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 大晦日 

  
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 いよいよ大晦日。今年最後の『おはよう鎌倉』を終え、帰りに鎌倉の朝市に寄って買物をしました。ギリギリまで仕事だったので、と弁解をしながら買物も今年最後、金柑やクワイ、京人参やセリ、鶏肉にお雑煮の材料など買って、車のトランクは食材でいっぱいになりました。(たぶん3日ともちませんが)
 昨夜、実家から宅配便でおせち料理が届きました。今年は例年より忙しかったので、いつものように用意できないと思ったのでしょう。小さいながらも三段のお重にはびっしりとおせち料理が行儀良くならんでいました。思いがけない母からのプレゼント、助かりました。 


 
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  千枚漬けです。一昨日は『侘助』の忘年会。この時期になると宮城の叔父から野菜が届くのですが、その中に決まって入れてくれるのがこの聖護院大根です。ゆずと昆布を入れて、千枚漬けを漬けるのも恒例になりました。程よい酸味と甘さ、ゆずの香りもさわやかで、忘年会でも仲間のみんなに評判がよく、調子にのってまた漬けています。大根と人参のなますもいいのです、我が家の息子達にはこちらのほうが好評です。


 
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  こちらはユリ根ご飯。五穀米を混ぜて炊くとうっすら桜色になります。ユリ根は白い花びらのような形をしていますから、初春の食卓にだすと、ちょっとお目出度いご飯という感じになります。夜の年越し蕎麦までにはお腹が空きますから、お昼にこれを食べて午後からもうひと頑張り、金柑を煮ています。喉にいいシロップもたっぷりに。今年はお酢を使ってますから、カビが生えにくいはずですが、たぶんそんな心配をしなくても、すぐに食べてしまうでしょう。


 
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   今夜は息子達と除夜の鐘をつきにいきます。その後は日の出を見に海岸沿いのお店『タローズ』へ。仲間も一緒です。誘ってくれる友達、ささえてくれる家族、そして希望を与えてくれた新しい命。健康でこの日を迎えられたことに感謝して、そろそろ歳神様をお迎えしなくては。
   ではみなさま、よいお年をお迎え下さい。



 


 
by miki3998 | 2012-12-31 21:26 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(12)

 STUDIO PLANTS流 お正月のしつらえ

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 街角に松飾りを売る屋台を見かける時期になりました。今年の仕事も佳境に入り、ツリーが出たままですが、昨日からお正月のしつらえのレッスンが始まっています。

 こちらはOfficeTOYODAのエントランス、玄関ドアにヒカゲノカズラを真っ白な水引きで縛り飾ってみました。ヒカゲノカズラは長野の友人から送ってもらったものです。京都で手に入れたものはすでにリースに使い無くなっていましたので、あらためてお願いして届けていただきました。

 

 
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  古代植物の中でもヒカゲノカズラはすでに4億年前から陸上に生息していたとか、。。古事記や万葉集にも出てきますが、神聖な催事の際に身にまといながら踊ったとされるシダ植物です。京都の伏見稲荷の大山祭では、参拝者にお神酒とともにヒカゲノカズラが授与されるそうです。一年中青々としていて枯れず生気があることから、お目出度い植物として使われるのでしょう。
 


  
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 リビングには蛇の目松と橙色の千両を生けました。和花の世界は引き算だと思っています。洋花の世界はより華やかにと花材を足していきますが、和花はその姿や色、枝先や時には葉の裏側の表情まで大切にします。余計なものを取払っても広い空間の中にしっかりその世界が存在する。。。厳かな気持ちで新年を迎えるにふさわしい松の凛とした美しさを見ていただければと思います。
 
 パチパチと薪が燃える音と赤々と立ち上る炎のストーブを一緒に写したのは、そこに暮らしがあり、単によそゆきの生け花をお見せするのではなく、生活の中での草花との関わりや思いも知っていただきたかったからです。さて、明日のお稽古の準備に入ります。 


  
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                        (大王松と稲穂、蘭を飾る)


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(レッスン後のランチ風景) 


 
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        (小淵沢で作ったリースがいい感じに。濱中史朗作の器と)




  
by miki3998 | 2012-12-26 15:30 | STUDIO PLANTS | Trackback | Comments(0)

 二葉といいます。

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   この季節を選んで生まれてきた子はフワフワの女の子でした。
   母親にしがみつくようにしてスヤスヤ眠る赤子と「はじめまして。。。」
   子を見守る母親のおだやかな笑顔に「がんばったね。。。」
   そばで満足そうに頷く息子よ、「おめでとう。。。」
   12月21日、新しい家族の風景を目に焼き付けて帰りました。



 
 
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   二葉(ふたば)と言います。息子と嫁さんで考えた名前です。
   < 発芽して最初に出る葉。物事の初め。『栴檀は二葉より芳し』。。。>
   意味はいろいろですが、大事にしたかったのは、覚えやすい優しい名前ということ、とか。
   ちょっとクラシカルな響きの「ふたば」、実は私も気に入っています。
   「二葉、ふたば。。。ふーちゃん、おばあちゃんです、よろしくね。」 
   Merry X'mas! 12月25日、今日退院します。


 



   
   
   
by miki3998 | 2012-12-25 19:54 | 家族 | Trackback | Comments(11)

 新しい家族のために。。。

 
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 昨夜遅く長男から「嫁さんの陣痛が始まった」とたった一行メールが入りました。メールは夕方18:02に発信されたもの、圏外(たぶん病院)から送信したのでしょう。すでに6時間が経過していました。「ごめん、メール今届いたの。もう生まれたの?」。。。と、返事のメールを送りましたが、その後何の連絡もありません。予定日は23日でしたが、初産なので早まったのかもしれません。幸いかかりつけの病院と嫁さんの実家はすぐ近くなので、心強いですし、何の心配もしていません。ただただ無事に生まれてくれれば、母子ともに健康であれば、それだけを願って待っています。


 このリースは生まれてくる新しい家族のために作りました。息子夫婦へのプレゼントです。
 藤色のキャンドルは、地味ですが優しくてしっかりものの嫁さんのイメージです。素材は小淵沢で集めた「ブルーアイス」というヒノキの一種で、触ると葉や茎から柑橘系の香りを放ちます。他にも数種類「緑」を重ねて組んでみました。仕上げにはブッドレアの葉を所々に飾り華やいだ感じに。トラディショナルなデザインですが、雪をたたえた北欧の森のように、清々しくそして静寂なイメージのリースになりました。
 


   
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 実は今日金曜日の『おはよう鎌倉』は城後さんが担当ですが、久しぶりにゲストとして遊びにいくことになりました。カヤックやヨットなど海の話題はもちろん、新しい家族についての話もでるかも。というのも、城後さんも来春3月、パパになる予定なのです。新米おばあちゃんといま話題のイクメン(?)志望パーソナリティの対談。カヤックの先生姫野さんも準レヒュラー的存在ですから、もちろん参加します。さてシニア向け「おはよう鎌倉」(笑)、今朝はどんな放送になるでしょう。私も楽しみです。ではそろそろスタジオへ、行ってきます!
by miki3998 | 2012-12-21 06:30 | リース | Trackback | Comments(12)

 夜なべ 

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  昨日の一日教室を最後にリースのレッスンが終わりました。小淵沢や京都で集めた素材が、存分に使われて素敵なリースが出来上がりました。後はオーダーをいただいた方々のために作らせていただき発送するのみとなりました。今夜もそのリースを作っています。

  写真に写っているのはヒュウガミズキの枝です。うちの庭にも二株ほど植えてあります。春にはひよこ色の可愛い花を咲かせるのですが、背丈は腰くらいでしょうか、余り大きくせずに、株立ちの柔らかい線が素敵で、最初からリースを作るために植えました。


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  これは黒文字です。小淵沢の馬の道沿いに自生していて、緑と黒のまだらの枝はその先端の新芽もかわいらしく、たおやかなラインと切り口から芳香を放つので、こちらも私のリースには欠かせない素材のひとつです。このままでも雰囲気のある素敵なリースになります。


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   宇治の瀬田川沿いの道で集めたムラサキシキブをつかって 紫色のリースにしました。この組み合わせは独特の品格を生み出します。それは黒文字の優雅さとムラサキシキブの高貴な色から生まれる私だけのイメージかもしれませんが、他の素材をよせつけない凛とした強さを感じます。


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   お昼間に仕上げてしまえばいいのですが、宵っ張りの私は、辺りが静まり返って窓の外が真っ暗な深夜のほうがリース作りには適しているような気がして、いまもせっせと手を動かしています。明日の朝お渡しするのは男性、クリスマスプレゼントとして贈られる小さなリースです。フルーティな可愛い感じをとのことです。頑張ります。 
by miki3998 | 2012-12-16 01:11 | リース | Trackback | Comments(2)

 星降る夜に  

 
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  今夜は新月、星降る夜。
  月明かりがないかわり、漆黒の空はより深く、瞬く星はいっそう鮮やかだ。
  瞳を凝らして待ちわびて、、、流星は一瞬でこぼれ落ちてしまった。
  水面に映る金色の灯りは、落ちてきた星屑のかけらかもしれない。



  
  
  
  
  
by miki3998 | 2012-12-14 00:28 | ヨット・シーカヤック

 素材を活かす

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 朝の散歩をしていたら、馴染みの庭師さんがご近所の庭木の剪定に来ていました。歩きながら鋏の音がするほうに近づいてみると、マユミやクヌギ、コナラの木を整理して母屋に陽があたるように丁寧に仕事をしているのです。切ったばかりの古い枝や枯れ葉が山盛りになっていて、黄金色のクヌギの間に、山吹色に紅葉したサンキライを見つけました。
 「おじさん、これもらってもいい?」と聞くと、「そんなものもらっていってどうすんだい、もうすぐ葉が落ちるよ。」と不思議そうにこちらを見ています。「いいの、落ちても。きれいだからもらっていくね。」おじさんは笑いながら、「いくらでも持ってきな。」そう言いました。

 何に使うと言われても、すぐにリースとは答えませんでした。自分でもどんなものにするかを考えたわけではなく、陽射しをいっぱいに浴びたハート形のサンキライがキラキラして見えたから、思わず欲しい!と思っただけ。ついこの前までは、緑色で厚みがあって、長い蔓がフェンスにからまったり、マユミのそばのウツギにかぶさるように伸びていたサンキライ。色よく緑から黄色、山吹色へと変化してゆく様を想像しながら、鼻歌まじりで坂を上って帰ってきました。


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 小淵沢や京都でも同じように、リースの素材を探しながら上ばかりを見るのではなく、足元も気をつけてみると、落ち葉だけではなく、日陰のかずらや落ちたドングリの帽子、新しく目がでたばかりの楓の苗を見つけたりします。風に飛ばされないよう、その上に大きめの朴の葉がかぶさっていたり、枯れ草の中にそこだけ若々しい色の葉っぱがたたずむように落ちていることもあるのです。

 リースは実や蔓だけではなく、落ちた葉っぱの表情が面白いものも使います。虫食いもよじれたり丸まったりした葉っぱも存在感があるからです。その葉の上に小さい実を並べて船の上の小人のような錯覚さえ覚えたり、ドングリの帽子が思わぬリズムを生んだりします。山や森のザワザワした感じ、静かに日が暮れる様、ワクワクしながら朝を迎える様子。。。思い描く風景は様々。そんなイメージを抱きながら、素材をより活かす置き方、絡め方を工夫します。

 

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  もしかしたら、リースのイメージからかけはなれるかもしれませんが、集めた素材を十二分に活かすとは、また森に返してあげるような思いでひとつひとつ土台となる黒文字やヒュウガミズキのフレームにおいてゆけばいいのかもしれません。落ち葉の上にまた違う落ち葉、その間から見え隠れする木の実や苔、風で飛んだ枝や蔓を、まるでこぼれ落ちたように、あるいは蒔いたように素材を無心に並べるだけでも素敵なリースになると思います。


  
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by miki3998 | 2012-12-13 07:00 | リース | Trackback | Comments(2)

 薄まる自分

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               ( 夕暮れの小淵沢 )


 何を撮ろうとしているのかより、感じたままを残したくてシャッターを切っていたつもりが、いつの頃からか 写した写真をいじるようになった。より見栄えのいいように、きれいに見えるように。。。イメージを加えた加工品だ。
 ピンボケは問題外だとご指摘を受けたこともある。写真はピントが命、それはわかる。撮りたい気持ちだけでシャッターを切って、腕の鈍さ未熟さから見られたものではない一枚になったりする。それも私だ。。。なんて開き直ったりしたこともあった。

 「仕事」として草花の写真を撮るには、カメラも腕前も通用するものでなければアップすべきでないだろう。写真のことをわかってないくせに、自分のイメージに近いものにしようといじった。その行為が以前の思いから離れていき、写した瞬間の思いより、結果をより美しく整えたり、想像の中のイメージ寄りの加工品に変えてしまったことは確かだ。
 大げさに言えば、自分の感性や撮る瞬間の空気感が感じられない、きれいなだけのつまらない写真になっていた。撮りたいという思いも私自身も薄まってしまったのかもしれない。リカバリーは自分次第、いろいろなものを見よう。歩こう。何よりも感じることを大切にしよう。伝えたい気持ちを大事にしよう。そして元の自分に戻ろう。



  
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                ( カーテンを温める金色の陽射し )



                           ※ 今日の写真は何もしてません。
by miki3998 | 2012-12-12 18:19 | 今日のつぶやき

 今年のリース&一日教室 

 
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         <ニシキギのリース>


  リース展が終わりました。たくさんの方にいらしていただき、心より感謝いたしております。ありがとうございました。ご予約いただいた方はもちろん、4年前、夏のリース展をご覧になった方がひょっこり遊びにいらしたり、鎌倉に越してきたばかりの方がブログで見つけてくださって尋ねてこられたり、レザンジュサロンのお客様、そして遠方から尋ねてくれた懐かしい友達。。。北鎌倉駅から迷いながらもこの急坂を上ってきて下さったみなさま、ようこそ、そしてはじめまして。


 
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         <ユーカリのリース>



  北風が木々を揺らし、黄金色に染まったイチョウの葉の絨毯を踏みしめて歩く時、今年もこうして時を重ねた証を壁に飾る時期になったのだと、12月の歳時記としての『リースカフェ』が終わると、ホッと胸を撫で下ろしながら今クリスマスカードを書いています。それはいらして下さった方へのお礼のカードだったり、最近いただいたお手紙への返信やリースに添えるシーズングリーティングだったり、体調を崩して寝込んでいる友への励ましだったり。。。どんなに忙しくてもこれだけは外せません。

 
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        <ナンテンのリース>




  レッスンのリース作りも一段落、これからオーダーをいただいた方々に順次発送をさせていただきます。毎年変わらぬご注文をくださる西の方、ご家族が亡くなり、暮らしを変えたくて玄関にドアリースをとおっしゃってくださった東のかた、新しい家族の為のクリスマスプレゼントにとお声をかけてくださった北の方、そして私は。。。23日の予定日までに長男の嫁の元にひとつクリスマスリースを届けます。

  目的は違っても贈る心はひとつです。
  明日はきっとあなたの元に。。。
  「ピンポーン!。。。お届けものです」


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         <ゲットウのリース>




  < 一日リース教室のお知らせ >
    お客様の中で日程が合わず、リースのレッスンを受けられず残念でしたというお声や、追加クラスについてお電話でのお問い合わせがありました。京都や小淵沢で集めた素材がありますので、ご希望の方のために一日レッスンを開催します。クリスマスだけではなく、来年新しいリースを作るまで飾って楽しめるリースの教室です。コメント欄からご連絡先とお名前をご記入ください。こちらからご案内をお送りします。 
    開催日  12月14日  午前10時半〜午後2時半 (軽食付き)
    先着 5名様まで
    会費 8000円(鋏をお持ち下さい。お持ち帰りバッグはご用意します)
 


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by miki3998 | 2012-12-11 20:10 | リース | Trackback | Comments(19)

 灯り

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  冬の夜は長い。
  日中に片付けてしまえばいい仕事も、夜までとっておいて、こんな灯りのしたで黙々と打ち込むのが好きだ。それは手紙だったり、写真の整理だったり、贈り物のラッピングだったり。。。いまはひたすらリースを作っている。

  深い夜には灯りは暗めのほうがいい。
  風が強いのだろう。窓の外では、白く老いた山桜の枝さえも撓って大きく揺れているのが見える。
  さっきまで重く垂れ込めていた雲が北風に押しやられ、月が顔を出し、満天の星が降るように瞬く。
  月と星、仲のいい兄弟たち。

  そろそろ流れ星も見つけられる。14日はふたご座流星群が一番見事に降る夜。
  灯りのない場所で、ずっとたたずんで見上げた蒼い空。
  たったひとつの流れ星をポケットに入れて帰ったあの日。

  厚手のブランケットと熱いココアを持ってあの森へ。
  今年はいくつ受け止められるだろう。
  



  


  今夜はこのDVDを観て過ごそう。もちろんBGMはビルエバンス。



   
by miki3998 | 2012-12-11 17:19 | 今日のつぶやき

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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