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山口から博多へ その2 「大分 天領日田への旅」

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山口での二日間の仕事を終え、友人の待つ博多へと九州新幹線に乗りました。のった車両も「さくら」、車窓からは満開の桜が見送ってくれて、まさに春爛漫。博多到着後すぐ友人の車で大分は日田へとドライブがてらある建物を拝見に出かけました。


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日田といえば、江戸幕府の西国筋郡代の役所が置かれ、九州随一の繁栄を極めた地域。旧家には今でも豪華絢爛たる雛人形が残されています。一般公開は2月中旬から3月末まで「天領日田ひなまつり」が開催され、歴史ある旧家の雛人形を見学して回れるようです。


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〈嶋屋本家のおきあげ雛〉

今回お邪魔した豆田町にある岩尾薬舗日本丸館は、国の有形文化財に指定されています。安政2年に薬種屋を開業してから昭和40年まで90年もの間製造販売をしていた豪商です。またその建物は江戸時代から昭和にかけて増改築されたもので、その時代には珍しい三階建、二階にはルーフバルコニー、三階は展望室という、豆田の天守閣とも呼ばれた栄華を極めたもの。中の作りも贅沢で、欄間や襖、床の間や階段の意匠も素晴らしく、ただただため息、新しいものと古いものが混在する興味深いしつらいと、家族が大切にしてきた調度品や思い出の品が数多く飾られており、興味深くじっくりと隠宅まで見せていただきました。


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今この家屋の半分は資料館になっていますが、もう半分はギャラリー「連」として、使われています。1階正面の木彫りの軒飾りも凝った作りで、引き戸を開けて階段を上がった2階がレンタルスペース。母屋の奥の間として33畳もある広い空間が各種展示会へと活用されています。


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もし仕事をさせて頂くなら、近くの山里から季節の草花を集めて、地元の作家さんの器に生けて見たい…そんなことを思った空間でした。地産地消と言いますが、吹く風も囀る鳥もその土地の匂いも、草花に染み付いているのではと思う時があります。その場で集めた草花をその土地で生けて飾れたら、こんなに楽しい仕事はありません。いつかそんな日がくればなあと思った日田への旅でした。


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by miki3998 | 2017-04-27 11:01 | 旅行 | Comments(1)

山口から博多へ その1 『オゴオリザクラ』

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4月11、12日は、山口の小郡にございますアートギャラリー&ランチダイニング「円座」さんで、今年初めての草花教室でした。


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円座さんでは、1階のギャラリーショップで北欧雑貨や地元山口の若手作家たちの作品を展示販売していますが、2階ランチダイニングの料理には、萩在住の陶芸家濱中史朗さんの器を使っています。独特の色合いと質感を放つ濱中さんの器は、どんな料理にもマッチし、眺めるだけでなく使う楽しみを味わうことができるのです。おいしいだけではなく、作品にしたしめる…お客様が絶えないのも頷けます。


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2月に山口の皆様とフィンランドに旅をしてから約2ヶ月、あの時のお仲間も全員参加してくださり、再会を喜びあいながらの楽しいレッスンとなりました。
お天気にも恵まれ満開のオゴオリザクラの舞う中、会場付近の公園やグラウンドを散歩しながら、地元の野草も集めました。今回は花瓶ではなくスレート板を使い、置いて楽しむ春の草花のご提案。お一人お一人の表現の仕方が様々で、草花の捉え方の違いを知るレッスンになりました。


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今回の教室ではよりお仲間同士の繋がりが強くなった気がします。)終了後もフィンランドでの思い出話に花が咲き、ご一緒に夜桜を見ながら会食も。また次回も会いましょうとリクエストもいただきました。本当にありがとうございます。初夏の風が心地よい6月末あたりを予定しています。

3日目の朝、九州新幹線「さくら」で一路博多へ。意外に近くて驚きました〈35分〉。博多では何が待っているのか…旅はまだまだ続きます。

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〈 オゴオリザクラ 〉









by miki3998 | 2017-04-16 23:07 | 旅行 | Comments(2)

萌黄色の桜 「御衣黄」

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弾けるように春が野山を駆け巡る頃、目に焼き付いて離れない桜を思い出します。その名は「御衣黄 ギョイコウ」、萌黄色のふっくらした桜です。
この桜に出会った頃、迷っていたことがあり、生き方について定まっていないというか、ブレる自分を感じていました。そこには誰かのためにという思いが先に立ち、自分は何をしたいかが霞んでいたように思います。
御衣黄は葉と見まごうような緑色の蕾が萌黄色の花となり、咲き終わる頃に黄色く褪せて赤い筋が入ります。ピンク色の桜に比べると華やかさや艶やかさには欠けるかもしれませんが、まるで生き物が成長するかのように姿を変える花に、私は強さと柔軟さ、潔さを感じました。人々に賞賛されるピンク色の桜と相対するどこか寂しげな萌黄色の御衣黄、忘れられない桜です。


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桜に見せられる理由はなんでしょう。
染井吉野に大島桜、山桜に八重桜、枝垂れ桜、啓翁桜もポピュラーになりましたし、河津桜や玉縄桜、オカメ桜と呼ばれるものもあります。日本国内には600品種もの桜があるそうですが、これほど人々に愛される木の花はありません。満開の時期には人々が花見にでかけ、名所となれば桜の木の周りが溢れるほど…人は桜に何を感じ何を思うのでしょう。風に舞う花びらが川や池に浮かび、やがて流れて花筏となります。可憐な蕾、咲いた姿の艶やかさ、散って消える儚さ… 幾重にも楽しめる木の花です。


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拙宅からすぐの台峰の森には、山桜や大島桜の大樹がありますが、おろち桜と呼ばれる樹齢およそ100年くらいでしょうか、山桜があります。根元から何本か太い幹が分かれていて、空まで届くような豪快な枝振りはまさにヤマタノオロチ、街中の艶やかな桜とは違った趣を見せます。向かい側の山並みが薄桃色からウグイス色に変わる頃、台峰のおろち桜は、見上げる私たちのためというより、青空に向かってどうだとばかりに花を咲かせるおろち桜に、私は強さと気高さを感じます。見頃はたぶんこの週末。今年の桜は長く楽しめそうです。







by miki3998 | 2017-04-05 11:11 | | Comments(2)

始める4月、生まれる4月

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いよいよあと一週間になりました。

やっと暖かい日が戻って来そうです。
冬に逆戻りしたかのような天気が続き、膨らみかけた蕾も固く、満開のその日が先送りでしたが、鎌倉の桜もやっと五分咲き七分咲き。どうやら4月10日((月)は、終わりの桜を愛でながらの夜活になりそうです。
始める4月、生まれる4月…期待に胸が弾むのは、新入生や新社会人だけではありません。ワクワクは自分で作る大人の夜活、その第一回目は「思いを文字にして…」と題して、経験と知恵を重ねた人生の先輩と共にする倶楽部活動。おかげさまでお問い合わせも多く、現在お申し込みいただいている部員(倶楽部ですのでこうお呼びします)は10名、期待に胸を膨らませその日を待っておられます。単に聞くだけの受け身ではなく、ゲストと一緒に話し、動き、活かす夜活、きっと何かが生まれます…そんな予感がするのです。
(お申し込みの締め切りは4月7日です)


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by miki3998 | 2017-04-03 02:30 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(2)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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