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ペーター佐藤とミスタードーナツ

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 買い物先で甘いものが食べたくなり、ドーナツを買って帰った。店先にはドーナツの幟が立ち、並んで買っている人も。お持ち帰りは皆このグリーンのボックスを持って、足早に帰って行く。家族と一緒に、恋人と一緒に、甘くてふんわりしたアメリカンな味を楽しむのだろう。

 懐かしいと思ったのは このパッケージのイラストだ。あのペーター佐藤のもの。70年~80年代、街にはポップな広告があふれ、CMも勢いのある元気なものが多かった。そんな中で私はペーター佐藤の描く世界が好きだった。子供たちの表情は屈託がなく生き生きとしていたし、女性は健康的な色気があった。少年には遠くを見つめるような不思議な眼差しを感じていたし、何よりもシンプルでセンシティブな彼独特の都会的な匂いがあった。

 面白半分に検索をかけてみたら、ペーター佐藤はもうすでにこの世の人ではなかった。そうか、もう彼のイラストを見ることができないんだなあ。生きていたら いまの子供たちや女性をどう描いただろう。いまの若者をどうとらえていただろう・・・。ちょっと寂しい、なんだか切ない気持ちでアメリカンコーヒーをすすりドーナツをほおばった。

         

ドーナツにはこの歌だよね → http://www.youtube.com/watch?v=3WYc6sOSa2I 
 ペーター佐藤 ショップ&ギャラリー → http://www.paters.co.jp/gallery/gallery.html


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   大ぶりなオレンジ色のダリアと、 散り始めたチョコレート色のダリア
by miki3998 | 2010-10-20 13:36 | お気に入り | Trackback | Comments(28)

夏の終わりに・・・ 

  
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    雨も降らない、雲もない。
    日差しが容赦なくジリジリと照りつける午後
    地面は砂漠のようにサラサラと崩れ、ひとときとして湿ってぬかるむ暇もない。

    いつもなら秋の初めの紫陽花は、
    まだ花弁に水分を含み、どこかふっくらと、そしてたおやかなままで秋をむかえるのに、
    今年はもうすっかり秋色に染まっている。
    ハイドランジア、紫陽花は水をたたえるという意味の名前なのに・・・。
    このぶんだと 茶色に枯れる前に
    花弁は緑のまま永遠の眠りにつく。 まるで森のニンフ(妖精)のようだ。



    
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( 紫陽花、リキュウソウ、スモークグラス、ルリマツリ、メドウセージ、シンビジウム)



     ********* 今朝の一杯 *********

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  人体改造スープをお飲みのみなさま、順調ですか?
 先日のゴ―ヤジュースはお試しになりましたか?
 今朝はこんなジュースを作ってみました。
 さて、これが何のジュースかお分かりでしょうか?


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   答えは これもゴ―ヤジュースなんですよ!

 収穫してから2~3日すると、熟してオレンジ色に変わりますね。
 二つに割って見ると 真っ赤なルビーのような種がきれいなゴ―ヤ。
 あの真っ白いワタの部分も無くなっているのです。不思議ですよね。
 その種を取って、実だけをザクザク切って いつもの梅酢とお水を少々。
 氷を2~3個いれてジューサーでガガーッ・・・。
 ハイ出来上がり! 
 青臭さも苦みもなく、ほんのり甘いゴ―ヤジュースオレンジバージョンの出来上がりです。ウマシ!
by miki3998 | 2010-08-26 20:52 | お気に入り | Trackback | Comments(24)

 夏の終わりのハーモニー  「器と草花」

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                   ( メクラブドウとカラー )

  テーブルクロスを変えてみた。といっても 壁の色や家具の色とのバランスを考えると、好きな色や柄ものを気分次第で、というわけにもいかない。まして今年は毎日の猛暑で、家の中ぐらいはスッキリと涼やかなしつらえにキープしておきたい。(散らかっていることは棚の上に置いて・・・笑)

  素材は麻、薄く透明感のある山吹色、色違いでオレンジとアンズ色の計3枚を買った。いずれも家具や壁の色から同じようなものを無難にチョイス。素材が同じで大きな柄やチェックもあったけれど、たぶん我が家には合わないと諦めた。


  今月はプリミティブな器に山野草や季節の草花を組み合わせるレッスン。夏休みで希望者は少ないのだけれど、高台の拙宅まで、汗をかきながら登ってくる生徒さんは、ドアを開けた途端 抱きしめてあげたいくらいに愛おしく感じる(ちょっと、オーバー?)。


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 三人三様、感じ方は違って当たり前。採点するものでもない。みな考えて手を動かしている。生けることが手本通りだったり、機械のように同じデザインだったりではつまらない。悩みながら向き合う姿勢が力をくれるようなきがする。どういければいいのか、どんなことを感じるのか、草花の一本一本をよく見て、草花に聞いて・・・それの繰り返し。写真は正面しか写せないけれど、後ろも横にも、表情がある。その見えないところも想像して欲しい。


  花は、器だけではなく、生ける気持ちとそれを受け止める空間とに活かされると思う。

  
   
by miki3998 | 2010-08-20 15:28 | お気に入り | Trackback | Comments(4)

ライフスタイル学科 学科長は松任谷正隆氏 、そして小山薫堂氏も・・・

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  毎日暑いですね。明日はもう立秋だというのに・・・、今年ほど麻のノースリーブシャツが心地いいと思った夏はないかも。

  先日ちょっと青山まで。コンクリートの照り返しを浴びながら、久しぶりに外苑前あたりを歩きました。地下鉄の青山一丁目で降りて 明治記念館に向かって歩きます。この辺りは都会の中でも緑が比較的多いエリア。 ラグビー観戦の帰り、興奮しながら試合の感想を話し、黄金色に染まった銀杏並木を歩いた想い出。学生時代っていいなあ、もしまたもう一度あの頃にもどれたら・・・そんなことを考えながら目的の場所に向かいました。


  東京芸術学舎というものをご存じでしょうか? 学長は日本画家の千住 博氏です。
  実は私も偶然新聞で知ったのですが、この10月から開校される新型アートカレッジとのこと、この日はそのオープニングイベントの一つ、ライフスタイル学科の講座を受けに出かけたのでした。
  「今を生きるための様々な価値観や、新しいマナーを考える」というこの学科、はたして何をどうまなぶのでしょう。学科長はあの松任谷正隆氏、ゲストは小山薫堂さんと池坊美佳さん。今一番輝いていると言っても過言ではないゴージャスな講師陣でした。 さて、その内容は・・・?


  午前中は「これからのライフスタイルへ」というテーマで、三人の普段の生活を切り取ったプライベート写真を見ながら それぞれのこだわりを解説。ライフスタイルとは何ぞやというテーマを、個性豊か(?)な3人の自由闊達なトークをメインにしたパネルディスカッション。 10月から開かれる新しいカレッジのプレゼンテーションでした。

  おもしろかったのは 3人のプレゼント交換。「おくり人」でアカデミー賞を受賞した脚本家でもある小山さんらしいお洒落なプレゼントを始め、松任谷さんが用意してきた小山さんへの贈りものは歓声とため息が出るようなセンスを感じさせた品物でした。たとえば薫堂さんがえらんだものは、プレゼントに使うラッピングテープ、「ささやかですが・・・」と文字が入ったリボンを池坊さんに、フランスのレストランで実際に使われていた水入れのガラス瓶を水にこだわる松任谷さんに。松任谷さんは池坊さんに舞台公演の成功を願ったお札を、小山さんには 松任谷さんが今まで作った曲(ユーミンの曲ももちろん!)がすべて入ったipodを。 それぞれ相手を思いやりながらの素敵な贈りものを選ぶことが、実は自分のことを知るきっかけにもなり、友達関係を豊かなものにするだけではなく、物を選ぶ目も育てることを教えられました。ちなみに私も贈りもの大好き、物を選ぶ時のワクワク感、いいですよね。


  
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  午後からのもう一つの講座は「お取り寄せスペシャル」と題して、お取り寄せオタク(?)である松任谷氏が選んだこだわりのお水10種類、バームクーヘン10種類を試飲・試食。いわば実践編です。感覚を研ぎ澄まし、どれが一番おいしいか、これはどこが違うのか、これはちょっと・・・と、首をかしげながら自分の喉と舌を頼りにひたすら飲み、食べるのです。10種類ですよ?松任谷氏もおしゃっていましたが、「水の試飲はレベルが高い。いきなりで難しかったかなあ」こだわりとは、好みとは・・・、無味無臭の水を1リットルは飲んだでしょうか。
 これは正直 キツイ授業となりました。(笑) 

  ここで自慢させてください。1位2位3位の順番こそ違いましたが、上位三種類全部当たりました。まずい水から消去していったのです。臭み、舌触り、喉越し、飲んだ後のすっきり感などなど、水も飲めば飲むほど、甘さやとろみ、柔らかさだとか硬さ、重たさなど、ぼんやりですが何かを感じ始めるのです。感性を研ぎ澄ますとは こうゆうことなのでしょうか。水のソムリエ(?)にでもなった気分でした。
  (そうそう、好まれない水として選ばれたのは 東京の水道水とコントレックスでしたね。参考までに。)
  ちなみに我が家のお気に入りのお水はこちら。

    
  
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  ブルーの水は炭酸入りのミネラルウォーターで、朝起きたときに飲むと気分もスッキリし、腸の調子もいいようです。喉越しもやわらかくて 夏は梅シロップをこの水で割って飲んでも美味しいのです。
  右の瓶入りは我が家の浄水器からの水で、この瓶がお気に入り。機能的にも使いやすくて蓋の部分がなかなかの優れ物。なんと薫堂さんが松任谷さんに選んだ瓶と同じだったのです。三留商店で買い求めたレモネードが入っていた瓶を使用しています。この瓶はお客様にも評判がよく、どこで求めたのかと聞かれます。そしてその人も同じ瓶を買いそろえたとか・・・。水入れなんてどうでもいいと言えばそれまでですが、ピッチャーやガラス瓶がその人のスタイルにかなっていれば、なお一層食卓が豊かなものになるのではないでしょうか。 けしてそれが高価なものでなくても、名のあるブランドのものでなくても、空間や生活にマッチしているデザインであれば、美しいくらしにつながる、そんな気がします。 もしかしたら暮らしをデザインするということの第一歩はこんなささいな小物からこだわり始めることかもしれません。人と同じでなくてもいい、自分にふさわしい価値観、それをみつけるのがライフスタイル学科の目的、私はそう思っています。受講は来年から、運よく受講生になれればいいのですが・・・。

  
  ちなみに息子が申し込んだ講座はこちらです。「企画10人セミナー」 
  東京企画構想学舎、学長は小山薫堂氏。彼のプロデュースによる10回連続セミナーで、10月からのスタートになります。大学4年最後の夏休みを謳歌している息子ですが、この日の私の話を聞いて、ぜひ自分も学んでみたいと思ったのでしょう。早速ネットで申し込みをしたようです。
  企画は「人」から生まれるというコンセプトのもと、優れた実績を残している企画人たち10人による興味深い講義です。私の大好きなインテリアデザイナー片山 正道氏やマイクロソフト副社長堂山昌司氏、インターフェースデザイナー中村勇吾氏にもちろん薫堂さんもその一人です。ものの考え方、体験談、価値観、人生観にまで踏み込んだ講義になるようです。 息子22歳、しっかりね!

  
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by miki3998 | 2010-08-06 18:00 | お気に入り | Trackback | Comments(8)

 葉山から 久しぶりのセーリング  

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  待ちに待った梅雨明けとはいえ、あまりにも暑い。猛暑、酷暑、どんな言葉で表わしたら この暑さを表現できるのだろう。とにかく暑い!頭から水でもかぶって過ごしたい毎日が続いている。
  そんなカラカラ天気が続く連休の中日、18日の日曜日に この方からのお誘いで葉山のヨットハーバーに集合、久しぶりのセーリングを楽しんだ。 毎年この時期にヨットのお誘いをいただき、私もちょっとばかり海の上で過ごす休日も板についてきたような気がする。
  お誘いは前日夕方、一通のメールが入り、人手不足なので仲間を連れてくるようにとの伝言だった。そこで急きょ招集したのが侘び助仲間のヒロシ君と、ラジオの相棒ジョウゴさん。二人ともヨットは初めてだが、迷うことなく、きっと楽しいに違いないと、胸を弾ませてやってきた。ヒロシ君は力仕事を、ジョウゴさんはシ―カヤッカーだけに、湘南の海には強い。どちらも頼もしい存在だ。予想通りの活躍ぶりに、連れていった私も鼻高々の働きをしてくれた・・・と思う。(笑)

 
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この日は 翌19日海の日に開催される葉山~江の島間でのマリンスポーツレースの練習のため、ヨットにカヌー、シーカヤックが所せましと(海の場合もこの表現でいいのか?)海の上を滑るようにして進んでいた。≪ 近々ジョウゴさんの紹介で 私もシーカヤックを体験する予定になっている。ワクワク ≫

 
  
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操縦は持ち主のアンツァンにお任せして、私とジョウゴさんは 行く手に見える障害物の確認や伝達係として 船の先に座って見張っていた。時折真っ白い波しぶきを受けながら、ヨットは紺碧の空と群青色の海の間をすべるように進んでゆく。しばし陸での生活を忘れ、自分だけの世界に浸れるこの時間こそ、海の男たちが船に魅せられる由縁かもしれない。空はどこまでも青く、海は限りなく深く思えた。胸にため込んだ心配事も 明日の暮らしの悩みも この大海原の上では ちっぽけなことなのだ。遠くに見える陸が小さくなるにつけ、そう思えたのは きっと私だけではないと思う。

   
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   お誘いのお礼に私が作って行ったおにぎりとサラダで船上ランチ。何しろ前日は銀座でのイベントがあり、帰宅は午前様だった。それから用意したので たいしたごちそうとはいかなかったけれど、大人5人分のおにぎり10個と、我が家の特性ゴールデンポテトサラダ(なんのことはない、茹で玉子がいっぱい入った特製マヨネーズで作った黄色いサラダなのでこの名がついた)で腹ごしらえ。実家から送ってもらった米と鮭、アサリの佃煮で作ったおにぎりは、昔の子供たちに大好評。あっという間に完食だった。


   
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男はなぜ海に魅せられるのだろう。男はなぜ船を持ちたがるのだろう。
  今回で3回目のセーリングだったが、乗るたびにヨットの魅力にとりつかれてしまう。本当は男だけではなく、女だって・・・マストとセイル、そしてそれを操りながら風を味方に漂う船の魅力にとりつかれるのだ。 昼には海猫やナギドリを友として、夜には月や星を恋人として、船乗りは長い旅に出て行く。それはきっと 帰る場所を知っているから 好きな旅ができるのかもしれない。

   

   ******** おまけ  行きたかった場所 *********
    
     毎週日曜日に開かれる葉山の朝市、この日も8時半には黒山のひとだかり。チャヤのケーキや、三浦の新鮮野菜、湘南の海の幸を求めて幾重にも人の列ができていた。私もミョウガに枝豆をゲット。喉が渇いてこんなものも買ってしまった。 スッキリした甘さの 爽やかなサイダーだった。

     
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    本命はこちらのはずだった。 いつも店の前を通ると暖簾はしまわれ、看板も出ていたためしがない店、その名も「あぶずり食堂」。 海から戻った漁師さんを相手にした食堂らしい。サザエ丼やアナゴ丼、一口カツ定食など ボリューム満点で完食するのが難しいとか・・・。この日も帰りに寄ろうと思ったのが間違い。もう片付けが始まってしまっていた。次回こそ! 朝一番で来ようと思う。(たぶん朝食代わりだね)

    
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アンツァン、日曜日は本当にありがとうございました。潮風を胸一杯に吸いながら、明日への英気を海から、そして素敵なお船からいただきました。メンバーもゴールデンメンバーでしたよね。帰りはもちろん旭屋のコロッケとメンチカツ、たくさん買ってかえりましたよ~。

  あ、そうそう、海に落としたお気に入りのサングラスね、もう諦めましたから ご心配なく。
  せっかくいただいた鯵をくださって、その優しい思いやりに感謝です。 塩焼きにしていただいちゃいました。ごちそうさま~。 晴れ女が必要な時は いつでも呼んでくださいね~。
by miki3998 | 2010-07-22 00:12 | お気に入り | Trackback | Comments(36)

  雨の観音崎 「横須賀美術館」

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昨夜から降り続く雨。デッキの水たまりに空が写る。霧につつまれた森は深いため息をひとつついて、夜と朝の区別をする。

  レッスンが終了後、ドライブがてら観音崎へ。目的地は横須賀美術館。真正面に海を望み、周囲を低い山に囲まれたランドスケープを楽しみながら、遅めのランチをいただく。わらさと新海苔のクリームパスタ(そういえば最近、スパゲティという表現をしなくなったなあ)、ズッキーニのキッシュや地元産鯖の燻製、鯵のカルパッチョ・・・などがのった前菜の盛り合わせも、舌の上でリズミカルに踊り、喉元をスーッと通り過ぎる。淡白だけれど印象的な味。海が近いガーデンレストランならでは、やっぱり魚が旨い。 (あえて写真はなし、一心に食べることに没頭した。)

  
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         (2枚とも、横須賀美術館のHPからお借りしました。)

  
  建築は山本理顕氏、2007年に横須賀市制100周年を記念して建てられた、地下2階地上1階の美術館だ。塩害から守るためにガラスと鉄板で構成された真っ白い建物。 青い海と緑の森、海に続く芝生がとても贅沢なエントランス。霧さへなければ 海に浮かぶ貨物船がくっきり見えたに違いない。ミュージアムロゴもユニーク。普通マークに写真は使われないのに、これだけシンプルな海の写真は、返って想像力をかきたてるのかもしれない。「海」そのものが美術館のアイデンティティだそうだ。今度来るときは、このテラスに座り、船の汽笛でも聞きながら 海を独り占めにして過ごしたい。

  
   
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by miki3998 | 2010-05-21 00:05 | お気に入り | Trackback | Comments(18)

 いきなりですが、エスカルゴ!

 
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   私は基本的に化粧は苦手だ。ほぼスッピンで暮らしている。息子に「その年でスッピンは犯罪だ!」と言われたことがあったが、塗りすぎるのも時には人様に不快感を与えることがある・・・と思う。 
  確か女優の檀ふみさんも メークを落とすのが面倒なので、化粧はしない・・・そんなことをおっしゃっていたことを覚えている。確かにその通り。私も根っからの面倒くさがりなので、落とすことを考えると、塗ることが嫌になるのだ。田舎の母もそうだった。私と違って 小顔で色白、シミがない人だし、普段はオリジナルのドクダミ化粧水だけで過ごす人だ。親子して面倒くさがりなのだから手がつけられない。

   そんな私だから 化粧品はめったに買わない。いつも知り合いや友人からもらっている。別に欲しいと言ったわけではないのに、親切な友人は、あれこれとみつくろって送ってくる。 自分で口紅を買ったのは 一体いつだったか・・・思い出せないほど、化粧品と縁がない生活を送っている。

  ところがこの春、友人からこんなクリームが届いた。世に言う アンチエイジングクリーム、なんとエスカルゴ、つまり食用カタツムリから抽出されたエキスが主な成分らしい。「えぇえ~、エスカルゴ? にんにくバターたっぷりで食べる あの美味しいエスカルゴ?」 米麹からできた化粧品、ウグイスの糞、胎盤エキスやハーブ・・・その成分に驚かされる化粧品は他にもたくさんあるけれど、エスカルゴとは恐れ入った。なんでもチリの食用カタツムリを飼育する農場から生まれたのだそうな。飼育員が作業中にできた傷の治りが速かったとか・・・。カタツムリの殻や体が傷つけられると 自分の分泌液で素早く再生するということが一番の効能らしい。(効能?この言葉、的確かどうかは不明。) ニキビ、火傷、擦り傷に効くと言えば オロナイン軟膏を思い出すのは私だけ?(笑) 

  ご覧のとおり、箱も容器もいたってシンプル。 高級化粧品のような魅惑的は香りもないし、容器にお金がかかっているような大げさなパッケージでもない。きれいになれるかも?というより、今の疲れた肌が健康的な肌にもどればいいなあ・・・そんな期待感を持ちながら鏡の前に立つ、私。(笑) はて、このクリームが空っぽになる頃には・・・!?

  断わっておくが、普段ハンドクリームも塗らない私。久しぶりにまずは手の甲にすり込むと、これがスーッと浸透してゆくのがわかった。まったくべたつかないし、水のように軽すぎるというわけでもない。
  続いて顔にたっぷりと・・・。 そうだなあ、まるでベールをまとったような感じと言えばいいのだろうか。 予想以上に伸びがいいのには正直驚いた。 つけすぎないほうがいいかもしれない(顔が白くなるのだ・・・笑)。化粧品と言うよりも痛んだ肌にのせたやさしい薬のような印象。そういえば名前の「エリシーナ」は17世紀のヨーロッパで重宝されたの薬の名前から由来しているらしい。 エリシーナ・プラスとしたのは、特に保湿に関してうるさい日本人向けに3年もかけて調整されたという。 目の周り、口の周り、気になるところにすりこむすりこむ・・・(どこかで聞いたセリフ)。ほんの少量で充分だった(私には)。さあ、あとはぐっすり眠るだけ。 朝晩、化粧水とこのクリームだけ。 使って5日目くらいからだろうか・・・ふっくら健康的な顔の自分発見。 そして使うこと約2カ月。 プラスティックのボトル(?)が空っぽに。 心なしか肌のきめも整ってきたような気がする。くすみはどうだ? うんうん、なんだか明るくなった・・・よね。(ちなみに、あの写真の私はスッピンです!)やはり、継続は力なり。 よっし! 復活だぁ。 

   
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  思えば忙しくて体も顔も労わることを忘れていた私、ストレスも相当たまっていた。それも肌には悪い影響を与えていたに違いない。シミ、しわ、くすみ・・・もう半世紀も生きてきたのだから、年相応の顔をしていると自覚している。今更若い女性のように・・・などと望んではいない。若返ることよりも、私は生き生きとした表情の女性でいたい。それはきっと、鏡の前に立ち、自分自身をよく観察し、触り、いたわることが大切なんだと思う。
  
by miki3998 | 2010-04-16 22:38 | お気に入り

  復活!  

 
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  かあさん、げんきにしてらっか?
    かあさんも2月にたおれでがらひと月も入院したんだがら むりしねでやすんでやぁ。
    なんぼおやごでも なんにも すぎこのんで おんなじころに びょうぎさかがらねくても いがったのになはん。 いまだがらいえるども あのどぎは どうなるべどおもったったよぉ。
    おらは もはだいじょぶだがら しんぺしねんでやぁ。

    かあさんがたおれだどぎ とうさんは  「 おれは ばあちゃんさ なんにもしてやれねぇじゃ。」 って まいにぢ ないでらったんだよぉ。 やっぱりいい夫婦だなぁっておもったったぁ。
 
    「 おめばりも はやぐなおせよ。 」って、電話口で声あげでなぐのっす。     
    「 とうさん ごめんや。 すぐにいげねくて。 」

    かあさんも おらが盛岡の医大さいったっけ、「 あいやぁ なにしさきたのっす。 ばがだやぁ。 おめはんだって 手術まえの体だべっちゃ。 おもさげねぇよぉ。 」 っていって、べっどさ顔ふせだっけ。

   まいにぢ 病室の窓ばりながめで だまって ねでらかあさん、
   やっぱりかあさんも 鉄人じゃねがったんだなって、あだりまえだども
   かあさんは いっつも げんきなかあさんだど みんなあまえでらったんだなはん。
   これがらは なんにもしんぺしねんで ひとのごどは もは いいがらっす。
   じぶんのからだのごどばりも きつけでけでや。
   おれっか? おらは ほんとに だいじょぶだがら。
   これ このとおり みんなど たのしぐ くらしてらぁ。 
   わがったっか? かあさん。



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花ワサビ、八百屋さならんでらったがら、母さんがつぐるように やってみだのっす。
       とうさんすぎだもなはん  Dも好物だぁ。 孫だもの やっぱりにだんだなぁ。

          


 
  
by miki3998 | 2010-04-12 16:17 | お気に入り | Trackback | Comments(86)

ガラスペンとオリーブ色のインク

 
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 銀座が好きだ。それは小学生の頃から変わらない。みゆき通りにスズラン通り、並木通りに電通通り・・・東京の叔母にせがんで「銀座に連れて行って!」と言ったのは、確か小学校の6年生の時だったと思う。もちろん今ほどブランドショップなどなかったし、歩いているのは叔母や母の年代のご婦人がたが圧倒的に多かった。かりんとうや最中、あんぱんの老舗、おおきな肉まんを土産に買った中華料理店、履き心地のいい靴屋、粋な雰囲気の呉服屋、シャーリングも可愛い子供服の店・・・どこを見てもあこがれの店ばかりが建ち並び、新宿や渋谷にはない独特の匂いがする、まさに大人の街、それが銀座だった。

  
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  伊東屋も子供の頃から大好きな店の一つ。文房具好きな私は、銀座に来たら必ず立ち寄る、というよりも伊東屋に来るために銀座に行こうと思うのかもしれない。 この日も幾人かの友人への贈り物を探しに、目的地はここと決めて、電車に乗った。

  建物の上から順にエレベーターを降りては物色。写真好きなあの人にはこれ、伊東屋オリジナルのアルバムかな・・・。贈り物上手なあの方にはクレイン社のイニシャルカードを。う~ん、色の好みはなんだろう・・・などなど、なかなか決まらない。贈り先の人のイメージや好みの色、普段の持ち物から判断して、あれこれ候補を決める。最終的には 自分自身が欲しいものにした。うん、それがいい。気にいってもらえるかなあ・・・ちょっと心配。

  
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  ありとあらゆる文房具が揃う専門店だけあって、一日中いても飽きないほどの商品数。中でもペン好きな私は、必ず万年筆のコーナーを覗く。買う買わないにかかわらず 必ず覗いてみる。そして以前から気になっているものを、この日もショーケースの上からじっと眺めていた。それがこのガラスペンとカラーインク。ペンはドイツ製「CIPIN」社のもの、インクはフランスの「J.HERBIN」社製だった。いつもお世話になっているあの人、気にいってもらえるだろうか・・・。 彼女のために選んだインクは、紅茶色。ガラスペンの色も彼女の好きな色ならいいな。
  
  よい贈り物はタイミングが大切だと思っている。(わるい贈りものなどないかもしれないが・・・)
  ところが今回の贈り物はそのタイミングから大きく遅れてしまった。手紙を書いてはそのままバッグの中にしまい、送ることを躊躇してしまったものもある。本当は手作りの品物を・・・なんて思っていたのに、時間だけが過ぎてしまい、何もできずにいたことを後悔もしている。
  心を込めて選んだ品物が気に入ってもらえるかどうかよりも、間の抜けた頃に届くこと自体、相手の気持ちを損ねるかもしれないのだ。同封した手紙にお詫びの気持ちを書きながら、弁解がましいなあ・・・と、ほとほと今の自分が嫌になった。 
  やはり贈りものは 贈る心とタイミングだと思う。

  
  

      

      
by miki3998 | 2010-01-30 20:25 | お気に入り | Trackback | Comments(28)

 初荷

 
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   今年初めての宅配便が届きました。待ちに待った初荷、ワクワクしながら開けました。
   同じものを里の父宛てにも送る手配をしておきました。 品物は父の大好物。きっと今頃は花巻の家族も笑顔でこの箱を開けているでしょう。

 
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岩手産牡蠣と帆立です。どちらも採れたての殻付き。もちろん生でいただけます。
  写真でわかるように、牡蠣にはタグがついていて、引っ張ると簡単に殻が開きます。初めての人でも容易く開けられて、すぐに牡蠣のカクテルがいただけるしかけ。早速チリソースとレモンを絞っていただきます!

  
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   松島産や広島産など、牡蠣には産地独特のおいしさがありますが、岩手産はミルキーで味が濃い。粒も大きくて ポッテリしています。2~3個は軽く、 いえ、5個はイケます。 長男と私だけで食べました。次男と母は食わず嫌いなのです。 かわいそうに・・・こんな美味しいものが食べられないなんて。(笑) 二人で思う存分 「海のバター」を堪能しました。
  今夜は帆立のバター焼きでもいただこうかな。 両方食べられる私たち、ちょっと得した気分です。(笑)

  
by miki3998 | 2010-01-02 19:24 | お気に入り | Trackback | Comments(30)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


by miki3998
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