒ケ岳、南アルプスの山並みを眺めては深呼吸。この教室の目的の半分はそこにあります。
 自分の時間がやっととれるようになっても、避暑地への小旅行は思い切りが必要という方もあるでしょう。家事をこなし、家族に気兼ねなく出かけるのは主婦にとっては容易なことではないかもしれません。でも、ここで元気になれる時間を持つことは明日からのエネルギーになり、溌剌とした生活への蓄えになります。現実逃避ではなく、草花を触りながら真っ白な気持ちなれる自分を再発見し、リースという形にして持ち帰る。緑のリースにはそんな力があると思っています。


 
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  お昼は別荘近くのレストランで済ませます。初対面の生徒さん同士が仲良くなれる最短で最善の方法、それが食事ではないでしょうか。すぐ打ち解けてお話を聞き、話す。聡明な方達はおしゃべりも上手,そう感じます。別荘ではおさんどんはできるだけ簡単にが私流。朝食は焼きたてのパンと珈琲、そして果物を少し。せっかくの自由時間ですから、いつもの生活から自分自身を解放させるのです。


 
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  (美味しいパン屋さんのそばに咲いていたルドベキア 這うようにのびのびと咲いています)


  いよいよ作りますよ。
  テラスに用意したテーブル、そして椅子、壁、。。。すべてがディスプレイのステージになります。形もテイストもそれぞれ思い思いでいいのです。素材はたくさんありますから、好きな草花や蔓、枝、実、,,持ち帰ったらどこに飾ろう、誰に見せよう、贈り物もいいな、。。そんなことを想像しながら手を動かします。みんな口数も少なくなり真剣にリースを作りはじめます。完成が楽しみ!
  <続きます>

 

 
by miki3998 | 2012-09-03 16:43 | | Trackback | Comments(4)

 2012. 8. 1 『 晩夏 』 

 
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 いつの間にか7月も終わり、毎日が夏休みのつもりでのんびりしていたら8月になってしまいました。
 こうしてきっと歳月の過ぎ行くのを追いかけるようにして毎日を過ごしてしまうようで、ちょっと焦ったりして。。。もともと暦よりも周囲の変化で季節を知るところがありますから、日めくりを一枚いちまい丁寧に破くより、まとめて4〜5枚一気に。。。そんな暮らしぶり。いけませんよね。


 明日2日は鎌倉レザンジュでのサロンの日、今月のテーマは『しのぐ夏』です。
 鎌倉の普段着のライフスタイルをご提案しています。先月も好評をいただき、すでに毎回同じメンバーになりつつありますが、ふとケーキを買いにいらしてこの会を知り、初めてご参加いただいた方もいらっしゃいました。よそゆきの自分より いつもの自分をもっと好きになろう。ワクワクする暮らしにしよう。そのためにはちょっとの工夫で暮らしはこんなに美しくなります。そんな気付きの会です。
 今回はどんなスィーツが用意されるのでしょう。パティシエの辻元さんが腕によりをかけてサロンの会員様だけのためにお作りします。ちなみに今月こだわるのは『生姜、ジンジャー』です。洋菓子と生姜のコラボ!?ヒント、わかります?ぜひ一度鎌倉駅のまん前にある『レザンジュ』にお出かけ下さい。


  
  
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  7月のレッスン『夏のリース』から。 Tさんの作品です。アイアンのスタンドにかけて。お客様が目を留められるエントランス付近に飾りました。緑がたっぷり、外の暑さも忘れさせてくれます。


  
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  庭のベリーも添えて。。。最後のひと枝でした。いく種類もの緑はしなやかですが、清々しさと強ささえ感じさせてくれます。花のないリースですが、葉の大きさや形、透け感や匂いまで感じていただけるような そんな夏のリースをお伝えしています。 


  
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  最後に私が大好きな利休草のリースを。
  針金のように細くて繊細な蔓にライム色の葉。野バラの実と利休草だけでふんわりとしたリースを作りました。作り込んだり出来映えを気にしたりせず、素材をそのまま活かしたリースです。もちろんその寿命は短い。。。でもたおやかに風に揺れる蔓と葉を見ていると、その向こう側の風景にとけ込むようなさりげさがなんとも言えず 毎年この季節にカーテン越しの景色と一緒に楽しんでいます。触りながら心も癒されるリースです。


  8月のレッスンの申し込みがまだの方。明日から小淵沢に参ります。コメント欄か、直接携帯アドレスにご予約をお入れ下さい。準備は一日ではできませんので、どうぞご理解いただけますように、よろしくお願いします。 (3ヶ月以上欠席の方、またはご連絡のない方に関しましては至急ご登録しないしていただきたく、ここにお願いします。レッスンのスムーズは運営にご協力いただけますよう、重ねてお願いいたします。)


 
 最後になりましたが、先月の「サロンド レ・ザンジュ」の写真を。。。


  
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   < たっぷりのブルーベリーをつかったスィーツの数々。ベリーも信州産と筑波産を食べ比べ>

 
  
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   < こぼれるほどのブルーベリー  タルトが隠れて見えません。> 


 
 サロンドレ・ザンジュはこちらからお申し込みください。9月も盛りだくさんの話題をお届けします。

  
  
by miki3998 | 2012-08-01 15:08 | | Comments(14)

 加筆版 「オオキンケイギク」(サニーオレンジを訂正しました)

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  春先の黄色は淡く、はかなく、溶けてしまいそうなパステルイエローをしている。
  私はその色を「ひよこ色」と呼んでいる。
  それが初夏から盛夏へと移り変わる季節のなかで、
  庭や野山で見かける草花の色にも変化が見られるようになる。
  もう淡い色合いではなく、オレンジがかった黄色、あるいは朱赤やショッキングピンクなど、
  濃い色合いの植物が増える。
  陽射しの強さと日照時間の長さをその花の色が教えてくれるようだ。
  
  南側の窓ガラスが熱くなる頃、太陽は頭上にあり、庭の緑がハレーションを起こす。
  そろそろ風を入れよう。
  花首がゆっくり動いて 椅子に座る私に挨拶をする。


 
  *** 訂正させていただきます。***
   サニーオレンジと思っておりましたこの花は『 オオキンケイギク 』ですと教えてくださった方がいらっしゃいました。ここにお詫びとともに 訂正させていただきます。
  なお文中のその部分を変えましたので ご了承ください。 
  
  
by miki3998 | 2012-06-13 19:49 | | Trackback | Comments(9)

 12月の銀座教室 『 思い思いのリース 』

 
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   今年も走ってます。師走、ほんとうに気ぜわしい毎日。銀座の写真を撮る暇もなく、クロモジの束をふたつ、道具をカートに入れキャビンアテンダントのように優雅ならいいのですが、他にも木の実や枝を入れた大きな袋を背負い、息子のラグビー練習用のバッグをパンパンにするくらい(こちらも身が入ってます)の大荷物を肩から下げて。。。想像してみてください。とてもクリスマスシーズンの銀座を歩く姿ではないのです。新橋からタクシーに乗ったのですが、ドライバーさん(女性でした)に「北鎌倉からよく来たね、その荷物で。。。」と半ば呆れられました。アシスタントが欲しい〜、昨日は痛感した次第で。 よし、頑張るぞ! これしかないのです、私の頭の中は。(笑)


  ということで、月食の夜、そんなことがあったとは顔にも見せず(いや、顔にでてました! 笑)、たくさんの生徒さんに少しでも多くの素材を紹介したくて、私の『森のリース教室』が始まりました。イメージを形にすることの難しさ、森って? 色の組み合わせは?ベースはどう作るの?。。。始めから基本の手ほどきはしますが、リースそのものはそれぞれ思い思いのデザインだったり、色合いだったりします。好きに作っていいといっても、それが難しい。たったひとつ言えることと言えば、『 複雑に、より複雑に。。。平面的にならないように。木の実や枝が、風に運ばれて重なり合っている表情を思い浮かべて。。。』です。

 
  ↑のリースはクロモジ(あの爪楊枝に使われる香り高い枝です)をベースに、枝の勢いを大切にして、ヘクソカズラ、ピンクベリー、サルトリイバラなどを組み込んでいったもの。ベースをタイトに結んで平面的にならないよう、ワイルドな面と繊細な実のあしらいが生きたリースです。今回が二度目のこの方が丁寧に作り上げてくれました。ありがとう、Sさん。ブログのお仲間ですが、一年ぶりの再会。ハグしてお互いの近況を話しているうちにウルッと来たりして。。。(涙もろくなったものだ)


  
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  同じリースをテーブルに飾るとこんな感じになります。素敵でしょ!?
  11名の生徒さんひとりひとりの個性がそのまま現れたリース。来年また新しいリースを作るまで、時間とともにリースの表情が変化するのも楽しめる、そんな森のリースたちでした。かわいがってあげてくださいね。


   
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   さて、レッスンが終了すると、お待ちかねのディナータイム。おいしいベリベリーカクテル。 バーテンダーの修ちゃん特製のカクテル、芳醇なイチゴの香り。奥にあるのがその修ちゃんが作ったリースです。いつも感心するのは、彼の潔さと大胆さと、でも素材を丁寧に組み込んで行く彼の真剣な目は、カクテルを作る時以上。。。かも(笑)


   
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   ルセットはお酒もおいしいけれど、料理も抜群。この日プロ並みの料理家の生徒さんもいらしたのですが、トマトと生ハムのテリーヌ仕立てにはため息をつかれていました。パンももちろん自家製。お店でサモサも揚げてくれたんです。お腹がぺこぺこの私はガッツリいただきました!完食!!


   
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  銀座教室は男性の生徒さんもいらして、この日もお土産持参で参加して下さいました。Nさん、ありがとうございます。今話題のプランタン銀座のケーキ。なんと生徒さん全員の分を買って来てくれました。もう、何から何まですみませ〜ん。これでもうお分かりだと思いますが、うちの教室は、先生より生徒が優秀だと言うことを。。。



  毎朝仕事をしながらこんなクリスマスソングを聴いています。
  12月、ワクワクな毎日にしたいですね。

  


  

    
by miki3998 | 2011-12-11 11:52 | | Trackback(1) | Comments(7)

 森のリース  (レッスンの中から)

 
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   一口にリースと言ってもいろいろある。
   12月に飾るのだから クリスマス色を使った グリーンのリースもいい。
   針葉樹の深い緑は 生命力を表し、赤い実は人間の血液を連想させ 命あるものへの感謝の意をあらわすのだろう。
   
   私のリースは一年中飾る。翌年また新しいリースを作るまで、リビングで、キッチンで、書斎や子供部屋でもいい。暮らしの中に山や森の香りがするリースが違和感なく飾られるのは、時間をかけて集めた素材が、時間とともに色が褪せ、痩せて形がかわり、セピア色の別の表情になっても、それもまた味わいがあるものだ。






   
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   ベースをクロモジで作る。
   木肌は黒く、切り口から芳香を放つ。 一見黒い枝は冷たい表情に見えるが、新芽がふくらみかけている枝は、想像とは別のしなやかさを持つ。 自由にのばした枝と、たわめた形のリースを、八ヶ岳で集めた季節の素材がちりばめられると、枝のイメージとは違った豊かで華やいだリースに変わる。 生徒の歓声とともに、森のリースが完成し、またひとり森のリースのファンが増える。山のファンと言ってもいいかもしれないね。 

   ちなみに上のリースはどちらも同じもの。
   壁に飾った表情と、キャンドルを真ん中にしてテーブルに飾ったそれとは、ガラリと印象が変わる。




   
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           こちらはサンゴミズキとネコヤナギをベースに使って。 
           色、形、ライン。。。複雑に複雑に組んで行く感じかな。
           シックがお好みの生徒さんです。
by miki3998 | 2011-11-27 16:50 | | Trackback | Comments(0)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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