子供たちを守る
2011年 04月 05日
初めはラジオの電波が通じにくいので、その宣伝のためにと思い、放送内容の紹介や感想などを聞きたくてさもないことを呟いておりました。
プロフィールにラグビーのことや岩手出身という内容を添えましたら、そのお仲間も増えて、朝から「おはよう!」とか「行ってきます。」「花巻ですか、僕は盛岡です。」などという短いツブヤキの挨拶が交わされるようになりました。そんなツイッター歴も丸1年。ブログはスローな日記だとしたら、ツイッターは流れるようなスピードのまさに呟きなのです。
話がそれる前に、今日はさきほど気になるツイッターを見つけたので、書き留めることにしました。それは国内だけではなく、海外からの悲痛な叫びに対して、自分は何も出来ないと嘆きにもにた呟きでした。ラグビー大好き仲間のお一人です。
「 アメリカや海外で暮らす日本人への、子供へのバッシングがはじまっているようです。この現状は誰に知らせれば、ツイートすればいいのでしょうか?」
というものでした。私は、
「 お子さんを守ってあげて下さい。今はそれしか言えませんが、日本にいる私たちがなんとかせねば。。。」そう応えました。
「 微力ですが、冷静に現状と対策について、今大人がすべきことをブログに書いてみます。イタリア、フランス、アメリカなど、ブログの友達にも呼びかけます。あくまで凛とした姿勢で、国と東電の動向を見据えながら、ただ騒ぐだけでは駄目だと思いますので。」
「わたしこそ、出来る出来ないを考えたら自信などありません。ただ今までの生き方ではいけないと思います。目の前の問題は子供たちの未来に関わるだけではなく、今安心して学校にいけないという切羽詰まった問題です。それぞれの役目を考えたいです。」
もし、このブログを海外のあなたがご覧になっていたら、または海外にお友達がいらっしゃるなら、まずは子供たちをしっかり守ってあげて欲しいと伝えて下さい。バッシングに屈することなく、私たち大人がしっかりしましょう。いま日本は諸外国から、沈没寸前の砂の舟と思われているかもしれません。毎日のニュースで訂正される福島原発の現況や政府の対応から言えば、不安定になるのは国内の私たちだけではなく、海外の人たちも同じでしょう。原発漏れが報道され、帰国を余儀なくされた外国人を誰も責められなかったはずです。そんな状態ですから、海外で暮らす日本人をも不安にし、その日本人に対する外国人の対応に変化がでてくるのも想像できます。私たちはいつも以上に目を見開いて、情報を的確に捉え、風評に踊らされず、子供たちの前で冷静でいるよう努めましょう。難しいかもしれないけれど、大人の責任です。何かあったら優先順位は子供です。子供たちを守ること、それにつきるとおもいます。
いろいろなサイトを見つけ、ブログのお仲間から進められたこちらをご紹介します。同じ思いでいる仲間が必ずいます。どうかお願いを海の向こうへも繋げてください。
繋がろう日本、繋がろう世界。
( 新入生を待つ北鎌倉女学園の校舎です。どの子供たちにも平等に安心と平和を。)
例えば、日本の近隣国が同じようなことをしたら、日本人は怒りますよね?もしかしたらバッシングしてしまう人がいるかもしれない。
なので、miki3998 さんのツイートにも書かれていたように「冷静に現状と対策について、いま大人がすべきこと」を「あくまでも凛とした姿勢」で、よろしくお願いいたします。
ツイートはそのまま載せました。もちろんバッシングが単に否定されたものとは思っていません。私の表現も加筆しましたが、不都合がありましたらご指摘下さい。
今の日本が、必ずしも正しい選択をしているとは思えませんが、少なくても海外で暮らし直接なんらかの攻撃をしているわけではないのですから、受け入れられない子供がでてきているとしたら それはやはり大人が守ってあげるしかないと思います。嘆くより今出来ることは子供優先の冷静な対応でしょう。
政府の対応と現状が少しでも改善されるよう、国内にいる私たち一人一人が注目しましょう。けして傍観者になってはいけない、ですよね。
明日のラジオでも呼びかけてみます。電波は湘南地方だけですが、できればUstreamで。なによりもまずお互いに信頼して話をしましょう。それはお隣でもいいし、友人同士でもいい。知らしめて一緒に考えることから始めましょう。自分たちの問題ですから。
娘は、アメリカで大学に通っていますが、今のところ、友人も先生達も「あなたの日本のご両親は大丈夫なの?」と案じてくれるそうです。
彼女はこの夏休み、帰国しますが、そのことについてもずいぶん心配されるようです…
もしかして、夏休みが終わって、彼女が復学したら何か言われるのかしら…
この記事を拝見して、ちょっと心配になって来ました。
ただ私のブログで3-31の記事にも書きましたが、娘の大学では、震災後1週間で、科学担当の教授により「放射能について」という緊急レクチャーを開講しています。
この教授は元原子力プラントでエンジニアとして働いていたという、いわばプロですが、彼は一言も「日本のフクシマ」という地名を出すことなく、淡々と講義を進め、「放射能は人から人へうつるものではない」ということで締めくくったそうです。
私は大学側の配慮にとても感謝しました。
もし、海外で日本人子弟が通う学校で、バッシングなどの事態が起きているのであれば、放射能に詳しい学者を学校に招いて、「放射能」について講義してもらうように学校側に依頼してみるのも、一つの方法かもしれません。
原発の問題は、現状だけでなく、今後長い期間、世界中を悩ませるタネになると思います。今「生」を受けている者すべてがこの悲しい事象を背負っていかなくてはいけない事になりますが、子供は冷静に、優しい心で受け止めて貰える様に、大人がしっかっりと守ってあげないといけないと思います。
まずは足元・・家庭や学校レベルでこの問題を話し合えるようにしたい。決して福島だけで起こっているのではなく、日本人として自分たちの問題として考えなくてはいけない事ですもの。
出来る事からコツコツと積み上げていくしかない・・そんな気がしています。
自分も昔、俗に言う「いじめ」を受けていた事があります。
でもあまり気にしないで、自分自身で解決しました。
人間には打ち勝つ力もあるだと信じています。
そして、それ以上に相手を思いやる優しい心を
持っていると信じています。
そうですよね。 私は海外に住んだことがないので詳しくは分かりませんでしたが、学校がまずそうゆう授業をしてくれたらいいですね。単に怖がるのではなく、まずよく知ることからはじまる。いいですね!
日本は島国なので、問題を国の中でまず解決するのだと考えがちですが、この問題は世界的な規模で抱える問題。大使館や日本政府に 海外に住む子供たちのためにも即座に動いてもらうことも必要ですね。
今夜も大きな地震がありましたね。被災地の方がどんなに怖い思いをしたか、もうひと月も立つのに、頻繁に起こる地震、そしてまだまだ福島で原発処理に携わっている方も危険を伴いながら作業をつづけています。
毎日流れる会見とそのニュース、国内外で注目されていると同時に、海外に住む人たちがこんな状況にあることをふまえて 即刻対応をして欲しいです。
おっしゃるとおり、長くそして深く、関心が薄れることなくみんな一緒に乗り越えられるよう頑張りましょう。
お久しぶりです。 そちらでも話題になっているのですね。そして学校でのチャリティ、ありがたいです。
この問題だけではなく、人間は 不安にかられると思いも寄らない行動にでるものです。正確な情報と それに対処する迅速な対応と決断を期待します。
人間には打ち勝つ力もあるだと信じています。
そして、それ以上に相手を思いやる優しい心を
持っていると信じています。>
本当ですね。 想像を絶する災害に家族を奪われた人、生活すべてを無くした人、そして精神的に苦痛を強いられている人。。。簡単ではありませんが、きっと乗り越えられると信じて、すべての人が心一つに繋がっていたいものです。