<   2014年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

仕事納め 

b0083902_13463671.jpg

今日で今年のラジオの仕事が終わりました。ゲストは画家の久保田潤さん。先週ご一緒に横浜美術館へ。今話題の『ホイッスラー展』を観に行って来ました。浮世絵に影響を受けたジャポニズムの巨匠ジェームズ・マクニール・ホイッスラーの油彩、水彩、版画約130展が展示されています。3月1日まで時間はたっぷりあります。同時に美術館前の広場では午後4時から午前0時までライトアップされ、ホイッスラーの「ホワイトガール」をイメージしたイルミネーションの世界を楽しめます。美術館ではお子様にも分かり易い言葉で解説されたジュニアガイドもございます。冬休み中のお子様とご一緒にお出かけになってみてはいかがでしょう。なお会場でレンタルされる音声ガイドはイラストレーターのリリーフランキーさんがナビゲイト。19世紀のダンディ、ホイッスラーの言葉をリリーさんの声でお楽しみいただけます。



b0083902_12355405.jpg


 年玉包と木の花包みです。今一番興味深く学んでいる折形と呼ばれる手法で作りました。年玉包は懐紙で、木の花包は少し厚めの和紙を使ってます。折り目正しく折るだけ、ハサミは使いません。時々出先でお金を包む場合もありますね。バッグの中に懐紙を持って歩けば、とっさの際にも慌てることなく封筒より美しくお金を包むこともできます。また水引きの色や結び方に工夫をすれば華やいだものにもなりますが、私個人としてはシンプルなものが好きです。


 
b0083902_14442779.jpg

 
 草花教室の仕事納めは27日土曜日でした。そして今日29日でラジオも終了。でも実はこの後、北鎌倉の「侘助」の忘年会があります。お客である仲間達がそれぞれ1品持ちより、主のスガさんは豚汁を...呑んで食べて一緒に楽しみます。私はこれからみんなに食べてもらう料理の仕込み。<ヒジキと野菜のサラダ>と<鯵のナメロウ>を作ります。本当の意味での仕事納めは今夜、いえ、明日の朝までかかるかもしれません。(笑)





  

by miki3998 | 2014-12-29 14:51 | 鎌倉FM  『 おはよう鎌倉 』 | Trackback | Comments(12)

今年もあと1週間 『1月のスケジュール』

b0083902_21542176.jpg

 今日からお正月のしつらいのお稽古が始まりました。毎年のことでも気持ちは清々しく、新しい年への期待もあってか、心地よい緊張感に包まれます。ヒカゲノカズラが手に入ったお蔭で、蓬萊飾りや松との組み合わせのリースなど、いつも以上に充実したお稽古ができることをありがたく思っています。6名の生徒さんと一緒に、それぞれのご家庭のライフスタイルにあったお飾りをご提案しました。また奉書と紅柾紙、水引きを使った花包みや懐紙を使って箸包みの折形も。時間をおしてしまうほど、生徒さんは熱心にお稽古に没頭してくださいました。明日と明後日のクラスが終われば草花教室の仕事納め。29日のラジオの仕事が終了次第、大掃除が待っています。終わるかなあ。。。ちょっと心配。(笑)

 
b0083902_22170131.jpg

   1月のスケジュールをお知らせします。>
  OfficeTOYODA、レザンジュサロン、および花巻教室(無ら里サロン)、拙宅での北鎌倉教室の予定を記しますので、ご確認の上ご予約をお願いします。
   1/8     10:30〜  レザンジュサロン「金で始まるお正月」 (草花と歳時記、そしてスイーツのご紹介)
    /16、17 14:00〜  無ら里サロン 「1月の歳時記 折り目正しい折形の世界」(定員各曜日10名)
    /20    11:00〜  OfficeTOYODA草花教室 「梅で寿ぐ」梅や蘭、香る草花を集めて。。。
    /23、24 10:30〜  北鎌倉教室「梅で寿ぐ」上記に同じです。

   ※この日程以外、ご希望の曜日でお一人でのプライベートレッスンも承ります。(別途レッスン料がかかります)
    コメントに鍵をかけてお問い合わせください。

  
b0083902_22495197.jpg
   

   

by miki3998 | 2014-12-25 23:04 | スケジュール | Trackback | Comments(0)

Holy Night

b0083902_22371856.jpg
これが今年のラストリース、蔓とビナンカズラ、野バラの実だけで作りました。直径60センチほどの比較的大きなリースです。
 「冬のリース、森のリース」というテーマの中で、Xmasを意識したものはこれだけ、色が変わりにくい蔓(テイカカズラやウスユキカズラの仲間だと思います)を使いました。普遍の命を表す緑をたっぷりと、赤い実は強い意思を表現しています。


   
b0083902_22425805.jpg

 すっかり定着したXmasですが、果たしてイブの日に人々は何を思って仲間と集い、家族と共に過ごし、恋人と語り合うのでしょう。
 もしかしたら独りでロウソクの灯りとともに祈りを捧げる人もいるかもしれません。地球上のどこにいてもどんな風に過ごしていても、この日だけは思いを共有し平和な世界を望みたいものです。


 
b0083902_22472326.jpg

 お蔭さまで孫も2歳の誕生日を迎えました。イブの日を迎える2日前のことです。
 家族が健康で笑いの絶えない日々を送れることに感謝し、新しい年もまた人との繋がりを大切に過ごしてゆければと思っています。
 孫に送った私からの贈り物は「実りの赤い木」です。ニシキギやウメモドキ、ヒュウガミズキの枝に赤い実をメインに作りました。
 二葉という名前のとおり、植物に興味を持ってくれたらひとつひとつの実について教えてあげようと思っています。


 
b0083902_22591973.jpg

 聖夜の聖という文字には神の声を聞くという意味があるのだそうです。耳と口がそれを象徴しています。
 これは書道家永守蒼穹さんが書かれたものですが、薄墨の滲みに優しい気持ちが込められているような気がします。
 クリスマスイブは神の声を聞く日かもしれません。素敵なHoly Night(聖夜)をお迎えください。 


  
b0083902_23100575.jpg

by miki3998 | 2014-12-24 23:00 | リース | Trackback | Comments(0)

   冬の日の飛行機雲

b0083902_20555373.jpg
   

 
b0083902_2119201.jpg

 

  リビングがヒカゲノカズラの森になってます。 昨日また京都から届きました。2〜3メートルはあろうかという質のいいものばかり。ふんわりとした質感と青々としたその色。孫子の代まで繁栄を約束するかのようなヒカゲノカズラで蓬萊飾りを作ります。
 箱を開けるとそのヒカゲノカズラに抱かれるように野バラの実が入っておりました。毎回お願いしたもの以上のお仕事をしてくださる方で、こんな心遣いにも感謝しています。以前送っていただいたヒカゲノカズラがまだありますから、野バラの実と一緒に松やビワの葉を使ってお正月用のリースを作れます。待っていてくださいね。

 裏方の仕事を披露するのもなんですが、(習うということはこんなことも知っておいた方がいいと考えます)ここまでにして送っていただくのは容易いことではないと想像できます。山に入り採取することの困難さは私も経験済みですから、ひたすら頭が下がります。床が汚れることなどなんでもないですね。    

 
   
b0083902_2153538.jpg
 

 
b0083902_2156344.jpg
 

 
b0083902_21571133.jpg



 久しぶりに裏の畑に行ってきました。梅の木の周りはきれいに刈られ、新しい年を迎える準備がしてあり、蝋梅や水仙が咲き始めておりました。年の瀬の顔をした草花には寒さを忘れさせてくれる清々しい香りがします。背筋を伸ばして見上げた青空には飛行機雲が。。。 それは丹沢の方向に向かってくっきりと続いていて、しばらく消えませんでした。冬の日のひとつの決意のように。
 明日はクリスマスイブ。ビナンカズラのリースを作ります。



   
b0083902_21582310.jpg

by miki3998 | 2014-12-23 22:16 | 今日のつぶやき | Trackback | Comments(0)

ヒカゲノカズラとヤドリギ (その2) 「新しい始まりの日のために」 

b0083902_21182971.jpg
 
 暮れも押し迫ってきました。列島は大寒波到来のようで、日が落ちるとじわじわと足元から冷え込んできます。
 草花教室のリースのレッスンも、先週の銀座教室で終了いたしました。現在オーダーリースの製作、発送の手配を着々と。20日には皆様の元に『冬のリース、森のリース」が届くと思います。どうぞお楽しみに。

 そして来週25日、26日、27日は「お正月のしつらい」のお稽古です。今年最後のレッスンがヒカゲノカズラを使ってということで、とても嬉しく思っています。それもすべて採集にご協力いただいた方々のお蔭です。なぜヒカゲノカズラにこだわるのか、そこからお話しなければなりませんが、けしてこれでなければということではありません。ヤドリギもそうですが、基本的には植物に甲乙つけることなく、まずは知っていただきたくてご紹介しています。それはまた一過性の流行に終わって欲しくないとも考えております。地方によってはお正月の迎え方やお飾りの素材、形、しつらえ方も違います。それぞれまずは知ること、そしてそこから興味が湧き、自分の暮らしに合ったしつらいが生まれるような気がします。慌ただしく時が過ぎても、これだけは自分のスタイルで迎えたいというこだわり、それが習慣となると暮らしはより美しくなるのではないでしょうか。 


b0083902_21370510.jpg
 リースに使いましたが、どちらかというとお正月に需要の多いヒカゲノカズラ。岩手山の麓近くの山奥まで採集に行き、どんな状態で生息しているのか見てきました。1メートル以上の長い状態で採取するのがどれだけ大変か身を持って知り、市場ではなかなか手に入りにくい(短い栽培種ならありますが)事情も理解できた気がします。地面を這うように生えていて、5センチ間隔くらいに根が生えていますから、丁寧に持ち上げながら途中切れないように採ります。しかも上には枯れ草が覆っていて、腰を屈めながら探すのです。関西ではお正月の蓬萊飾りとして2〜3メートルくらいのものを数十本束ねて飾ります。とてもそんな長いものを集めるのは大変です。写真のように色鮮やかでフワフワのモールのような質感のものが上等だと言えるでしょう。
 ヒカゲノカズラは日本の山に自生し、一年中青々と枯れないことからめでたいとされています。関西では、お正月に欠かせない『掛蓬莱』として床の間などに飾られます。青々と言えば松飾りもそうですね。昔は家長が山に入り、松を採ってきて自前で門松を作っていました。無病息災、商売繁盛や五穀豊穣、一族の繁栄を願い蓬萊飾りや松飾りなど、それぞれの暮らしに合ったお飾りが受け継がれて来たのだと思います。ちなみに実家では農家の方が作った注連縄や橙のついたシンプルなお飾りを玄関に飾ります。北鎌倉の拙宅は、お世話になっている庭師のお兄さんに頼んで小さな門松を据えてもらっています。神様は尖ったものをめがけて降りてくるのだとか。。。 


  
b0083902_18025989.jpg
 
  暦の上では13日の「事始め」にはすす祓い(大掃除)から始まりますが、お正月の準備よりクリスマスのプランをたてたリお歳暮のお届けや年賀状を書いたり。。。いつもながら大晦日まで走りっぱなしの師走。仕事の手をとめて一息ついて今年を振り返ると、病気もせず家族が仲睦まじく暮らし、笑って過ごせることのありがたさを改めて感じます。残りの半月を、つつがなく過ごせるよう、もうひと頑張り。
 昨夜完成したリースには、ヒカゲノカズラとドライになったヤドリギを使っています。今年出会ってお世話になったあの方に。。。
 今年最後のリースは新しい始まりの日のための贈り物として、カードとお気に入りのオーナメントを添えてお届けしたいと思っています。


   


         
b0083902_18491794.jpg

       
b0083902_18534518.jpg
    

by miki3998 | 2014-12-19 18:57 | リース | Trackback | Comments(2)

ヒカゲノカズラとヤドリギ (その1)

b0083902_08385673.jpg
お話は前後しますが、「無ら里」での花巻教室について、ちょっとだけご紹介したいことがあります。ちまたではクリスマス一色ですが、11月半ば、真冬に向かっての岩手の山のお話です。
写真はヒカゲノカズラ、地を這うようにしてひっそりと生きていました。
これを見つけてくださったのが、花巻の実家のそばにある山愛緑化さんの及川社長。私より少し先輩の山男です。彼に聞けば山の植物のことならほとんど分かる、、、と紹介され、急遽お仕事で県北にいかれる及川さんにくっついて行くことになりました。お忙しい中嫌な顔もせず「その辺で遊んでて!」と、ブナの森で放し飼いにされました(笑)。


b0083902_08510353.jpg
 雪こそ降りませんでしたが、山は空気までグレイ。どこまでも続くブナとカラマツの森です。オレはずっとここにいる、、、とばかりに苔の生えたブナが霧の中に何本も佇んでいます。その美しさにため息がでました。触って匂いをかいで、見上げて...灰色の空に枝や幹を張り巡らせるブナは繊細なのに力強く、魅力的な姿をしています。そのまま額に入れて飾りたいような色と表情をしているのです。ヘタッピな私の写真からどれだけ分かっていただけるか、いやいや、こんなものではないのです、ほんとうはね。


b0083902_09050207.jpg
 
及川さんには、事情を説明して、岩手での仕事はできれば岩手の植物を使いたいとお願いしました。私がヒカゲノカズラとヤドリギを探している話をしましたら、「みだごどあるな。」とおっしゃってくださり、二つ返事で了解をしてくださったのです。ならばご一緒に!というわけで、どこに連れて行ってくださるかもわからぬまま、高速道をひたすら北へ。途中行きつけのお店でしょうか、豆腐屋さんが商う食堂でお昼をごちそうになり(お願いしてくっついてきているのに、お昼までご馳走になりました。すいません!)、身も心も暖かくなったところで、目的地に向かいます。途中車とすれ違うことが一度もないような山奥。なんと我々の前をカモシカが。。。この辺りはクマもでるんだよね〜と、あっさり言う及川さん。なるほどなぁと頷けるエリアなのです。


b0083902_09145180.jpg
 ここからはまるでパリ・ダカールラリーの世界。4WDの大きな車が腰までの草木の生える中を大きくうねりながら進みます。「このあだりだなあ。。。」と、及川さん。私も車を降りて、一緒にしゃがんで枯れ草をどけると。。。あった、あった、ヒカゲノカズラ!あの瞬間、まるで体中の血液がお湯に変ったような、とても温かい気持ちになりました。ヒカゲノカズラは手にしたことがあっても、生息している場所でその様を見たのは初めて。見つけてもそれを採取するのは手間のかかる作業です。何しろ枯れ草の下で地面にへばりつくように根をつけていますから、その根をはがしながら、できるだけ長い状態のものを探して取るのです。一年にどれくらい成長するか、詳しくはわかりませんが、仕事で使うお正月のしつらえ用のものは1メートル以上のもの、、、なかなか見つかりません。いや、何センチでもいいと乱獲するのは避けたい。まずは見つけたことを良しとしよう。 


 
b0083902_09335277.jpg

帰路の途中、ずっと私は窓の外を見ていました。見上げてと言った方がいいかもしれません。車道の両脇に生えるブナをずっと観察していました。ヤドリギは鳥の巣のような丸い物体で、手の届きそうもない高い場所に生息しています。遠くの山のブナ林にも、時々真ん丸の物体が見えます。車中では及川さんと仕事の話や植物の話をしてましたが、実は気持ちはヤドリギのことばかり考えていました。ヤドリギの話になると長くなりそうなくらい、ずっと憧れてきた植物ですが、詳しく知れば知るほど実物を見たいという気持ちがつのり、もっと知りたいと言う好奇心が疼くのです。
 ヨーロッパでは神聖な植物とされていて、クリスマスシーズンには玄関やドアに飾る風習があります。日本で言うならお正月の松飾りでしょうか、昔は家長である男が松飾り用の松を探しに山に入ったように、ヨーロッパでも森にヤドリギを探しにいったのかもしれません。

そんな私の怪しい行動を察知し、及川さんが車を停めて、ヤドリギのある大きな木(あれはブナではなくナラだったかなあ)に登ってくれましたが、手が届かず断念。本当にいい方です。後日、無ら里で教室をしている最中、エントランスに置いて行ってくれました。会社の若い人に採りにいかせたのだとか。。。涙が出るほど嬉しかったのは言うまでもありません。私には誰よりも早く訪れてくれたサンタクロース、それが及川さんです。心から感謝しています。ありがとうございました。
そしてこのヤドリギ、一株(株と言っていいものかどうか。。。)は無ら里さんに置いて、もう一株をいただきました。この夜鎌倉に帰る私のために、母が麻ひもで枝を上手に養生してくれてこのまま新幹線に同乗、無事に持ち帰ることができました。みんなみんなありがたい。私はこうして人様のお世話になりながら仕事をさせていただいてます。多謝。 

タイトルに「ヒカゲノカズラとヤドリギ その1」としたのは、私の植物への思いをもう少しお話ししようかなあと。続きはまた後ほど。




 
b0083902_10170615.jpg
 

by miki3998 | 2014-12-07 10:22 | 花巻  宮沢賢治 | Trackback | Comments(6)

ひよこ色の花 ヒュウガミズキ

   
b0083902_20261627.jpg



   リースは黒文字、青文字、サンゴミズキやヒュウガミズキを使います。他にもユーカリだったり、ヒカゲノカズラだったりいろいろですが、できるだけ素材が生きる樹木の枝を選んでいます。

   これはヒュウガミズキの枝、黄緑色の花芽がいくつもついていて、枝を丸めるだけでも繊細は印象のリースになります。レッスンのその日まで、枝は水につけて矯めやすい状態に保つのですが、今朝キッチンの端に置いていたひと枝にいくつかの花が咲いていました。外は寒風が吹いていても部屋の中は暖かい。。。。きっと春だと勘違いして咲き始めたのでしょう。まさにひよこ色、春を運んで来る色です。 この枝だけは、花瓶に挿してしばらくリビングに飾っておこうと思います。


 
b0083902_20363596.jpg
      


  花と言えばこちら。。。マヌカの花です。オーストラリアやニュージーランド原産、和名がギョリュウバイといって、梅に似た薄桃色の花を咲かせます。マヌカハニーはこの花を蜜源としています。
 一昨日、友人がこのマヌカやマートル、ローズマリー、レモンユーカリなど、リースに使えればと届けてくれました。毎年この時期になると気にかけてくれていて、近況報告がてら遊びに来てくれます。本当にありがたい。枯れ葉や木の実、蔓のリースだけではなく、こうした可憐な花のついた枝を差しこんだリースもナチュラルで香りも優しく、なかなかいいものです。 


b0083902_20461728.jpg
  


 ツリーもリースもクリスマスが終わると片付けられますが、森のリースはそのまま部屋のどこかに飾られ、翌年のリースができるまで一緒に時を過ごします。先月岩手の知り合いからいただいたヤドリギも、しばらくは切り花のように飾って楽しみます。水分を含んだ赤い実は、いずれ萎み、茎や葉も乾いて痩せてきますが、竹とんぼのような葉はユーモアスな形をしていて、遊び心のある楽しいリースができそうです。珍しい植物、初めてつかう植物は、乾くとどんな表情をみせてくれるのか、しばらく観察しながらリースのイメージを膨らませます。


b0083902_2113175.jpg
  


 

  
by miki3998 | 2014-12-06 21:26 | リース | Trackback | Comments(0)

 ぶどう畑のリース 

b0083902_1828833.jpg
  


 今年は『色』をテーマにリースを作っています。
それは単に「カラー」そのものではなく、その色の持つイメージや素材の特徴が生きるよう、リースの大きさや形、ベースとなる枝とのバランスなど、感じた印象を最後までブレないように心掛けています。

  『ぶどう畑のリース』は、10月に勝沼ぶどう卿に行った際の思い出をイメージして作りました。
黒文字は大好きな灌木で、枝を切ったときの香りは何とも言えない清々しさを感じます。シャリンバイ、ムラサキシキブ、ネズミモチなどをモチーフに、黒のグラデーションのようなリースになりました。グレイがかったネズミモチは、時間とともに水分が蒸発して形も色も変わります。シャリンバイも、初めは紫がかった黒で、一見ブルーベリーのようにも見えます。ムラサキシキブは色のないこの季節にとても貴重で大切にしたい素材です。差し色の役目だけではなく、どこかエレガントな印象を醸し出しているような気がします。


 
b0083902_1913337.jpg
 


  今日届いた栴檀の実です。鮮やかな黄緑色はまるで青リンゴのようなフレッシュな印象ですが、時間とともに色褪せていきます。でもそれでも美しい。手を加えたりせず、そのままの変化も楽しみます。まずはじっくり観察して、どんなリースにするか考えています。 


 
b0083902_195784.jpg

  
  

  
by miki3998 | 2014-12-02 19:06 | リース | Trackback | Comments(0)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


by miki3998
プロフィールを見る
画像一覧