「ルーシー・リー展」 六本木界隈、今昔物語?
2010年 06月 12日
国立新美術館の裏通り、(詳しい場所は内緒)
この階段を上って・・・・ミッドタウンにつながっている。
六本木の片隅にも 紫陽花は咲いていた。 これは「おたふく」という額がプックリと膨らんだ、愛らしい紫陽花。
ミッドタウンも国立新美術館も、競うようにしてそびえたつコンクリートの塊のようで、空が切り取られて行く様は まるで味のないガムをずっと噛んでいろと言われているような気がする。建物好きな私で、あちこち歩き回ったけど、最近の都会は街の色が同じに思えてならない。
昔の六本木は 昼の顔にはあまり魅力がなかったけれど、夜は大人の街だった。渋谷でもなく新宿でもなく、六本木は独特の匂いがした。防衛庁そばのラーメン屋、アマンド裏の外人バーやロアビル、背伸びして入ったキャンティ・・・飯倉や西麻布あたりもおしゃれな大人ばかりで子供が入る隙間はなかった。今はもうあのつっぱっていた時代の危なっかしさはなく、優等生なビルがそびえ立つとりすました街となってしまった。
ルーシー・リー展、やっと行けた。
オルセーと一緒のチケットを買って2800円なり。 日本の入館料は高い。(眼帯をしていたのだから、半額にして欲しかった。笑)
彼女に関しては 以前ブログにも書いたしラジオでも紹介した。作品への思いも今更という感もぬぐえないけれど、今回作品を目の前にしてため息が出たのは ボタンとまるで化石のような型の数々だった。
こんなボタンがついた洋服、このボタンのためのドレスはどんなものだったろう・・・まるでよそ行きの洋服を新調する時のワクワク感を抱きながら、ボタンの一つ一つを愛おしく眺めてしまうだろうなあ。手元に置いておくだけでも まるで宝石箱のようなそんなショーケースの中のボタンたち。
これは親友ハンス・コパーとの共同制作による ピッチャーとグラス。機能的でシンプル、色合いも風合いも当時にはないような斬新さが魅力、大好きな作品の一つ。夏草を集めて生けてみたい力強さを感じるピッチャーだ。
明日は気の置けない友人達がやってくる。 こんな器があったらどんな料理を盛ろうか・・・なんてことを考えながら、あれこれレシピを掘り出してみた。暑くなりそうならゴ―ヤと豚肉のサラダ仕立て。さっぱりとカブのレモンマリネもいいなあ。器の色彩も考慮して、素材を選ぶ。エビと生麩、オクラも添えた煮物もいい。
しまっておいた大鉢を出す。あのピッチャーとお揃いのような黒い鉢。よし、これにしよう。
土曜の昼は 何故か食欲が旺盛になる。すでに料理を作って盛り付けている。明日まで残っているだろうか・・・。
サングラスをかけてパソコンをするお姉さん、おばんです。
今日もこちらはさわやかに晴れて気持ちのいい一日でした。
明日はお客様なんですね。
偶然ですが、今日デパートで久しぶりに生麩(よもぎ麩)を買って帰ったのです。
母もよく海老や季節の野菜と炊き合わせていましたから、なんとなくかごに入れたのでした。
お姉さんのお客様をもてなそうとする気持ちが温かく伝わってきます。
母を見舞った後の帰り道、あちこちに咲き乱れる薔薇を見て思いだしたのは お姉さんのことでした。
来週あたりから梅雨でしょうか?
体調管理、お互い気をつけましょう。
六本木は、家族と食事をする場だった小・中・高時代、とっても大人の街で、たまに自分のお小遣いで買う「ゴトウ」の花を選ぶのが優越感を感じさせてくれる街でした。
最近の六本木では感じられない緊張感がありました。
今って、そういった「大人の垣根」を感じさせてくれる街が少なくなってしまったように思います。
私が年を重ねただけのことかもしれないけれど、娘を見ていると本当にそう思います。
お客様がいらっしゃる楽しいひとときは、その前のお迎えする準備からわくわくします。
気の置けないお友達の「ごちそうさま」が今から聞こえてくるようです。
ボタン、素敵ですねえ・・・いろんな想像をかき立てられるボタンです。
六本木にこんな素敵な路地があるのですね。驚きです。私は六本木の表しか知りません。いつも、うわ~、すごいビル群・・・と圧倒され、そして少し疲れて帰ってきます。
かぶのレモンマリネ♪ぐぐっときましたよ~暑いこの季節に最高ですね。
mikiさん、遅ればせながら、リンクさせていただきました。やり方がわからなくてあっちこっちと。始めからエキサイトの説明みればよかったのですが、昔から説明書の類は苦手で(^^;)
また遊びにきちゃいますね。
今朝は雨が降ったいたのに、もう青空が広がり、爽やかな一日になりそうです。 遊びにきてくれてありがとう。
お母様、いかがですか? お見舞いの帰りに私を思い出してくれて、ありがとう。バラもそろそろ終わりに近づきました。今庭に咲いているのは一輪の黒真珠だけです。昨日の帰り道で 坂の途中の梅の木に絡んで咲いている蔓バラを見つけました。雨にうなだれながらも 房咲きのピンク色の蔓バラがけな気に見えて・・・、この季節を素直に受け入れて 梅雨の激しい雨の中、それでも懸命に咲いているのです。
眠れる時には どこでも横になっています。体力の消耗は 若い頃と比べ物にならないくらいですね。そろそろ梅ジュースでも作ろうかな。体にいいものが一番ですね。
やっと行ってまいりました。 最近は仕事に追われ、電車に乗って出かけるたびに 段取りよく用事を済ませないと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。この日も欲張ってオルセーも見てきちゃいました。 体力が続かなくなる前に・・・・と思いましたが、もうすでにギブアップ。 ミッドタウンで一休みをして次の用事を・・・。
夏の草花、木の花も 雨上がりは見違えるように輝いて見えますね。 そろそろ虫も庭の葉蔭に・・・あ~、嫌だなあ。
想像力と豊富なボキャブラリーは フランスでナチュラルな暮らしを実践しているechalotesさんならではですね。 カブのマリネ、ぜひ畑のカブを使わせていただきたいですね。 レモンを効かせて、夏バテなんてへっちゃらな 美味しいマリネになりそうです。
新東京ラプソディ、 懐かしいなあ。 リクエスト、探してみます!
六本木・・・ 家族で食事、いいですね。
明治屋のあたり、アマンドの前、防衛庁方面、 友達と歩きまわったものです。夜の顔とお昼間では まったく別の雰囲気の街でしたね。 今はもうあの怪しい空気感は全くなく、健全な大人の街になってしまいました。 喜ばしいことなのかもしれませんが、なんだか カラッとしすぎて・・・。
私はとっくにいただいています。(笑)
美術館巡り、体力がなくなり 最近は疲れます。この日もオルセーとダブルヘッダーで見学。 失敗です。オルセーは疲れます。(笑) 虎ノ門の菊池寛実美術館で 高村光太郎展、やってます。 又別の機会を見計らって・・・。
六本木、昔エクスハズバンドが大学卒業後、コピーライターとして働いた事務所があったんです。 裏通りは別の六本木の顔を見ることができます。 今度またゆっくりと 想い出通りを案内しましょう。