歩くこと まちを見つめる
2010年 02月 21日
久しぶりのオフ、ポカポカ日和の週末の午後。春めいた日差しを背中いっぱいに浴びながら、郵便局まで手紙を出しに出かける。 坂道を下り 女学校を横目に、いつもの道をゆっくり、空を眺め、遠くの山々に目をやりながら歩く。 こころなしか 山がふっくらして見える。 色が 姿が そして匂いが変わり始めている。
足元には花こそ咲いていなくても、道草が地面を覆い温めている。 急ぐことはない。一歩一歩、地面と仲良くささやき合うように ゆっくり歩く。
家の裏の梅の木、去年はたくさん実がなって、梅酒もジュースも美味しくできて、家族みんなでお世話になったなあ。 今年もよろしく・・・満開の梅の木に感謝する。
ありがとう 誰に言うでもなく つぶやいてみる。
自分自身の体にも 遠い北のまちで今日も娘を思う両親にも ありがとう。
歩くことで いろんなことが見えてくる。
この道を 何度も何度も踏みしめながら暮らしてゆく。
新芽が土を押し上げ、葉をつけ、花を咲かせるように、
気がつき 想いを寄せ 心を通わせる。
スキン変えました! 春だし・・・ね。