<   2015年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

夏越え(水無月)の大祓

b0083902_16421383.jpg



仕事が終わり、ゆっくりコーヒーを淹れてます。今日のお昼はとろろ蕎麦に万願寺唐辛子とジャコの甘辛炒めでした。山椒の実を効かせた茄子の浅漬けも美味しかったなあ。レシピブックに今日の昼御飯記録します。「水無月」も好評でした。
たった今実家から旬の野菜が届きました。元気なうちに夕飯の仕度をします。直ぐに取り掛からねば…椅子に腰掛けるとお尻に根が生えてしまうのです。
荷物の礼を言うために実家に電話をしましたら父が出ました。今度いつ帰るのかと里帰りの催促です。7月になったらねと、まるで子供に言い聞かせるよう口調になっている自分。待っていてくれる家族があるのは嬉しいものです。


b0083902_22241273.jpg


明日は久しぶりにみんな揃って鶴岡八幡宮に。5月に生まれた2人目の孫のお宮参りに行ってきます。おかげさまで今日まで順調に育っております。
新しい命はその存在だけで周りのものを幸せにするのだなあと、息子たちを育てた時とは違う感慨があります。

鎌倉のアジサイもそろそろ終わりを迎えます。八幡様は30日の「夏越えの大祓」(水無月の大祓とも言います)に向けて【茅の輪】の準備が始まる頃でしょう。邪気を祓う『茅の輪くぐり』、これからの半年間の無病息災を祈る神事です。お稽古で作った【水無月】は、一年の折り返し地点である6月30日に暑気払い悪魔祓いの意味を込めて食べる和菓子なのです。
そして翌日からは7月、八幡様は(1日〜7日まで)七夕祭がはじまります。


b0083902_22411763.jpg




by miki3998 | 2015-06-27 22:50 | 家族 | Comments(2)

 6月最後のお稽古『水無月を作る』

b0083902_03095876.jpg
Studio Plantsの草花教室は、季節の野の花とおりおりの室礼をご紹介しています。
 6月は梅雨時の野の花を生けて6月の室礼(青紫聯芳)と、和菓子『水無月』を上半期の健康に感謝するとともに、下半期も無事に過ごせるよう願いを込めて作ります。写真はその水無月です。何故三角形なのか、白い部分の意味するもの、小豆をのせるのはなぜかなど、普段何気なく口にしているかもしれませんが、この機会に水無月の由来やそれに合わせた行事「夏越えの大祓」のご紹介もしています。お帰りになってからご家庭でも実践されますようレシピの配布し、草花を生ける前に作り、ランチのデザートとしてご一緒に召し上がっていただいております。


b0083902_03194252.jpg

思えば私が幼い頃、おやつと言えば母の手作りの蒸しパンや揚げドーナツ、お団子などでした。上等な和菓子はお客様にお出しして、残ったときだけ口にできた生菓子。普段はもっぱら粉ものの簡単なものだったと記憶しています。夏は畑からトウモロコシやトマト、キュウリを採ってきては、そのまま食べたり茹でたりしただけのもの。たいしたものではなくとも、季節感のあるもの、母の手作りのお菓子をお腹いっぱい食べておりましたので、充分満足していたような気がします。


b0083902_03271097.jpg

現代はお稽古事事情も変わり、長い時間をかけてその道を究めるというものと、一回きりのプレゼンテーションのみでその場を楽しむというものと、大きく分けるとそのふたつになるのではないでしょうか。私は6歳からお花とお琴、お習字を習いました。それぞれ中学3年生までですから、約9年間続けました。どのお稽古も正座をして習うものばかりで、途中で嫌になったこともありましたが、母は「きっといつか役に立つ時がくるから。」となだめすかしながら私を通わせてくれました。先生方は皆厳しく、幼い私が少しでも上達するよう、根気よく丁寧に教えて下さったお蔭で今の私が有ります。


b0083902_03363503.jpg

 月に一度のお稽古は、生徒さんにとって忙しい家事育児の合間の貴重な時間を調整していらしてくださるのですから、出来る限り内容が濃いものにしたいと思っています。中には遠路はるばる小旅行のように片道2時間もかけていらっしゃる方もいます。お稽古が2時間ですから、またすぐにお帰りになるにはお疲れもでるでしょう。また、拙教室は初心者もベテランも一緒に習います。お一人でいらしても他の生徒さんと仲良くなれるよう、お昼をご一緒しています。有り合わせのものでけしておもてなし料理というほどではありませんが、みなさんと一緒に食べるという行為が仲良くなれる最短の方法だと考えております。今月の様に季節の和菓子を一緒に作ると言うことは、ただ食べるだけではなく、シンプルですが伝承されて来たお菓子をご自宅でも家族のためにもう一度実践していただくという意義も加わり、お稽古がいっそう充実したものになるのではと思っています。今日はその最終回、6月最後のクラスです。今日もおいしく出来ます様にと願っています。
<入会ご希望の方は、コメント欄に鍵をかけて連絡先をお知らせ下さい。詳細をお送りします。>






by miki3998 | 2015-06-27 04:12 | STUDIO PLANTS | Comments(0)

レザンジュサロン『梅雨を愉しむ』

b0083902_18530452.jpg



夏至を過ぎて暑さも本格的になりました。雨雲はどこに行ってしまったのか、梅雨時を忘れそうな毎日です。
7月のレザンジュサロンのご案内です。日時は9日木曜日、辻本シェフが今が旬のブルーベリーをメインにスイーツのコースでお客様をお迎えします。私からは、鬱陶しい季節を爽やかに過ごす工夫と果物を使ったピクルス作りをご提案いたします
お持ち帰りいただくガラスの器シリーズ、今回は3回目になりますが、グラスやデキャンタと同じデザインのサラダボールをご用意しました。なお8月はアイスクリームやかき氷など季節にふさわしいグラスをペアでご用意しております。どうぞお楽しみに。
お申し込みはレザンジュ鎌倉本店0467-23-3636まで。

b0083902_18530575.jpg



by miki3998 | 2015-06-24 18:38 | レザンジュサロン | Comments(0)

梅雨の晴れ間

b0083902_18141731.jpg




b0083902_18141871.jpg



b0083902_18141841.jpg


b0083902_18141878.jpg



初々しさも侘しさも
これも紫陽花、あれも紫陽花。


by miki3998 | 2015-06-20 17:44 | Comments(2)

滴る季節に


  
b0083902_00501847.jpg


 夏至まであと数日、ご近所の庭の梅も収穫の時を迎えた。
 お世話になっている北鎌倉の駅前にある「たまごや」(屋号)さんが今月いっぱいで閉店する。野菜や肉、魚、酒類や日用品まで揃う昔からのお店で、思えばコンビニの元祖と言えるかもしれない。ご用聞きもされているので、山の上や町外れで買い物に出るには不便な場所のお宅まで注文された品物を届ける。お年寄りや体の不自由な方、小さい子供がいて買い物に出かけられなかったり、重いものをまとめて届けてもらうには便利な店として長年愛されてきた店だ。私ももちろん利用していたので、閉店するというニュースには正直驚いた。たまごやさんもか...2年前には活きのいい魚で評判の『魚作」さんが、老齢になり跡継ぎがいないという理由で店を閉めたばかりだった。残っているのは、肉屋ともう一軒の八百屋のみになる。
 この日は梅ジュースを作るための砂糖を買いに。閉店まであと10日あまり、店に並ぶ商品が少なくなっているのが分かる。棚の上の酒類やお買い得な菓子類など、いつもならびっしり並ぶ品物がカスカスになリ始めた。生鮮食品以外は仕入れないのだろう。北鎌倉に越してから20年以上になるが、肉屋も魚屋もそして八百屋もそれぞれ専門のお店とは、世間話をしながらその日のオススメを聞いたり調理法を教わったり、向かい合って会話を交わしながら買い物をする楽しみがあった。そんな店が少なくなるのがなんとも寂しい。 


 

by miki3998 | 2015-06-19 02:02 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(0)

ハゼノキ




b0083902_13483499.jpg

スタジオに向かう道に蔦の絡まる御宅があって、シンボルツリーにハゼノキを植えてらっしゃるのです。駐車場の前から歩道にせり出すように大きくなったハゼノキは、実が葡萄の房のようにたわわで枝が重く垂れ、手を伸ばせば届きそうです。ハゼノキの木蝋は和蝋燭の原料でもあり、秋には見事な紅葉も楽しめます。鳥が運んできたのか、我が家の裏庭にも根付いたことがありますが、大きくなると厄介だからと庭師のお爺さんが早めに切ってしまいました。惜しいことをしたなあと、ちょっぴり後悔しています。
by miki3998 | 2015-06-17 13:43 | | Comments(2)

7月の花巻教室 日程変更のお願い  

b0083902_04113575.jpg


  Blogをさぼっているうちに、6月になってしまいました。
  弁解無用、猛省とともに、Blog連打といたします。が、その前に大切なお知らせを。(しばらくこのBlogをトップに置かせていただきます)
  7月の花巻教室の予定を変更させていただきます。誠に申し訳ありません。諸般の事情により、1週遅れの7/17.18の金、土曜日とさせていただきます。前回ご参加され、すでにご予約いただいた皆様にはお手紙にてお許しをいただきますようお願いしますが、まだご予約いただいていない方でご検討中の方は、改めて日程をご確認いただきますようお願いします。いずれも午後2時から5時、テーマは『夏のリースと涼を呼ぶ室礼』です。よろしくお願いします。


   
b0083902_12372449.jpg

   加えて会場でありますB&Bレストラン『無ら里』さまへの宿泊とサロン参加をご希望の方へ。
   7月、9月の花巻教室は、季節も程よく観光に適したシーズンでもあります。前日、あるいは当日サロンに参加されながら、宮沢賢治のゆかりの地、花巻温泉郷、萬鉄五郎の生まれ故郷、などご案内をさせていただきますので、ご興味のある方は詳細をお送りします。コメント欄からお名前、連絡先(電話番号&メールアドレス)等ご記入下さい。



b0083902_12483870.jpg

  毎回気持ちよくお仕事をさせていただいております「無ら里」のオーナー滝さんのご好意により、終了後皆様との歓談の際にお出しいただくティーセットには、オリジナルのスイーツが並び、つい時間を忘れて皆様の近況や季節の話題で盛り上がります。すでに会員の方々も親しくなられ2ヶ月に一度ではございますが、お目にかかる度に草花への興味を深くされ、次回を楽しみにされてご予約をいれてくださっております。今回はこちらの我が儘で日程変更をお願いすることになりましたが、どうかご理解をいただきますようよろしくお願いします。   Studio Plants主宰 高瀬美紀






by miki3998 | 2015-06-11 13:06 | スケジュール | Trackback | Comments(4)

5月の花巻 その1 

b0083902_13481246.jpg
 
 一年中で一番好きな季節はと聞かれれば、新緑の頃5月と即答できるほど、この季節には懐かしく色鮮やかな思い出があります。私は学生時代を杜の都仙台で過ごしました。下宿先のある五橋から大学のキャンパスを通って一番町へ、青葉通り、定禅寺通りと、ケヤキ並木の美しい5月には、授業をサボってはまるで緑を追いかける様に街中を歩き回るのが好きでした。たまにお金のある時は、名画座で映画を観たり丸善で本を買ったり、広瀬川の見えるラウンジでバナナジュースを飲んだり、貧乏学生の私にはどれも最高の贅沢でした。思えばお金はなくとも不幸ではなく、匂い立つような緑豊かなケヤキ並木が風にそよぐ音を聞きながら闊歩する解放感は、親元を離れて暮らす自由と確信のない希望を手にしていたからこそ味わう感覚だったのかもしれません。清々しい空気と心地よい風が吹く新緑の5月こそ、胸を張って歩いたあの学生時代の思い出がオーバーラップし、好きな季節はの問いにすぐ応えてしまうのです。

  
b0083902_14064527.jpg

  新幹線に乗っていると、仙台を過ぎ古川あたりからは都会の緑とは違った風景が流れ、水を張った田んぼには日差しが反射し輝いて見えます。2ヶ月ぶりの花巻は鎌倉とさほど気温も差がなく、穏やかで暖かい日が続きました。実家のすぐそばにある枇杷沢川やその周辺の公園通りにはヤマボウシの並木が黄緑色の花を付けていました。その花が真っ白になるとそれはまた見事な風景になりますが、私はこの花と葉が一緒の緑色の時が好きです。グイグイとリードを引っ張る犬をなだめながら、コブシやトチの木の間を影ふみでもするようにゆったり散歩をします。早朝こそ犬の散歩をする人とすれ違いますが、日中はほとんど人影もなく、なんだかもったいないなあと思うほど贅沢な公園です。 
  

b0083902_14275565.jpg

  仕事の合間をぬって久しぶりに宮沢記念館のある胡四王山まで出かけました。4月にリニューアルされたばかりの記念館は、スペースも広くなりより深く充実した展示内容となっておりました。賢治さんの好きだった胡四王山からの眺めは変わりなく、ゆったりと流れる北上川やそれにかかる朝日橋、さほど高い建物もなくこじんまりとした花巻の街が一望できます。遠く早池峰山に連なる山々は穏やかな表情で、故郷がそこにありいつも変わりなく待っていて暮れる家族の温かさと重なって見えて来ます。


 
b0083902_14401112.jpg

  記念館の入り口にあるのが、シダレカツラ(枝垂桂)の木です。高さ5メートルはあるでしょうか、見事な樹形の枝垂桂で、ハートの形の葉の緑も鮮やかで、枝垂れているせいか一層優雅な雰囲気を漂わせています。カツラの木は、京都の葵祭でも神人がフタバアオイとカツラの葉を頭に挿すことで有名ですが、黄色に紅葉すると、独特の香りを放ち、抹香の材料にも使われるのだとか。そう言えば、サロンでお世話になっているレストラン「無ら里」のエントランスに続く並木もカツラの木でしたね。風に揺らめくハートの葉カツラ、黄緑色の十字の花ヤマボウシ、花巻の5月は野も山も緑一色のよい季節を迎えていました。






by miki3998 | 2015-06-10 13:17 | 花巻  宮沢賢治 | Trackback | Comments(2)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


by miki3998
プロフィールを見る
画像一覧