北鎌倉 レストラン 『 プランデルブ 』
2008年 01月 13日

和風のお庭が広いこちら、5年前まで普通の一軒の個人のお宅でした。鎌倉山に抜ける道沿いにあって、我が家から裏のけもの道を歩いてくると10分ぐらいで着いてしまうフレンチのレストラン『 プランデルブ 』です。オープン当時からよく利用していて、「青いボルボの〇〇様、と憶えています。」と支配人。 車が変わっても 同じ呼び方をされています。支配人もあの車が好きだったからだとか・・・。 昨日、久しぶりにお邪魔してみました。
この日はあいにくの雨でしたが、お店は予約客でいっぱいです。奥から順に通されて、私たち3人は壁側の 蘭が飾ってあるゆったりした角の席へ。 息子の高校時代のラグビー部メンバーのママ二人と贅沢ランチ。(滅多にないんですよ、こんなこと) 大学に行ってからの息子たちの話題で盛り上がりました。

私たちの目の前に座ったのが 70代のご夫婦。身なりはけして派手ではなく、そのご様子からお近くの方のようでした。このお店自体、北鎌倉の閑静な住宅街にあるので、ほとんどが地元の固定客。いつ来ても席は満席です。車がないお客様には北鎌倉の駅まで迎えの車を手配してくれることも人気の秘密かもしれませんね。 お店は軽井沢にもあるんですよ。
話をもどして・・・、ご夫婦ともに穏やかにお話をされながらコースをいただいています。 私の席のちょうど真正面だったので、なんということなく目が行ってしまうのですが、奥様のにこやかな表情と、時々ご主人の顔をのぞかれながら 何か話しかける様子がなんとも微笑ましくて、いいなあ~なんて見とれていました。
私達と同じように、そのテーブルにもデザートが運ばれてきました。奥様のプレートのケーキにロウソクが立っています。 どうやらお誕生日のようですね。支配人が気を利かせてカメラを持ってきました。 ご主人もおもむろに席を立って、寄り添うようにカメラに収まります。2枚目のお写真はご主人が奥様の肩に手をまわして・・・・う~ん、 ますます私の口元は緩み、思わずおめでとうと言いそうになりました。
行きつけのお店などという洒落た生活をしていないので、私は家族で誕生日をこんな風に過ごした記憶が遠いものになっています。そういえば最後に家族4人で出かけたのは 都内淡島にあるイタリアンの『ドマーニ』だったっけ。 懐かしい・・・・。
ゴージャスな食事ではなくても、身なりがシンプルでも こんな風に夫婦で記念日を祝う気持ち、ずっと持ち続けていられたらどんなにいいでしょうね。

こちらのお席には喪服姿のグループが・・・14~5名だったでしょうか、 ご法事かなあと思わせるような雰囲気で入っていらっしゃいました。 小さな坊やもちゃんと黒いジャケットに黒いパンツ、編上げの皮靴を履いています。どの人も品良く、口数も少なげに席に着かれました。
私たち3人も美味しい食事に舌鼓をうちながら 楽しくおしゃべりしていましたから、お隣がどんな目的で何を話していたかは分かりませんが、途中から歌が聞こえてきたのです。
London bridge is falling down,
Falling down, falling down,
London bridge is falling down,
My fair Lady.
幼い女の子の声です。 テープデッキから聞こえてきます。静かにでも軽やかに歌っているのです。そしてそこに運ばれてきたのは 一本のキャンドルに火がつけられた イチゴのホールケーキ。 でも誕生日の歌を歌うのではなく、ずっとそのテープが流れています。
3人でいるのに、私の心はここにあらず、もうその歌とケーキ、そして喪服の人たちのここにいる目的を考えていました。 女の子が亡くなり その子のご法事か または誕生日だったのか・・・。 ワインが開けられ、美味しい食事を家族や親せきで食し、その女の子の思い出をみんなで語り、そして忘れないでいる・・・。 私の想像は膨らみながら、でもその女の子が羨ましくもあり、切なくもあり・・・。 久しぶりの贅沢ランチが涙雨の一日でした。
お気に入りのレストラン、ただ食事するだけではなく、家族の肖像を築きあげるひとこまとして、その店を選ぶとしたらこんな風な気遣いが出来るお店がいいですね。 肝心のお料理ですか? もちろん ◎ です。(笑)
人それぞれの時間が、
いつも行くレストランのテーブルに流れているだなんて、
あんまり考えもしませんでした。。。
でも、、、どちらも素敵なお話なことは確かです。
素敵なレストランですね。
今日のmiki3998さんの記事には、BWV1049の第2楽章かなとか思いながら。
落ち着いていていいですね!好きです、この雰囲気。
訪れる人たちも、それぞれの物語があって、
晴れやかな時だけではないんですね、こういうお店での食事も。
きっとこの女の子にも席が用意されていたのかも。。。
70代のご夫婦、いくつになってもお互いの誕生日を
祝えるなんて素敵だわー!!それもこんなに素敵なお店で♡
ウチじゃあ行っても大衆居酒屋だ~(T_T)
一つのテーブルを囲んで、それぞれが一人の人の事を思いながら、
会食をする。そのレストランはそんな時間の一ページを、
さりげなく、もてなしてくれる場所なんですね。
お料理だけでなく、そんな気遣いがうれしいですね。
この間、私の甥っ子が渡米するのにあたり、このような
会がありました。両親、祖父母、兄弟それぞれの考え、
思いは違っても、その子を思う気持ちは同じです。
一青年のこれからを思う、いい会でした。
お友達と食事・夫婦で・家族の行事に・・・・・と安心して使えるフランス料理の店、近くにあって良いですね。
肩が張らず、程よい緊張も伝わります。
一年半前に行ったきりだけど、とても落ちついたステキな空間と美味しいお料理♪
車で通るたびに夫に「行きたい、食べたい」と言われるのですよ~行きたいと言っているお友達が待っているのだけど(笑)もうすぐ夫の誕生日だから、優先してあげないといけないかな。
女の子の歌声、あの空間では自然な雰囲気かもしれませんね。
そういうお話を聞くと、あ~残された人へのプレゼントだな~と思います。
一年半前の記事、TBさせていただきますね。(自分でも懐かしい!)
私の悪い癖です。 考えすぎ・・・かもしれない。
でもこの歌が聞こえてきた時の雰囲気、今でも忘れません。楽しむでもなく悲しむでもなく、とても静かに聞き入っているふうでした。それぞれの人が思い出しながら聞き入っている感じ・・・。
テーブルの一つ一つに料理が並びお腹と心が満たされて帰って行くのでしょうね。 暖かい友人宅へ招かれているような そんなさりげないお店です。
うちも 最近は回転寿司かトンカツ屋さんです!
普段でも人間観察好きです。 でも見ようと思って見るのではなく、ふっと目にした人の横顔からいろいろ想像したりしちゃうのです。 ヒマです。(笑)
華美なインテリアやトレンディなしつらえなど一切なしです。 そしてそこで働く人もほどほどのサービス。 でしゃばったり媚びたりしないのがいいですね。 お料理もおいしかったです。 鴨のテリーヌと真鯛のグリル・・鱗がカリッカリッで香ばしく、さっぱりと上品なソースです。 絶妙なお味に大満足でした!
このお店も然りです。そしてお客様も素敵な方達。
70台のご夫婦や、ご法事の方達、いいお時間を過ごされていますね。
見習いたいです。
年末から昨日まで、目まぐるしく忙しい日々を過ごしました。
今日やっと何時もの日常が帰ってきました。
すこし自分に優しく、疲れをほぐしていきたいと思います。
というか、 一度お返事を書いたのだけれど、叱られそうな内容だったので、書き直しています。
私も初めはブランデンブルグかな?と間違って覚えていました。正しくはプランデルブ、です!
そしてこのブログにぴったりの曲、改めて聴いてみました。(あるの、一応) 昼寝の時にね。(笑) 最近片頭痛がひどくて お昼間に横になっているのです。普段は気の張らない、明るい曲を聴いています。クラシックは日によっては重く苦しくなってしまうのでね。でもこの曲は大丈夫でした。ホッ・・・
ちなみに今起きたばかりですが、ボンジョビのライブを見ながら書いてます。 ご機嫌です!!!
次の試験 合格するよう祈っています。 がんばってください。
私があなたに送っている 『 気 』 感じてくれましたか? (笑)
私は必要以上に考えすぎるところがあるようです。 壊れかけたと思うと、壊さなくていいものを自らの手で壊してしまう傾向があります。 それが一番大切なものでもね。
それが私の弱さなんだと思います。 だから『 気 』をいただいているのは実は私のほうなのです。 これからも夜な夜なお伺いします、きっと。丑三つ時あたりにね・・・笑。
食事って、ただ食べることではなく、食することを楽しむって大切ですよね。 でもこの日はそれだけではなく、こうして集って食事をともにし、亡き人を惜しみながら時間を共有することも食事の役目なのかなと思いました。
私は人と仲良くなる手段に、 食事をともにすることが大切だと考えています。だからレッスンの後にお料理をお出しするのです。 駄作ばかりの料理ですが・・・笑。
ご親族との会食会、素敵な会だったのですね。 私もいいお話を伺えてうれしかったです。ありがとうございます。
このお宅、もともとは純和風のお宅でした。庭の芝生も植栽も手入れが行き届いていて、ハーブは自家製のようです。できるだけ元の雰囲気を壊さないように改築した感じです。
家からけもの道が一本続いた森を抜けると、このお店のある山の通りに出るのです。春には桜並木がとても美しくて、正面に富士山がくっきり見えるんですよ。 私の散歩コースの一つなんです。
お料理もお客様に合わせていくつかから選べるのが嬉しい。私はさっぱりしたお魚のコースでした。おいしく頂けたほかに こんなほっこりした気分になれて 幸せな一日でした。
そうですよね、亡くなった方が残された人たちが仲良く集うような機会を与えてくれたのかもしれません。 そんな場にふさわしい落ちついたお店ですね。 今度レッスンの後に皆さんとご一緒しましょうか。 家からすぐですものね。
あのお店から桜並木に沿って、散歩がてらお花見もいいなあ。 ね!
ご丁寧なお言葉、恐縮です。
失礼をしておりましたのは このわたくしですのに、 お優しいお言葉をいただき、元気が出ました。
早く本来の私に戻って、当たり前のことやさもないことにでも 私なりの楽しみ方を見つける生活をいたします。 どうしてこうなってしまったんだろう・・・という迷いや 考えすぎからさっさと足を洗います。(笑)
前向きな私・・・鍵さんからそんなイメージですとおっしゃっていただいたこと、これからの私の生きる糧にして 前に進みます。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
このお店は送るまでないと不便な場所にあります。でも予約の際に御迎えをお願いすれば、北鎌倉の駅まで車が来てくれます。 ぜひ一度いらして見てくださいね。
時にはご自分を奮い立たせることも必要ですものね。 ゆったりしていて、お客様も選ばれたように品がいい方ばかり、お店の格というものはおのずとこうして出来上がっていくのかもしれません。
鍵さんと同じような会話、私も考えました。ほんと、そんな感じの微笑ましいご夫婦でしたもの。
ぜひ鎌倉行き、お考えになってくださいね。 このお店の前は桜並木が美しい、隠れたスポットなんですよ。お天気が良ければ富士山がきれいに見えますしね。
お若いころのこと、私も同じなんです。自称壊し屋ですから・・・笑。
きっとお会いすれば話も尽きないかと思います。いらっしゃるときにはゆっくりとお時間をいただきますから 覚悟しておいてくださいね。
京都からのお便り、楽しみにしております。 風邪など召しませんように。
大変申し訳ございません。 先ほど確かめましたが、もしかしたら消してしまったかもしれません。息子たち3人で共有しておりますので。
ご用件からまずコメント欄にお書き頂けますか? 鍵をかけてどうぞ。おまちしております。
つくづく、ひとそれぞれのドラマがあるんだなぁーと感じました。
それにしても、美味しい食事って人を幸せにしますよね。だから、大切な人とその時間を共有して、もっと幸せになりたいのかな?
ご旅行からもどられたのですね。 こちらは寒さも一段と厳しくなっています。 私も常夏のリゾートでのんびり過ごしたいなあ~。想像しただけで似合わなくて 笑えます!
レストランのテーブルの一つ一つに物語があるとしたら、それを小説にしてみたいですね。 文才があったらなあ・・・。
もっともっと…これが悪い癖でしょう。今のままで十分幸せです・・・と言えます。(笑) 大切な人? はい、息子たちです!!きっぱり。
コメントありがとうございます。 拙いブログですが、よろしくお願いします。
お尋ねの件ですが、 詳しいことはメールでお伺いし、私もご説明をいたします。下記のアドレスにご連絡先をお知らせください。こちらからお電話を差し上げますので、お手数ですが、電話番号もお願いします。
flores-miki@sage.ocn.ne.jp
湘南と山手の風景、わたし達が憧れた世界、ユーミン、ブレバタ
大滝さんとか。。。miki先生は若い頃は私達関西の田舎モノが
憧れる風景の中にいらしたんだなあといつも思います。
あのー、年賀状送ったのですが届きましたでしょうか?(^^)
これからは気軽に神戸、甲子園に遊びにいらしてくださいませ。トラ吉の
娘とうちのダーさんとで待っておりますー。
今年こそ、優勝ですっわ♪
昨日のかたでしょうか? パソコンにメールを送っていただいたのに、本当に申し訳ありませんでした。 これに懲りず よろしければ再度メールをお送りください。 もちろんコメント欄でも結構です。おっちょこちょいの私、迷惑メールと間違わないように、ブログの件というメッセージ名でお願いします。 よろしくお願いします。
お年賀も旅先からのお葉書もいただいています。 すみません、不精をしておりました。 後ほどゆっくりお便りいたしますね。
いつもコメント、本当に感謝です。今年こそ息子と一緒にタイガースの応援に参りますから、よろしくお願いします。
幼い女の子の歌。。。
なんとも切ない・・・
そして70代のご夫妻のこと。
素敵ですね。
そういう夫婦でいられる、ということ、本当に素敵♡
私も外食はほとんどしません。
家族が全員働いているので、それぞれ外食をしていて、家族でまで外で食事をしたくない、というのが家の夫や子どもたちの意見です。
なので、休日は家で家族で食事をします。
作るのはいつも私で、不公平だ、と思うこともありますが、いつも家族の風景として家の丸いテーブルを囲む姿が全員の心にあれば、それだけで満足かな、と・・・
だけど、ときどきお外ご飯もしたいな~、と思いますよ~、正直ね。。。
mikiさん、素敵な時間、よかったですね!
いろいろとお心遣い 本当にありがとうございます。
みなさんに支えられているのを実感しています。 もうからだは大丈夫です。今年こそ 本当におそばに伺えると信じています。息子にも話しましたところ本気モードで期待しているようです。 その際はしっかりお世話になりますので よろしくお願いしますね。
夜のレスは暗くなっていけません。 昨夜は半月がでていたのですが、電話をしながら眺めていたら いつの間にか雲に隠れてしまっていました。 月夜はルーナティックに陥りやすいのでしょうか・・。
ご上京の機会がございましたら、 ぜひ北鎌倉にもお出かけくださいね。お待ちしております。
鎌倉のかたなのですね。 お教室を主宰なさっているとのこと。きっと素敵な時間をおすごしでしょうね。 拙いブログですが、よろしければまたいらしてください。 コメント、ありがとうございました。
私の悪い癖で ついいろいろ考えてしまいました。 女の子の歌声が静かなこのお店に流れた時の切なさ、 集う方たちの心にどんな風に響いていたのでしょう。 食事をともにすることの意味っていろいろですが、
亡くなられた方が人を引きよせ、ともに過ごしながら食することの別な意味の楽しさってあるのですね。
老夫婦の姿もジーンと来てしまいました。 さりげなく添えられたご主人の腕の温かさ、 いいなあってね。
子供が大きくなって家族そろっての食事の機会も少なくなりましたが、私はどんなに遅くなっても 家で食事をする子達なので、帰宅後に作ります。そばに座って見ているだけですが、 おいしい!の一言で眠気も疲れも吹き飛びますね。
何気ない日常に いろんなドラマってあるんですね・・・
なんとなく やり過ごしている風景にも・・・・
昨日このブログを読んでから ずっと 頭の中で London bridge is falling down・・・の歌が流れていました・・・・
私もそうでした。 この歌が耳から離れなくて・・・。
人の死について考える時って、どちらかと言うと重苦しい空気が流れる場面を想像してしまいますが、 この日のこのテーブルにはそんな風期間ではなくて、 春が近いような 日だまりの暖かさを感じました。女の子がそうしたのでしょうか・・・。
一つ一つの出来事にささやかな喜びや悲しみが詰まっていて、それを感じることが出来る自分でいたいと思います。 いまそれがちょっと鈍くなっていますが。 (笑)
文明開化の音がするような♪
誰かの家にお呼ばれしたようなあたたかい雰囲気のレストランですね。
そんな素敵なレストランだからこそ、人生の大事なときを過ごすために色々な人が集ってくるのでしょう。あたたかい思い出や切ない思い出がここで刻まれていくのでしょうか。
わが子のことと重ねて考えるとなんと表現したものか・・・
小さな女の子は多くの人に愛されていたんですね。
私も初めてです、こんな法事・・・たぶんですが。
どんな訳があるにせよ、この静かなお店に響く幼い女の子の歌声は どこか物悲しく、そして切なくなるようでした。 食事はもちろん美味しいのですが、おっしゃる通りに 知りあいのお宅に招かれているような雰囲気のお店ですから ゆったりしていて、そんなことも人気の秘密でしょうね。
ところで電車太郎画伯はお元気?
お店の人にもご本人にも了解を取られましたか?
ましてブログに推測で文章をつづられるのは、如何なものでしょう?
もちろん好意的な文章ですが、たとえそうであっても、、、、
個人のお家を撮影してブログにアップも疑問を持ちました。
おっしゃるとおりですね。 了解を得てから写している場合もありますが、このご夫婦にはお断りをしておりませんので、修正して ここにお詫びいたします。 個人宅に関しても庭先でお声をかけてから写す場合が多いのですが、そうでないものもあるので、そちらも早速訂正いたします。
配慮に欠けた内容、ご指摘の通りだと思います。反省とともに今後充分気を付けて参りますので、何かございましたらご意見をお聞かせ下さい。 本当にありがとうございました。

