『 私が子どもだった頃 小沢 征爾 』
2009年 06月 15日
あの世界的な指揮者・小沢 征爾氏のお話です。
さっきまでNHKで放映されていた「 私が子どもだった頃」と言う番組を見ました。彼も中学生の時、成城学園でラグビーをしていたんですね。ポジションはフォワード・3番です。失礼ながら今のあのお体からは想像もつかないことでした。幼い頃からピアノを習っていた彼は、親に内緒でラグビー部に所属し、指を骨折しながら決勝戦までのぼりつめ、優勝するのです。結局 その時の指の骨折のために ピアニストを諦めることになるのですが、恩師から指揮者への変更を勧められ、桐朋学園の斎藤秀雄氏に師事し、あの山本直純氏らと一緒に、指揮者への道を歩むのでした。
時代と先生に恵まれたとおっしゃる小沢さん。中国・満州から引き揚げてきて、母親や兄弟たちと合唱する賛美歌で育ち、音楽から離れることなく、成長してゆきます。インタビューで小沢氏は、野球でもバスケットボールでもなく ラグビーを選んだわけを次のように語っていました。
「ラグビーはチームメートと全身でぶつかるタックルやスクラムを通じて 肌と肌、体と体のぶつかりあいができた。今こうして指揮者でいられるのも、その頃培われた気力と体力のおかげだ。」と。
高校生まで肺炎をわずらい病弱だった小沢さんは、背中をさすったり必死に看病をしてくれた母親の手の感触を覚えているそうです。 その母親が野に咲く花を見て、そこにあるものはみな美しいのだと教えてくれたそうです。ここで大きくうなずいてしまいました。男の子ばかり4人兄弟、けして裕福ではなかった家庭でも、 一輪の野の花を飾って楽しむ優しお母さんの影響もあってきっと情操的にも 豊に育ったのでしょう。
小沢さんにとって賛美歌とラグビーこそ、原点だったのですね。
あのエネルギッシュな指揮者としての小沢さんしか知らなかった私には、今夜の番組はとても興味深いものとなりました。 もちろんなお一層、小沢さんのファンになったことは言うまでもありません。
ちなみに番組の中の回想場面で、父親役で演技をしたのは 息子さんの小沢 征悦さんでした。
同世代を生きてきましたので小沢さんに共感を持っています。
僕は南からの引き上げです。
このことが僕の人生を開いてくれています。
マダマダがんばってほしいです。
大変にご無沙汰しておりますm(_ _)m
無教養な僕にとっては小沢さんは、ほんとに名前しかしらない有名人ですが、mikiさんの記事を拝読していますと、スポーツから成長していった軌跡があるならぜひザウルス達にもSportsたしなんでもらいたいですよね~♪
これまた無教養なコメントですいません(T_T)
PSこの間富士大学の教授夫人がこちらに帰省されてた時にうちに受診してくださいました(^O^)
花巻、寒いですよ~と言われてました(^-^;)
この番組はNHKの総合テレビで深夜、確か12時過ぎに放送されていたものです。 もしかしたら再放送されるかもしれません。
お嬢さんもお母さんも のびのびとお好きなことに取り組まれていたらいいですね。 読み聞かせも 歌も 故郷への思いも、きっとそのまま続けられたらいいと思います。
簡単ではないかもしれませんが、自然体で・・・ね。
きっとお子さんはご自分でその力をつけられると思います。待つこと、見守ること・・・難しいけれど(とくに母親は) 後ろから見ているくらいのほうがいいかもしれませんね。 お母さん、ご自分のやりたいことをご自分のペースでどうぞ!です。
小沢さん、ご病気で手術をされたようですね。
でも 回復されたらまたすぐにコンサートがあるようです。 73歳だそうですが、まだまだお元気で活躍されてほしいですね。先生も もちろん!
録画されたのですね。 私ももう一度見たいです。
そう、チャーミングという言葉 いいですねえ。お年を感じさせないあのバイタリティあるれる活躍ぶり、単に世界的指揮者というだけではなく、人間味あふれるお人柄に ますます魅力を感じました。
私の放送ですか? 毎回録音していますから、よろしければお送りしますよ。(でも、がっかりしないでくださいね。 笑)
こちらこそ ご無沙汰しておりました。双子ザウルス君たちは お元気でしょうか? よかったらラガーマンに!・・・無理強いはいけませんね。(笑)
うれしいです、富士大学の記事にコメントをいただけて。大学としては有名ではありませんが、というか、私も野球部がこんなに強かったなんて、まったく知りませんでした。 夜中にテレビをつけていて、たまたまずっと試合を見てしまいました。息子の大学が優勝しましたが、思いは複雑。 勝ってほしかったなあ…残念!
大学教授夫人、よほど寒さがお辛いのですね。
でもそちらも冬は寒いですよね。(^ ^;)
素晴らしい先輩をお持ちですね。
あの個性的なお二人の指揮で歌えるなんて素晴らしい。きっと楽しいをこして、迫力ある時間を持たれたのではないでしょうか・・・。 お聞きするだけで 鳥肌がたちます。
以前素晴らしい指揮者のマンドリンコンサートを観ましたが、演奏者だけではなく、観客も引き込まれるような迫力あるものでした。指揮者の力ってすごいですね。
小澤さんはどうやら中国で生まれたようですよ。
京都での逸話、どんなものでしょう?
あのお年ですが、いつまでもエネルギッシュでチャーミングな方ですね。 ラグビーをなさっていたと聞いて、なんだか今まで以上に親しみがわきました。やはりラグビーは勝つことも大事ですが、人間作りに役立っているのだと思いました。