器の会について 

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  台風一過、ここ数日秋晴れのカラッとした空気と吸い込まれそうなまでの青空を堪能しております。朝も眠っているのがもったいないほど気持ちのいい目覚めに始まり、散歩の足取りもつい軽くなります。冬に向けて植物は花から実、種へと変化を遂げ、これから咲こうとしている和の草花はその色合いがまさに秋の色、日本の色を存分に見せてくれます。写真はヘクソカズラの実、緑から黄土色に変り始めていますね。まだまだですよ。もっと深く、もっと照りよく、そして水分が抜けて軽くなる頃には黄金色へと変ります。11月の始め頃でしょうか、、、リースの素材として集めにまた帰ってきます。それまでここにいてね。 


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  今月からOFFICE TOYODAでのレッスンには「器の会」が加わります。それは単に知識や情報だけではなく、器の種類や用途にもこだわらず、草花をどう活かすか、暮らしの中での器全般に目を向けてご紹介したいと思っています。
  あの白洲正子さんの言葉に、「生け花の先生は器」という言葉があります。「花の命は厳しく言うと一日しかないもの。花ははかない。だからいいのよ。そのはかないものを焼きものや籠など かっちりと存在感のあるものにいれて生かす。陶器がこういうふうに活けたらたらと教えてくれるの。」

  野の花を摘み、プリミティブなものに生けるとき、確かにその花生けとなる器の力は大きいと思います。また生けた花を置く空間と暮らしぶり。花はそれらが一体となってこそ活かされるのかもしれません。ご一緒に器について学べたらと思っています。 


  
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      ( 山口県萩の陶芸家 濱中史朗氏の器 ) 
Commented at 2013-09-20 18:19 x
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Commented by miki3998 at 2013-09-21 22:18
★鍵でのコメントをくださった方へ。

  お久しぶりでございます。その節はありがとうございました。
 器の会はもちろんどなたでも参加できますが、レッスンと一緒にそしてその後の食事の中でもご紹介させていただきます。あいにく今回は予想を上回るご予約をいただき、定員をオーバーしております。残念ですが、締切らせていただきましたのでご了承ください。またのご予約をお待ちしております。
Commented at 2013-09-22 18:18 x
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Commented by miki3998 at 2013-09-22 19:15
✳︎鍵でのコメント様、

せっかくのご予約でしたのに、たいへん申し訳ございませんでした。またの機会によろしくお願いします。
by miki3998 | 2013-09-19 21:14 | STUDIO PLANTS | Comments(4)

森とラジオと食卓と…草花の仕事とラジオパーソナリティ、やってます。


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