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 実は。。。お席に余裕がございます。

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   実は私の勘違いで、花巻教室のご予約が16日金曜日はあと1名、17日土曜日の方があと4名分お席に余裕があることがわかりました。申し訳ありません。
 今回は初秋の草花を竹籠に生けるがテーマなので、花籠は充分ご用意しておりますが、もし来週の土曜日、たまたまスケジュールが空いてしまったという方は、いかがでしょう?ご一緒に無ら里でお過ごしになりませんか。お友達との週末を無ら里でのお食事がてらご参加ください。


 今週末は毎年恒例の花巻祭りが盛大に行われていて、商店街の皆さんやお子さんを神輿や風流山車に送り込んでいらっしゃる親御さんはさぞお忙しい時間を過ごされていると思います。よろしかったら無ら里さんで、ゆったりお茶でも召し上がりながら、暮らしと草花と食を繋ぐ会Studio Plantsのご提案をお聞きいただければ幸いです。当日は秋ならではの植物の姿や面白いエピソードのご紹介はもちろんですが、秋の布使い、中秋の名月を迎える9月の室礼、そして日本の伝統文化でもある「包む」美しさをご覧いただき、ご一緒に風呂敷の利用法を見直してみようと思っています。 よろしくお願いします。


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 上の写真は、8月に訪れた西陣で訪れた工房の床の間の花飾りです。天井から吊るされた金網にゴーヤの蔓が無造作に巻かれていました。よく見ると実も花も付いています。花入を使わずとも、このようなあしらいができるのだと目からウロコの発見でした。草花の特徴はもとより、涼しげな緑と、夏らしい黄色の小花が、床の間に通された緊張感を和らげてくれます。 


 花巻での教室は、9月16日ですから、今年の中秋の名月である15日から1日経ってはおりますが、月を愛でる日はまだまだ続きます。今回お持ちする黒色の竹籠に、庭周りの草花や野原の陰の野草をたっぷりと抱えるように盛ってみてはいかがでしょう。成熟の秋にふさわしい草花の表情をきっと見つけることができると思います。 



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 同じく工房の床の間です。夏仕様の竹の茣蓙に懐かしい団扇たて。最近は団扇を使うことなど滅多になくなってしまいましたね。襖も欄間も風通しのよい素材でできていて、涼を呼びます。玄関と中庭には打ち水がまかれ、暑い京都の夏を乗り切る工夫があちこちに見られるのです。今や暑いとエアコンをつけ、寒いとまたヒーターにスイッチを入れる。部屋は常に快適温度に保たれている建物に住んでおりますと、それが当たり前になって体まで季節の変化に鈍感になっているのかもしれません。果たしてそれが正解なのか、京都を訪れるたびに感じることであり、毎月通っていてもまだまだ知らないこと、気づかされることがたくさんあることを知ります。 


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 家づくりは何度もできるものではありません。日本は縦に長い国、地方によっては風土も違えばしきたりや習慣も違いますが、花巻は京都と同じ盆地です。訪れるたびに暮らしの中で大事にしたいことは何か、気づいたことをご紹介しながら、贈る文化、包む文化についてレクチャーさせていただきます。 
17日土曜日はレストランもお客様が多く、おついでに教室無ら里サロンに参加される方もいるかもしれません。よろしければお早目にご予約いただけると幸いです。 どうぞよろしくお願いします。
 なお私からは、サロンのお茶請けに祇園の老舗『鍵善良房』さんの「菊寿糖」をお持ちします。お楽しみに。 


 
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by miki3998 | 2016-09-11 03:10 | 花巻  宮沢賢治 | Trackback | Comments(4)

祭りの頃   花巻祭りは明日からです。

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 9月7日は白露、これから秋分の日までは暑さも落ち着き、早朝の散歩の際、草花の上からコロンとしたガラス玉のような朝露がこぼれ落ちる様を見かけるようになります。夕暮れ時には虫の声も聞くようになり、秋の草花もようやく日差しの長さと強さに追いつくような色合いを見せます。秋こそ、日本の野草が凛とした美しさを発揮する季節はないと思うのは私だけでしょうか。それは鬱蒼とした草むらの中のゲンノショウコだったり、風にそよぐオミナエシだったり、大好きなあずき色のホトトギスだったり、この国の風土に合った形と色とを見せてくれる季節のように感じるのです。



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 故郷花巻では、明日9日から11日まで、花巻祭りが始まります。城下町花巻の城跡に建つ鳥谷ヶ崎神社を中心に、町中を風流山車が練り歩き、100基を越す神輿や、近郷近在から集まる鹿踊の団体など、年に一度の祭りは壮大なスケールで行われ、町の人々も楽しみにしている祭事です。昨年はこの祭りに合わせて無ら里での教室を開催しましたが、生徒の半数以上が祭りに携わる商店街のご家族が多かったため、忙しい思いをさせてしまいました。今年は一週遅れで祭りの後16日、17日の無ら里サロンを開催します。今からでも遅くありませんので、お友達をお誘いの上、どうぞお気軽にお出かけください。 



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 一枚目の写真は、無ら里さんのエントランス前のハトムギ畑で撮った一枚です。秋になると黄金色の稲穂も美しいのですが、重く垂れるハトムギの姿もどこか愛らしいと感じるのです。雑穀シェア日本一の花巻では、稗や粟、アマランサスなどはもちろんですが、ハトムギを生産している農家もあちこちで見かけます。子供の頃に遊んだ数珠玉に似ていますし、仲間なのですが、見分け方は穂先がうなだれているのがハトムギ、そしてその実にうっすらとですが、縦に細い線が入っています。ハトムギには美肌効果があり、イボ取り効果やむくみにも効きます。何よりハトムギ茶は香ばしく、冷たく冷やしても温かくして飲んでも美味しい。北東北の女性の肌がきれいなのはハトムギ茶のおかげではないかと思います。


 初秋の草花を集めて、竹籠に。。。まるで今庭先から、あるいは散歩の途中で見つけた野草を自由に生けるのは、決して形にこだわるのではななく、秋こそ自由奔放な野草の魅力を集めるようなイメージでご紹介したいと思っています。
 暮らしの草花はそこに季節があり、色や祭事、しきたりとのバランス、調和があってこそ生き生きとしてくるのだと思っています。身近な草花をよく観察してみると、初めの花から盛りの花、終わりの花へと変化する過程で、ハッとさせられる場面が必ずあります。花弁が薄くなり、反るように崩れ、やがて地面に帰って行く様、たとえ1日花でも一瞬輝く時があるのです。
 朝露の溢れる時間に一輪の芙蓉をひと枝折って水に戻し、素朴でも温かみのある花入に挿す時、不思議と心が落ち着きます。
 来週ラジオの仕事を終えましたら、花巻に向かいます。サロンのその日まで、周囲の山歩きや、公園の草木の成長ぶり、、、そろそろ山法師の赤い実が熟す頃でしょうか。皆様にお目にかかる日を楽しみにしております。



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by miki3998 | 2016-09-08 22:51 | 花巻  宮沢賢治 | Comments(0)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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