縷紅草 (ルコウソウ)

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  夏の名残りの縷紅草(ルコウソウ)

台風のせいでしょうか、どんより曇り空の北鎌倉は、時折雨粒が落ちてきます。    朝のうちに今日のお稽古の草花を摘みに裏の原っぱへ。路地に溢れたルコウソウの蔓が地を這っておりました。持ち帰り、手早く水を吸わせて錫の掛け花入に。〈京都寺町通の清課堂さんの器〉
他にもナンテンハギに男郎花、サンジソウやギンミズヒキ、彼岸花は畑の土手に咲いておりました。さて器と草花、何を選んで生けるのでしょう。アシスタントのなっちゃんとマンツーマンでのレッスン。きっちり絞るつもりです。(嘘です、賢くてとても気のつくお嬢さんです)


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     ナンテンハギ

  おかげさまで10月3日の「暮らすように歩く北鎌倉」は残席1名さまとなりましたので、ここでご報告させていただきます。Webでの募集は締め切らせていただきました。キャンセル待ち共にお電話でのお申し込みはこちらまでお願いいたします。
 セゾン旅デスク  050-010-711(10:00〜17:00まで)


 
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# by miki3998 | 2017-09-16 13:08 | 鎌倉・北鎌倉 | Trackback | Comments(2)

デッサンを習う


  
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   先日訪れた工藝サロン「梓」さんでは、月に一度金継ぎ教室と鉛筆デッサンの教室が開かれていて、どちらかの教室を取材させていただきたいと申し出たところ、翌々日がちょうど鉛筆デッサンのレッスン日とお聞きし伺うことに。ギャラリーがお休みの午前中にみなさんお集まりになり、先生がテーマを決めて設え、それぞれのポジションでデッサンしていきます。見学より一緒に描きましょうと鉛筆とスケッチブックを渡され、わたくしも加えていただくことに。ひたすら手を動かすのですが、どこからどう描けばいいのか、全く経験がないものですから戸惑うばかりでした。それでもなんとか眼に映るままに鉛筆を走らせましたが、見えているものと対象物とがバラバラ、どう見ても小学生のお絵描き程度の出来でした。3時間ぶっ通しで会話もせず、ひたすら描くのです。静まり返ったリビングに聞こえてくるのは鉛筆の滑る音だけ。長時間ひとつのことに没頭するのは修行のようで、集中力を試されているようでした。


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  お一人ずつ先生からのアドバイスをいただきながら完成となり、その後みなさんとご一緒にお茶の時間。先生自らクコの実入りの中国茶を煎れてくださり、和やかに歓談。修行の後ですから(笑)、格別に美味しいお茶でした。10名近い生徒さんの中にはもう20年も通われている方も…誰もおやめにならないのだそうです。画家として素晴らしいだけではなく、優しい眼差しで言葉少なにご指導される先生の魅力に惹かれてのことなのだと感じました。

 デッサンとは、ものの本質を捉えること、より近づいて観察することでその背景となる部分も見えてくるものがあるような気がします。知識よりもまずは実践が大切。素養も経験もないので、基礎から教えていただくことにしました。
 月に一度ですが、北欧の工芸品や家具や織物などが設われた「梓」さんにお邪魔できる楽しみも加わりますし、習われているみなさんが魅力的な方ばかりなのも入会を決めた理由でした。62歳を目前に月に一度の習い事、きっと草花の世界にも生かされるのではと期待して、根気よく通うつもりです。


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# by miki3998 | 2017-09-14 12:02 | 美術・芸術 | Trackback | Comments(4)

おかげさまで第2弾…「暮らすように歩く北鎌倉」

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 おかげさまで第2弾の企画をいただきました。
夏への衣替えの日に第一回目を開催しましたが、天候にも恵まれ参加いただいた方々も素敵なカップルを始め、遠くは岩手からお出かけくださったご夫婦など、拙いガイドの話にも熱心にみみをかたむけていただき、初夏の北鎌倉を案内させていただきました。
 今回はその2回目、秋の北鎌倉をコースを変えて「木を見る、森を見る」をテーマに散策します。ご年齢や性別に関わらずゆったり歩きながら、本格的な秋を迎えた野山の風景と共に、暮らすように歩く北鎌倉を楽しんでいただければと思っております。お昼を召し上がっていただくお店のスペース、お互いに初対面でも楽しく会話が出来る人数には限りがございますので、少人数の募集とさせていただきます。定員になり次第の締め切りとなります。(残席5名さま)ご興味のある方、ご質問などはStudio Plants080-5432-5870までご連絡ください。コースはオープンではなく、サプライズのショップ案内など、ワクワクの秋の日にしたいと思っています。よろしくお願いします。


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# by miki3998 | 2017-09-12 12:16 | イベント | Trackback | Comments(2)

工藝サロン 梓

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工藝サロン 梓


藤沢の駅からバスで5分歩いて3分… 質の高いコレクションと静かな物腰のオーナー田中政子さんのお宅「工藝サロン 梓」にお邪魔した。


人生の大先輩は、小さい体のどこから湧いてくるのだろうという感じのパワフルな女性で、一人車を走らせては国内を縦横無尽に駆け回る。海外にだってさらっと飛んじゃって一人旅をするらしい。チャーミングな笑顔と柔らかい物腰、終始和やかな話題で盛り上がり、その魅力に惹かれてまた明日お邪魔する約束をしてしまった。

月曜日は鉛筆スケッチの教室。町田からいらっしゃる先生も魅力ある方らしい。ラジオが終わったらその足で伺おう。とても楽しみだ。


写真は23日から開催の「画人 岡澄子の軌跡」より。


#デンマーク#北欧雑貨#信州#川喜田半泥子 #母為子のまなざし#おいしい生活#吉岡幸雄 #工藝サロン梓 #おはよう鎌倉 #鎌倉fm #ラジオで紹介します


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  田中さんがおつくりになった餡蜜。天草の香りもやさしい寒天の美味しさはもちろんのこと、黒胡麻たっぷりの求肥とマスカットの鮮やかな色が食欲をそそる。器もまた素敵だ。こんなところにも田中さんのセンスが感じられる。この日は分刻みのスケジュールだったけれど、食べずには帰れない(笑)。食い逃げ、ごめんなさい!
ということで、次は鎌倉二階堂へ。
長くて濃い一日の始まり。

工藝サロン 梓のホームページはこちらです。
http://www.azusa-kougei.com/index.html

# by miki3998 | 2017-09-10 08:01 | お気に入り | Trackback | Comments(4)

秋の色

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狭い廊下のような拙宅の庭は、夏草の名残と初秋の野草が入り混じり、足の踏み場もない状態ですが、この季節独特の色合いが好きで、8月のレッスンは今ある草花でリースを作りました。空の色も空気の匂いも徐々に次の季節に移り変わる時、曖昧な色彩の中には柔軟な美しさがあるような気がします。


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 散歩が好きで、朝な夕なに裏山の森に出かけては、高台から見える景色を眺めます。北鎌倉駅のプラットフォームに滑るように止まる横須賀線の気配、長く連なる車両が入っては出て行くのです。

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 この地に住んでもう25年以上になりますが、子供達と来た道を今は孫の手を引いて森を散歩をするようになったのですから、月日は経ち年も取るわけです。
 草の匂いや風の向きを感じ、季節の移ろいの中での暮らしは、便利さよりも静けさを選んだからこそ得られる喜びがあります。そして家族もそれに共感してくれている(坂はキツイけど…笑)ことが何より嬉しいのです。


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  二人の孫は、息子がそれぞれ植物にちなんだ名前を付けてくれました。誰に頼まれたわけでもなく自分で選んだようで、何より嬉しい贈り物でした。その孫たちも4歳と2歳になりました。早いものですね、ほんとうに。

# by miki3998 | 2017-09-06 15:19 | 家族 | Trackback | Comments(4)

気がつけば9月 「山口教室のご案内」

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                    〈 センニンソウ 〉


  北鎌倉は今、森への道沿いに金水引や銀水引、ヌスビトハギが咲くようになりました。秋は野草が映える季節、ススキやエノコログサが風にそよぐ様は晩秋へのプロローグ、豊かな実りの時を迎える準備をしているようです。


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 お待たせいたしました。9月の山口教室のご案内をさせていただきます。毎回ご参加くださる生徒さんには次回予告や日程などすでにお知らせ済みですが、初めての方でも気軽にお仲間になっていただける内容で、今回は「苔玉と水引」のレッスンをいたします。すでに北鎌倉、花巻、銀座教室でも好評をいただき、皆様興味を持って取り組まれ、思い思いの苔玉が出来上がりました。(銀座教室では男性の方も参加されました)どうぞお気軽にお申し込みください。お待ちしております。

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 暮らしのエッセンスサロン  at 山口円座
     「初秋のテーブルに苔玉を」
  日時   9月19〜20日  14:00〜16:30
  会場   山口小郡 『円座』
  会費   5500円(ドリンク&ミニスイーツ付き) 
  ※花鋏とお持ち帰り用紙袋をお願いします。
   ご予約は  円座 0839-72-4556 


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# by miki3998 | 2017-09-02 00:33 | スケジュール | Trackback | Comments(0)

アーティーチョークの花


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三浦野菜を扱う鎌倉のサスケストアさんの計らいで、珍しい野菜の花を届けていただきました。
この日はアーティーチョーク、フェンネル、パクチー、エンダイブ、そして夏野菜としてすっかりポピュラーになったズッキーニの花たち。個性的な姿やこの季節ならではの色彩、独特な香りも楽しみながらのレッスンでした。

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野菜によっては花をつける季節は違いますが、夏こそ色鮮やかな花から元気をもらえる気がして、器選びも楽しみながらリビングに… アーティーチョークの紫にすっかり魅了されています。


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〈山口教室でもハーブの花が…オーナーのお姉さまの庭で育ったハーブの花たち〉

明日はその野菜農家さんをお尋ねします。ラジオの後、三浦まで少し足を伸ばして朝散歩。野菜の花の可能性を直にお会いしてお話を伺おうと思っています。


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〈アーティチョーク、パクチー、スモークツリー、牡丹の実〉



# by miki3998 | 2017-07-02 18:43 | | Comments(2)

「大分由布院にて」 花巻教室のご案内

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6月の教室も昨日無事終了。7月は花巻教室「暮らしのエッセンスサロン in無ら里」からスタートします。

実は山口教室の後、博多の友人の招きで、大分は由布院を訪ねて見ました。お天気にも恵まれ、時折爽やかな風が木々を揺らす由布院の街。人気の観光地ですから、人混みはしかたありませんが、海外からのお客様の多さは予想以上でした。
緑を色濃くし始めた山の景色と水の美しさは眼を見張るものがあります。爽やかな空気は、作るものではなくそこにあるもの、守られた自然が生み出すものかもしれません。

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川面にはクレソンの花が島を作るように群生していて、そこに佇むように水を食むオハグロトンボが… 黒い羽根と緑に輝く体を休めておりました。久しぶりに見るオハグロトンボは、由布院では珍しくないのだそうですが、水と空気が綺麗な証拠でしょう。透き通った川には魚ものびのび泳いでおりました。

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旅先では景色もいいのですが、つい目に留まるのは地元の植物です。人気を避けて奥の「玉の湯」まで川沿いを歩きながら足元を見たり木漏れ日の先を見上げたり…。
鬱蒼とした夏草の中にもハッとする野草を見つけたり、お屋敷の庭の苔の緑にうっとりしたり… 見知らぬ土地の散策は、思わぬ発見があり楽しいものです。

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佇まいの美しさは、単に建物だけではなく、それを取りまく木々や草花も含めてだと思いますが、中でも興味深いのは日本家屋と苔、そして風土の関係です。

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四季のある日本は、梅雨を含め湿気の伴った気候風土の国です。季節によって風向きや日差しの強さ、日照時間に雨量、それらがメリハリのある季節を生み、人はその自然や風土に沿った家を建て庭を育て、そこには苔も生まれます。苔のある風景は静寂を呼び、素晴らしい日本庭園の大切なファクターでもあるのです。春から初夏、梅雨時、そして徐々に緑を濃くする頃、苔も育ちます。時が経ち苔生す頃庭も落ち着き、周りの樹木との関係性がしっくりくるのです。まるで始めからそこにあるかのように…。

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花巻教室「暮らしのエッセンスサロン in 無ら里」では、7月のテーマを「苔玉と涼を呼ぶしつらい」として、暑い夏を涼しく過ごす工夫と、苔を使った実践をご一緒に。お気軽にお出かけください。ご予約はB&Bレストラン無ら里さんまで。

日時 7月7日(金)、8日(土)14時〜
場所 無ら里 ☎︎ 0198-24-2026
会費 5500円
持ち物 花ばさみ、ゴム手袋、お持ち帰り袋(ビニール製のもの)

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# by miki3998 | 2017-06-28 11:55 | スケジュール | Comments(6)

6月の山口へ

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二ヶ月ぶりの山口、いよいよ来週に迫りました。20.21日の両日、小郡のギャラリーカフェ「円座」で14時からの草花教室です。
以前もご案内したように、今回は「初夏のバラでブーケ、そしてバラのサシェ作り」と、清々しい6月のバラと香りのサシェ両方を楽しんでいただきます。サシェはオーガンジーとタッセルの組み合わせもシックで、お作りになった皆様から好評をいただいております。銀座教室では男性のお客様も針を持ち奮闘。久しぶりのチクチクを楽しみながらお作りになりました。


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山口の教室へはシーズンごとにお邪魔して、出来るだけ地元の草花を集めては、花のある暮らしのご提案と暮らし歳時記に沿ったお話をさせていただいております。今年の夏至は6月21日ですが、水無月のしつらいや6月30日の夏越祓えと茅の輪くぐりのお話などもご紹介します。


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北欧雑貨や地元山口の若手作家さんの作品が展示された1階ギャラリー、2階のブックカフェでは美味しいランチがいただけます。閑静な住宅街にある円座さん、ぜひ一度訪れてみてください。

今回の教室、若干お席がございます。ご興味のある方は、小郡円座0839-72-4556までお申し込みをお願いします。


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# by miki3998 | 2017-06-16 22:35 | スケジュール | Comments(0)

救いたい命

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先日渋谷のNHKホールで開催された『いのちのフォーラム』に行ってきた。これは三部構成になっており、第1部は朗読劇「兄のランドセル」、第2部はトーク「新たに、いのちへの思い」、第3部がフィナーレ「あなたがいるから」と、約3時間の内容の濃いものだった。

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2006年5月、自らのガンを告白し、命を支える法案の成立を訴えた故山本孝史参議院議員の物語を朗読劇にしたもので、田中健さん、市毛良枝さんが演じた。党派を超え衆参の垣根も越えて命の大切さを訴えた山本さんの言葉は、国会を動かしガン対策基本法と自殺対策基本法を全員一致で可決され、今年施行10年を迎える。

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第2部はこの二つの法律に深く関わった人たちの「いのち」のトーク。命はどのようにして守られてきたか、今後はどうあるべきかその方向性などについて熱く語られた。特に自らも会社倒産から鬱になり、死をも覚悟した秋田の佐藤久男さんのお話は、心に迫るものがあった。佐藤さんはその後、自殺をなくそうとNPO法人蜘蛛の糸を立ち上げ活動を続けておられる。
第3部は、東日本大震災で被災した釜石市、大槌町の子供達やお母さんがたのコーラスやダンスを通じて「一緒に生きて行こう」というメッセージを発信。笑顔が眩しい子供達の元気に踊る姿に目頭が熱くなった。

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命とはなんだろう。命と向き合うとはどんなことだろう。
この世に生を受けてすくすく育つことは、実はあたり前ではない。子供も大人もいつ何時病に侵され、予想だにしない事故や災害でその命を絶たれることがあるのだ。二人に一人がガンになり、三人に一人が命をなくす。自殺もけして少なくない日本。まだまだ対策や支援のための法律を必要とする事案がある。

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このブログにある方からメッセージをいただいた。難病で心臓移植を必要とする幼い命への支援のお願いだった。現在の日本ではその手術は不可能で、渡航してアメリカでの手術を必要とする「あやめちゃんを救う会」を知ってほしい、できればラジオで告知紹介をお願いしたいということだった。莫大な費用を捻出するため、募金活動をしていることも、そのホームページを辿れば知ることができる。実は以前全く同じ年頃、同じ病気の「はなちゃんを救う会」を知り、僅かではあるが募金に協力したことがある。幸いはなちゃんはたくさんの支援者のおかげで渡航し手術をした。現在経過観察中で、ネットでその様子をお母さんの発信するSNSを通して見守っている状態だ。
医療の発達が目覚ましいとはいえ、このような事例がまた…国内での手術が叶わない状況に歯がゆい思いを抱くのは私だけではないだろう。家族だけでは払いきれない莫大な費用にも驚かされる。生かされた命を守るには…
ご相談いただいた方からの要望通り、ラジオでも呼びかけてみる。私たちにできること、まずは知ること、そして我が子、我が孫ならと慮り協力してほしい。

長い文章、最後までお読みいただきありがとうございます。ここにリンクを貼っておきます。よろしくお願いします。
「あやめちゃんを救う会」
https://www.facebook.com/saveayame/





# by miki3998 | 2017-06-13 20:07 | 家族 | Comments(0)

森とラジオと食卓と…草花の仕事とラジオパーソナリティ、やってます。


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