『 贈り物 木の実のアソート 』
2012年 11月 21日
昨日は高島屋コミュニティサロンの生徒さんたちとご一緒に、拙宅でのリース教室。8人8通りの冬のリースができました。いつもの講義と違って、素材を選んでいただき、思い思いのリースを作るのですが、フレームはサンゴミズキでクリスマスを意識したリース。気がつけば2時近くになっていて、それからのランチ、お腹はペコペコ、出来たリースの話題を交えての会食は楽しいものに決まってます。(笑)
写真はその生徒さんの中のお一人が、お土産としてご持参くださったもの。
なんでしょう?ワクワクしながら開けてみました。
お庭や散歩の途中で見つけた秋の木の実です。桐の実やマテバシイ、モミジバフウの実。。。
そう言えば白いボックスの右上にドングリのスタンプが押されていましたよね。
私はこうゆうのに弱いんです。グッときました。
以前、4月のサロンで「贈り物について」と題してお話しさせていただいたのですが、こんな心遣いがその物の付加価値を上げ、また贈る方の気持ちもよりいっそう伝わるのではないでしょうか。くださった方は、私の好みや暮らし方をすでによくご存知で(ずっとブログをご覧になっていて、それがきっかけでサロンにいらしてくださっているのです)、お庭や散歩先で集めた素材をこの日のために詰め合わせてくださったのでしょう。まさに『木の実のアソート』ですね。
まだ北鎌倉に越してくる前、子供達が幼い頃は日吉に住んでおりました。
小さなマンションは駅から10分の繁華街を一歩入った便利な場所にあり、天気がいいと、バギーを押して二人の息子を連れ、駅の反対側の慶応大学のキャンパスが散歩の目的地でした。街路樹はイチョウで、その季節には黄色い落ち葉の絨毯を歩く感じでした。グランドにも自由に入れましたから、周囲の樹木の木の実や蔓を集めて、子供達が喜ぶような小さなリースをその場で作ったものです。
『ものより思い出』というコマーシャルのフレーズがありますよね。
この木の実の詰め合わせは、「ものと思い出」の詰め合わせです。↑の写真のように、白樺をキャンバスにして置いておくだけでも素敵です。昨夜はこの箱を眺めているだけで幸せな気分になりました。これから12月の初旬まで、お昼間はリースのレッスン、自分のリースを作るのは夜になります。お気に入りのクリスマスソングを聴きながら、壁に飾られるリース、キャンドルと一緒にテーブルに置かれるリース、贈り物としてボックスに入るリース。。。思い出を形にする仕事が続きます。
木の実のアソートプレゼントなんて素敵でしょう。
麻のリボンをほどくときのわくわく感 わかりますよ。
素敵な包装ですね。秋の贈り物!センス抜群ですね。
一番下の写真、どんぐりのほかはなんですか?向かって左下の実葉私も持っているけど何の実(種)かな?と思って。
茶色い実は?このままブローチにできそうですね。
今日はつかの間好天です。
出かけずに冬支度頑張りました。
これから母とお昼ご飯です。
ほんと、おっしゃるとおり、忙しいけれど楽しく過ごし、それが仕事なのですから、しあわせなことです。「仕事は楽しく、遊びはまじめに!」がモットーですから、私にぴったりな暮らし方なのかもしれません。
ね、いいでしょ、これ。momoさんならそのときの私の気持ちを理解してくれるでしょう。こんなプレゼントが一番嬉しいのです。グッときました。熱いものもこみ上げてくるくらいにね。
箱の中身は マテバシイ、桐の実、黒ほおずき、モミジバフウ、シナの実です。そして白樺のプレートの上の黒い実は、シャリンバイですよ。ブローチにできそうな? あの真ん丸なマックロクロスケみたいな実のこと? モミジバフウ(紅葉葉楓)です。 私もそろそろ母とご飯が食べたい。。。12月になったら鎌倉に来てくれそうです。