花巻花紀行

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花巻での教室を終えて、助手のなっちゃん夫婦と一緒に、花巻東和町にあるイーサゴナーサリーガーデンを訪れました。あいにくその日曜日は休園日でしたが、私たちの訪問を特別に承諾していただき、お父様を始め息子さんもお忙しい中、広い園内を丁寧に案内してくださいました。圧倒されるほどのクレマチスの数と品種、手入れも大変だろうなあとため息まじりに眺めたビオトープやロックガーデン、山野草が咲き乱れる自然庭園をゆっくり散策しました。


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ヤマシャクヤク

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のんびりお茶でもいただきたくなるお庭です。

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葉のヒダも見事なクマガイソウ


帰りに花巻温泉のバラ園に参りましたが、ピークは6月とのことでまだ蕾の状態でした。東北随一のバラ園は、宮沢賢治の南斜花壇があった場所で、賢治設計の日時計も残されています。広さ5000坪の山を登るように6000株の数々のバラが植えられており、満開の時期にまた訪れて見たいと思いました。


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園内に燃えるように赤い木がありました。バラより一足先に満開を迎えた花桃でした。散った花びらが艶やかな絨毯のようです。帰りの車からりんご畑の白い花も見えましたし、北東北の5月は、初夏を告げる木の花が見送ってくれているようでした。


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枝垂桂 (黄葉するとキャラメルのような甘い香りを放つ桂の木、400年も前に早池峰山麓で発見されたそうです)


# by miki3998 | 2017-05-19 21:13 | | Comments(2)

次は山口、北欧雑貨とギャラリーカフェの円座さんです。

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  おかげさまで花巻教室も無事終了しました。母の日を目前に『贈るミニブーケとバラのサシェ』を時間内に製作し、それぞれお持ち帰りいただきました。新緑も目に眩しい5月のバラのレッスンでしたが、お願いしているバラ農家さんのご協力で、今月から来月の出張教室の生徒さんのために、いつもフレッシュなバラを届けていただいております。

  6月の山口教室のご案内をさせていただきます。今回はバラの確保のため、早めにお申し込みをいただき、締め切り後のキャンセルはご遠慮ください。(締め切り後のキャンセルにはキャンセルフィーを頂戴します。ご了承ください)

   日時 6月20日(火曜)21日(水曜) 午後2時〜5時
   会費 5500円 (お飲み物とスイーツのセット付き)
   お持ちいただくもの  花ばさみ お持ち帰り用バッグ
   締め切り  6月15日(木曜)
   申込先  山口円座 ☎︎0839ー72ー4556 


 バラのポプリを集めて手縫いのサシェを作りますが、縫い物が不得手の方でもご心配なく。カラフルな糸とオーガンジーで簡単な袋を縫い、シックな色のタッセルで結ぶ大人のサシェです。バラのエッセンシャルオイルもご用意しましたので、香り高いバラを堪能していただけるとおもいます。どうぞふるってお申し込みください。 


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# by miki3998 | 2017-05-17 14:44 | スケジュール | Comments(0)

フリーペーパー「猫のまにまに」

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(干場さんちの愛猫 釉と漱)


今朝のラジオのゲストは、鎌倉在住のライター干場安曇さんをお迎えして、発行されたばかりのフリーペーパー「猫のまにまに」第5号についてお話を伺った。着物が好きとおっしゃる安曇さんは、早朝のご出演にも関わらず季節のお着物をきちっと着こなしてのご登場。小学生の男の子二人を持つ若いお母さんで、平日の朝とあればお忙しいに違いないのだが、快く承諾してくれた。

「まにまに」【隨に】とは、…他の意志や事態の成り行きに従うさま。…とともに、…つれてという意味。猫とともにあるゆったりした暮らし、猫好きのための冊子かなあと思いきや、違った。



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特集は「平家物語」イケ武者伝説。
〈なぜなんだって聞かれたると、「好きだから」としか答えられない…〉とおっしゃる干場さん。そうだ、その通りなのだ、だってフリーペーパーだもの。他にもテーマはいろいろ、きもの日和や猫+古典、テアトル・ネコノヒタイなど、全て安曇さんの好きな話題について丹念に書かれている。
スポンサーにおもねることなく、ウケを狙うところもなく、全面書きたいこと、これぞフリーペーパーの醍醐味。猫好きだけではなく、歴史好き・着物好きにも愛読されている。(もちろんお人柄からのファンもいる、この私のように)
真面目だけれどけして硬い本ではない。物事を捉える冷静な目と分析力、体は小さいが包容力さえ感じる安曇さんそのものがこの「猫のまにまに」なのだと思う。20ページあまりの小冊子は、コンクジュースのように美味しさがぎゅっと詰まっている。最新号の発行を心待ちにするファンが多いのも納得だ。6月には特別臨時号も出されるとか。ぜひじっくり読んでいただきたい。鎌倉のヒグラシ文庫、北鎌倉の佗助で手に入ります。(地方発送も可)


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(ニワゼキショウ)
# by miki3998 | 2017-05-08 20:02 | 鎌倉FM  『 おはよう鎌倉 』 | Trackback | Comments(0)

大人の夜活 延期のお知らせ

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〈大人の夜活〉延期のお知らせです。
4月に好評をいただきました「レザンジュで夜活」、いらしてくださいました皆様には、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
急で恐縮ですが、諸事情により5月はお休みさせていただくことになりました。たいへん申し訳ありません。次回は6月12日〈第2月曜日〉を予定しております。詳しいご案内はまた日を追って…何卒よろしくお願いします。


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裏の土手で見つけたモリーユ (アミガサ茸)

Studio Plants 高瀬美紀
# by miki3998 | 2017-05-08 11:38 | レザンジュサロン | Trackback | Comments(0)

花巻からスタートです。

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新緑と薫風と…
一年中で一番好きな季節、それは初夏。
風にサワサワと音を立てて揺れる竹林は、コバルトブルーの空をバックに若緑が一層眩しく映り、夏が近いことを教えてくれます。
木漏れ日の下の勿忘草、蕾をたくさんつけたキッチンドアの前に咲くノイバラ、日差しに透ける若紅葉やビワの木に絡まるアケビの蔓…どれも5月ならではの拙宅の周りの風景で、ツバの大きな麦わら帽子を被り、裏の土手や原っぱ経由で路地から路地へと歩く毎朝の散歩が楽しみな季節です。


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スタジオの近く鎌倉文学館入口に咲くナニワイバラです。一重のバラの中でもこのナニワイバラが好きで、花弁のカーブの優雅さと、日差しにハレーションを起こすほどの潔い白色は、バラの中では地味な存在ですが、こちらもまた初夏のバラ、バラの季節の到来を知らせてくれます。
ちなみに鎌倉文学館のバラ祭りは5月10日から6月4日まで。鎌倉ゆかりのバラを始め、約200種類のバラが楽しめます。


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5月は「テーブルを彩る初夏のバラ」を特集します。まずは花巻教室から、母の日に贈るバラのブーケとバラのサシェ作りをご一緒に。
5月12〜13日 午後2時〜5時
B&Bレストラン無ら里さんにて。
バラのご用意とサシェの布の準備のため、5月8日が締め切り(残席わずか)です。お早めにご予約をお願いします。

通常のクラスは5月21日.28日.30日です。ご入会希望の方は、コメント欄からどうぞ。詳細はお電話(
080-5432-5870)にて。連絡先とお名前を明記の上、チェックを入れて非表示でお願いします。

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# by miki3998 | 2017-05-06 11:55 | | Trackback | Comments(0)

夏も近づく…

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ハレーションを起こすほど、白いツツジが眩しい。今日の日差しは初夏そのもの。夏も近づく八十八夜…新緑の茶畑に白い手ぬぐいであねさんかむりの摘み人がせっせと手を動かす姿を想う。


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一人暮らしのおばさまから夕飯のお誘いがかかり、昨日は夕方から散歩がてら山を下りた。澄んだ空気は風と共に草花の香りを運んでくる。スイカズラが足元に咲いていた。手折って土産にし、おばさまと香りを楽しんだ。グラスの水にしなやかな蔓のスイカズラ。初夏の小さなしつらい、キッチンの出窓が明るく見えた。


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香りを放つ野花や木の花は、視覚だけではなく嗅覚をも刺激し、深呼吸しながら歩くと気持ちまでリラックスできる。
ご近所の庭のオガタマノキもそのひとつで、アーモンドのような蕾が開くと、薄い黄色味がかったその花は、甘い香りを放つ。別名バナナの木と呼ばれる甘い香りの木の花だ。人々をいざなう5月の風、薫風とはこのことかもしれない。





# by miki3998 | 2017-05-02 10:00 | | Comments(0)

山口から博多へ その2 「大分 天領日田への旅」

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山口での二日間の仕事を終え、友人の待つ博多へと九州新幹線に乗りました。のった車両も「さくら」、車窓からは満開の桜が見送ってくれて、まさに春爛漫。博多到着後すぐ友人の車で大分は日田へとドライブがてらある建物を拝見に出かけました。


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日田といえば、江戸幕府の西国筋郡代の役所が置かれ、九州随一の繁栄を極めた地域。旧家には今でも豪華絢爛たる雛人形が残されています。一般公開は2月中旬から3月末まで「天領日田ひなまつり」が開催され、歴史ある旧家の雛人形を見学して回れるようです。


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〈嶋屋本家のおきあげ雛〉

今回お邪魔した豆田町にある岩尾薬舗日本丸館は、国の有形文化財に指定されています。安政2年に薬種屋を開業してから昭和40年まで90年もの間製造販売をしていた豪商です。またその建物は江戸時代から昭和にかけて増改築されたもので、その時代には珍しい三階建、二階にはルーフバルコニー、三階は展望室という、豆田の天守閣とも呼ばれた栄華を極めたもの。中の作りも贅沢で、欄間や襖、床の間や階段の意匠も素晴らしく、ただただため息、新しいものと古いものが混在する興味深いしつらいと、家族が大切にしてきた調度品や思い出の品が数多く飾られており、興味深くじっくりと隠宅まで見せていただきました。


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今この家屋の半分は資料館になっていますが、もう半分はギャラリー「連」として、使われています。1階正面の木彫りの軒飾りも凝った作りで、引き戸を開けて階段を上がった2階がレンタルスペース。母屋の奥の間として33畳もある広い空間が各種展示会へと活用されています。


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もし仕事をさせて頂くなら、近くの山里から季節の草花を集めて、地元の作家さんの器に生けて見たい…そんなことを思った空間でした。地産地消と言いますが、吹く風も囀る鳥もその土地の匂いも、草花に染み付いているのではと思う時があります。その場で集めた草花をその土地で生けて飾れたら、こんなに楽しい仕事はありません。いつかそんな日がくればなあと思った日田への旅でした。


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# by miki3998 | 2017-04-27 11:01 | 旅行 | Comments(1)

山口から博多へ その1 『オゴオリザクラ』

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4月11、12日は、山口の小郡にございますアートギャラリー&ランチダイニング「円座」さんで、今年初めての草花教室でした。


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円座さんでは、1階のギャラリーショップで北欧雑貨や地元山口の若手作家たちの作品を展示販売していますが、2階ランチダイニングの料理には、萩在住の陶芸家濱中史朗さんの器を使っています。独特の色合いと質感を放つ濱中さんの器は、どんな料理にもマッチし、眺めるだけでなく使う楽しみを味わうことができるのです。おいしいだけではなく、作品にしたしめる…お客様が絶えないのも頷けます。


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2月に山口の皆様とフィンランドに旅をしてから約2ヶ月、あの時のお仲間も全員参加してくださり、再会を喜びあいながらの楽しいレッスンとなりました。
お天気にも恵まれ満開のオゴオリザクラの舞う中、会場付近の公園やグラウンドを散歩しながら、地元の野草も集めました。今回は花瓶ではなくスレート板を使い、置いて楽しむ春の草花のご提案。お一人お一人の表現の仕方が様々で、草花の捉え方の違いを知るレッスンになりました。


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今回の教室ではよりお仲間同士の繋がりが強くなった気がします。)終了後もフィンランドでの思い出話に花が咲き、ご一緒に夜桜を見ながら会食も。また次回も会いましょうとリクエストもいただきました。本当にありがとうございます。初夏の風が心地よい6月末あたりを予定しています。

3日目の朝、九州新幹線「さくら」で一路博多へ。意外に近くて驚きました〈35分〉。博多では何が待っているのか…旅はまだまだ続きます。

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〈 オゴオリザクラ 〉









# by miki3998 | 2017-04-16 23:07 | 旅行 | Comments(2)

萌黄色の桜 「御衣黄」

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弾けるように春が野山を駆け巡る頃、目に焼き付いて離れない桜を思い出します。その名は「御衣黄 ギョイコウ」、萌黄色のふっくらした桜です。
この桜に出会った頃、迷っていたことがあり、生き方について定まっていないというか、ブレる自分を感じていました。そこには誰かのためにという思いが先に立ち、自分は何をしたいかが霞んでいたように思います。
御衣黄は葉と見まごうような緑色の蕾が萌黄色の花となり、咲き終わる頃に黄色く褪せて赤い筋が入ります。ピンク色の桜に比べると華やかさや艶やかさには欠けるかもしれませんが、まるで生き物が成長するかのように姿を変える花に、私は強さと柔軟さ、潔さを感じました。人々に賞賛されるピンク色の桜と相対するどこか寂しげな萌黄色の御衣黄、忘れられない桜です。


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桜に見せられる理由はなんでしょう。
染井吉野に大島桜、山桜に八重桜、枝垂れ桜、啓翁桜もポピュラーになりましたし、河津桜や玉縄桜、オカメ桜と呼ばれるものもあります。日本国内には600品種もの桜があるそうですが、これほど人々に愛される木の花はありません。満開の時期には人々が花見にでかけ、名所となれば桜の木の周りが溢れるほど…人は桜に何を感じ何を思うのでしょう。風に舞う花びらが川や池に浮かび、やがて流れて花筏となります。可憐な蕾、咲いた姿の艶やかさ、散って消える儚さ… 幾重にも楽しめる木の花です。


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拙宅からすぐの台峰の森には、山桜や大島桜の大樹がありますが、おろち桜と呼ばれる樹齢およそ100年くらいでしょうか、山桜があります。根元から何本か太い幹が分かれていて、空まで届くような豪快な枝振りはまさにヤマタノオロチ、街中の艶やかな桜とは違った趣を見せます。向かい側の山並みが薄桃色からウグイス色に変わる頃、台峰のおろち桜は、見上げる私たちのためというより、青空に向かってどうだとばかりに花を咲かせるおろち桜に、私は強さと気高さを感じます。見頃はたぶんこの週末。今年の桜は長く楽しめそうです。







# by miki3998 | 2017-04-05 11:11 | | Comments(2)

始める4月、生まれる4月

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いよいよあと一週間になりました。

やっと暖かい日が戻って来そうです。
冬に逆戻りしたかのような天気が続き、膨らみかけた蕾も固く、満開のその日が先送りでしたが、鎌倉の桜もやっと五分咲き七分咲き。どうやら4月10日((月)は、終わりの桜を愛でながらの夜活になりそうです。
始める4月、生まれる4月…期待に胸が弾むのは、新入生や新社会人だけではありません。ワクワクは自分で作る大人の夜活、その第一回目は「思いを文字にして…」と題して、経験と知恵を重ねた人生の先輩と共にする倶楽部活動。おかげさまでお問い合わせも多く、現在お申し込みいただいている部員(倶楽部ですのでこうお呼びします)は10名、期待に胸を膨らませその日を待っておられます。単に聞くだけの受け身ではなく、ゲストと一緒に話し、動き、活かす夜活、きっと何かが生まれます…そんな予感がするのです。
(お申し込みの締め切りは4月7日です)


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# by miki3998 | 2017-04-03 02:30 | 鎌倉・北鎌倉 | Comments(2)

風と海と丹沢が好き。山の家での毎日を綴っています。鎌倉FMのパーソナリティです。


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