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始まりは3月。。。生徒募集です。

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  北鎌倉草花教室、3月より新しいクラスの受講者を募集します。
 前期3月から7月までのクラスで、5回分となります。草花を育てる楽しみ、観察しながらスケッチ(または撮影)する面白さ、生けて飾る工夫、、、草花の世界の奥深さと季節の歳時記に合わせた室礼など、華やかさだけではなく、初めの花から終わりの花の艶やかさにも気付いていただけるような教室でありたいと思っています。

  受講料は5回分15000円を前納で、入会金(初回のみ5000円)と花材料(3000円)は当日頂戴します。
  詳細をお送りしますので、ご興味のある方は、コメント欄からお問い合わせ下さい。なお本名と電話番号、アドレスをご記入いただきますよう、よろしくお願いします。

   レッスン日 3/3、3/8
         4/4、4/7
         5/2、5/9
         6/2、6/6 
         7/4、7/7
   時間    10:30~13:00 , 14:00~16:30 (午前、午後、いずれかお選びください)
   場所    北鎌倉Studio Plants(拙宅)
   ※レッスン日の振替はできますが、欠席の場合はレッスン内容のご紹介とお花をお送りします。花材料はお振込をお願いします。
    


 
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昨日、散歩先の裏山で、今年初めてのウグイスの谷渡りを耳にしました。まだ上手に鳴けてはおりませんでしたが、春めいてきた山々の姿に、季節の移り変わりを目で耳で確かめながら暮らしています。
教室では、野外での草花観察も含めてご紹介するつもりです。 






by miki3998 | 2015-02-26 16:03 | スケジュール | Trackback | Comments(4)

 ミツマタと葉山の海

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   ご近所の庭にミツマタが咲いていました。明け方にひと雨あった後のアスファルトがうっすら湿っているように、ふんわり綿菓子のようなミツマタも適度な湿り気を讃え、オレンジがかった黄色い花がひと際鮮やかに潤って見えます。ぶら下がる様に咲くので、写すほうも下から見上げる様にカメラを向けます。まるで小さなお日様のような春の木の花。もし草花にも体温があるなら、白い毛のような蕾からひとつひとつお日様色に温められて満開のその時には、人肌ぐらいになるのかなあと妄想しながら歩きます。ご存知のように、ミツマタとは、枝が三つに分かれていることからその名がありますが、樹皮の繊維は、紙の原料になります。時を重ね、それぞれの季節を乗り越えて花を咲かせるミツマタ。あの繊細で美しい和紙を作りだした古の人の知恵と工夫の素晴らしさに改めて敬意を払います。


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  久しぶりに葉山の夕日を見ました。友人との語らいを楽しんでいるうちにそんな時刻になっているとも気付かずにおりました。美しい相模湾の夕暮れ... あのミツマタと同じ、オレンジ色がかった春の海です。お店のしつらいは変りましたが、座るのはいつもこの位置と決めています。日没の後の空や海もいいものです。もう少し、ここで眺めていたい気持ちになりました。
by miki3998 | 2015-02-25 14:23 | | Trackback | Comments(2)

明日のゲストは。。。

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                 香りを放つまで あと少し。。。 ヒヤシンス


 
 戦後70年、日本は戦死者ゼロ、誇るべき国だと思います。
 殺すことも殺されることもあってはならないのです。

 100年インタビュー「澤地久枝」<BSプレミアム>を見ました。ミッドウェイ3419人の死者たちは、それまでの生をどのように生き、どのように死んでいったか。(「蒼海よ眠れ ミッドウェイ海戦の生と死」)ノンフィクション作家は感情を出さず事実のみ記すものとおっしゃる澤地さん。膨大な時間と取材力、そして協力者とのお話まじえながら番組の中で平和の大切さを解きます。ふるさとへ帰る日のない戦人(いくさびと)たちを思う内容でした。

 

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                落ちる時を待つ  藪椿


 3月からの月曜「おはよう鎌倉」、新しいコーナーが始まります。7年目に入る私のパーソナリティ生活の節目に、素晴らしいテーマを見つけました。明日23日のゲストは、そのきっかけを教えてくださった人、鎌倉在住のブランディングプロデューサー稲垣麻由美さんをお迎えしての特集です。ぜひお聴き下さい。7時スタートです。





by miki3998 | 2015-02-22 15:06 | 鎌倉FM  『 おはよう鎌倉 』 | Trackback | Comments(2)

香りも魅力 


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 チューリップの魅力 
 幼い女の子にお花の絵を描いてごらんと言ったら、10人中7人くらいはチューリップを選ぶのではないでしょうか。。。あとはヒマワリのような気がします。(子供は明るいイメージで簡潔なデザインが好きです)その理由はいろいろあるかもしれませんが、赤、白、黄色、、、わかりやすい原色と描きやすい形、卒園式や入学式の頃に咲くというタイミングも関係しているように思います。チューリップのデザインは暮らしの中のモチーフとして身近にあり、親しみやすさも加わるのでしょう。好き嫌いは別にして、老若男女に認知される花はバラ以上かもしれません。
 花の魅力は形や色だけではなく、そこに香りもあれば申し分ありません。残念ながらチューリップにいい香りがするという話はあまり聞きませんが、唯一あるとすれば黄色いチューリップです、いえ、だったと言った方がいいですね。現在チューリップの園芸種は2000近くあるらしいのですが、品種改良がされ色や形も豊富になり香りがあるチューリップも増えています。フローラル系の甘い香り、フルーティな香り、そしてスパイシーな香り、びっくりするほど香りの領域が広がりました。もはやお子ちゃまのお絵描きの対象から薔薇や蘭にも負けないほどミステリアスなチューリップが存在するのです。ちなみにこのパレルモは、先日ブログでもご紹介したあのチューリップです。4〜5日経過してより黒みを帯びた紫色へと変わりましたが、何枚も重なる八重の花びらの奥からほのかにスパイシーな香りがします。放つほどのゴージャスな香りではありませんが、終わりの花の艶やかさと神秘的なチューリップの魅力を花に近づいて感じて欲しいものです。



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by miki3998 | 2015-02-20 12:21 | | Trackback | Comments(0)

春がこぼれる 『椿の贈り物』

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 冷え込む日が続くと思ったら、今朝はベッドサイドまで日が差し込む暖かさ。遠く丹沢の上には大きな入道雲のような真っ白い綿帽子がかかる暖かい陽気でした。庭の草花の写真を撮ってる私を見かけたのでしょう。久しぶりにお隣のおばさまから三時のお茶に呼ばれました。家の中より縁側にいる方が暖かい。日向ぼっこにはうってつけの木曜の午後です。おばさまの煎れたお茶はいついただいても美味しく、ユーモアたっぷりのお話につい長居してしまいます。柚子も椿も終わりに近いので、好きなだけお持ちなさいなとおっしゃっていただき、両手で抱えるほど持ち帰ってきました。リビングもキッチンにも器をカジュアルなものにして飾りました。それでもまだ残っています。


 先日葉山のデリカテッセン『タントテンポ』で譲っていただいたチーズの箱を思い出しました。和花を入れるにはミスマッチかもしれませんが、羽衣という枝のたおやかな椿と白い藪椿の蕾を入れてみたところ、なんとも愛らしい可憐な贈り物に見えて、よし、これだ!と早速お届け。ご近所さんで時々挨拶を交わしたり、朝の通勤時間、一緒の電車に乗り合わせるその人は、仕事用の大きなブーケを覗き込んでは、素敵ですねと褒めてくれる美しい女性です。ファッションの好みも似ていて、夏になると同じようなボートネックのボーダーシャツを着て出かけるのです。お仕事はパティシエ。忙しそうですが、エントランスのオリーブやローズマリーは手入れが行き届いているところを見ると、きっとこの椿も喜んでくれるのではないかと思います。花丈も短く少しだけれど、グラスやガラス瓶、春色のお皿。。。彼女ならきっと素敵に飾って楽しんでくれると思います。「箱を開けると春がこぼれる」、そんなイメージの贈り物、いかがでしょう!?


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by miki3998 | 2015-02-19 19:52 | Trackback | Comments(6)

ヒヤシンス

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 子供の頃、ヒヤシンスと言えば水栽培で育てた思い出があります。ガラスの容器にちょこんと乗った球根から白い根が生え始まると嬉しくなって毎日その長さを測ったりしたものです。そこまではあっという間だったのに、そこからが長い...ひと月、いえふた月ほどかかっていたかもしれません。忘れた頃に芽が出ているのを発見。また育てる楽しみが復活し、朝起きがけに声をかけたりしていました。北国の冬は長く厳しいので、家の中で育てる水栽培は草花を育てることがとても身近に思えたことと、地植えと違い伸びた根っこが見えるせいでしょうか、生き物を育てているという実感がわき、早く芽が出ないか、蕾を付けないかとワクワクしながら観察したものでした。ヒヤシンスはその香りも魅力です。日当りのいい窓辺に置いて、花が咲くその日を待ってください。香りで開花を知らせてくれますから。

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 銀座教室のレッスンは『贈り花をカゴに」をテーマに、アンティーク風のバスケットをご用意しました。濃いブラウンのアイアンで出来たカゴに、フェールと呼ばれる細い糸状の紙を土に見立てて敷き詰め、ヒヤシンスの球根のポットを埋めます。それは春を告げるために這い出る新芽をイメージして、贈られた人にも育てる楽しみも味わってもらえる様なバスケットのアレンジです。大振りのカゴは、フルーツを盛ってテーブルに置いてもきっと素敵です。飾りすぎず素材の質感を生かした使い方をしていただければと思います。いつも美味しい料理を用意してくれるBar Le septののり子さん、バレンタインデーに合わせてカラフルな野菜の料理が並びました。このバスケットもきっとお店で活躍してくれると思います。


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この日は都合でお昼過ぎには銀座に着きましたので、レッスンが始まる夕方まで映画を観て過ごすことにしました。
「おみおくりの作法」というイギリスの映画です。ネタバレしない程度に感想をひと言申しますと、佇まいが美しい映画でした。佇まいとは、立っている様子、またそこにあるもののありさま、そのもののかもしだす雰囲気を言いますが、主人公の佇まいや景色の佇まいが素晴らしいのです。信号待ちをしている時、食卓の様、海辺に並ぶボートハウス、etc. 色彩も動作の間(ま)も、すべてが美しい(美しいの観念はそれぞれ違うかもしれませんが)、見終わってこんなに清々しい映画も久しぶりで、じんわり静かな感動を覚えました。

 月曜日(すでに今日ですが)のラジオ「おはよう鎌倉」は、映画のお話をしようと思っています。2月の鎌倉で上映される作品もご紹介します。いつものように朝7時、鎌倉由比ケ浜のスタジオからの放送が、みなさまのお耳に届けば幸いです。
  

 
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by miki3998 | 2015-02-16 06:32 | | Trackback | Comments(5)

包む文化、『折形』

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 ここ数年、折形に興味がわいたことはブログでもご紹介したと思います。私が持っている本は、礼法学者である山根章弘氏がお書きになったもので、日本古来の礼法に乗っ取った格式ある折形で、かれこれ10年以上も前に出版されたものでした。読んでは試し、季節の歳時記に沿ったものを自分なりに応用してきたつもりでしたが、奥が深い折形の世界、やはり実践あっての理解だと思い、お父様のご遺志を継いだご子息の山根一城先生の『山根折形礼法教室に参加してみました。


  
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 この日はバレンタインを目前にして、ネクタイやスカーフ、CDなどの贈り物を包むをテーマに、約2時間ほど丁寧に教えていただきました。生徒は20名ほどいらしたでしょうか、お若い方に混じって私と同じ年配の方もちらほら。12月の草花教室の際に感じたことですが、折ること(包むこと)も水引きをかけること(結ぶこと)も、基本がどんなものか案外ご存じない方が多いようです。包むものによっていろいろな種類の折形がありますが、学べば学ぶほどその美しさに感動し、日本文化のひとつとしてその素晴らしさを伝承してゆくべきだと改めて感じました。600年ほど前の武家社会からはじまった折形ですが、その礼法を守りながら今の生活に役立つ形を分かり易く教えてくださった山根先生には心から感謝するとともに、「贈る心を包む文化」を大切にしたいと思った教室でした。




by miki3998 | 2015-02-15 20:18 | 今日のつぶやき | Trackback | Comments(2)

ニオイスミレ 

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  愛らしい姿とその色に魅せられるのがスミレです。3月になると、裏の土手にタチツボスミレが群生し、まるで薄紫の絨毯のようにびっしりと咲きます。北鎌倉の路地や空き地でもよく見かける草花で、どこか親しみのある春の花「スミレ」。言葉の響きもいいですね、su mi re。名前の由来は大工さんが使う「墨入れ」から来ているそうです。最近は育てやすくて色や形も豊富なパンジーに人気が集中していますが、私は小さくて可憐なスミレが好きです。

  こちらはニオイスミレ、香りもやさしくハート型の葉も愛らしい、何よりもその色がいい。古くから化粧品や香水、リキュール、ハーブティー、お菓子にも使われています。そう言えば学生の頃、バイオレットフィズというカクテルを飲んだことがありました。女子寮に入っておりました時、他所の大学の男子寮からお誘いがあり、初めてコンパと言うものを経験しました。いざお酒を注文するにも、何を頼んだらいいのかわからず、その色と名前からチョイスしたのがニオイスミレ(のカクテル、バイオレットフィズだったのです。美味しかったかどうか、まったく記憶にありませんが、大人になった気分だったのは間違いありません。

  
  
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 スミレの花は小さいこともあって、暖房の効いた部屋ではすぐに花びらがめくれて乾燥してしまいます。私は咲いたら翌日は切り取って、綺麗なうちに大きめの図鑑や雑誌に挿んで押し花にします。出来上がったら栞にしたり手紙に添えたり、特にニオイスミレは押し花になってからも微かに香りが残っていますし、色も褪せ難く自然な感じに仕上がります。よかったら試してみてください。色と香りを楽しむニオイスミレが、押し花にすることでまた命を吹き込まれ、思い出ごと誰かの元に届けられる。。。素敵ですよね。白や淡い色のスミレも素敵ですが、断然紫色のニオイスミレがいいのです。

 
  

by miki3998 | 2015-02-13 08:15 | | Trackback | Comments(4)

チューリップ 『パレルモ』

 
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この家に移る前、チューリップは埼玉の園芸農家にお願いして直接届けてもらっていました。鎌倉に越して間もない頃、知り合いの紹介でしたが、始めは一緒に注文をして分けてもらうというもので、まだ花の仕事をしていない頃のお話です。

 実家の両親と同年代のご夫婦は、チューリップとカサブランカを専門に育てていました。開花のシーズンになると注文のお電話をくださるようになり、カサブランカもチューリップも一番花を好きなだけお願いできました。届くとリビングは花の香りでいっぱいになり、とても幸せな気分になるのでした。少しの量なのに手頃なお値段で注文を取ってくださいました。手間がかかる割にはさほど利益があったとは思えないのですが、毎回お電話で「うちのチューリップを選んでくれてありがとう。」とおっしゃっるそのお声は活気があり、こちらまで元気をいただく、そんな明るい方でした。

 回を重ねるほどに草花の話だけではなく、子育てへのアドバイスをいただくようになりました。確かおつきあいが始まって6〜7年が経っていた頃だと思います。チューリップもカサブランカもいただくことが出来ない時期がありました。子育てで悩み、部屋に花を飾る心の余裕がなかったのです。そんな状況でしたのでお電話を頂いてもお断りしていました。
ある日一通のお葉書が届きました。そこには「私はあなたの一番の応援団、ずっと応援団長でいますよ。だから頑張ってね。」そう書いてありました。こらえていたものが一気に溶けたのを覚えています。温かいものが体から湧いてはこぼれました。うつむいていてはいけない。そんな時こそ花を飾ろう、そう思い再びチューリップをお願いして届けてもらいました。いまでは息子たちも大人になり、その方がおっしゃったとおり、笑って話せる時がきました。その後ご夫婦は年齢的にも体力的にも継続するのが難しくなり、お仕事を辞めることになったと丁寧なお便りをいただきました。


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 立春を過ぎたとは言え、北風はまだ冷たく指先がかじかむような朝でした。ラジオの仕事を終えての帰り道、花屋さんで八重咲きのチューリップを買いました。あの日届いたチューリップはピンクのアンジェリーケという品種でしたが、それに似た八重咲きのパレルモ、黒みを帯びた深紅のチューリップです。思い出と一緒にリビングに飾りました。
 久しぶりに手紙を書こうと思っています。ご無沙汰をお詫びして孫の写真を同封します。


                                 
 
by miki3998 | 2015-02-11 23:28 | | Trackback | Comments(6)

麦青む

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                      『 麦青む 』

 春の季語でもある青麦は、秋にタネを巻き、冬に芽を出し、春に穂を伸ばし、夏に収穫をすると言われています。地方によっては多少差がありますが、春から夏にかけての成長が著しく、青々とした麦の穂が風にゆれる様は力強さと生命力を感じます。
 草花の春は暖かい印象の黄色に始まり(蝋梅、レンギョウ、サンシュユ、ヒュウガミズキ、etc....)、フキノトウや菜の花のような芽吹きの黄緑色やどこか初々しさも感じる若草色へと変ります。日が長くなり日差しも少しずつ強くなると葉もその色を濃くしながら華やぎの季節へと移ろいでゆきます。春爛漫、桜の便りが聞かれるまであともう少し。それまでは「麦青む」...鮮やかな若草色でも身にまとい「待つ」ことを楽しみたい。まずはゆっくりお茶でも飲みましょうか。(青麦の下にあるのは、抹茶色のパシュミナストールなんですよ。)
 


    
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by miki3998 | 2015-02-10 22:43 | | Trackback | Comments(4)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


by miki3998
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